【まとめ】全経簿記 合格率・過去問・解答速報等【平成29年度】

全経簿記の関連情報まとめです!

試験日程、合格率や難易度、過去問の閲覧が可能なサイト、おすすめテキスト・問題集、解答速報サイト、Twitter・2ch・YouTube検索用リンク等をまとめています。

試験前後に気になる情報ばかりを集めました。この記事をシェアもしくはブックマークしていただけると、今後、同じ情報を検索する手間が省けますので効率的です。

合格を手にするその時まで、ふるってご活用ください!

(トピックが多いため、この後に出てくる「目次」を使用し、必要な情報をとっていただければと思います!)

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試験概要と公式サイト

全経簿記は、全国経理教育協会が主催する簿記の検定試験です。

簿記は個人事業主や商店、会社等の財務状態を管理する帳簿技術であり、経済活動を営む組織では必ず必要になります。

日本の簿記検定の代表的なものには、全経簿記の他に日商簿記があります。全経簿記は、日商簿記と比べてやや易しく、合格しやすいと言われています。日商簿記の予行演習として全経簿記を受験する人も多いようです。

各級のレベルはおおよそ次のようなイメージです。

  • 上級:上場企業の簿記
  • 1級:大規模株式会社の簿記
  • 2級:中規模株式会社の簿記
  • 3級:小規模株式会社の簿記
  • 4級:基礎簿記会計

全経簿記上級に合格すると、特典として税理士試験の受験資格を得ることができます。

公式のサイトはこちら。

試験地や試験科目、受験資格、受験料、受験手続の方法、問い合せ先等の正確な情報は、上記公式サイトで再確認することをおすすめします。

試験日程

全経簿記の関連スケジュールです。

第186回試験

第186回試験では、1級・2級・3級・基礎の試験が実施されます。

実施内容実施日
本試験2017年5月28日(日)
合格発表2017年6月3日(土)

第187回試験

第187回試験では、上級・1級・2級・3級・基礎の試験が実施されます。

実施内容実施日
本試験2017年7月9日(日)
合格発表2017年7月15日(土)
上級は9月8日(金)

第188回試験

第188回試験では、1級・2級・3級・基礎の試験が実施されます。

実施内容実施日
本試験2017年11月26日(日)
合格発表2017年12月2日(土)

第189回試験

第189回試験では、上級・1級・2級・3級・基礎の試験が実施されます。

実施内容実施日
本試験2017年2月18日(日)
合格発表2017年2月24日(土)
上級は4月17日(火)

詳細はこちらから。

合格率と難易度

全経簿記の合格率は次の通り推移しています。

上級

実施回合格率
183回(2016年7月)17.77%
184回(2016年11月)実施無し
185回(2017年2月)18.78%
186回(2017年5月)実施無し
187回(2017年7月)15.89%

1級合格率は15~18%前後です。合格するためには簿記に関する深い理解が必要なのはもちろんのこと、過去問・予想問を繰り返し解き、実践力を極限まで高めておくことが必須になるでしょう。

1級

【商会】(2016年度までは「会計」)

実施回合格率
183回(2016年7月)51.65%
184回(2016年11月)50.80%
185回(2017年2月)33.86%
186回(2017年5月)47.43%
187回(2017年7月)35.33%

【原工】(2016年度までは「工簿」)

実施回合格率
183回(2016年7月)56.88%
184回(2016年11月)39.78%
185回(2017年2月)52.90%
186回(2017年5月)57.43%
187回(2017年7月)60.33%

1級合格率は「商業簿記・会計学」が30~50%前後、「原価計算・工業簿記」が40~60%前後となっています。

回によるばらつきはありますが、「1級」という響きから想像するよりも合格率は高めだと感じられます。2級合格後の学習を継続し、コツコツと取り組むことで成果を得られる試験です。

2級

2級試験は2017年度より工業簿記が追加されました。

【商会】

実施回合格率
183回(2016年7月)49.59%
184回(2016年11月)36.10%
185回(2017年2月)34.77%
186回(2017年5月)36.17%
187回(2017年7月)40.91%

【原工】

実施回合格率
183回(2016年7月)
184回(2016年11月)
185回(2017年2月)
186回(2017年5月)96.69%
187回(2017年7月)92.53%

