宅建士おすすめテキスト11冊比較ランキング!後半【第5位以降】

宅建士おすすめテキスト11冊比較ランキング!後半

テキストランキングの続きです!

前半を読んでいない方は、前半を先に確認してみてくださいね。

宅建士おすすめテキスト11冊比較ランキング!独学に最適な1位は?
【宅建士合格ブログ】宅建士のおすすめテキスト(独学用)をランキング形式で紹介!その数なんと11冊。比較基準も公開しています。役立つレビューであなたの受験勉強を応援します!
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【第5位】大澤茂雄『合格しようぜ!宅建士』

ランキング第5位は、宅建ダイナマイト合格スクール 大澤茂雄氏の『合格しようぜ!宅建士』です。

『合格しようぜ!宅建士』

メリット デメリット おすすめスコア
コンセプトはエンタメ化
動物が楽しげなテキスト
実は動画も豊富
記述量に不安あり 1500

本書は「受験勉強エンタメ化計画」という独自のコンセプトを打ち出しています。何がどうエンタメ化なのかというと、音声講義です。本書の著者である「宅建ダイナマイト合格スクール 大澤茂雄」先生の30時間の講義をウェブでダウンロードできるようになっています(テキスト購入者限定の無料特典)。

「講義? 何がエンタメだよ、要するに授業でしょ」と思われるかもしれません。私もそう思っていたのですが、試しに聞いてみたところ、た、楽しい!テンション高めの先生がラジオパーソナリティのようにしゃべり倒しています。音楽も要所要所で差し込まれていて、本当にラジオ番組を聞いているような雰囲気です。

よくある宅建士の講義って、始めから終わりまで淡々としていて、エンタメ的な面白さはありません。でもこの先生の講義は全然違います!ぶっちゃけトークが笑えます。ここまで来ると、確かにエンタメの領域と言って良いですね~。

出版元のインプレスのサイトでサンプルを聴けますので、気になった方はどうぞ。

テキストの本編はどんなものかというと、こんな雰囲気です。

『合格しようぜ!宅建士』動物の会話

動物の会話がメイン! これも他のテキストでは見られない、本書独自のスタイルです。「ワンコとニャンコの会話を楽しんでいるだけで宅建士の学習ができちゃう」というのが狙いなんだと思います。

他にも、読者を楽しませるための要素としてマンガが差し込まれたり、

『合格しようぜ!宅建士』4コマ漫画

犬のジョン先生のゆるい「ひとこと」コーナーがちょこちょこあったりします。

『合格しようぜ!宅建士』ひとことコーナー

確かにエンタメ化に注力しているな~って感じです!

極め付けは、動画です!これはテキストというよりも予備校「宅建ダイナマイト合格スクール」に紐づいたものなのですが…

街歩きをしながら学習項目「特別用途地区」を学ぼうという趣旨の動画ですが、「大澤先生とギャル風女子が深大寺を賑やかす!」というタイトルのほうが正確な気がします(^^) 下品な表現も出てきますが、私は大好きです。

もっと見たい人は宅建ダイナマイトスクールのサイトへどうぞ。FAQのノリも軽いです。

宅建ダイナマイトスクールFAQ

テキストに関して私が気になったのは、分かりやすい会話スタイルに仕上げるために、記述量が控えめになっているかな~という点です。完全に不十分というわけではないですが…。索引も2ページしか無く、個人的には不安を感じました。

以上をまとめると、本書はとにかく楽しく勉強したい!ノリノリな気分で独学したい!という人におすすめなテキストになっています。

大澤先生のノリが合っている人は、同シリーズのセレクト問題集・過去問題集も利用してみると良いでしょう。こちらも30時間の音声解説付きです。しゃべくりが凄い…!

