ブログでモノを売るコツは、「売れる販売員」に学べ!

だから、売れちゃう!

ブログでモノを売りたい。

ブログを書くにあたっては、サーバー代という実費もかかるし、それなりに時間も投入することになる。そうであれば、できることなら何か商品を紹介して売って、それを収益にしておきたいという強い思いがある。

でもモノはそう簡単に売れるものではない。一体どうすればいいのか?

餅は餅屋。モノの売り方はモノ売り屋、である。

ここはひとつ、モノを売るプロに学んでみよう。

そういう動機で今回読んでみたのが、「独立販売員」という仕事をなさっている河瀬和幸氏の本。

独立販売員というのは、あまり聞きなれない。東急ハンズ等に行くと、実演販売をやっているのを見かけるけど、あの人たちは必ずしもその店の従業員ではないんだそうだ。

そのお店や会社からは独立していて、お店・会社から依頼を受けて販売をするのが、独立販売員。そんな職業があったとは、知らなかった。

河瀬氏は独立販売員として相当な功績を残してきた人だということ。そんな人が語る「モノを売るための技術」なら、どうしても知っておきたい。

この記事では、完売王と呼ばれた河瀬氏の秘技の中から、いくつかをピックアップしてを紹介する。

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接触の法則

販売のステップ

河瀬氏は、販売には次の3ステップがあるという。

1.接触する
2.説得する
3.納得してもらう

この中で最も重要なのが1の「接触」で、そこには2つの意味がある。「遠くにいる人を商品の前に引っ張る」ということと、「その人の意識を商品の中に引っ張る」ということ。

接触させてしまえば、あとはお客の期待を裏切らないように実演し、そっと背中を押してあげれば、自然とモノは売れていく。

ブログで言うなら、検索エンジン等からブログに来てもらうことが「商品の前に引っ張る」タイプの接触にあたる。これを実現するには、SEOで色々な工夫をしたり、役立つ記事をたくさん書くことだ。

その次が重要。「その人の意識を商品の中に引っ張る」ような接触。ブログを訪れたお客に商品をイメージしてもらい、役立ちそうだと感じてもらう。河瀬氏の考えに従えば、そこまで達成できれば、あとはそんなに難しくない。

ではどうやって意識を商品の中に引っ張るか?

右脳に一瞬にしてイメージさせる

右脳が重要

人がモノを買うときは、まず右脳で一瞬にして必要なものかどうかを判断する。その後、左脳で値段と懐具合の兼ね合いを考えたり、本当に役立つ物かどうかを考える。だからまずは右脳にイメージさせる工夫が必要。そうするには、音・匂い・写真が効果的である、と河瀬氏は言う。

河瀬氏はオノマトペ(擬音語・擬態語)を多用している。お店の中では自由に音を出せなかったり、POPを出すのも制限があったりするから、発する言葉に音を含ませ、イメージさせていくという手法をとっているのだ。

この点、ブログではむしろ視覚が重要になってきそうである。商品写真は、そのモノを持っているのであればいくらでも出せるから、できるだけたくさん載せる。視覚でお客の右脳をキャッチしてしまえばよい。

人はストーリーでモノを買う

ストーリーで売る

ストーリーの重要性は、色々なマーケティング講師が語るところだと思う。やはり河瀬氏も「ストーリーがお客の心を動かす」と考える人の一人だ。

河瀬氏は自身がオリーブオイルを売ったときのことを話題にしている。美しい緑色のオリーブオイルを真っ白に輝く皿に注ぎ、柔らかく高級感のあるパンを少し浸して食べる。そういう実演販売をしたところ、あっという間に完売だった。

お客は、日常生活でその商品を使う自分を想像したのである。このオリーブオイルが手に入れば、朝食のひと時にセレブなパンの味わい方ができる…と。

ブログでモノを売る場合も、ストーリーを持たせて売ってみよう。この商品を使えば、こんな素敵な生活が送れるのだと、はっきりイメージできるようなストーリーを練って、売れる記事に仕上げるのだ。

人は目に見えないモノは信じない

実演の重要性

脂肪分を固めて排出するというダイエット商品を売るとき、河瀬氏はこんなパフォーマンスをした。ペットボトルに油を充填しておく。そのペットボトルにダイエット商品を入れると、油がみるみるうちに固まっていく。そしてそれをニョッキリと絞り出す。これを見たお客は、自らの脂肪もこのように固まって出ていくのだと理解して、商品を喜んで買っていく。

ブログでもこれくらいのパフォーマンスをしてみせるのが大切だろう。「やってみた!」「使ってみた!」という記事が人気なのも、そのモノの良さや効果が目に見えるからだ。使い方を実演して、それを写真に収め、読者に提示する。その積み重ねで、ブログが「モノが売れる場所に」変わっていく。

まとめ

河瀬氏の場合、「売る」というよりも「売れる」ということをとても重視していると感じる。適切な設計で売り場を作り、一貫したやり方でお客を呼び寄せることさえできれば、お客にしつこく売り込まなくても、モノは自ら売れていくということである。

本書『だから、売れちゃう! 』のキーワードは「接触」。これからはこのキーワードを意識したブログ執筆を心掛けてみたい。

ブログで何かを販売していきたいと考える方には、応用できる技術が多数掲載された、価値ある一冊だと思う。