ディスプレイはあるけどケーブルが無い!って時の対処法。端子の形状を見極めて適切なケーブルを入手!

10年ぶりに沖縄の実家に戻って生活をしているのですが、おかしなことに気が付きました。

この実家、なぜか誰も使っていない外付けディスプレイが数台あるのです。

しかも、ディスプレイ用のケーブルが1つも無いので、PCに接続することはおろか、電源を入れることすらできないという謎の事態(笑)

ケーブルが無ければ、買い足せば良いじゃない!

ということで、実際にケーブルを買ってPCと外付けディスプレイを接続して動作させてみました。

この記事では、そのときに購入したケーブルや、接続時の注意点等を整理しておきたいと思います。

私と同じように「自宅に外付けディスプレイがあるけど、ケーブルが無くて使えないんだよな~」という人や、「ケーブルが経年で壊れてしまって使えなくなっちゃった!」という方の参考になれば、幸いです!

以下では、ノートPCに外付けディスプレイを接続して、いわゆる「デュアルディスプレイ」の状態を作るというのを例にしてご説明していきます。

デスクトップPCとメインディスプレイを接続する場合や、トリプルディスプレイを作るといった場合は扱いませんが、基本的な考え方としては同じです。

そして、この記事では基本的にディスプレイに送るデータは映像のみと考えておきます。つまり、音声データを送る場合のことは考慮外です。

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必要なケーブルは2種類

まずは、完成図を図で示したいと思います。

図では、中央の外付けディスプレイからは2つの線が出ています。

一つ目は、右側の電源ケーブルです。これは、ディスプレイに電気を供給するためのケーブルです。これが無ければ、ディスプレイはそもそも電源が入りません。

二つ目は、左側のビデオケーブルです。これは、PCからディスプレイに対し映像データを送るためのものです。

以上のことから、ディスプレイ用のケーブルとしては「電源ケーブル」と「ビデオケーブル」の2本が必要だということが、分かっていただけると思います。

問題は、どんなものを買えば良いんだコラァ!ってことですね。順番に説明していきます。

電源ケーブルの選び方と使い方

電源ケーブルを選ぶとき気をつけたいのは、次の2点です。

  • ディスプレイの背面にある「電源ケーブルの差込口」の形状
  • 必要な長さ

以下では、差込口の形状を中心に見ていきます。

3ピンの場合

ディスプレイの背面に「POWER」とか「AC INPUT」などと書いてある部分を探してみてください。そこが電源ケーブルの差込口です。

電源ケーブルの差込口で一番よくあるのは、次のような「ピンが3つ出ている」形だと思います。

こんなふうに3つピンがある場合は、次のような「3ピンソケット」の電源ケーブルを買えばOKです。

2ピンの場合

私の自宅にあったディスプレイのうち、1台は「テレビとしてもディスプレイとしても使える」というタイプのものだったのですが、こちらの差込口は2ピンでした。

このような2ピン形式の差込口の場合は、「2ピンソケット」の電源ケーブルを買えばOKです。

必要な長さを測るべし

電源ケーブルを選ぶ際にもう1つ気を付けておきたいのは、どのくらいの長さのケーブルが必要かという点です。

ディスプレイを置く場所と電源を取れる場所(コンセント)は、意外と離れている場合もあると思います。

きちんと必要な長さをメジャー等で測っておくのがオススメです。

といっても、電源ケーブルはせいぜい3.0メートルくらいのものまでしか売っていませんので、それ以上の長さが必要であれば、延長ケーブルを使って長さを足すようにすると良いでしょう。

