将来独立・起業したいなら、小さい会社に勤めてみると良い

small office

一生サラリーマンを続けるなんて、冗談じゃない! 脱サラして、独立・起業する!!!

会社勤めの男性の方なら、多くの人が一度はそんなふうに思うものですよね。また、最近では女性による起業も増えており、珍しいことではなくなりました。

ですが、疑問や迷いは尽きません。

「自分が独立してやっていきたい業界はどんな構造になっているのか?」
「独力で稼ぐための有効な集客方法とはどんなものだろうか?」
「起業後、果たして本当に食っていけるのか?」

このあたりの見極めが最も重要なわけですが、一番難しいところでもあります。

できるだけ早く答えを見つけ出すためにはどうするべきか。

私がもし友人からそんな相談を受けたら、こうアドバイスすると思います。あなたがやっていきたいと思うその業界の「小さな会社」に勤めてみたらいいのでは?と。

この記事では、規模の小さい企業で働いてみることをオススメする理由について、私の体験を交えて書いていきます。

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小さな会社に飛び込んだ私

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実を言うと、私もかつて、「自分で不動産会社をやりたい!」と考えていたことがあるんです。土地や建物に関心があるほうですし、新規参入しやすい業界なので。

それならばと思い立って、地場の不動産屋に転職しました。人数が10人くらいの小さい会社でした。2年ほど勤めて、最終的には「やっぱり不動産はちょっと違うかな…」と思うようになり退職したのですが、そこで働いたことのメリットは非常に大きかったと感じています。

というのも、仮に今自分が不動産会社をやり始めたら、一応ある程度は回していける、そんな自信すら持てるようになったからです。たぶん、今の勤め先が倒産か何かして、転職先も見つからなかったら、私は不動産屋を始めることでしょう。儲かるかは分かりませんが、最低限食っていくことはできるはず。

そういう経験をした私としては、あなたがある業界で何かビジネスを作り上げて成功したいと考えているとしたら、その業界の小さい会社に、弟子入りする気分で入社して、勉強してみたら良いと思うわけです。

「でも、なぜ小さい会社?」と疑問に感じたかもしれません。私が考える「小さい会社に勤めるメリット」を以下でさらに詳しく書いていきます。

起業の準備として小企業に転職するメリット

前進

ビジネスモデルの全体像が分かる

メリットの1点目は、小さな会社だと、そのビジネスでどうやってお金を儲けているのか、細かいところまで把握すできるということです。

たとえば、私が勤めていた不動産会社は売買・賃貸・管理を手掛けていましたが、それらの仕事1件でどのくらいの売上が相場なのかを、ハッキリ認識できるようになりました(ここで詳しくは書きませんが、世間一般の認識とはずれているところも結構あると思います)。また、そういった手数料以外でどう儲けて行ったらいいのか、ということも。

さらに、集客方法はうまくやれば紹介だけでも十分稼げるということや、間違いの無い契約書の作り方、物件を仕入れるための技術など、外から見ていただけでは分からない色々なことを学ぶことができました。

ビジネスの全体像をつかむことができたのは、会社の規模が小さいため、先輩社員や上司がどのように仕事を進めているか間近で見られたから、というのが大きいです。

各々の社員が、今どういった契約をかかえていて、どういった問題に対処しようとしているのか、基本的に会社全体で情報共有がなされますので、その業界の方法論が分かるようになるのはある意味当然だと言えます。

自分自身がオールマイティになれる

メリットの2点目は、多岐にわたる業務の処理能力を身に着けられることです。

大きな会社だと、部門が細分化されていて、それぞれの社員に与えられた役割の範囲が狭く、特定の仕事しかしないというのが普通でしょう。

これに対し、小さな会社であれば、人員が少ない分、個々人に振られる仕事が非常に幅広いものとなります。

不動産会社に入社した私も、営業から広告作成、現地調査、官公庁との連携、管理している住人からのクレーム対応、家賃督促、迷惑住人の追い出し、請求書等の書類作成、経理処理、採用面接など、勤めていたわずか2年間で色々な仕事に携わりました。

入社前には思いもしなかったようなことまでやることになりますが、経験したことのすべてが血肉となり、その業界の仕事をオールマイティに遂行できるようになります。

もし独立したとすると、最初は一人とか、ごく少数の人で業務をこなしていくことになります。そのことを考えても、自分ひとりで何でも解決できる状態になっておくのって、かなり大切ですよね。

経営者と知り合える

メリットの3点目は、経営者と知り合えることでしょう。

最も身近な経営者は、その勤めている会社の社長です。小さい会社であれば、必然的に社長との距離は近いものになります。業務上の指示が社長から直に飛んでくるのはもちろん、ご飯を食べに行く等、業務外の機会もよくあります(ちょっと面倒くさいですが)。

小さい会社とはいっても、ひとつの会社を立ち上げている先達なのですから、学ぶことはとても多いです。プロ意識や注意力・観察力、魅力的に見える振る舞い方や仕草、大事な顧客との付き合い方、等々。

それに、退職まで関係をうまく保つことができた場合、あなたが独立することになったら、きっと味方になってくれることでしょう。

たとえば不動産だと、開業と同時に「宅建協会」という業界団体に入会するのが必須なことがほとんどですが、その場合には既に入会している人からの推薦が必要です。推薦を頼むことができるのは、やはり自分がお世話になった社長が一番引き受けてくれそうな候補になるわけです。

また、社長の仕事に同行し、他の会社の代表者との会議に参加する機会も出てくるでしょう。経営者どうしのやり取りから他業界の専門知識も得られますし、顔を覚えてもらって他会社のトップとつながっておくことができれば、独立後の仕事を受注するきっかけになる可能性もあります。共同事業の話だって、後々出てくるかもしれません。

まとめ

以上、独立・起業の前準備として、小さな会社に勤めてみるメリットについてお話ししました。

数年間、小さな会社で働いてみて、知識・技能・人脈を構築し、将来の起業に役立てる。

そういう意味で、小さな会社に勤めることはとても意義があることなんです。

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