2級合格率は商業簿記が30~40%前後、工業簿記が9割程度です。

意外にも2級商業簿記の合格率は1級よりも低くなる回が多いです。過去問題集を利用したアウトプット学習を基軸に、十分に解答の練習を積む必要があるでしょう。

2級工業簿記の合格率は非常に高めの傾向となっています。これは、2級工簿試験が工業簿記の入門的位置づけにあること、及び試験制度への導入後まだあまり期間が経っていないことが関係していると思われます。

3級

実施回合格率
183回(2016年7月)75.43%
184回(2016年11月)80.12%
185回(2017年2月)49.83%
186回(2017年5月)65.91%
187回(2017年7月)67.27%

3級合格率は50~80%です。全経簿記試験はこの級の受験者が最も多く、最初に受験するのが3級であるという人も多いと思います。全経簿記は「受からせるための試験」とも言われる通り、合格率はかなり高くなることが多いです。

だからと言って、不明点を多く残したり、ヤマをはったりする学習はおすすめしません。後々、2級以上の受験勉強をする際に知識不足・技量不足で困ることになるからです。試験範囲を見渡し、全体的な学習をするようにしてください。

基礎(旧:4級)

「基礎」は2017年度からの実施です。(2016年度までは「4級」でした。)

実施回合格率
183回(2016年7月)67.82%
184回(2016年11月)67.11%
185回(2017年2月)61.51%
186回(2017年5月)56.63%
187回(2017年7月)65.13%

基礎の合格率は50~60%前後です。基礎の内容は非常にやさしいものですので、中学生・高校生をはじめ、簿記になじみのない人の入門的試験として最適です。

数値の出典はこちら。

出題基準と出題形式

全経簿記は、どの級も記述式の形式がとられています。つまり、問題文を読んで問題を解き、その答えを解答用紙に記述するというスタイルです。マークシート形式ではありませんのでご注意ください。

各級の出題範囲は公式サイトで公開されています。下記ページの「簿記能力検定試験問題出題範囲」です。

しかし、あまり分かりやすい形で示されているとは言えません。そこでおすすめしたいのは、公式テキストの目次を参照してみることです。出題範囲そのものではありませんが、公式テキストでは出題内容が十分に整理されており、その見出しを集めた「目次」は、一種の「出題範囲一覧」とみなすことができるからです。

以下では、上級と1級に限定して公式テキストの目次をピックアップしています。参考にしてみてください。

上級

『全経簿記上級 商業簿記・会計学テキスト(第6版)』の目次は次の通りです。

  • 会計学と商業簿記の構造
  • 貸借対照表
  • 当座資産の会計
  • デリバティブの会計
  • 棚卸資産の会計
  • 固定資産の会計
  • 繰延資産の会計
  • 負債の会計
  • 繰延税金資産負債の会計
  • 純資産の会計、など

『全経簿記上級 原価計算・工業簿記テキスト(第3版)』の目次は次の通りです。

  • 導入と基礎
  • 費目別原価計算
  • 製造間接費の計算と配賦
  • 部門別原価計算
  • 個別原価計算
  • 総合原価計算
  • 標準原価計算
  • 直接原価計算と損益分岐分析
  • 営業費計算
  • 経営意思決定のための原価計算
  • 原価計算の展開
  • 工場会計の独立
  • 決算

1級

『全経簿記能力検定試験 公式テキスト1級会計 第3版』の目次は次の通りです。

  • 商品売買
  • 特殊商品売買
  • 現金預金
  • 手形
  • 有価証券
  • 固定資産
  • 繰延資産
  • 引当金
  • 社債と満期保有目的債券
  • 資本(純資産)会計
  • 決算
  • 本支店会計
  • 建設業会計(工事契約)
  • 外貨換算会計
  • 連結会計(資本連結)
  • キャッシュ・フロー計算書

『全経簿記能力検定試験 公式テキスト1級 原価計算・工業簿記』の目次は次の通りです。

  • 工業簿記と原価計算
  • 工業簿記の流れと原価の分類
  • 費目別計算
  • 総合原価計算の基礎
  • 総合原価計算の応用
  • 工業簿記の財務諸表
  • 標準原価計算
  • 直接原価計算
  • 本社工場会計
  • 個別原価計算の基礎
  • 個別原価計算の応用

いかがでしょうか。テキストの目次を眺めることで、出題範囲の大枠がつかめることが分かると思います。

出題例が閲覧できるサイトも、後述しています。

合格基準(ボーダー)

全経簿記の合格基準は次の通り定められています。

各級とも1科目100点満点とし、全科目得点70点以上を合格とする。ただし、上級は、各科目の得点が40点以上で全4科目の合計得点が280点以上を合格とする。

出典はこちら。

過去問・出題例を閲覧できるサイト

公式サイトにて各級の「見本問題」が公開されています。

全経簿記の合格に向けて、活用しましょう!

