【研究】クリックしたくなるイメージ広告とは?実例と考察

女性

いつものように何気な~くネットを見ていると、画面の端にあったある広告が目に入ってきました。

普段あまり広告を踏まない私。むしろ広告を避けてネットサーフィンする私。

でも、今回は全く違いました。

「こ、これは、ものすごく気になる…!!!」

思わずクリック。大して興味は無いはずなのに、何かが私の心を操ったかのようです。

しかも、その広告のターゲットは明らかに私ではありませんでした。

なぜなら、その広告は、女性向け商品のものだったから。私は男性で、今まで一度もその類の商品を使ったことが無いし、今後使うことも無いであろう商品です。

にも関わらず、一体何が私をしてその広告をクリックするという行為に向かわせたのか?

今回は、一つのイメージ広告から、「クリックしたくなる」を生み出すロジックについて考えてみました。

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私が惹きつけられた広告

私が今日思わずクリックしてしまった広告は、こちらです(画像を引用しただけなので、クリックしても広告元に飛びません。念のため)。

広告例1

「オンナの素脚を引き立てる。」というコピーとともに示された、スラッとした女性の脚。

これが本当の広告だったら、どうでしょうか。貴方もクリックしたくなってしまうのではないでしょうか。

ついクリックしたくなる2つの要因

一体どんなカラクリがあって、この広告をポチッと押してしまいたくなるのか。

おそらく、そこには2つの要因があるのです。

「変化」を描くこと

この広告には、見事な変化が描かれています。

一方の脚は、少しシミのようなものが見える、ちょっとくすんだ残念な脚(失礼)。

もう一方は、見違えるように滑らかでつやのある、超美脚。

これほどまでに違いが出ます!という明瞭な事実。

そのあざやかな変化の見せ方に、目が釘付けになってしまいます。これはすごい、とうなずいてしまう。引き込まれる。

実際、変化を目の当たりできない広告だと、それほど印象に残りません。同じ商品を扱ったもう1つの広告を見てみてください。

広告例2

どうでしょうか。こっちは「変化」が分かりづらいですよね。「ひざ位置」が変わるっていうのがポイントなんだとわざわざ書いてくれていますが、そんなに変わるかなぁ? 微妙…という感じ。

ということで、人の目をくぎ付けにしたければ、凄い「変化」を見せること。これがまず一つ。

…でも、「変化」だけじゃ私はクリックしなかったと思うんです。もう一つ、重要な要因がある。それを次に見ていきます。

「理由」を描かないこと

あの脚が美脚になったのは、何が起こったからなのでしょうか?

一体、どんな商品の、何の効果でキレイになったのか?

言い換えると、この広告はどんな商品を売り込もうとしているのか、ということなのですが。

広告を見ても分かりません。この広告そのものには、どんな商品を使いましたとは明示されていないからです。そうでしょ?

広告例1

鋭い人や女性の方は、「いや、ストッキングだろ!」って思うかもしれません。まぁ、実際その通りで、この広告は女性向けストッキングの広告です。

でも、ハッキリとそう書かれているわけではない。もしかしたら、足に塗る特別な美容クリームの効果かもしれないし、美脚エステに行ったらこうなりました!ということかもしれない。

とにかく、その詳細は広告の中には明確には描かれていない。つまり、変化の理由は秘匿されている。

だから、知りたい。そこにある秘密は何なのか、すごく知りたくなる。

って思ってしまうんです。

おそらく、この広告に「新しいタイプの美脚ストッキング 誕生」とか何とかって書かれていたら、私はクリックしなかったと思います。広告で知的好奇心が満たされるから。

ということで、変化の理由を巧みに「描かない」こと。それにより、見る側の好奇心をくするぐること。これが2つ目のポイントではないかと。

まとめ

「変化」は描く。AとBのコントラストは、心に刺さるほど鮮明に。

「理由」は描かない。「何がAをBにしたのか」を完全に覆い隠し、欲求を呼び覚ます。

これがクリックしたくなる広告を生み出すロジック(の1つ)なんじゃないでしょうか。

 

…え? クリックしたのは、単にきれいな脚に見とれて、もっと見たくなっただけじゃないかって?

そういうツッコミは無しでお願いします。

だってそれは 言わずもがな じゃないですか!

(*´ω`)

追伸:以上のように、広告は見せ方次第で人の決断や行動を操ってしまう力を持っています。

私のブログ記事では少し気が付いたことくらいしか書けませんが、やはり専門家は違います。たとえば次の本では「広告で人を動かす」テクニックがたくさん紹介されています。

「一時的な好意」を引き出す、「アンカリング」を利用する、性的表現を取り入れる、フィア・アピール・テクニック、等々…。広告の技術を学びたい方におすすめです。

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