口下手を克服したい!会話力・雑談力を劇的にアップさせる本3冊

自分は口下手だ。だから、会話をすることに前向きになれない。

あなたは普段、そう感じることはないだろうか。

もしそうなら、非常に残念なことだが、それは実際にそうなのだ。あなたは誰から見ても口下手で、話が上手くない。だから会話で仕事がうまく進展したことはない。むしろ、会話で失敗をしてばかり。

大事な妻・夫や恋人とも、会話が弾まない、またはかみ合わないことが多く、気持ちのすれ違いや喧嘩が一向に絶えない。

「口下手・話し下手である」という事実によって、あなたの人生にはとても大きな損失がもたらされている。その損失が無ければ、あなたの人生はもっと輝いて、宝石を散りばめたように美しくなるかもしれないのに。

だから、あなたは会話が少しでも上手くなるように、大事な人とのお喋りが少しでも長く続くように、学習とトレーニングをするべきなのだ。

難しいことではない。まずは深呼吸して、気持ちを落ちつけよう。そして、会話に関する本を数冊読んで、知識をつけるところから始める。1つの本を読み終わるごとに、少しだけ実践してみれば良い。家族や恋人、同僚との会話で、ほんの少しだけ、今までよりも注意を払って、楽しく会話をするということに意識を集中する。

心配は要らない。今のあなたは口下手・話し下手で、得ているものはゼロだ。失ってばかりだから、これ以上失うものは何もない。あとは、読書で得た知識を信じてコツコツと練習を重ねよう。あなたもきっと、「会話から多くのものを得る人」の側に回ることができるようになる。

この記事では、あなたのように、口下手を克服して少しでも会話がうまくなりたい、きっとうまくなると心に決めることができた人のために、是非読んでほしい3冊の本を紹介する。

私も、ついこの間までひどい口下手・話し下手だった。大切な彼女からは、あなたと話してもつまらないという顔をいつもされ、辛かった。

しかし、これらの本を読んで、毎日少しずつ訓練をしてみたところ、効果はテキメン。会話力の向上により、私も幸せになれたし、彼女を始め、周りの全ての人々が幸せになっていると感じる。

是非、これから紹介する3冊の本を読むことで、あなたが優れた会話力を身に付け、今後の人生に大きな変化を起こしてほしい。

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「会話を続けるチカラ」をつけるための本

口下手・話し下手な人の大きな悩みは、なんといっても「会話が続かない」ことだと思う。下手なりに気を使って話し始めたは良いが、すぐに話題が無くなり、気まずい沈黙が流れる…

あるいは、もっとひどい場合には、「何を話せば良いか分からない」という悩みであることもある。会話の切り出し方が分からないのだ。この種の悩みは、男性、特に人と接するよりもPCや機械と触れ合っているほうが好き、と言うタイプの人に多い。

「会話が続かない」「何を話せば良いか分からない」という人は、会話を上手に続けられないという失敗体験が積み重なって、会話に対する自信を喪失してしまっている。

でも問題無い。あなたも知っているように、人間は上手くやれないところからスタートして、上手くやれるようになる生き物だ。まずは「会話のきっかけを作り、その会話を継続する」、そのチカラをつけることからスタートしよう。

次の本を是非手に取ってほしい。

『マンガでわかる!誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方』。

本書が伝えるメッセージはシンプルだ。

「会話とは、相手と自分の気持ちを伝えあうもの。気持ちのキャッチボールだと言ってもよい。だから、まずは目の前にいる人の気持ちに注目して、やり取りしてみよう」

会話が「気持ちを伝えあうもの」だという認識を、あなたは持っていただろうか? もし持っていたとすれば、あなたは私よりもずっと会話力の高い人だろうから、今後も心配は要らない。

持っていなかったとしたら、かつての私と同じだ。私には、この知見は全く斬新で、驚きのメッセージだった。

私は、会話とは事実認識を交換する行為というくらいにしか考えていなかった。しかし、そうではないのだ。会話とは、気持ちを伝えあう行為。相手の心の中にある思いを受け止め、自分の心の中にある思いを受け止めてもらう、そういうやり取りなのである。

私のような口下手・話下手な人は、会話で伝えあうのは感情的な何かであるという、非常に基本的な事項すら分かっていない場合が多いのではないかと思う。

しかし、その点が理解できてしまえば、あとはかなり楽になる。常に、相手が胸の中に何を思い、どんな心の動きを伝えたがっているのか?というところを想像すれば良い。

相手の中にある「話したい」を自然に聞きだし、さらに、「自分の気持ち」も言葉にしてそっと返してやることで、会話はどんどん膨らんでいく。

まずは本書で「会話で気持ちをやりとりするって、こんな感じ」という具体的なイメージを掴んで、少しずつ訓練していけば良い。

本書はマンガ形式の本である。「話し下手」を代表する男性会社員(竹本サトシ)と、同じく話すことに苦手意識を持っている女性会社員(日比谷ルミ)に対して、カフェを経営する元キャスターの女性(野田ヒトミ)が会話のレッスンをしていくというスタイル。

「話題選びのコツ」や、「気持ちを刺激する言葉」などの、今日から使える具体的なアドバイスがあることはもちろん、

「人の輪にとけこむ方法」、「相手の話題に興味が持てないとき」など、ときおり出くわす「困った場面」での対処法も取り上げられている。

本書はマンガだから、現実に即したリアルなシーンを想像しながら読み進めることができる。今は弱りきった枯れ草のようなあなたの会話力も、本書を読んで実践することで、生き生きと潤いを取り戻し、まっすぐに太陽に向かって成長を開始することを私が保証する。

「イエスをもらうチカラ」をつけるための本

「会話を続けること」自体がゴールだ、という段階は確かにある。しかし、一度、自分の会話力に成長の兆しが見え始めたのなら、もう1つ高い場所に自分のゴールを置きたくなるのではないかと思う。

それは、会話によって、自分の依頼や要望を通すというゴールだ。自分の「こうしてほしい!」を誰かに話して「イエス」といってもらう能力、と言ってもよい。

例えば、職場で小難しい上司に要望を出したいとき。あるいは、ライバル関係でもある同僚に何か依頼をしたいというとき。また、忙しくてなかなか自分と会う時間を作ってくれない恋人をデートに誘いたい、というとき。

相手には相手のやりたいことや都合がある。こちらの要望に応える義務なんてないし、そうするメリットも見えないはず。だから、そうやすやすとこちらのお願いごとを聞いてはもらえないだろう。

相手に無理なく「イエス」を言わせる。この能力は、単に会話力を伸ばして、その場のノリで会話を続けられるようになったからといって、身に付くものではない。一体どうすれば、周囲の人々からのイエスを自分の思い通りに獲得できるようになるのか。

そこで読んでおきたいのが、『まんがで分かる 伝え方が9割』だ。

本書のメッセージは、「伝え方には技術(テクニック)がある」というもの。

同じ依頼でも、何も考えずに口に出してしまうと、相手からの返事は「ノー」「無理」「できません」というものになってしまう。

一方、「伝え方のテクニック」をほんの少し意識して話せば、相手からの返事はたちまち「イエス」に変わる。承諾を確実に手に入れるためには、会話を続けるという能力に、ちょっとしたプラスアルファの技術が要るのだ。

実際、あなたの周りを注意して見渡すと、人への依頼の仕方が上手いのか、多数のイエスをいとも簡単にものにしている人がいるのではないだろうか(女性に多いので、是非探してみてほしい)。こういう人を観察すると、本書で紹介されているような「伝え方の技術」を、実に自然に使いこなしていることが分かる。

せっかくだから、あなたもその種のプラスアルファを手に入れてしまおう。そうすれば、あなたの会話の力は数段レベルアップし、あなたの生き方に非常に大きな影響を与えるようになるだろう。

本書もマンガ形式の本である。女性ファッション雑誌の編集者を任された主人公(五十嵐舞)は、編集部内の仕事が自分の思うように進まないことに苛立っている。

その原因は、はたから見れば彼女の「伝え方」にありそうに思えるのだが、本人はなかなかそこに気が付かない。そこへふと現れた謎のオネエ(マリア)が、「伝え方」の問題点を鋭く指摘し、解決のための施策を鮮やかに提示していく。

本書で紹介されている「伝え方の技術」のポイントは全部で7つ。その1つ1つがマリアによって解説され、主人公によって実践される。

具体的なストーリーの中でテクニックの使いどころが明示されるので、「私たちの仕事や生活の中で実際に出くわす場面と関連づけて読む」ということが容易である。

本書を通じて、あなたの「会話力」に「イエスをもらう技術」を組み込もう。それによってあなたの会話力は数倍の力を得ることだろう。

「異性を解する」チカラをつけるための本

ここまでに挙げた2冊を読了し実践すれば、あなたは非常に強力な会話のチカラを手に入れているはずである。

しかし、時折、「なんだかうまく行かないな?」と感じることもあるかもしれない。特に、自分が男性なら相手が女性のとき、自分が女性なら相手が男性のとき、つまり「異性」に対しては、会話が続かないことがあったり、イエスをもらえなかったりすることが多い、と思うかもしれない。

そういう場合には、あなたの会話力にはまだ欠けている大切なものがある。それは、「自分が所属しているカテゴリーとは異なるカテゴリー」に属する人への理解である。

もしあなたが男性であれば、あなたは男性的な考え方を基礎にして、男性的なスタイルで会話に臨もうとするだろう。しかし、その考え方や会話のスタイルは、相手のものと一致するとは限らない。

とりわけ、相手が女性的な考え方をする人で、女性的なスタイルで会話をすることを好む人なら、全く会話がかみ合わなかったとしても当然である。

実は、「人間は皆同じ」「日本人なら皆同じ」という命題は全く正しくない。同じ人間・日本人であっても、その中には会話の進め方や感情や思考のベクトルという点で際立った違いを見せる2つのカテゴリーが存在している。それは「男性的カテゴリー」と「女性的カテゴリー」である。