なお、残念ながら過去問そのものを閲覧できるサイトはありませんので、市販の過去問題集を入手してください。

おすすめテキスト・問題集・講座など

学習法から考えていきましょう。全経簿記を学習する人は、日商簿記等、他の簿記検定試験の学習を並行していることが多いと思います。

そういう人の場合は、全経簿記のテキスト学習は省略し、過去問題集を解き始めるといいでしょう。全経簿記にのみ頻出の論点もありますが、過去問の解答・解説を読み込んだり、ネットで調べたりすることで補うことができます。

日商簿記を受験する予定のない人や、やはりテキスト無しの学習は不安があるという人は、試験実施団体「全国経理教育協会」等が公式テキストを刊行していますので、そちらを利用します。特に上級・1級の内容は高度なものになっていますので、過去問だけでは太刀打ちできないとしても無理はありません。

以下、公式テキストと人気の問題集を級別にまとめています。

上級

上級の公式テキストはこちら。

公式テキストなので、試験範囲には完全対応しています。また、試験終了後には全経簿記公式サイトで出題意図や解説が公開されますが、その際にはこの公式テキストの該当箇所が明示されます。

問題集は、桑原知之氏の『全経簿記上級 過去問題集 2017年7月・2018年2月試験用』が人気です。

過去9回分の過去問が収録されている他、さらに5回分の過去問が指定ページからダウンロードできるようになっています。いずれも分かりやすいと定評のある解説が付属していますが、それらは最新の会計基準の内容を基準にしていますので安心して学習に取り組めます。

1級

1級の公式テキストはこちら。

1級の公式過去問題集はこちら。

2級

2級の公式テキストはこちら。

2級の公式過去問題集はこちら。

3級

講座

簿記試験は帳簿をつけるための技術の学習であり、独学での合格は難しい場合もあるのが事実です。そのような場合、通信講座の利用がひとつの選択肢になり得ます。

ただし、全経簿記単独の講座というのはほぼなく、日商簿記の講座の中でオマケ的に全経簿記が扱われる程度であることが多いです。

しかしながら、資格対策講座のネットスクールは、全経簿記上級の専門講座を開講しています。

あなたの学習到達度に応じて標準コース・試験対策コースが用意されていますので、利用してみてください。

解答速報サイト

全経簿記の解答速報提供サイト、および公式の解答掲載ページをご紹介します。

以下で見ていくように、上級の解答速報はいくつかの資格対策予備校から出ています。

1級・2級・3級・基礎については、公式サイトにて解答速報が出ます。

Net-School

オンライン資格スクールのNet-Schoolは、全経簿記上級の解答速報を毎年作成・公開しています。

Net-Schoolの解答速報は、こちらに掲載されます。

資格の大原

資格対策講座の資格の大原は、全経簿記上級の解答速報を毎年作成・公開しています。

資格の大原の解答速報は、こちらに掲載されます。

TAC

資格対策予備校のTACは、全経簿記上級の解答速報を毎年作成・公開しています。

資格の大原の解答速報は、こちらに掲載されます。

公式の解答

全経簿記公式サイトにて、1級・2級・3級・基礎の公式の解答が公表されます。

下記ページをご確認ください。

Twitter・2ch・YouTube動画検索

全経簿記に関する情報は、ツイッター2ちゃんねる、YouTubeでも手に入れることができます。

実際に受験した人の感想や、不適切問題に関する情報など、最新の話題を知りたい方は、下記のツイッター・2ちゃんねる検索用リンクを使用してみてください。

参考 Twitterで「全経簿記」を検索

参考 2ch(新名称:5ch)で「全経簿記」スレを検索

個人や企業の解説動画等を閲覧したい場合は、下記のYouTube検索用リンクを使用してみてください。

参考 YouTubeで「全経簿記」を検索(新着順)

合格発表日

全経簿記の合格発表日は、上記試験関連日程にてご確認ください。

合格発表の方法は、申込み方法や受験会場によって異なっているようです。試験当日のアナウンスを聞き逃さないようにしましょう。

おわりに

以上、全経簿記の試験関連情報まとめでした!