2週間でできるオススメ面接対策 on 就職・転職活動!

面接スーツ

突然ですが、私、転職することになりました。半年ほど前から転職活動を開始し、面接5社目で通過。内定をいただいたところです。

5社という数字を多いと見るか少ないと見るかは、意見の分かれるところかもしれません。ただ、ひとつ確信していることがあります。それは、私はこの5社のどの面接でも、そこそこ滑らかに、かつそれほど緊張することなく、受け答えをすることができたということです。

実はそうできたのはある対策をとったからです。その対策は、下準備に1週間、練習に1週間もあれば誰にでもできてしまいます。(「現職のある人」の場合のタイムスケジュールです。既に退職を済ませている人は、もっと短いスパンで出来ると思います。)

せっかく面接に行くなら、効果的に自分をアピールしたいですよね。今回は、私流のやればやるだけ自分のためになる、失敗しない面接対策をお話ししますので、是非参考に。

(なお、主に転職者向けに書きますが、特に難しいことは無いので、新卒で就活をしている人にも応用が効くと思います。)

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キーワードは「用意周到」

準備万端

面接というのは、基本的に「質問」とその「回答」によって進行していきます。ですから、質問に対する答えを前もって用意できていれば、スムーズにしゃべることができます。

逆に、前もって答えを用意できていないときは、うまく答えられず、面接で手ごたえを得るのは難しくなります。

であれば、効果的な面接対策とは、面接で出てくるであろうあらゆる質問を想定しておき、その各々について答えを練っておいて、スラスラ言えるようにしておく、それだけのことなんです。

私の印象では、50問程度の質問とその答えを準備しておけば、面接はだいぶラクに臨めます。それだけの量、用意周到に準備しておけば、実際の面接で訊かれる質問は、用意しておいた質問のいずれかに当てはまることがほとんどです。

当然、面接当日の負担は驚くほど軽いものになります。訊かれた時には「来た来たこの質問!待ってました!」ってなもんです。

タイムスケジュールとしては、最初の1週間でいくつかの情報源をあたり、想定される質問をまとめます。また、各々の質問に対して、自分らしい回答も作り上げていきます。いわば「想定問答集」の作成です。

次の1週間では、その「想定問答集」を使って、面接シミュレーションをします。面接シミュレーションは1人でも可能です。ただ、「繰り返し行う」ことが肝心です。

以下で具体的なやり方を見て行きますが、その前に、面接での「質問」には大きくわけて2通りあるという点に触れますので、理解を深めてください。

2つのタイプの「質問」

双子

質問は、「定番質問」と「企業特有の質問」の2つに分類できます。

定番の質問というのは、志望動機とか、長所短所とか、前職ではどんなことをやってきたか、とかそういうものです。どの企業に行ってもよく聞かれるタイプの質問です。

これに対し、企業特有の質問というのは、その企業が特にこだわりをもって訊いてくる質問です。たとえば、私が受けたある企業では、「コンプライアンス(法令遵守)について、どう思いますか?」ということをよく尋ねているようでした。これは他の会社で訊かれることは1度も無く、この企業特有の質問です。

2種類あるからといって、やるべきことが変わるわけではありません。転職活動をする側としては、定番の質問・企業特有の質問それぞれに対して、想定される質問をリストアップして、それに対する自分なりの答えを用意しておくということをすればいいんです。

ただ、これらの2種類の質問をどこから仕入れるか、という情報源の問題があります。実は、この2種類の質問では情報源が異なっているんですね。次に、その情報源について説明します。

「定番質問」の情報源

定番質問に対する情報源は、市販の面接対策本です。定番質問をまとめてある本が出版されているので、それを利用します。

どんな本が良いのか、具体的に見て行きましょう。私のおすすめの2冊をピックアップしておきます。

『転職者のための面接突破術』

まずは1冊目。

マイナビの『面接突破術』は、転職面接について基本的なことが広く浅く書かれています。

前半は、面接に臨む前におさえておきたい論点が満載です。たとえば、

  • 採用される人・されない人の違いとは何か?
  • 世代別の効果的なアピール方法とは?
  • ピンチ脱出のための5つの話法とは?