自分とは異なるカテゴリーに属し、真逆の考えと会話スタイルを持つ人たちとも、楽しい会話をつづけ、また彼ら・彼女らからイエスをもらい続けるには、相対するカテゴリーへの深い理解が必要になる。

そのために、こちらの本を是非手に取って読んでみてほしい。

『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方』

本書では次のことが繰り返し語られている。世の中には「男性的なカテゴリー」に属する人と、「女性的なカテゴリー」に属する人がいるが、異なる人種の存在を受け入れ、自分が属さない方のカテゴリーへ寄り添うことを意識すれば、コミュニケーションはスムーズなものになる、と。

私の個人的な経験から言っても、男性は「具体的な解決策」を求めるような会話をする人が多いように思うし、女性は「共感すること」を重視する会話をする人が多いように思う。

そこで一つの思考実験を行ってみる。男性的なスタイルに慣れている人と、女性的なスタイルに慣れている人が、今一つのテーブルでお喋りをするとしよう。

男性カテゴリーの人は、女性カテゴリーの人が「共感」するばかりで具体的な解決策を全く提示してくれないので、「この人は問題を解決する気が無いのだ」と思い込んでしまう。

一方、女性カテゴリーの人は、男性カテゴリーの人が自分の話に全く共感してくれず、むしろ問題点の指摘と理屈をこねることに終始しているように見えるため、「この人は自分には興味が無いのだ」と思い込んでしまう。

お互いが自分のスタイルに固執するばかりでは、コミュニケーションが円滑に進まないのは当然だろう。

ここはひとつ、いずれか一方の人が、自分が属していない側のカテゴリーについて学び、相手のカテゴリーに少し近づいて会話をすることを意識してみるのが良いのではないか。

たとえば男性カテゴリーの人は、女性カテゴリーの人が共感を求めていることを理解し、「それは大変だったでしょう」「それは楽しい出来事だったね!」「そんな辛いごとがあったんだね」と声をかける。そうすれば、女性カテゴリーの人は「この人は私のことを分かってくれる」と感じるはず。

逆に、女性カテゴリーの人は、男性カテゴリーの人が具体的な解決策を求めていることを理解し、「こういう解決方法があるんじゃない?」「私ならこうやってみると思う」といった提案を積極的にやってみる。そうすれば、男性カテゴリーの人は「この人は自分のことを分かってくれる」と感じるはずである。

「自分を分かってくれると感じる」という同じゴールなのだが、どんな言葉のやり取りをすればそこへたどり着くのかが、全く異なっている。だからこそ、自分とは異なるカテゴリーへの深い理解が必要になってくるということなのである。

本書は「基礎編」「恋愛編」「仕事・職場編」「結婚・家庭編」に分かれている。どの編でも、男性的なカテゴリーの人はこんなふうに考えがちで、一方女性カテゴリーの人はこう感じがちだ、というコントラストが詳細に記述されている。

たとえば「基礎編」では、「男は理屈で動く・女は感情で動く」「男は縦社会で生きている・女は横社会で生きている」「男は野球で育つ・女はままごとで育つ」という具合。男と女がここまで違う生き方・考え方をしているのなら、そこに頓着せずに会話をすれば、かみ合わなくなるのは仕方がないと思える。

「恋愛編」ではさらに、男と女の価値観の違いがぶつかり合う場面が取り上げられている。「仕事・職場編」は、ビジネスの現場がこれまで男性主導であったことから、男性的なスタイルで会話が進むことが多いと指摘されている。「結婚・家庭編」はその逆で、家は長いこと女性が切り盛りしてきた現場であったことから、女性的なスタイルで会話を進めるほうが馴染みやすいとされる。

全体的に、「あぁ、こういう男女の違いってよく言われているよね」という点も多く、それらをきちんと整理して見せた本だと感じる。そして、本書が随所で提案しているのは、相手のコミュニケーションタイプがどちらに属しているのかを見極めて、そこに心を近づけていけば、「相手のことが分からない」は避けられるという点である。

本書を読み、2つの決定的に違うカテゴリーについて理解しよう。そうすれば、あなたの会話力が通用しない相手はいなくなってしまうことだろう。つまり、あなたの会話力は、本書によって完成される。

おわりに

以上、会話力に自身の無いあなたに、是非読んでほしい3つの本を取り上げた。もう1度まとめておこう。

  1. 『会話がとぎれない話し方』で、基本的な会話力を身に付ける。
  2. 『伝え方が9割』で、相手にイエスと言ってもらえるテクニックを習得する。
  3. 『察しない男 説明しない女』で、異なるカテゴリーに属している人との話し方を理解する。

上記の本を読んでいただければ、日常の会話のいたるところに、本で得た知識を活かす場面があることに気づくだろう。地道に実践を続ければ、確実にあなたの会話力は向上し、人生が一変するほどのコミュニケーションができるようになる。

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