【第6位】駿台『うかる!宅建士 速攻テキスト』

ランキング第6位は、駿台法律経済&ビジネス専門学校の『うかる!宅建士 速攻テキスト』です。

『うかる!宅建士 速攻テキスト』

メリット デメリット おすすめスコア
マンガ+体系図で理解
判例問題の解き方が分かる
他のテキストとの違いが
あまり無い
1450

本書の一番の特徴は、「マンガ+体系図」です。約40の章がありますが、各章の冒頭に1コママンガと図が添えられています。

『うかる!宅建士 速攻テキスト』マンガ+体系図

マンガがあることにより、文章では伝えるのが難しい「こんなイメージ」というのをつかめます。

もう1つ良いなと思ったのは、冒頭部分で「判例問題の解き方」に言及があることです。

『うかる!宅建士 速攻テキスト』判例問題の解き方

判例問題って初心者にとっては「何コレ?」な問題です。判例とは「裁判所が出した最終判断」のことですが、無数にありますし、今日も明日も新しいものが出てきます。どの判例から出題されるのか、受験する人にとっては予想もつかないわけです。私は独学で受験勉強をしていた当時、「こんなの本試験で出題されても、判例に毎日触れている裁判官以外解けるわけない!」と本気で思っていました。

ですが、そういうことじゃないんだよ、ということを本書は語っています。実は、判例問題は判例そのものを知らなくても解けるのだということです。

確かにその通りなんです。私も宅建士・管理業務主任者の両方を攻略した今となっては、その言葉の意味が分かります。「もっと早く知っておきたかったな~」と思うのですが、あなたがこのテキストを使うとしたら、かなり初期の段階でそういう大事なことを教えてもらえます(^^)

本編のほうはどうかというと、情報量は決して多いわけではありません。でも、試験に必要な最低限のことは学べます。文章も読みやすい文体になっていますし、イラストや図表も適切に盛り込まれています。悪く言えば、あまり特徴が無いというふうにも感じています。

以上をまとめると、本書は学習のポイントをマンガでとらえたい人、判例問題の解き方を知りたい人、無難なテキストで独学したい人におすすめです。

「うかる!宅建士」シリーズの「マンガ」や「一問一答+予想模試」も出ています。気になる方は合わせてチェック!

うかる! マンガ宅建士入門  2019年度版
此林ミサ
※『うかる! マンガ宅建士入門』のKindle版です。

【第7位】滝澤ななみ『みんなが欲しかった!宅建士の教科書』

ランキング第7位は、滝澤ななみ氏の『みんなが欲しかった!宅建士の教科書』です。

『みんなが欲しかった!宅建士の教科書』

メリット デメリット おすすめスコア
図表・イラスト化を徹底追求
「視覚人間」には合ってる
「視覚人間」以外にはつらい 1350

本書は「読むというより見てわかる本」というのがコンセプトです。文章で説明するよりも、イラスト・図表・要点まとめを見ることで理解しよう!という体裁の本になっています。

『みんなが欲しかった!宅建士の教科書』イラスト・図表・要点まとめ

他のテキストでは「文章がメインで、イラスト・図表・要点まとめは補助的要素」であるのに対し、本書では真逆です。(つまりイラスト・図表・要点まとめがメイン)

果たしてこのスタイルが独学する際に良いのかというと…個人的にはオススメしません。端的に言って、分かりにくいからです。

想像してみてほしいのですが、授業をするために教室にやってきた先が、授業が始まってもほとんどしゃべらずに、「イラスト・図表・要点まとめ」だけを黙々と黒板に書いていたら「分からない!ちゃんと教えて!」って思いますよね。この本はそういう授業をやっているのと同じかなと…

法律の事を何も分からない初心者にとっては、まずはコトバで説明してほしいのです。分かりにくい内容をシンプルに言い換えてみたり、具体例に置き換えたりしながら、コトバで私たちに伝えてほしい。イラスト・図表・要点まとめは、コトバで伝えようとしている内容をより理解しやすくするための補助的要素になっているほうが良いと私は思います。

その点、本書は「コトバ足らず」で、私が初心者なら全く「分かった!」という気にはならないです…(^^;)

一方で、昨年版や一昨年版の Amazon のレビューを見ると「分かりやすい!」「これ1冊で受かりました!」という声も普通にあります。私と全く逆の感想なので衝撃を受けるくらいです。人の感じ方は色々ですね…。

ひとつ思うのは、「コトバで説明されるよりも、図表を見せてもらったほうが理解しやすい」と感じる「視覚人間」「右脳優位」の人も多くいるんだろうなということです。ちょうどこの本の著者がそういう方なのだと思います。著者と同じタイプの人にとっては、本書が良く合った本ということになるのだろうと想像しています。