などなど。転職活動を始めたばかりの人は、この前半部分もかなり参考になることでしょう。

本書の後半に、定番質問とその回答例がまとまって載っています。例としては、

  • 面接を突破する定番質問への答え方
  • 面接を突破する職種別質問への答え方
  • 面接を突破する弱点別質問への答え方

等々。この後半部分を利用して、面接でどのように受け答えするのか、その対策をすることになります。

『転職者のための面接回答例』

次に2冊目を見てみましょう。

こちらもマイナビが出しており、1冊まるごと定番質問とその回答例となっています。質問として挙げられているのは全128問。

  • 仕事をする上で心がけていることは何ですか?
  • 仕事と家庭の両立は大丈夫ですか?
  • 当社の実績をどう思いますか?

などなど。全編、面接での受け答えの対策に使えます。

この本の特徴は、模範的な解答例とともに、NGな解答例が載っていることです。定番質問に対してフッと思いつく回答が、意外とNG回答例に近かったりすることも私の場合は結構ありました。ではどういう切り替えしをすれば良い印象を与えられるのか?という点でかなり参考になる本です。

どちらを使えばよいのか?

面接にまだ慣れてないなーと思う人は、1冊目の「面接突破術」のほうを、

面接は既にいくつかこなしたから慣れている!という方は、2冊目の「面接回答例」のほうを、購入するといいのではないかと思います。

私自身は、2冊とも買いました。なんとなく1冊だけだと不足気味というか、網羅的でないような気がしたからです。

それに、定番質問本を2冊も使う人はそういないと思われるので、2冊やればその分だけライバルに差をつけられそうだ、という点を狙ったということもあります。

「企業特有の質問」の情報源

企業特有の質問に対する情報源は、近年人気を高めつつある転職者向け口コミサイトです。この会社はどんな雰囲気だとか、年収はいくらだとか、特定の企業にまつわる色々な情報が、かつて社員だった人たちによって書き込まれています。

基本、「会社や仕事に対する不満が募り、辞めた人」が投稿する場所ですので、企業の悪評などネガティブな情報が多くなる傾向にあります。

そのためあまり鵜呑みにばかりはしていられないのですが、登録者が転職活動時に受けた面接の内容に関しては、ニュートラルな視点で書きこまれていることがほとんどです。

以下に、3つの有力な口コミサイトを取り上げておきます。多くの内容を見るためには登録することが必要ですが、試し読み程度なら登録しないでも可能です。非常に有益な情報源なので、是非利用してみることをおすすめします。

  • キャリコネ (運営:株式会社グローバルウェイ)
  • Vorkers (運営:株式会社ヴォーカーズ)
  • 転職会議 (運営:株式会社リブセンス)

使い方にもよりますが、基本は無料となっています。

なお、「キャリコネ」は以前の記事で紹介しました。

就職・転職をしている人にとって、最も気になることのひとつは、応募する求人の給料のことですよね。給料の中でも、「みなし残業代(...

みなし残業手当の有無など、おおまかな給与体系までも把握できる、優秀なサイトです。

最初の1週間:想定質問を、書き出す

徹底的に書く

情報源については分かっていただけたと思いますので、いよいよ実践です。

まず、これらの本やサイトの中に掲載されている面接での質問を、Wordやノートにひとつひとつ書きだしてみます。といっても、全部が全部ではなく、「これは聞かれそうだな」とピンと来たものだけでいいでしょう。私の場合、合計で50問ほどの問になりました。

そして、それらに対して自分なりの答えを書いていきます。ここは頭と時間の使いどころです。本やサイトに掲載されている回答例も参考に、前向きな答えを考えてください。あなたの体験や感情を盛り込むと、オリジナリティが高く、面接官の印象に残りやすい回答になります。

当然ですが、本やサイトの丸写しは絶対にやめましょう。面接でその内容の通り話せたとしても、どうしても熱のこもらない回答になってしまうので、面接官には伝わりません。むしろ、パクリだと見破られて悪い印象を持たれてしまうリスクがあります。あくまでオリジナルの意見や経験を語るのだと心がけてください。