ちなみに私の場合、必要な長さを測らずにテキトーに購入した結果、長さが足りずに困ってしまいましたorz

たまたま自宅に延長ケーブルがあり、それを使って対処できたので、運が良かったのですが・・・

電源ケーブル購入後に「長さが足りない!」という事態になって慌てないよう、必要な長さは予め知っておくのが良いと思います。

実際に使ってみる

電源ケーブルを用意できたら、ソケットを差込口に挿します。

電源ケーブルの反対側(プラグ部分、下の画像)は、ご自宅のコンセントや延長ケーブルの差込口に差してください。

上の画像でも少し見えていますが、ケーブルによっては「黄色と緑色の短いコード」が出ている場合があります。

こちらはアース線です。用途が分からない場合は、特に気にしなくても構いません。アース線を利用しなくても、ディスプレイは使用できます。

電源ケーブルの両端を正しく接続できたら、ディスプレイの電源ボタンを探して、電源を入れてみてください。

正しく接続されていれば、ディスプレイの電源ランプが点灯するなど、何かしらの変化があるはずです。

ビデオケーブルの選び方と使い方

電源ケーブルの次に用意するべきは、ビデオケーブルです。

ビデオケーブルといっても色々な種類のものがありますので、まずはビデオケーブルの差込口(端子)の形状を見極める必要があります。

手始めに、PC側のビデオケーブル差込口と思しき部分がどこにあるか、確認してみてください。ノートPCの場合、たいていは側面にあります。

上記の例の場合、左側に「HDMI」という端子があります。右側に「VGA」(D-SUB)と呼ばれる端子もついています。

次に、ディスプレイの裏側を見てみましょう。やはり幾種類かの端子が並んでいると思います。

上の画像の場合、青いのが「D-SUB」、白いのが「DVI」と呼ばれる端子です。

端子にはこのようにいくつもの規格があり、馴染みのない人にとっては難しく感じるところです。

しかし、映像データをPCからディスプレイに送りたいだけであれば、そんなにややこしい話ではないのです。

以下では、「PCとディスプレイの両方に同じ端子がある場合」と、「そうでない場合」に分けて考えてみます。あなたの状況に合わせて読み進めてください。

PCとディスプレイに同じ端子がある場合

上の画像のように、PCとディスプレイに同じ端子がある場合は特に簡単です。

両方に「VGA端子」がある場合

VGA端子は昔からあり、一番良く見かける端子ではないかと思います。D-SUBと呼ばれることもあります。

端子の形状は「角の丸い台形」、穴が15個あいているのが特徴です。

PC側。

15個の穴があることから、D-SUB15ピンという言い方もよくします。

ディスプレイ側。

このように、PCとディスプレイの両方にVGA端子がある場合は、ケーブルの両端がVGA端子(ミニD-SUB15ピン)のオスになっているものを買えばOKです。

ただし、VGAは古いタイプの規格です。より新しい規格と比較すると、次のような問題点があります。

  • 画質がそれほど良くない
  • 音声を送れない

画質に関しては、そのディスプレイで行う作業が通常のネットサーフィン程度であれば、気にしなくても良いと思います。

他方、高品質な動画を楽しみたいということであれば、VGAは向いていませんので、以降に出てくる端子での接続を検討するのがより良いです。

両方に「DVI端子」がある場合

DVI端子は、白い色で横長の形状をしており、四角い穴が格子状に並んでいるのが特徴です。

ディスプレイ側はこんな感じ。

PC側についてですが、DVI端子は、ノートPCには普通ついていません。デスクトップなら、あることもあります。

しかし、DVI端子はちょっとした形状の違いで異なるタイプのDVI端子となる場合があるため、難易度が上がります。そのため、ここでの説明は割愛します。

DVIは、前出のVGAほどではないですが、どちらかといえば古いほうの規格です。そのため、次の難点があります。

  • 音声データは送れない

音声データも送りたい場合は、別途音声用の接続ケーブルを用意するか、もしくは次に出てくるHDMI端子を利用することをおすすめします。

両方に「HDMI端子」がある場合

HDMI端子は最近のPCではよく普及しており、目にする機会も多いです。

端子の形状は、横長の四角形で、2つの角を切り落としたような形状です。

PC側。

画像では少し見づらいのですが、「HDMI」のロゴが入っていることがほとんどです。