ということで、「自分は右脳優位の視覚人間だ!」という自覚のある独学希望者に本書をおすすめしておきたいと思います。

【第8位】中村喜久夫『スッキリわかる宅建士 テキスト+過去問スーパーベスト』

ランキング第8位は、中村喜久夫氏の『スッキリわかる宅建士 テキスト+過去問スーパーベスト』です。

『スッキリわかる宅建士 テキスト+過去問スーパーベスト』

メリット デメリット おすすめスコア
    約100問の厳選過去問付き
過去問は過去問でやれば良い
という気もする
1300

こちらのテキストの最大の特徴は「過去問がついていること」です。過去問といってもただの過去問ではなく、「完璧に絞り込まれた」過去問約100問です。重要度の高い出題だけを厳選してあるということですね。

『スッキリわかる宅建士 テキスト+過去問スーパーベスト』過去問約100問の説明

著者はその約100問を繰り返し解くほうが、「15年分の問題を1回解く」よりも効果が高いと言っています。確かに一理ありますが、私は「10年分の問題を5回解く」ほうがもっと効果があるのでは…と思います。もちろん、時間があれば、なんですけどね。

本書は「時間があまり無い人が、テキストをガーッと読んで厳選過去問を繰り返す!」という使い方をするのに良いのかなと思います。

テキスト本編は、文章と図表のバランスがとれており、悪くないという印象です。

『スッキリわかる宅建士 テキスト+過去問スーパーベスト』本編部分

1点気になるのですが、著者の先生は宅建士の資格を持っていらっしゃるのでしょうか… 著者紹介やネット上での略歴を見ると「不動産鑑定士」の資格や実務経験がおありとのことですが、宅建士については記載が見つかりません。

「不動産鑑定士は宅建士よりもずっと難しいのだから気にすることはない」「著者は大学の不動産学部教授や宅建協会研修講師を何年も勤めているくらいだから、宅建の資格の有無などどちらでも良い」…という考え方もあるとは思います。たとえば英語の先生だって、英検合格者とは限らないですしね。判断はあなたにおまかせします。

以上より、本書は時間が無い中でテキストから過去問演習までを一気に独学したい方にオススメです。

【第9位①】住宅新報出版『パーフェクト宅建の基本書』

ランキング第9位①は、住宅新報出版の『パーフェクト宅建の基本書』です。

『パーフェクト宅建の基本書』

メリット デメリット おすすめスコア
文章による説明を徹底 「文章人間」以外にはつらい 1200

このテキストは…とにかく文章!文章!文章!猛烈に文章が書かれています。極端なケースですが、ある箇所では見開きがまるまる文章です。

『パーフェクト宅建の基本書』見開きまるまる文章

全体的に図表は最小限という感じがします。イラストも少なめで、あったとしても線画のみ。読者に媚びるかのような可愛いイラストは皆無!そんなテキストです。

法律は全部書き言葉で書かれていますので、文章で説明するのは当然ではあるのですが… さすがにこれを読み込むのは大変だな~というのが私の感想です(^^;) 取り上げている情報の量はスゴいんですけどね。

前向きにとらえるなら、「本書を読んで自分で図表・イラストをノートにしたためていく」という活用方法は、アリです! インプットした文章を自分で噛み砕いて、頭をひねって図表・イラスト化する作業をすると、記憶によく残りますし勉強になります。(ただ、時間はメチャクチャかかりますが。)

本書は、私的には先にご紹介した『みんなが欲しかった!宅建士の教科書』の真逆バージョンという位置づけです。『みんなが欲しかった!』同様の視点でいくと、本書は左脳がバリバリに優位で、「全てを正確なコトバで一言一句説明してもらわないと、分からないんだよ!」という人には使いやすいのかなと思います。

まとめると、本書は文章メインで独学したい人におすすめです。

パーフェクト宅建シリーズとして「ベーシック問題集」「過去問12年間」「要点整理」「一問一答」も出ています。物量に圧倒されてしまいますが、全部をやり込めば合格する可能性はかなり高そうですね。

【第9位②】宅建学院『らくらく宅建塾』

ランキング第9位②は、宅建学院の『らくらく宅建塾』です。

『らくらく宅建塾』

メリット デメリット おすすめスコア
学習項目を絞り込んである 理解を重視していない 1200

本書は、「一番ラクで確実な合格方法」を追求しているテキストです。どうすれば一番ラクで確実なのか、具体的に説明しています。

『らくらく宅建塾』ラクで確実な合格方法の説明部分

本書は500ページという近年まれに見る短さの宅建士独学用テキストで、確かに楽に読めます。学習項目を相当に絞り込んであるんです。インプット学習の負担感は、他のテキストと比べてかなり小さいです。

