人生が平凡すぎると感じるなら奇抜な人生も試してみよう

人生論

人生がなかなか落ち着かない杉山貴隆です。

日々を平穏かつ順調に過ごしていると、ふとした瞬間に退屈になったり不安に感じたりしてしまいますよね。特に知り合いが刺激的な毎日を送っていると知ったときには、

  • 自分にももっと違う生き方があったんじゃないか?
  • 自分が知らない素敵な世界がどこかにあるのではないか?

と心のどこかで思ってしまいます。普通の人生が嫌いなわけじゃないけど、このモヤモヤを何とか解決したい。

そこでこの記事では人生が平凡すぎると悩んでいる人に向けてちょっとした解決策を提案していきます。

少しだけ個人的な話をすると、私は平凡というよりは少し変な人生を送ってきました。はじめての就職は30歳目前のときで、その後は5つの会社で正社員として勤め、現在は独立して個人事業主として活動しています。敷かれたレールも何もあったもんじゃない人生です。

あなたと対極の生き方をしている私の提案だからこそ現状打破のヒントになるかもしれません。ぜひ最後まで読んでみてください。

スポンサーリンク

人生が平凡すぎると感じるなら、奇抜な人生も試してみよう

人生が平凡すぎると感じる人にお伝えしたい解決策はできる範囲で奇抜な人生も試してみるというものです。

なぜそんな提案をするのかというと、平凡な人生と奇抜な人生の両方を試してみないことには自分がどちらに価値を感じるかはわからないから。両方を経験して初めて「私は平凡なほうがいい!」とか「俺は奇抜なほうがいい!」って判断できます。

もちろん今の生活の全てを捨てて奇抜な方向に走れというのではありません。できそうなところだけつまみ食いするような気持ちで奇抜さを取り入れてみるのはいかがでしょうか。

ちょっと話が抽象的なので、私の体験談などを交えつつ以下でもう少し説明します。

平凡すぎる人生の脱出法

奇抜さを取り入れて平凡すぎる人生から脱出する方法として次の3つを見ていきます。

  • 住む場所を変える
  • 働き方を変える
  • 人間関係を変える

住む場所を変える

平凡な人生の脱出法の1つめは住む場所を変えるというものです。

私はもともと沖縄県で生まれ育ちましたが、23歳くらいの頃一人で京都に移住しました。最果ての地から日本の古都に移り住んだわけで、やはり習慣・言葉・公共交通機関など、色々なことが私の慣れ親しんだものとは違っていました。

毎日カルチャーショックの連続だったことを覚えています。でもこのように思い切って住む場所を変えてしまうことで、平々凡々な日々から一気に抜け出し、感情が揺さぶられる生活に突入できます。

もちろん上記は極端すぎる例なので「そんなこと仕事をしている自分にはできない」といった声はあると思います。

それなら例えば職場から徒歩圏内の場所に引っ越すということだけでもやってみると、今までの日常では考えられない変化が生まれるはずです(通勤電車に乗らなくてよくなり、圧倒的に自由な時間が増える等)。

他にも例えば赤の他人とルームシェアをすると、毎日異文化交流ができて楽しいと思います(私は寮生活を長くしていましたが、そんな感じの日々でした)。

とにかく何かしら住む場所に変化を取り入れてみてください。住環境は私たちの生きる土台です。それが大きく変化すれば、平凡なんて言葉が頭から消えてしまうくらいの体験ができるに違いありません。

働き方を変える

平凡な人生の脱出法の2つめは働き方を変えるというものです。

私は冒頭でも触れましたが現在までに5つの会社に勤めた経験があります。

1社目
全国規模のブラックな営業会社で対個人営業
2社目
地域密着の不動産管理会社でプロパティ・マネジャー
3社目
中堅IT企業で保守運用
4社目
大手メーカーで受発注管理
5社目
大手キャリアの100%子会社でリーダー職

職場環境を転々としていた影響でサラリーマンをしている間ずっと平凡からは程遠い日々でした。覚える仕事も出会う人も数年おきにガラッと入れ替わっていたのです。

このように業種や職種を変えるなど何かしらの形で働き方を変えることで、自分の知らない多種多様な物事に毎日出会う生活に突入できます。

もちろん上記は極端すぎる例なので「自分はもっとキャリアを大切にしたいから、転職なんてできない」といった声もあると思います。

それなら例えば社内で部署移動を願い出てみるリモートワークへの切り替えを願い出てみる、あるいは今までやってこなかったプロジェクトのリーダー業務を買って出るというのはいかがでしょうか。

とにかく何かしら働き方に変化を取り入れてみてください。私たちは1週間のうち5日間も働いているんですから、働き方の変化があなたの人生にもたらすインパクトは強烈なものになるはずです。

人間関係を変える

平凡な人生の脱出法の3つめは人間関係を変えるというものです。

私の場合、学生時代には積極的に飲み会の幹事をしたり宗教関係の催しに誘われたらお試しで出席してみたりと、意識して人脈を広げていました。

一方でここ数年は人間関係を整理・解消する方針をとっており、なるべく人と関わらないようにしています。昨年はちょうど最後の会社を辞めて独立したので、今では対人間のやり取りからほぼ100%解放され、かなり生きやすくなりました。

このように人とのつながりを拡大したり縮小したり、何かしらの形で人間関係を変えることで自分と他人について日々さまざまな知見が得られる生活に突入できます。

もちろん上記は極端すぎる例なので「既存の人間関係を第一に考えたいから、あまり大きな変化が出るようなことはやりづらい」といった声はあると思います。

それなら例えばインターネット上で新たなつながりを構築するというのが有効な手段かもしれません。

最近は「オンラインコミュニティ」「オンラインサロン」などと呼ばれる、趣味嗜好を同じくした人の集まりが増えています。ハンドルネームで参加すれば、リアルな人間関係とは全く別の関係性を1から自由に作っていけます。

とにかく何かしら人間関係に変化を取り入れてみてください。既存の人間関係の中では見えてこなかった自分の新しい一面にきっと出会えると思います。

平凡な人生に戻れなくならないか心配なときは

「確かに奇抜な生き方を取り入れてみるのは面白そう。でも今の平凡な生活に戻れなくなるのが怖い」

そう思う人もいるでしょう。平凡な生活はそもそも素晴らしいものです。奇抜なことをやりすぎてもとの生活に戻れない事態は避けなければなりません。

なので、いつでも戻れるくらいの軽い範囲でやってみる、というのが良いと思います。

例えばこれは人に聞いた話なのですが、とある40代くらいの男性の方がやっていることを紹介します。その方は毎月1回だけ次のような自分では絶対にやりそうもないことをやると決めているそうです。

  • ボイストレーニングの専門的なレッスンを受けてみる
  • 料理教室に参加してみる
  • ヒップホップダンスサークルに参加してみる

確かに歌手を目指すかのようなボイトレをしたり、料理教室で女性に囲まれて料理をしたり、若い人に囲まれてヒップホップを踊ったりするのって、一般的な中年男性なら絶対にやりそうにありませんよね。

でももしこんなふうに非日常的な体験を取り入れていけば、平凡な生活に戻る道を確保しつつ奇抜な人生を同時に楽しむことができそうです。

そうやって両極端な生き方を試してみて「ああ、やっぱり自分には今までの生活が一番幸せだ」と思えたら、納得感をもって平凡な日々に戻っていけます。

逆にもし「突飛なことをやってみると意外なほどワクワクする」と思えたら、ちょっとずつ奇抜な人生のほうに寄せていくことも可能です。

どちらにしても今より幸福度は上がるでしょう。平凡な人生に容易に切り戻せる状態でちょっとだけ奇抜のスパイスを取り入れるとバランスが良いと思います。

この記事のまとめ

bird

今回は「人生が平凡すぎると感じるなら、奇抜な人生も試してみよう」というテーマでお伝えしました。要点を復習しましょう。

はじめに平凡な人生の脱出法として次の3つを提案しました。

  • 住む場所を変える
  • 働き方を変える
  • 人間関係を変える

次に平凡な人生にいつでも戻れるような方法として「毎月1回だけ、自分では絶対にやりそうもないことをやる」という方法を紹介しました。

あなたの人生は1回限り。平凡な毎日に少し飽きたら、奇抜な人生にもトライしてみましょう。最後に株式会社リクルートの創業者 江副浩正氏の言葉をあなたに贈ります。

自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ。

以上、参考になれば嬉しいです。

タイトルとURLをコピーしました