ディスプレイ側。

PCとディスプレイの両方にHDMI端子がある場合は、ケーブルの両端がHDMIのオスになっている次のようなケーブルを使えばOKです。

PCとディスプレイに同じ端子が無い場合

PCとディスプレイに同じ規格の端子が無く、異なる規格の端子があるという場合は、少しだけ難しくなります。

原則として、変換器を通すことにより、PC側の規格をディスプレイ側の規格に変える、という考え方をします。

基本的な考え方―「3つ」のモノが必要

たとえば、PCにはHDMIがあり、ディスプレイ側にはVGA(D-SUB)がある、という場合には、次のような手順でPCとディスプレイを接続することになります。

  1. PC側にはHDMIケーブルを挿す
  2. ディスプレイ側にはVGAケーブルを挿す
  3. HDMIケーブルとD-SUBケーブルを「変換器」を介して接続する

つまり、異なる規格の端子を接続するために、中間地点に変換器を置いてやるわけです。

変換器というのは、こういうモノです。

ここではPCにHDMIがありディスプレイにVGAがあるという例で書いていますが、他の規格間でも考え方は同じです。

ところで、上記のやり方だと、必要なモノは「PC側のケーブル」と「変換器」と「ディスプレイ側のケーブル」の3つがであるということになります。

しかし、揃えるモノによっては2つないし1つで済むこともありますので、そのやり方を以下に見ていきます。

「2つ」で済ませる

「PC側のケーブル」と「変換器」と「ディスプレイ側のケーブル」のうち、前2者を兼ねたものが市販されています。

つまり「PC側のケーブル」と「変換器」は合わせて1つのモノに置き換えられるのです。

PC側がHDMI、ディスプレイ側がVGAという例であれば、「HDMIオス to VGAメス 変換アダプタケーブル」というのがそれにあたります。

これを使用すれば、用意するモノは「HDMIオス to VGAメス 変換アダプタケーブル」と「VGAケーブル」の2つでOKです。

「1つ」で済ませる

さらに、「PC側のケーブル」と「変換器」と「ディスプレイ側のケーブル」の3者を兼ねた製品というのも市販されています。私は今回それを使いました。

このタイプのケーブルであれば、PC側のHDMI端子とディスプレイ側のVGA端子を、1本のケーブルでつなぐことができます。

PCでの設定方法

ビデオケーブルをPC・ディスプレイに差し込んで接続することができたら、PC側である程度の設定をする必要があります。

ここでは、Windows 7 の場合を例に見ていきますが、Windows 10 等でもだいたい同じようなやり方で設定できるはずです。

準備として、予めディスプレイの電源を入れておいてください。

はじめに、キーボードの左下付近にあるウィンドウズキーを押しながら、Pキーを押します。

そうすると、下の画像のような選択ウインドウがでてきます。

選択肢の中から「拡張」(または「複製」でもよい)をクリックします。

そうすると、外付けディスプレイにもデスクトップ画面が表示されるようになるはずです。

うまく表示されない場合や、画面の両脇に黒い非表示部分が出てきて気になる場合には、「解像度」を調整するとうまく行く場合が多いです。

以下、解像度設定のやり方をざっくりと記載します。

コントロールパネルを表示し、右上の検索窓で「解像度」と入力してエンターを押します。

「画面の解像度の調整」という項目が表示されますので、そちらをクリックします。

次のような画面が表示されます。

デフォルトでは「1」がメインのディスプレイ、「2」が外付けディスプレイになっているはずなので、ひとまず「2」に切り替えましょう。

その後、解像度の設定を行います。適切な解像度はディスプレイによって色々なので、自分なりに設定値を変更して試してみてください。

気をつけたいポイントは、設定値を変更したら、右下の「適用」(または「OK」)をクリックすることです。これらのボタンは、コントロールパネルのウインドウの大きさによっては隠れてしまい、見えていない場合があるのでご注意ください。

おわりに

以上、手元に外付けディスプレイはあるけれど、ケーブルが無いんだよな~っていう場合に買いそろえると良いケーブルと、接続の方法について、具体的にご説明してきました。

ご不明点などあるようでしたら、コメント欄に書いていただければ、お力になれるかもしれません!