2018年から資格対策通信講座の研究を続けている宅建士杉山貴隆です。
アガルート宅建試験講座に関する良質な情報が見つからず困っていませんか?
- アガルート宅建試験講座を受講することなく書かれた記事
- 無料体験を試しただけなのに、受講したかのように装う記事
- 公式サイトの情報を書き直しただけの記事
- SNS等の情報をまとめただけの記事
検索結果には上記のような記事ばかりが並んでいます。正直リアリティに乏しくて参考にならないですよね。
そこで今回はアガルート宅建試験講座を実際に購入・受講し、実体験に基づいてレビューします。この記事を読んでわかることは次の通りです。
- アガルート宅建試験講座を受講した感想
- アガルートの特徴・他社との違い・メリット・デメリット
- 最安値で購入し受講する方法
ぜひ参考にしてみてください。
※今回受講したのは「2022年度合格目標 入門総合カリキュラム」です。なお2023年度・2024年度の情報を参考に加筆・訂正してあります。
工藤美香講師のYouTubeライブ受講相談会に参加すると、特典として割引クーポンを受け取れる場合があります。次のページで詳細を確認しましょう。
入門総合カリキュラムを受講してレビュー
私が実際に受講した2022年合格目標 入門総合カリキュラムをレビューします。
「入門総合講義」のレビュー
アガルート宅建試験講座(入門総合カリキュラム)の入門総合講義をひとことで言うと「小林講師のわかりやす過ぎる宅建レッスン」です。
講義では小林美也子講師がテキストに沿って解説を進めていきます。テキストを画面に映し出しつつ、主要なトピックを取り上げて解説を加えていくスタイルです。小林講師は難しい言葉を使わず、日常語で説明を進めていくのでとてもわかりやすいと感じます。
たとえば民法・権利関係の「複代理」について。教科書的な説明では「複代理とは代理人に代わって代理人がすべき仕事をすること」のように言われることが多いです。でも、それだけ言われても「何のこと?」という気がします。まるで言葉遊びのようです。
これに対し小林講師は「複代理は代理人のコピーを作ること」だと説明しています。コピー機で複写を取るかのごとく代理人を複製するのが複代理であると言うのです。
コピーという身近な物事に例えるので何となくイメージしやすいのではないでしょうか。少なくとも「代理人に代わって代理人がすべき仕事をすること」よりはずっと頭に入ります。人間のコピーということで少し面白みが含まれているのも良いですよね。
もちろんただ面白おかしくするために「コピーである」と言っているのではなく、コピーの例えに基づいてその後の説明もなされます(たとえば複代理行為によって生じた権利の帰属がどうなるか、といった論点もコピーであることから説明できる等)。
複代理以外の難しい法律用語も小林講師によってやさしく言い換えられています。だから予備知識が無くても宅建の知識を習得でき、しかもわかりやすくて楽しい。私は小林講師の授業を体験して「さすがは長年のプロだ」と感じ、これは人に勧めたいと思いました。
* * *
もう1点。小林講師は入門総合講義の段階から過去問演習の重要性を繰り返し説いています。「とにかく過去問を解くべきである」と何度も受講生に訴えているんです。
そのような小林講師の方針を反映し、知識をインプットする段階であるはずの総合入門講義において、早くも過去問に触れ、実際に解いていきます。
インプット講義の中で過去問を解く流れは他社ではあまり見かけません。しかし学習者としては早いうちから過去問を眺めておくことで「こういう形で問われるのか」とわかるため、各種の用語や制度の勘所をつかみやすいです。
またインプット講義の段階から過去問を解け解けと言われ続ければ、受講生は過去問の重要性を刷り込まれ、良い意味で完全に「洗脳」されるでしょう。
つまり「インプットだけではダメ、アウトプットが必須だ」と理解し、総合入門講義の後には自然と過去問に取り組む時間が増えると考えられます。
宅建試験に合格するのにアウトプット学習が何より重要であるという考えは私も深く同意するところです。小林講師は宅建合格のために本当に必要なことを繰り返し明示してくれます。受講する人は講師の言葉を信じて粛々と学習すれば良いと思います。
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最後にもうひとつだけ付け加えると、小林講師はよくしゃべるタイプの講師です。「小林美也子のしゃべくり宅建講座」と言い換えてもいいくらいだと思います。画面にテキストを映してはいますが、テキストを読み上げるというよりも話し言葉による解説が続きます。
この流儀が自分に合っているかどうかは見極めが要ると思います。私は好きですが、結構人によって違いがありそうです。アガルートを検討中の方はこの点を判断ポイントの1つにすると良いのではないでしょうか。
そうするにあたりアガルート宅建試験講座の公式サイトにあるサンプル動画や体験受講が役に立つはずです。サンプル動画は次のページの中段にあります。体験受講も次のページの最下段「資料請求 テキスト&講義付き」より無料申し込みできます。ぜひ活用してください。
「過去問解説講座」のレビュー
アガルート宅建試験講座(入門総合カリキュラム)の過去問解説講座をひとことで言うと「林講師に一生ついていきたくなる宅建講座」です。
この講座の権利関係分野のガイダンスに林講師の魅力が一番現れていたので、その話から。ガイダンスでは「権利関係の問題はそうすぐには解けるようにはならない。だから焦らずじっくり取り組もう」という話が比較的時間を割いてなされています。
これを聞いて私は「林講師は受講生の心理を本当に深く理解している」と思いました。というのも権利関係独特の難しさを知らない多くの一般の学習者は、過去問が想像以上に難しいことに驚いて、自分には無理だと諦め、挫折していくんです。
過去問解説講座ではそれを見越した林講師が「最初解けないのは皆同じ。だから大丈夫。粘り強く取り組んで」と受講生に語り掛けています。この言葉のおかげで気持ちが楽になり、試験対策に打ち込んで合格できた人がどれほど多くいただろうと想像します。
(個人的に「林講師はすごい」と思うようになり、ファンになりました。笑)
* * *
ガイダンスの後は本編です。林講師が実際に過去問を解きながら補足説明を加えていきます。ただし過去問題集に収録されている全ての問題を取り扱っているわけではなく、重要度の高い問題や間違えやすいものがピックアップされています。
林講師の解説講義はとても聞きやすいと感じました。滑舌が明瞭で、解説の内容も1つ1つ段階を踏んだ論理的なものになっているからです。論理的というと冷たさを感じる人もいるかもしれませんが、林講師が使う言葉は受講生に寄り添った平易なものになっています。
解説講座では難易度が高いとされる個数問題も積極的に取り上げているようでした。個数問題は近年出題数が増加しており、合格するためには攻略必須です。そんな個数問題の解答手順を講義で丁寧に学べることはアガルート宅建試験講座の良いところだと思います。
解説の中では試験問題を解く際の細かいテクニックにも触れられています。たとえば宅建業法分野の解説の中で「誤っているもの選べという設問のときに使えるテクニック」について話されているシーンがあります。
林講師は「問題文の中に大きなバツ印をつけておけば良い」とアドバイスし、実際に書いて見せます。目立つ印を入れることで注意をそこに向け、ケアレスミスを防ぐ趣旨です。
実は私自身「誤っているものを選べ」問題でケアレスミスをすることが多く、かなり悩まされた経験があります。しかし私の場合、解決策は誰も教えてくれなかったので我流で対策を考える必要がありました。
この点、アガルートを受講していれば有効なミス防止テクニックを講師が指導してくれるわけです。おかげで学習の本質的な部分以外のことに自分の時間を使わなくて済みます。
これはとても価値があることです。特に仕事や家事・育児等で時間が足りない人にとって、過去問解説講座は欠かせない存在になると思います。
「総まとめ講座」のレビュー
アガルート宅建試験講座(入門総合カリキュラム)の総まとめ講座をひとことで言うと「全科目サクッと復習講座」です。
総まとめ講座では林裕太講師が試験範囲全体の講義を行います。入門総合講義で1度学んだ内容ではありますが、ペンキを上塗りするように宅建の知識を総ざらいし、整った状態に仕上げるのがこの講義の目的です。
テキストは約150ページの薄い冊子ですが、宅建試験の頻出事項が詰まっています。左ページが一問一答、右ページが要点まとめという構成です。
一問一答は講義内では触れませんので、あらかじめ自分で解いて採点までしておくと良いでしょう。講義では要点まとめの部分を林講師がわかりやすく解説します。
講義時間は約10時間です。スキマ時間を使って聴き流してみたのですが「サクサクと重要ポイントの復習ができて助かる」と感じました。時間の余裕のある人は繰り返し聴くことでいっそうの知識の定着化を図れるはずです。
注意点として、総まとめ講座のテキストに詳細な記述はありませんし、講義においても微に入り細に入り説明するわけではありません。込み入ったところまで復習したいときは入門総合講義に戻って学ぶ必要があるでしょう。
とはいえ、宅建試験の範囲全体を短い時間で振り返るにはこの総まとめ講座が十分な役割を果たしてくれます。入門総合講義・過去問解説講座を終えた後、試験日を迎えるまでの間に最低1度は一問一答を解き、講義を視聴しておくのがおすすめです。
アガルート宅建講座の特徴
アガルート宅建試験講座の特徴を解説します。
全国平均の3.5倍の合格率
アガルート宅建試験講座は合格実績が優秀なことで知られている講座です。アガルートの発表によると、近年の宅建試験におけるアガルート受講生の合格率は次の図・表の通りとなっています。
年度 | 全国合格率 | アガルート合格率 |
---|---|---|
2018年度 | 15.6% | 53.8% |
2019年度 | 17.0% | 55.6% |
2020年度 | 16.81% | 43.3% |
2021年度 | 17.67% | 43.7% |
2022年度 | 17.0% | 59.5% |
各年度とも全国平均を大きく超えた数値です。最新の2022年度も全国平均の3.5倍と良好な実績となりました。
もし「数字だけではイメージが湧かない!」と感じるなら、合格者インタビューの動画も視聴してみてください。たとえば次の2人はどちらもアガルート宅建試験講座を受講し一回の受験で合格した受講生です。
一人目の方は不動産関連の会社に勤めている方で、子育てに奔走しながらも時間を捻出して学習し、合格しています。二人目の方は特に不動産の経験はありませんが、それでも高得点を取って合格しています。
このような合格者の例を見ていると「アガルートの宅建講座なら合格に近づけそう」と感じるのではないでしょうか。
とはいえ他社と比べるアガルートの合格実績はとどうなんだろう?と気になる方もいるでしょう。他社との比較については合格実績の比較でお伝えします。
5人の講師
アガルート宅建試験講座には5人の講師が在籍しています(2023年12月現在)。
- 林裕太講師
- 明治大学法学部卒。行政書士試験・宅建試験合格済み。大手資格予備校での受験指導を経て2015年よりアガルート所属。行政書士・宅建のほか、公務員試験・ビジネス実務法務検定の指導も行っている
- 小林美也子講師
- 立命館大学卒。長年にわたり大手資格予備校や企業・教育機関等で宅建試験・公務員試験の指導を続けており、その実力が評価されてアガルート宅建講座開講当初よりメイン講師の1人を務めている
- 工藤美香講師
- 4つの不動産資格試験に合格済み(宅建試験・マンション管理士試験・管理業務主任者試験・賃貸不動産経営管理士試験)。不動産会社に勤めていた経験有り
- 横田政直講師
- 中央大学法学部卒、専修大学大学院修了。宅建・行政書士・競売不動産取扱主任者・賃貸不動産経営管理士の各試験に合格済み。大原・LEC・TACでの指導経験あり
- 杉田夏木講師
- 法政大学人間環境学部卒。東京都特別区での18年間にわたる区役所勤務を経て講師に転身した異色の経歴を持つ。保有資格は宅建士・管理業務主任・1級FP技能士など。不動産賃貸経営にも精通している。
他社の宅建試験対策通信講座では在籍講師の数は1~2名であることも珍しくありません。これに対しアガルート宅建試験講座は5人のプロフェッショナルを擁し、その指導体制を確固たるものにしています。
2つのカリキュラム
アガルート宅建試験講座には大きく分けて2つのカリキュラムがあり、受講生はどちらかを選んで受講します。各カリキュラムに総合講義や総まとめ講座・模擬試験などが含まれています。
- 入門総合講義
- 過去問解説講座
- (フルのみ)択一解法テクニック講座
- (フルのみ)宅建業法逐条ローラーインプット講座
- (フルのみ)過去問答練講座
- (フルのみ)民法判例問題攻略講座
- 総まとめ講座
- 模擬試験
- 演習総合講義
- (フルのみ)択一解法テクニック講座
- (フルのみ)宅建業法逐条ローラーインプット講座
- (フルのみ)過去問答練講座
- (フルのみ)民法判例問題攻略講座
- 総まとめ講座
- 直前答練
- 模擬試験
「入門総合カリキュラム」は法律の学習が初めての人や宅建試験の受験経験が無い方を対象としたカリキュラムです。初学者に最適な量の教材が盛り込まれています。学習期間は人によって変わりますが、5月に学習を開始し合格した事例が紹介されています。
「演習総合カリキュラム」は宅建試験の学習経験者や不動産業界の実務経験者を対象としたアウトプット重視型のカリキュラムです。講義と過去問演習に基づく基礎学習を素早くこなして、答練・模擬試験に進みます。学習期間の目安は3か月程度です。
アガルート宅建試験講座を受講する場合、原則としては初学者向けの「入門総合カリキュラム」を受講すると良いでしょう。全く知識を持っていないところからスタートしても数か月で合格レベルに到達できる内容になっているからです。
一方で「宅建試験の基本知識にはある程度自信がある」という人もいると思います(たとえば前年に受験勉強を行ったが数点届かず不合格となった人や、法学部出身の方など)。そういう方であれば例外的に演習総合カリキュラムを受講しても良いでしょう。
アガルート宅建講座と他講座の比較
「アガルート宅建試験講座」と「宅建試験対策講座を提供している競合4社」とを比較し、アガルート宅建試験講座の特徴を明らかにしていきます。取り上げる講座の名称は次の通りです。
※各社の「初心者向けのコース」のうち最も標準的と思われるコースを選定しています。
※執筆時点の各講座の内容で比較しています。最新の講座内容は各公式サイトでご確認ください。
合格実績の比較
はじめにアガルート宅建試験講座の合格実績を他社の合格実績と比較します。ここでは合格実績とは合格率または合格者数を数値で示したものとします。アガルートを含む5講座の合格実績は次の表の通りです。
講座名 | 合格実績 |
---|---|
スタディング | 非公表 (2021年度) |
アガルート | 合格率43.7% (2021年度) |
ユーキャン | 合格率非公表 合格者数約1,776人(2021年度) |
フォーサイト | 合格率82.0% (2021年度) |
LEC | 合格率71.3%、合格者数316人 (2021年度) |
※各社の数字が出そろっている「2021年度の合格実績」で比較しています。
アガルートは合格率を公表していますので、合格率を主軸に見ていきましょう。するとアガルートの実績はフォーサイトの82.0%、LECの71.3%に次ぐ数値です。合格率が不明であるよりは良いのですが、フォーサイト・LECと比べればやや見劣りしています。
したがってアガルートを受講するかどうか悩む人は「この合格率の差を埋める何かがあるだろうか?」と考えることになるはずです。私はこの差を埋める可能性があるのはこの後に触れる「アガルートの講義の量と質」および「リーズナブルな料金」だと思います。
なお最初のほうでも触れましたが、2021年10月度宅建試験の全国合格率は17.9%でした。そちらと比べればアガルートの合格率は2倍以上の実績です。まじめに学習するという前提であればアガルートの合格率43.7%という数字はそれほど悪いものではありません。
なお、合格率の集計方法は競合各社間で異なるため、ここでやっている比較は非常に単純化したものであることを意識しておく必要はあるでしょう。一見アガルートが負けていますが、実態はそれほど単純ではないかもしれません。
また他社の合格率に(少なくとも一見した限りでは)負けている数字を隠すことなく堂々と公開しているところにアガルートの「誠実さ」が見えるとも私は感じています。
講義時間の比較
次にアガルート宅建試験対策講座の講義時間を他社のものと比較します。5講座の講義時間は次の表の通りです(2022年度実績)。
講座名 | 講義時間 |
---|---|
スタディング | 約32時間 |
アガルート | 約70時間 |
ユーキャン | 不明 |
フォーサイト | 約17時間 |
LEC | 約140時間 |
講義時間ではアガルートはLECに次ぐ長さです。ただし次項でも見るようにLECはそもそも桁が1つ違う価格であり、例外として捉えるのが適切と思われます。とすると残った4社の中で最も長い講義動画を提供しているのはアガルートであるとわかります。