ただですね…私の意見では、結局「ラクして」受かろうとしても、難しいんじゃないかと思います。宅建試験は合格率約15%なので、結局は上位15%の人しか合格しません。上位15%の人というのは、簡単に言うと受験生を苦労した順に並べて、上位15%の人達ということです。ラクしてそこに入り込むというのは難しくないでしょうか?

仮に入れたとしても、上位15%にギリギリ入るか入らないかというところだと思います。それだと、受かるか落ちるか微妙なラインですよね。落ちてしまったらまた来年~(^-^)/~ですよね。

私は、多少苦労しても「上位10%」に入るくらい勉強して、1年で一発合格を目指すほうが、トータルで見るとむしろ「楽」ですし、早く宅建士資格がとれる分「得」かなと思います。

もう1点気になるのは、本書は「理解すること」よりもむしろ「暗記すること」を重視している雰囲気が強いです。

『らくらく宅建塾』暗記重視の姿勢

私は丸暗記することには意味が全く無いと思っています。ポリシーの違いですね…ということで、残念ですが強くおすすめすることはできません。

しかし!しかしです。2019年度版の前書きに驚きの情報があります。本書をテキストとして利用する「宅建学院の通信講座」において、2年連続で全国最年少合格者が出たそうです。

それが何年度の話なのか等、詳細が書いてないので信憑性がよく分からないのですが、近年の話だとしたらスゴいことです。

(ちなみに、宅建の全国最年少合格者といえば、例年10代前半から10代中頃くらいの子どもです。それくらいの年齢の人でも読めるほど、十分に整理されたテキストということでもあります。そこは良い点ですね。)

そんな実績もある本書は、「理解」するのはもともと向いていないから「暗記」で勝負しようと考えている方や、学力に全く自信が無いため中高生が合格した実績のあるテキストを使いたい方にオススメです。

【第11位】LEC『基本の宅建士 合格テキスト』

ランキング第11位は、LECの『基本の宅建士 合格テキスト』です。

『基本の宅建士 合格テキスト』

メリット デメリット おすすめスコア
一番短い時間で読める 過去問演習で苦労する 1150

本書は、宅建試験の基本中の基本をおさえるためのテキストです。先の『らくらく宅建塾』よりもさらに情報を絞り込んであります。フルカラーでペンギンがたくさん出てきて可愛いです。

『基本の宅建士 合格テキスト』本編部分

必要最低限の知識からさらに重要項目だけをピックアップしたような厳選タイプのテキストです。そのため、情報量の面ではやや不安があります。索引も2ページだけでした。これ1冊で合格するのは結構大変そうです。少なくとも、過去問演習の段階でかなり苦労すると思います。

情報が絞られている分、早く読み終わることは可能です。なので利用法としては次の2つのどちらかだと思います。

1つ目は、他の一般的なテキストでは難し過ぎて耐えられなかった人が、「超入門」テキストとして読むという方法です。いったん本書でベースとなる知識を仕入れてから、もとのテキストに戻ります。そうするともとのテキストがすんなり読めるようになると思います。言わば「挫折後のリハビリ」にどうぞ、ということです(^^)

2つ目は、「インプットをあまり重視しない人」用のインプット教材としての活用法です。資格の勉強をする際に、テキストはほとんど読まずに過去問だけを繰り返すスタイルが合っているという人もいます。ただ、さすがに宅建試験はインプット無しでは厳しいと思いますので、そういう人が最小のインプットを手短かに得るという目的で本書を利用する、ということです。

まとめると、本書は「他の独学用テキストが難し過ぎて挫折してしまった人」および「インプットよりもはるかにアウトプットを重視している独学者」にオススメしたいと思います。

『きほんの宅建士』問題集も出ています。気になる方は確認してみましょう。

後半の確認が終わったら…

ランキング後半の確認、お疲れ様でした。

ランキング前半の記事では、どのようにして比較したのか(比較の基準)も詳しくお伝えしています。そちらもぜひご確認ください!

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