ホリエモン流「お金」論と、私の「ケチケチ人生」からの脱却。

若くして起業し、会社を上場企業にまで押し上げた男、ホリエモン。

世を賑わせた後、一転して逮捕・起訴・収監された男、ホリエモン。

しかし転んでもタダでは起きぬと、出所後も新たな活動を続けてメディアへの露出も多い男、ホリエモン。

この人の「お金」に対する見方・考え方とはどんなものだろう?

そんな疑問を持って、堀江貴文著『お金はいつも正しい』を手に取ってみた。

スポンサーリンク

本書の概要・感想

本書は、ホリエモンがお金に関して語ったエッセイ集という位置づけのものである。月刊誌『EX大衆』にて連載された「ホリエ式 脱・常識おカネ論」をまとめて、加筆修正したらしい。

目次を見れば、本書でホリエモンがどんな話題について話しているか分かる。

  • 給料
  • 貯金
  • 借金
  • ギャンブル
  • 結婚とお金
  • 自己投資
  • 投資・・・など。

意外なことだが、本書を一読してみての率直な感想は、「ホリエモンといっても、実はそんなにぶっ飛んだ考え方をしているわけでもなさそう」というものだった。

驚くような思索とか、とてもまねできない凄い信念とかは書かれていない。たとえば、「結婚とお金」という章の中には「無意味な大学進学より簿記3級」というサブセクションがあるが、これなどは私も本当にそう思うし、誰でも言っていそうなことでもある。

しかし、そんな中でも「やっぱり私とは違う考え方をしている」と感じる部分が少しあった。その他の面では思考の筋道がある程度共通しているだけに、その部分こそがホリエモンをホリエモンたらしめている核心なのではないかと私は考えた。

その考え方は、次のようなメッセージの中に現れている。

人生は短い。だから、お金で時間を買えるのなら、買ってしまったほうがよい。

ホリエモンは若い頃から、それこそ小学生や中学生という時期から、そんな風に考えて生きてきたという。このメッセージは、私にとってキラキラ光っているように感じられた。

ケチな私の話

私について言えば、私はすごくケチな生き方をしてきた。今交際している女性からも「あなたの モノの買わなさ は異常」と言われるくらいだ。

私はもともと家が裕福ではなかった。にも関わらず大学や大学院に行ったりして、20代が終わる頃までまともに働かなかったので、全くお金が無かった。常にケチでいなければ生きてこれなかった。おかげで、お金を使わないことがデフォルトになってしまっている。

しかし、最近は普通に働いているため、生活していくだけのお金は一応手に入るようになった。少し貯金をするくらいの余裕もできてきた。

だから、最近はちょっとずつ、お金で時間を買うということを考えているところだった。

というのも、実はこのブログとは別にひとつサイトを運営したいと考えている。しかし、日中サラリーマンをしているため、なかなか作成にかける時間がとれない。

そこで、先日初めてクラウドソーシングのサイト「ランサーズ」で人を雇って、記事作成を何件か依頼してみた。2万円くらいは使っただろうか。以前の私にしたら、考えられないようなお金の使い方だ。

なので、そうするには少し勇気がいったのだが、しかしどうあがいても私には時間が無い。だから、やりたいことがあるなら、誰かの時間をお金で買って、それを自分の人生の一部にするっていうのは、きっと有意義なお金の使い方なのだ。

そんなことを考えながら過ごしていたら、ちょうどホリエモンも本書でそんなことを言っている。時間を買えと。場合によっては借金しても良いから、買えと。

そうなのだ。やっぱり私の考え方は間違っていない。ホリエモンはずっとそう考えてきたから成功したんだろう。私もこれからそういう考えで行こう。

ケチからの脱却

最近またひとつ考えているお金の使い道がある。それは、外付けディスプレイの購入だ。

私はノートPCでブログ作成やサイト作成をしている。ノートとはいえ小さい画面というわけでもないから、外付けディスプレイなんて無くても、作業ができないことはない。

「無くてもよいなら、買わない」

それが以前の私だった。

しかし、外付けディスプレイがあれば、ひとつの画面で資料を見ながら、もう一つの画面で記事作成なんてことも簡単にできる。作業がはかどるから、以前よりも短い時間でやりたいことがやれるだろう。それはつまり、時間をお金で買うということに他ならない。

「よし、買おう。」

と、決断できるようになったのが最近の私だ。そして本書を読んで、ホリエモンに背中をポンと押されて「分かったから、早く買いなよ」と言ってもらえた気がする。

たかが外付けディスプレイ1つでそんなに大げさな話か?と笑われてしまうかもしれないが、ケチケチ人生の長かった私にしてみたら、これだけでも一大変化なのである。

おわりに

ところで、本書で良いなと私が思ったメッセージはもう1つあった。それは次のものだ。

お金に支配されるのではなく、お金を支配せよ。

こちらについては、気になる方は本書を読んでもらえれば良いかと思う。

なお、私が読んだ『お金はいつも正しい』は古い方の版で、現在は価格の安い新装文庫版があるようだ。

さらに、目次を見ると「刑務所のお金」という章が追加されている様子(しまった、読み逃した、、、)。これから読もうという人は、こちらの文庫版のほうが良いと思う。

スポンサーリンク
スポンサーリンク