ライフ重視の転職をする時、企業に確認したいチェック項目

良い人生を

ワークライフバランスという言葉がある。ワーク(仕事)とライフ(生活)のバランスを良くしていこうという考え方だと思う。価値感の多様化が進む中、働くこと自体をそれほど重視せず、むしろプライベートの充実を大切にしたいと思う人は、多くなっているのではないだろうか。

私もその一人だ。このブログの転職関連の過去記事を読んでくださった方は分かると思うが、私はかなり「ライフ重視」の転職活動をしてきた。

応募や面接を繰り返す中で出来上がった、私なりのポリシーがある。それは、「仕事に自分の時間を奪われ過ぎないかどうかを、企業の側にすすんで確認すること」だ。

たとえば、「残業の有無」や「有給休暇の消化率」などを聞き取っておくこと。企業の側は、都合の悪い事実はどうしても隠そうとする。しかし、隠された事実を知らぬまま入社すると、仕事に人生を食われてしまうことになる。だから、自分を大切にするために遠慮なく訊く、ということを意識づけたい。

この記事では、私が企業によく尋ねて確認していた項目を列挙していくので、これからライフ重視の転職をしたいと考えている人は、是非参考にしてみてほしい。

ちなみに、私はよく、リクナビNEXTやマイナビ転職等で応募する前に、質問機能を使ってこれらのことを質問していた(この記事の末尾でもう少し詳しく書いている)。また、面接前に確認するのが難しければ、面接時にはできるだけ細かく聞き出すようにしていた。

いずれもの場合でも、やましいことが無ければ、企業は自信たっぷりに答えてくれる。もしそうしてくれなかったら、「お察し」ということである。

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訊いて安心!企業に確認したいことリスト

チェック項目

実際の出退勤時間

求人票に出ているいわゆる「定時」は、実際の出社時刻・退社時刻とはかけ離れていることも多い。

たとえば、朝は始業前の掃除や準備等で30分早く来ることが義務付けられていたり、夜はサービス残業がある、など。

「私と同じ職種の人たちは、朝は何時頃出社することが求められていますか?」「帰宅は平均で何時くらいになりますか?」などとたずねれば、だいたいのことは教えてもらえる。ライフ重視なら、絶対におさえておきたい情報である。

昼休みがしっかりとれるかどうか

昼休みでもろくに外出が許されない会社が結構ある。私が勤めた2社目の会社がそうだった。ご飯を食べながら、かかってくる電話に応対することになっているのである。(5分に1回は電話が来るので、ろくに休めなかった。)

1社目の会社はもっとひどかった。暗黙の了解として昼食は持参する(昼に買いに行くのが許されない)、かつ15分で食べてその後は仕事に戻る、なんてことが事実上強制されていた。

昼の休憩をどのように過ごせるのか、しっかりと確認しておこう。曖昧にされたら、それは危険信号だ。

休日がちゃんと休めるかどうか

「休みの日はちょくちょく社員で交流会があるので必ず参加してね!」という会社もある。私が転職活動をしている時、面接でそういうことを言われたことがあった。「全員参加が社風です」だそうだ。この時点で「無いなぁ」と私は思った。

もっとひどいところは、休日でも出社することになるので気をつけたい。(私の1社目の営業会社がそうだった。)

有給がどのくらいとれるか

有給休暇が取れない会社は、中小企業では本当に多い。いっそ有給消化率を訊いてみるのもいいだろう。私が面接で「有給はとれますか?」と訊いたら、「基本とれません。病欠のときに有給扱いにするくらいです」と堂々と答える会社は多かった。

転勤の有無

転勤無しとしておきながら、実は将来的には転勤の可能性も無くはないです、というのが本当のところだったりする。転勤しても良い人はいいが、そうでない人は確認するべき。

ノルマの有無と、未達の場合のペナルティ

営業職の場合、ノルマがあるのかどうか、あるとすればどんなものか、確認しよう。

また、達成できないときのペナルティは何か、ということも知りたいところ。私が勤めた1社目の会社は、ペナルティは「研修」の名のもとに上司に詰められることだった。あと、商材によっては自分で購入することが強制されていた。

分煙状況

喫煙しない人の場合、職場が分煙されていないと大変である。せっかく人生で守り抜いてきた綺麗な肺が、副流煙で汚されてしまう…

訊き方には若干注意が要る。「分煙状況はどうですか?」と訊くと、タバコを吸う人だと思われることがある(特に男性の場合)。「私はタバコは吸わないのですが、分煙状況はどうですか?」と訊くのが良い。

女性の職種で特に注意したいチェック項目

女性のためのチェック項目

私個人は気にしたことがなかったが、最近、知人の女性から聞いた話では、職種的に女性が多くなる仕事の場合、次のようなことが問題になるようだ。(具体的にどういう職種かは想像に任せる。以下で書いているのは昼の仕事に関してである。)

買わされるものがないかどうか

服装は基本的に自由と聞いていたのに、入社後になって、もうちょっとパンツの色はこれにしろとか、アレとコレを用意しろとか、言われることがあるようだ。思わぬ出費になってしまうので、事前に何を買わなければならないのかは知っておきたい。

天引きされるものがないかどうか

給料からの天引きが余計にあったりするので必ず確認しよう。「給食費」とかね。

天引きとは別に、「誕生日会費」のように半ば強制参加の交流のための費用をとられる場合がある。

私の知人は上記2つを合わせて1万円を毎月徴収されている。入社後に知ったので泣き寝入りである。ひどい話だ。

まとめ

最後に、私はこんなふうに訊いていたよ、という一例として、某転職サイトにてある企業に質問したときのメールをひとつ転載しておこう。

ご担当者様

大変魅力的なオファーをいただき、ありがとうございました。是非前向きに検討させていただきたいと思っております。検討の材料とするために、よろしければいくつか質問をさせていただきたいです。

  1. 残業はどの程度ありますか。ある場合、月あたりの平均残業時間と、残業手当の詳細を教えてください。
  2. おおよその入社時刻・退社時刻を教えてください。
  3. 社内の分煙状況をお教えください。(私自身は非喫煙者です。)
  4. 転勤の有無についてお教えください。
  5. ノルマがある場合は、どういったものかをお教えください。
  6. 求人票にある「●●●●」とは具体的にはどのようなものでしょうか。

面接前にお答えいただける範囲で結構です。
どうぞよろしくお願い致します。

自分の人生を守りたいなら、このように気になることはガンガン聞いたほうがよいと私は思う。企業にとってあまりに都合の悪いことを聞いたときはごまかされ、不採用にされるかもしれないが、それはそれで構わない。ダメな会社が勝手に自分を振り落としてくれるんだから、ありがたいことである。

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