児童虐待?を通報した話―子どもの虐待防止の為にできること

help

先日の夜のこと。部屋の明かりを少し暗めにして就寝前の読書をしようとした。すると外から子ども(3~5歳くらい?)がギャンギャン泣いている声が聞こえてきた。

あまりにひどく泣いているので、私は警察に通報した。今回の記事はその記録を書いておく。

スポンサーリンク

泣き続ける子ども

子どもの声は、おそらく付近にある少し古めのアパートから聞こえてきている。

泣きわめく声とともに、「パパァァァ!ママァァァァ!」のように父親・母親に呼びかけるような声も聞こえた。

子どもの姿を目で確認することはできなかった。なので想像にとどまるが、部屋から追い出されて、その恐怖で泣き叫んでいる感じ。でも他にも何かされているかもしれない。

とにかく尋常じゃなく泣いている。悲鳴に近かった。

時間帯は夜10時を少し過ぎたくらい。

私はこれは虐待なのではないかと感じた。それくらいひどい泣き叫び様だった。

仮にしつけとして外に追い出しているとしても、単純に近所迷惑になっているとも感じた。

総合判断で、私は通報を決意した。

110番のやり取り

私はこれまでも時折110番することがあったので、通報には少し慣れている。通報ではこんなやり取りをした。

「はい、警察です。事件ですか? 事故ですか?」

「事件に近いのですが… 外で子どもが泣き叫んでいる声が聞こえます。すごい声です。」

「子どもが泣き叫んでいるんですね。姿を見たわけではなく、声だけ?」

「姿は見ていません。声だけです。しつけの一環なのかもしれませんが、夜も10時を過ぎていますので。お忙しいとは思うのですが、お願いします」

「分かりました。様子を見に行ってみますね。住所と名前を教えてください。」

(以下省略)

通報後

通報後、10分くらいすると子どもの声が聞こえなくなった。私は警察が来る前に子どもが部屋に入ったのだろうと思った。

だとすると、私の通報は全く意味を成さなかったことになる。とはいえ、警察到着の前に事が終わってしまうこともあるので、そういうときは仕方がない。

…と思っていたら、数分後にまた子どもが泣き出した。そして、今度は大人の男性が少し大きい声で何かを言っている声も聞こえる。

私は部屋の外に出てみた。いつの間にかパトカーが2台来ていた。赤色灯はつけていなかった。

外で聴いていると、大人の女性がキレて何か叫んでいるのも聞こえた。警察官にくってかかっているようだった。

「なんで名前を言わないといけないんだよ!」

「確認したいって何を確認する必要があるわけ!?」

「二人で話すって言っているだろうが!!」

みたいな感じ。詳細なやり取りは分からないが、警察も子どものギャン泣きを確認できたのだと思う。それで部屋の中や子供の様子などもろもろを確認しようとして、母親がそれを拒絶しているのだと思った。

その拒絶の声も15分ほどで収まった。

私は最終的にどうなったのか知りたくて外で様子を見ていた。しかし30分経過しても警察はパトカーに戻ってこなかった。

これほど時間がかかっていて、パトカー2台分の警察官がかかりきりになっているのだから、多分「何か」あったんだろう。

夜も夜。明日は仕事もある。私は部屋に帰って、寝ることにした。

おわりに

部屋に返って同居人に訊いてみると、これまでもしばしば、夜にひどい子どもの泣き声が聞こえて来ていたという。

私は全然気が付いていなかった。今回はたまたま、いつもより早い時間帯に部屋の明かりを暗くして落ち着こうとして、そこに激しい泣き声が聞こえてきたので、気が付いた。

いつもより子どもの声が大きかったというのもあったかもしれない。

あれほどの泣きっぷりなら、そのアパートの住人が通報してもよさそうだと思ったが、住人はいつものことと慣れてしまっていて、気にしていないのだろう。

子どもは虐待されていたのか、それともただのしつけだったのか。それは結局分からないままだし、私個人ではどうすることもできない。

ただ私にできることは、虐待である可能性が少しでも現実に考えられるのなら、一度しかるべきところに通報し、判断と解決を第三者にゆだねることだ。

他人とはいえ、近所の幼い子どもである。おまわりさんが来たことで驚かせてしまったかもしれないが、今後少しでも健やかに育ってくれたらと思う。

(警察の方々、ありがとうございます)

今回、夜だったことや虐待現場を確認できなかったことから、私は警察に通報した。しかしながら、虐待であることが明白だとか、貴方が日常的にそれを目撃しているということであれば、通報先は児童相談所のほうが適切かもしれない。

児童相談所は都道府県が運営しているので、連絡先は調べてみてほしい。たとえば、福岡の場合は次のページから情報を得るとよい。

児童虐待の通告について – 福岡県庁ホームページ

もうひとつ、虐待の当事者でない人にとってできることは、「虐待がなぜ起こるか」ということについて少しでも理解を深めておくことだと思う。

たとえば、虐待をされて育った人は、我が子にも虐待をすることが多いと言われている。ちょうど、次のマンガで扱われているのも、そういう問題である。

著者は、DV(家庭内暴力)を受けて育った。そして母親になるにあたり、我が子には虐待をするまいと誓った。しかし現実に子を持つと、激しい葛藤に悩まされた…

「育児と虐待」というテーマについて考えてみたいなら、上記のマンガを読んでみると良いかもしれない。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク