SEとして就職したい女性におすすめのコミックエッセイ『文系女子だけど新卒でSEやってます』

文系女子だけど新卒でSEやってます

私(男性)は、来月からIT業界に就職することになっている。しかしながら、ITの会社で働くのは初めてなので、業界の内部のことは全く分からない。

私はどちらかというと慎重なほうで、分からないと不安に感じる。だからなんでも予習して臨みたいほうである。そこで、新しい会社に入る前に少しでも内情を知れたらと思い、さっと読めそうな一冊の本を手に取ってみた。『文系女子だけど新卒でSEやってます』というコミックエッセイだ。

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『文系女子新卒SE』は貴重な情報源

本書の主人公はタイトルの通り、新卒でSEになった文系女子である。

パソコンが好きでオタクに優しい職場環境を求めていたら、「SEっていいじゃん!」という結論になったようだ。

本書では、この主人公がSEとして仕事をはじめ、その後1年くらいまでのことが描かれている。

SEとして働く女性の本音というものを聴く機会はあまり得られないと思うので、IT志向の女性にとってはかなり貴重な情報源になるだろう。

女性でSEを目指すならここに気をつけたい

なんだか全体的にほのぼの~っした調子で進んでいく。なのでうっかり流してしまいそうになるが、私が女性だったら絶対に気をつけたいシーンがいくつかあった。

深夜2時

深夜2時でも一人作業中。

休みが潰れる

休みはゆるキャラフェスだ!と思ったら仕事が入る。デザインフェスタだ!と思ったら仕事が入る。

結婚記念日も仕事

結婚記念日でも出勤を余儀なくされている先輩社員。

お察しください

会社説明会では、「残業ばかりで超忙しい」なんて言えるはずもなく。

やっぱ、激務 なんだね…orz

女性の皆様は、プライベートを大事にしたい人が多いのではないかと思うが、SEになろうと思えば現状、私生活で多くのことを望むのは難しい、ということだろう。

逆に言えば、そこをある程度ガマンできるのであれば、パソコン好き・アニメ好きな女性にとっては気楽な職場環境になる。本書に描かれているように、周りはそういうオタク系の趣味に理解のある人たちばかりである。実際、主人公は自宅に帰った後、会社の同僚たちとネットゲームで合流して楽しんだりしている。

また、自分と同じ系統の同性の友人を見つけやすいというメリットもあると思う。女性の比率が少ない分、同じ悩みや思いを共有して、意気投合できることだろう。

結局どういう仕事についても何か犠牲になるものはあるわけで、あとは自分が何を重視するかの問題である。プライベートの質は少し脇に置いて、自分の趣味趣向を肯定してもらえる環境に行きたいなら、SEは確かに数少ない候補となる。本書はその辺りのバランスを考える上でとても良い材料である。

終わりに:こんな情報源もあるよ

以前も「ITの会社の内部事情を知りたい」という動機で情報を探したことがあり、その中で良かったのが「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」という読み物だった。

読み物というか、2ちゃんねるに書き込まれた一連の書き込みというほうが正確である。

書き込みでは、ほぼ男社会の小さなIT会社の話が語られている。ストーリーだけとってもかなり面白いが、SEが抱えている思いや業界の認識、用語などもとても勉強になる。

IT関係の就職・転職を考えている方は、上記コミックエッセイ『文系女子だけど新卒でSEやってます』とともに、一読してみると良いと思う。

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