もしうまく文章にならなければ、最初は思いつくキーワードだけをポンポンと書いていきましょう。それを後でつなげれば、自然とちゃんとした文章になります。

こうして、あなただけの「想定問答集」が完成します。「想定問答集」を一度しっかりと作り込んでおくと、直近の面接で使えるのはもちろん、その後の面接でも使い回すことができます。なので、しっかりと時間をとって、満足行くものを作成してください。

次の1週間:面接の日まで、繰り返し練習

トレーニングあるのみ

いよいよ面接のシミュレーションに入ります。

想定問答集を手に持って、自室の椅子に座ってください。目の前に数人の面接官がいると想像しましょう。そして、想定問答の「問」のひとつをチラッ見ます。「問」の内容が分かったら、顔を上げて面接官のほうを見て、「答」を言ってみてください。

思い出せず言えないときは、「答」を一読して、すぐに顔を上げて暗唱します。一問終わったら、次の問に対して同じことをします。これを繰り返し行って、「問」を見ただけで「答」がスラスラと言えるようになるまで、訓練するのです。

大事なのは、実際に声に出して言ってみること。できるだけ本番に近い状況にするため、発声をしてください。どんな部屋で練習するかにもよりますが、本番と同じくらいの声量を出せるのが理想です。

最初の1日目は、答えを忘れてしまっていたり、言いよどんだりするばかりでしょう。でも、1日あたり2~3回の練習を3日もすれば、かなりうまく答えられるようになるはずです。

面接の日まで、忙しくても1日1回は練習するようにしましょう。どの問いについても、余裕を持って表情豊かに答えられることを目指してください。

面接対策のメリット

力が備わる

このような練習をするとどんな良いことがあるのか? 以下で見て行きます。

面接にかなり自信がつく

数十問の問にスラスラと答えられるようになれば、面接で聞かれるほとんどの質問に対処できるはずです。なので、自分は何を聞かれても答えられる(答えを準備してある)から大丈夫!という気分になってきます。自信が持てるようになるんです。

余裕があるので、面接でも少々の緊張はすれど、ハキハキと質問に答えることができるようになります。

逆に、こういう練習をしないままに迎える面接日は、悲惨です。どういう質問が来るかもわからないし、質問が来たところで答えられるか分からない、ああどうしよう…orz

不安と焦りでいっぱいになって面接に行っても、良いことは何もありません。想定される質問を網羅した問答集を作って、「やれるだけのことはやった!」という気分になるまで練習して、面接に臨んでください。

想定外の質問にも対応できる

面接では、こちらが想定していなかった質問というのも当然出てくることでしょう。そんなとき、上記のような形で練習を積んでいれば、想定問答集に出ていた回答のいずれかを「流用する」ことによって対処できるようになります。

どういうことか。たとえば、「あなたが前職でやった仕事で強く印象に残っていることを教えてください」と聞かれたとします。その質問は自分が作った想定問答集に含まれておらず、答える練習をしていません。なので一瞬、「ウッ!まずい!」と焦ります。

でも、想定問答集には、「仕事での成功体験を教えてください」という質問が含まれており、その答えは暗記していました。成功体験というのは、当然強く印象に残っているはずなので、「印象に残っていることを教えて」という問いへの答えに使うことができます。つまり、想定質問への回答を流用して、想定外質問への回答にしてやることができるのです。

私は実際の面接で何度もこういう「回答流用」をやりました。「そういう質問で来たか!それは予想していなかったけど、あの回答をここで使えるから、準備しておいてよかった!」という具合です。

網羅的に質問を想定しその答えを作っておく作業は、確かに大変ですし、練習するときも体力を使います。でも、数が多い分、想定外の質問を回答の流用で切り抜ける可能性を高めることができるんです。

終わりに

以上、私がとった面接対策についてご紹介しました。面接の質問についての過去のデータを洗い出し、それに対して自分の回答を用意しておくという、何の変哲もない、素直な対策です。

でも、面倒なのであまりやっている人は多くありません。そこが狙い目でもあります。徹底的にやりましょう。

あなたが周到に準備すればするほど、ライバルに差をつけることができ、面接を攻略できる可能性が高まりますよ。

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