【宅建】過去問の上手な解き方・使い方【2パターン】

2つの解き方

宅建の過去問は、どんなふうに解けば良いのでしょうか?

漫然とだらだら解くのは良くない、ということは何となく分かっていても、具体的にどうすればより良い過去問演習になるのか。初学者の方にとっては、頭をかかえてしまうほど難しい問題だと思います。

…と、若干上から目線でしゃべっていますが、実は私もそうだったんです。私も、年に1回しか実施していないような国家試験の受験は宅建が初だったので、何をどうしてよいやら、ちっともわかりませんでした。

しかし、もがきながら宅建に独学で1発合格し、その後管理業務主任者試験にも独学1発合格できたことで、何となくセオリーが見えてきた感があります。

それを志の高い人々にシェアしていければと思い、このブログの宅建関連記事を書いています。

さて、今日お話しするのは過去問の解き方なのですが、特に学習効率を意識した2通りの解き方と、その使い分けについてお話しします。

なお、過去問には「年度別」と「分野別」がありますが、ここでは「年度別」を使うことが前提です。詳細は過去の記事でどうぞ。

宅建の攻略には、まずはテキストが重要だと言われます。私もそう思っており、テキスト選びの重要性については以前の記事で熱く論じたところで...

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解き方(1)50問「通し」で解く!

走る女性

1つ目の解き方は、ある年度の過去問を1問目から順に解いていく、というものです。あるいは、自分なりの回答順序があるなら、その順で解いてもいいでしょう。いずれにせよ、50問通しで解くのが重要です。途中で休んだり、答えを見たりはしません。試験1回分終わるまで、ぶっ続けで解きます。

できるだけ時間を測って解くようにしましょう。携帯電話のタイマーでも使えば時間管理は簡単です。

解き終わったら、1問目に戻って、正解したかどうかを確かめます。また、正解したのか、そうでないのかを問わず、1肢ごとにその肢が○なのか×なのかを判定してみて、その判定が合っているのかどうか解答で確かめて、さらに解説を丁寧に読みます。

解き方(2)「答え合わせしながら」解く!

歩く女性

2つ目の解き方は、ある年度の過去問を1問ずつ、答え合わせをしながら解いていく、という解き方です。1問解いては、解答を見ます。やはり正解できたかどうかに関わらず、1肢ずつ○×を判定し、さらに解説を丁寧に読みます。これを1年分(50問)行います。

ひとつの問いの回答にかける時間は、通しで解く場合と同じ程度にします。つまり、1つの問いをあまりに長く考えているのは反則です。でも、1度答えを出した後、答え合わせをするときは、じっくり気の済むまで考えてOKです。

また、この解き方の場合は、途中で休んでも別に良いと思います。通しで解いているわけではないので、途中で休憩を入れたり、用事をすませるために学習を中断しても構いません。

2つの解き方のメリット

メリット

これら2つの解き方にはそれぞれのメリットがあります。

通しで解くメリット

通しで解きますので、50問続けて回答するというのがどのくらい体力・精神力を使うものなのか、どのくらい時間がかかるのか、ということが明確に意識できるようになります。

さらに、2時間以内で解き終えるには、1問あたりどのくらいの時間をかけることができるのか、その感覚をつかむことができるはずです。

というか、余裕を持って1時間40分くらいで解き終えるというふうに考えると、100分÷50問、ということで計算上は1問あたり2分かけられることになります。しかし机上の計算と実際の回答時の感覚は恐ろしいほどに違います。試験当日までに平均2分以内で解くスピード感を掴み、体に染み込ませておく必要があります。

さて、この通しで解くやり方で過去問を解いてみると、はじめのうちは2時間まるまる使って50問解くのがやっとだと思います。でも、慣れてくると、1時間半くらいあれば50問解き終えることができるようになります。

試験までにこの解き方を繰り返しておくことによって、実際の試験を何度もシュミレーションすることになるので、本番に強い回答力を身につけることができます。

答え合わせしながら解くメリット

1問ずつ答え合わせをしながら解くことのメリットは、時間的な無駄や記憶の上での負担を小さくできるところにあります。

考えてみてほしいのですが、通しで解いた場合、50問解き終わってから1問目にもどり、1問目から再び問題文を読んで答え合わせをするわけです。そうすると、回答時と確認時で通算2回問題文を読むことになります。これは時間の使い方としてはムダが大きいと言わざるを得ません。

これに対して、「1問解いて、すぐに解説を読む」、という手順をとることを考えてみましょう。この場合、問題文を読んで回答し、問題文の記憶が残っているうちに答え合わせをしますので、問題文を再び読まなくて済みます。時間効率が良いですよね。

また、一気に通しで解いた場合は、50問解き終わって答え合わせの段階に至るまで「正答しているんだか間違っているんだか分からない」という状態を継続することになります。これもムダです。1問解いて、すぐに正答しているかチェックすることで、心理的にも良い状態を保ちながら学習を進めていくことができます。

それから、1問ずつ答え合わせをするやり方の場合、中断したり休憩したりするのも自由なので、スキマ時間を活用して学習することも可能です。私も宅建受験生の頃は、よく電車の待ち時間などを過去問の学習にあてていました。

どう使い分けるか?

異なるものを使い分ける

以上、2つの解き方とそのメリットを見てきました。

ではどっちで解けばいいのか?と聞かれそうですが、どちらが良いということではなく、2つの解き方を併用して、うまく使い分けることでより高い学習効果を期待できますよ、というのが今回の記事のポイントになります。

はじめのうちは一気に50問解く解き方で解きましょう。過去問3~5回分程度、そうすればいいのではないかと思います。繰り返しになりますが、しっかり基礎ができていれば、1時間半くらいあれば50問解くことができるようになるはずです。

問題を解くスピードや時間の感覚に慣れてきたら、1問ずつ答え合わせをしながら解くやり方に移行します。時間的なムダや無用の精神的負荷を取り除き、理解の促進と記憶の定着を図っていきます。

本試験の日が近づいてきたら、50問通しで解く解き方に少し戻っておくのがいいでしょう。試験のシュミレーションを再度行って、時間の感覚・回答スピードの感覚を取り戻しておくわけです。

おわりに:予想問でも使えるよ

上記の解き方は、もちろん予想問でも使えます。ただし、模擬試験形式の予想問題集を使う場合限定です。たとえばこういうやつ。

予想問題集の重要性については過去の記事でも触れました。ご参考に!
宅建試験の攻略法として、何億回と語られたであろう、過去問の重要性。宅建は過去問10年分を暗記すれば合格可能 宅建は...

模擬試験形式であれば、50問を通しで解いたり、答え合わせをしながら解いたりと、どちらのやり方も実践することができます。

以上、過去問・予想問を解く際の2通りの解き方についてご説明しました。両者を併用して、賢く学習を進めましょう。

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