もちろん講義は長ければ良いというものではありません。しかしアガルート宅建試験講座の講義に対する悪い評判は無く、私が受講した際の印象も聴きやすく理解しやすいと思えるものでした。
したがってアガルート宅建試験講座は中~低価格帯では最も充実した講義を提供していると評価できます。その意味で、動画を見て学ぶことを重視する人やテキストを読むことに苦手意識のある人にはアガルート宅建試験講座が適していると言って差し支えありません。
受講料の比較
最後にアガルート宅建試験講座の受講料を他社の宅建講座の受講料と比較します。5講座の通常価格(税込)は次の表の通りです。
講座名 | 受講料 |
---|---|
スタディング | 19,800円 |
アガルート | 54,780円 |
ユーキャン | 63,000円 |
フォーサイト | 64,800円 |
LEC | 137,500円 |
ここでは2万円を切っているスタディングが非常に目立っています。しかしスタディング宅建士講座は「紙のテキストや問題集がカットされている」「質問不可」といった最小構成の講座であるため、コスト面で他社と同列に扱うのは無理があります。
そこでスタディングを除いた4社で考えるとアガルートはその中で最安です。標準的な教材を揃えた講座でコストをなるべく抑えたい人にとって、アガルート宅建士講座は最良の選択肢であると言えます。
アガルート宅建講座を選ぶ3つのメリット
宅建試験対策講座としてアガルートの宅建試験講座を選ぶと次の3つのメリットが得られます。
- 難関資格に強いアガルートを低価格で受講できる
- 合格特典で全額返金を狙える
- 法律系資格を追加取得しやすい
以下で1つずつ解説します。
難関資格に強いアガルートを低価格で受講できる
アガルート宅建試験講座を選ぶメリットの1つめは難関試験に強いアガルートを低価格で受講できることです。
近年、アガルートは法律系資格の対策講座として驚異的とも言える実績を残しつつあります。たとえば国内最難関の資格試験である司法試験に関しては、令和3年度合格者1421名のうち669名がアガルート受講生であったことが発表されています(占有率47.8%)。
宅建試験に関してはアガルートの合格者占有率は公表されていないものの、今後アガルートの知名度が拡大し受講生が増加すれば合格者占有率が公表されるかもしれません。
その際もし世間が驚くような占有率が発表されれば、急速に人気が高まることで受講料が値上がりすることも考えられます。競合他社よりも安い価格で受講できるのは今だからこそ享受できるメリットです。
合格特典で全額返金を狙える
アガルート宅建試験講座を選ぶメリットの2つめは合格特典で全額返金を狙えることです。
アガルート宅建試験講座を受講し該当年度の宅建試験に合格した場合、他のいくつかの要件を満たすことで全額返金を受けられます。もしこれを実現できれば受講コストを一気に下げられる可能性があり、非常に魅力的です。
逆に「不合格なら全額自己負担」と考えれば、発想の方向性はややネガティブではあるものの学習継続の強力なモチベーションにもなるでしょう。
合格祝いとして全額返金を行っている宅建対策講座は私の知る限りアガルートのみです。このような「ご褒美」の獲得を目指して学習できるのはアガルートを受講するメリットであると言えます。
法律系資格を追加取得しやすい
アガルート宅建試験講座を選ぶメリットの3つめは法律系資格を追加取得しやすいことです。
宅建試験を足掛かりとして行政書士試験・司法書士試験や司法試験予備試験にステップアップしたいと考えている方は少なくありません。
その場合、ステップアップの段階が進むごとにアガルートを選択する可能性が増していくはずです。アガルートは法律系難関資格に強いためです。
ここで、もし宅建試験の学習段階でアガルートに親しんでおけば、行政書士等のより難しい資格試験に合格しやすくなると考えられます。次の資格の学習に移ったとき、使い慣れたアガルートで学習をスタートできるからです。
たとえばアガルート行政書士試験講座を受講することになったとき、初めての受講で戸惑ったり合わないと感じたりすることがないぶん学習に集中できます。心理面や知識習得スピードでライバルに差をつけ、合格可能性を向上できるのです。
資格を複数取得する予定であれば、こうした長期的視野に立ってみてもアガルート宅建試験講座の受講にはメリットがあります。
アガルート宅建試験講座のデメリット
どんな講座にもデメリットがあります。しかしデメリットを把握した上で受講すれば「こんなはずじゃなかった!」と後悔しなくて済みます。アガルート宅建試験講座のデメリットを把握しておきましょう。
アガルート宅建試験講座のデメリットのは専用アプリが無いことです。同価格帯のフォーサイトや低価格帯のスタディングは優れた学習専用アプリを提供しており、受講生から好評を得ています。
一方でアガルート宅建試験講座の動画視聴はChrome・Safariといったウェブブラウザを使う形式です。アプリで過去問を解くといったこともできない(演習システムの提供がない)ため、スマホを使った学習はインプット学習にとどまってしまいます。
アプリが無いことは「スマートフォンやタブレットでの学習に最適化されていない」とも評価できます。この点は現段階のアガルートの残念なポイントとして認識しておく必要があるでしょう。
とはいえアプリが無いことは必ずしも悪いことばかりではありません。たとえばアプリが無ければスマホを触る機会が減ります。一度スマホを触るとついTikTokやYouTubeで時間を浪費してしまった経験はあなたにもあるでしょう。そういう非効率を防止できます。
また一般的にアプリはサーバーとの通信をするのですが、週末などには使用する人が増えるためサーバーの負荷が高まり、重くなったり使えなくなったりすることもあります。また持っているスマホ自体の不具合で勉強ができない事態も起こり得ます。
たとえば試験直前期に過去問を解くアプリが使用できないとすごく困ってしまいますよね。しかしそもそもアプリが無くて使っていなければ何の心配も要りません。
「せっかくならアプリが欲しかった」という人も、アプリが無いことをこのように前向きにとらえて受講してみてはいかがでしょうか。
アプリが無いことは次のような人にとっては問題にならないでしょう。
- 動画視聴はブラウザでできれば十分だと考えている人
- 紙の問題集であっても何の問題もない人
このような方にとってアガルートはデメリットがほとんど無い強力な講座となりますので、ぜひ受講することを勧めます。
アガルート宅建講座はこんな人におすすめ
以上の内容を踏まえて、アガルート宅建試験講座がどんな人にあっているのかを述べていきます。
質の高さと料金の安さの両方を取りたい人
アガルート宅建試験講座は質の高さと料金の安さの両方を取りたい方にお勧めできます。
ここまで見てきたように、アガルート宅建試験講座のカリキュラムは充実したインプット学習・アウトプット学習を実施できる優れた内容です。洗練された講義と教材を使って本試験に耐える実践力を養えます。
他方、アガルート宅建試験講座の受講料は競合他社の中でも安いほうです。企業努力によって人件費その他の維持費用を抑え、多くの人が受講しやすい価格を保っています。
高い品質と良心的な価格の絶妙なバランスポイントを狙いたい人にとって、それを実現しているアガルートの宅建試験講座は最有力候補になるでしょう。
講義動画を重視する人
アガルート宅建試験講座は講義動画を重視する方にお勧めできます。
これは私の個人的な見解なのですが、宅建の学習に際しては「テキストで学びたい派」と「講義で学びたい派」に分かれると感じています。私自身は前者なのですが「自分は絶対に後者だ」と感じる人も多いでしょう。
アガルート宅建試験講座は講義で学びたい派の方にうってつけです。講義時間は十分に長く、その内容も受講生から極めて高く評価されています。8段階の倍速再生ができるので、繰り返し・聴き流しにも向いています。
まとめると「私は視覚より聴覚が優位だ」と自覚している方はアガルートを選択するべきです。
独力で学習を進めることに不安のある人
アガルート宅建試験講座は自分ひとりの力で学習を進めることに不安のある方におすすめできます。
アガルート宅建試験講座ではいつでも気軽に講師に質問できるサポート体制が整っています。自力で調べ物をして時間を浪費することはありません。月に1回は受講生の声を題材にしたホームルームが実施され、悩みとその解決方法が受講生に共有されています。
試験勉強を継続する自信が無い方も、アガルートといわば二人三脚をすることになりますので自然と学び続けられます。したがってベストな状態で試験日を迎えることにつなげやすいです。
よくある質問
アガルート宅建試験講座に関するよくある質問に答えます。
受講料はいくら?
アガルート宅建試験講座「2025年合格目標キックオフ宅建士」の料金は次の通りです(2024年11月7日現在)。
コース | 価格(税込) |
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キックオフ宅建士 販売期間:2025/10/13まで | 10,780円 |
アガルート宅建試験講座「2025年合格目標入門総合カリキュラム」の料金は次の通りです(2024年11月7日現在)。
コース | 価格(税込) |
---|---|
入門総合カリキュラム/フル 販売期間:2025/10/13まで | 107,800円 |
入門総合カリキュラム/ライト 販売期間:2025/10/13まで | 54,780円 |
アガルート宅建試験講座「2025年合格目標演習総合カリキュラム」の料金は次の通りです(2024年11月7日現在)。
コース | 価格(税込) |
---|---|
演習総合カリキュラム/フル 販売期間:2025/10/13まで | 129,800円 |
演習総合カリキュラム/ライト 販売期間:2025/10/13まで | 76,780円 |
受講料はときどき変わるので公式サイトの情報もチェックしてください。最安値で購入・受講する方法も要チェックです。
落ちた人の声を知りたい
アガルート宅建試験講座を受講したが不合格となってしまった人の声を紹介します。
私は三回受験した中で、一回目こそ記念受験でしたが、二回目はアガルートの講座をとっていました。しかしその時他の教材にも手をつけ、結果すべての教材を中途半端に終わらせ、あと2点足りずに落ちました。
そこで今回は、教材をアガルートのみに絞った上で、学習期間を試験前3ヶ月と決め、何回もテキストや問題集を回しました。問題集は7~8周ほどしてようやくあらかた理解し、残りをテキストで補完する形で本番に挑み、無事今回で合格しました。
宅建の合格という目標のみに着目すれば、アガルートのカリキュラムだけで必要十分です。[出典]
こちらの方は最初にアガルートを受講した際に他の教材に「浮気」してしまったようです。アガルートを中途半端に受講した結果、不合格となりました。
しかし次の受験年にはアガルート宅建試験講座の入門総合カリキュラムに集中すると決めて学習し、見事合格。不屈の精神で目標を達成されています。
ちなみにこの方は聴覚障害をお持ちで耳が聞こえないとのこと。しかしアガルートの受講の仕方を工夫することで宅建試験・行政書士試験にダブル合格されています。インタビュー動画と体験記が非常に参考になりますので、ぜひチェックしてください。
スケジュールは?
アガルート宅建試験講座の教材発送スケジュール・講義配信スケジュールは次のリンク先で詳しく確認できます。
教材発送日・講義配信日をもとに自分の学習スケジュールを計画しましょう。
講義時間は?
アガルート宅建試験講座の講義時間は次の通りです(2022年度実績)。
講義名 | 時間 |
---|---|
入門総合講義 | 31 |
過去問解説講座 | 21.5 |
総まとめ講座 | 10.5 |
模擬試験の解説 | 7.5 |
合計 | 70.5時間 |
講義名 | 時間 |
---|---|
演習総合講義 | 42.5 |
総まとめ講座 | 10.5 |
直前答練の解説 | 6 |
模擬試験の解説 | 7.5 |
合計 | 66.5時間 |
最安値で購入・受講する方法
アガルート宅建試験講座を最安値で購入し受講するにはキャンペーン・セール情報をチェックしましょう。期間限定ではありますが通常の数十パーセントの割引を受けられることがあります。
⇒ 【アガルート公式】宅建試験講座 キャンペーン・SALE情報
さらにアガルート宅建試験講座では割引クーポンを使えることがあります。多くの人にとって割引クーポンをもらえる可能性が最も高いやり方はメールマガジンを受信することです。詳しくはクーポンコードを獲得する3つの方法の記事をチェックしてください。
また一定の条件に当てはまる人に限り各種割引制度を利用して割引クーポンの発行を受けることもできます。
キャンペーン・セールと各種割引クーポンは原則として併用可能です。併用できるものは併用しましょう。仮に併用できない場合でもどちらかを利用すれば通常より安く受講できます。
アガルートの最新の割引情報はアガルートの割引情報まとめ記事で随時発信しています。ぜひチェックしてみてください。
この記事のまとめ
今回はアガルート宅建試験講座を実際に受講してレビューしつつ、受講した人々の口コミ・評判も確認してきました。
宅建試験に合格するためには多くの知識を習得する必要があり、やみくもに学習を進めてもなかなか成果は出ません。それでも何とか効率よく試験勉強を進めたい。そんな学習者の声に応えて開講されたのがアガルート宅建試験講座です。
この講座には経験豊かな4名の講師が在籍し、良質な教材と手厚いサポートが提供されています。受講を開始すればあなたの学習は完全にサポートされ、充実したものになるでしょう。ぜひ申し込んで、宅建試験合格までの最短ゴールを歩き始めてください。
以上、参考になれば嬉しいです。