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PowerPoint「このスライドのみ」画像で保存するVBAマクロ

Windows

Windows使用歴約20年の杉山貴隆です。

PowerPoint(パワポ)で選択中のスライドを画像で保存したいとき、手作業だと次のような手順が必要になります。

ファイル>名前を付けて保存>保存先とファイル名とファイル形式を指定>「このスライドのみ」を押下

毎回これをやるのは本当に面倒です。そこでPowerPoint(パワポ)で選択中のスライドを画像で保存するVBAマクロを書きましたので紹介します。

スライドの画像保存を一瞬で終える便利なVBAマクロです。ぜひ参考にしてみてください。

「このスライドのみ」画像で保存するパワポVBAマクロ

下記を実行すると「このスライドのみ」つまり現在選択中のスライドのみを、PNG形式で保存します。

Sub Sample1()

    ActiveWindow.View.Slide.Export "C:\Users\杉山貴隆\Desktop" & "" & _
        "slide.png", "PNG"

End Sub

コピペするだけでも動作するはずです。ただし3行目のC:\Users\杉山貴隆\Desktopはデスクトップのパスを指定しています。ご自身の環境や保存したい場所に合わせて書き換えてください。

INFO

このVBAを実行したとき「保存しますか?」といったダイヤログは出ません。同名のファイルがあるときは強制的に上書きします。

応用編

上記のVBAマクロの応用編です。

JPG形式で保存する

ファイル名と引数をJPGに変えるとJPG形式で保存できます。

Sub Sample2()

    ActiveWindow.View.Slide.Export "C:\Users\杉山貴隆\Desktop" & "" & _
        "slide.jpg", "JPG"

End Sub

ファイル名にスライド番号を入れる

ファイル名にスライド番号を入れたいときは次のようにします。

Sub Sample3()

    ActiveWindow.View.Slide.Export "C:\Users\杉山貴隆\Desktop" & "" & _
        "slide" & ActiveWindow.View.Slide.SlideIndex & ".png", "PNG"

End Sub

デスクトップの場所を自動で探して保存する

「保存先を書き換えるのは面倒。とにかくデスクトップに保存されればよい」場合は次のコードをコピペすればOKです。

Sub Sample4()

    '変数を宣言
    Dim wsh As Object
    Dim desktop As String
    
    'デスクトップの場所を取得
    Set wsh = CreateObject("WScript.Shell")
    desktop = wsh.SpecialFolders("Desktop")

    '編集中のスライドをPNGで保存(スライド番号つき)
    ActiveWindow.View.Slide.Export desktop & "" & _
        "slide" & ActiveWindow.View.Slide.SlideIndex & ".png", "PNG"

End Sub

デスクトップのパスはPCごとに違いますが、上記のコードであればマクロ側でデスクトップの場所を取得してくれます。

この記事のまとめ

program

この記事ではPowerPointで選択中のスライドを画像で保存するVBAマクロをご紹介しました。「このスライドのみ」を画像で保存する作業を繰り返し実施する場合は今回ご紹介したVBAマクロを使ってみてください。

なおVBAマクロをクイックアクセスツールバーにボタンとして登録しておくとすぐに使えてより使い勝手が良くなりますよ。

以上、参考になれば嬉しいです。

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