独学者にオススメの理解重視テキスト『宅建士速習レッスン』。豊富な具体例に基づいて徹底解説。だから合格に近づける!

case-law-677940_960_720

私が初学者の頃よく分かっていなかったことのひとつ。それは、宅建の学習を進めるということは、「法律の学習を進めること」だということです。

(何を当たり前のことを…と思われるかもしれませんが、私の当初の理解というのは、その程度ものでした。)

そしていっそうよく分かっていなかったことは、法律の学習というものは、やっぱり難しい話も多い、ということです。ゼロから学習を始めた周囲の人からも、ついていくのが本当に大変だという声をよく耳にします。

そんな悩みに対して、非常に真摯に向き合っていると思えるテキストをご紹介します。私もこのテキストを使用して、40点という高得点で宅建試験に合格しました。かなりオススメのテキストですよ。

スポンサーリンク

U-CANの宅建士 速習レッスン

こちらがそのテキストです。

2017年版は表紙がリニューアル。

書店に行ったら他の参考書と並べて置いてあるので、他のテキストとの違いはなかなか分かりにくいかもしれません。

しかし、本書を開いてみると、一発で違いが分かります。

その様子は後で画像でお見せしますが、その前に「法律の学習を難しくしている原因は何なのか?」ということに少し触れます。

なぜ難しい?

法律学習を進めていると「難しい…」と感じる。その原因は、抽象的な議論や、抽象的な専門用語が多く登場するから、と言っていいと思います。

たとえば、民法の学習を進めていると必ず現れる「心裡留保」。

し、しんり…?「心理」ではなく、「心裡」とは何なのか。しかも何かを留保することらしい。

Wikipediaを引いてみると、次のように書いてある。

心裡留保(しんりりゅうほ)とは、意思表示を行う者(表意者)が自己の真意と表示行為の内容との食い違いを自覚しながら行う意思表示。

credit: Wikipedia

? ? ?

表意者? 自己の真意? 表示行為の内容?

こんなふうに言われたら、もう分からない人にはとにかく分からないですよね。

「具体例」の重要性

では、どうしたら理解できるようになるのか。重要なことは、具体例に基づいて理解することなんだと私は考えています。

先のU-CANの本で、心裡留保が解説されている部分を引用してみましょう。下の画像の赤い囲みの部分と、その下の本文です。

ケース:心裡留保

Aは、自分の土地を本当は全然あげる気がないのに、Bに対して冗談で「この土地をあなたにあげる」と言った。…

この場合のAのように、本心(=真意)ではないことを自分で分かっていながら意思表示することを心裡留保といいます。

credit: U-CANの宅建士速習レッスン2016年度版

こう解説されれば、「あぁ!なんだそういうことか~」と理解できてしまいますよね。

具体的な場面(AがBにその気が無いのに土地をあげると言う)が設定されて、それに基づいた解説がなされることは、法律学習を効率的に進めるにあたって、とっても重要なんです。

U-CANの具体例至上主義を見てほしい

そして、今回紹介しているU-CANのテキストは、具体例に即して解説するという姿勢を徹頭徹尾貫いています。一例をご覧ください。

債権譲渡の具体例

債権譲渡の具体例

AがBに対して100万円の債権を有しているが、…

このBに対する債権をCに90万円で売りたいと思っている。

抵当権の不可分性の具体例

抵当権の不可分性の具体例

BはAから1000万円借りるにあたり、自己所有の土地100m2に抵当権を設定した。その後、Bが500万円を弁済して、残りの債権額が半分になった場合、抵当権も半分の50m2分消滅するのだろうか。

弁済業務保証金の具体例

弁済業務保証金の具体例

Aは、事務所3か所を設置して宅建業の免許を受け、保証協会に加入しようとしている。

手付貸与等の禁止の具体例

手付貸与等の禁止の具体例

Bは、分譲地を見学して、その物件が気に入ったが、手付金の持ち合わせがなかった。そこで、宅建業者Aは、「手付金分のお金をお貸しするので、今日、契約をしてください」と契約を勧めた。

以上のように、宅建士速習レッスンでは、「具体的な場面の設定と、それに基づく解説」という記述の仕方を、最初から最後までしています。今回画像で示したのは、ほんの一例に過ぎません。

具体例に即して考えることは、本試験でも重要

さらに言うと、具体例で考えるという習慣をつけておくと、本試験を解いていくときも役立ちます。

というのも、本試験においては、多くの問題で具体的な場面が設定され、その場面の中での法律関係について問われるからです。

なので、テキストを読んでいる段階で、常に具体例について検討しておくクセをつけておきましょう。これは、実力アップのコツのひとつです。

過去問・予想問をベースにした章末理解度チェック

宅建士速習レッスンに関して、素晴らしいと思う点をもう1つ、追記します。それは、章末の理解度チェック問題です。

このテキストは、60個の「レッスン」(「章」に相当する区切り)で構成されているのですが、その末尾には必ず「理解度チェック」として5~10個程度の○×問題がついています。

章末理解度チェック

それらの問題は、過去の本試験で実際に出題された肢であったり、今後出題されるであろうと予想される内容で作られた肢となっています。

したがって、テキストを順序良く読んでこなしていくだけで、本試験に沿った出題形式に触れることができ、試験突破力を養うことができるわけです。至れり尽くせりのテキストですね。

おわりに

難しく感じがちな法律の勉強を、具体例に即して、丁寧に。

レッスンの終わりには、過去問・予想問で実力を確認。

宅建の攻略を本気で考えているあなたに、特におすすめです。

Kiryuのテキスト選択の考え方については次の記事をご覧ください。

宅建テキスト(基本書)の選び方・決め方とおすすめテキスト2017
宅建は人気資格なので、多くの出版社が学習用のテキストを出しています。10~20種類くらいはあるんじゃないでしょうか。選択の余地がある...

宅建士速習レッスンのAmazon・楽天レビューを一気読みできる「レビューまとめ読み」はこちら。

レビューまとめ読み:U-CAN『宅建士速習レッスン』
宅建のテキストはどれもそうなのですが、毎年、微修正を加えて新しい版が出版されます。そのため、Amazonや楽天のレビ...

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク