2018年から資格対策通信講座の研究を続けている杉山貴隆です。
アガルート行政書士講座の入門カリキュラムに「豊村クラス」と「田島クラス」の2つがあることに気が付いて、どちらを選ぶべきか迷っていませんか。
価格もカリキュラム構成も同じで、ほぼ講師のみが異なるという状況では、どうやって決めれば良いのかわからず悩んでしまいますよね。受講申し込み後にクラスを変更することはできないため、結論を出すのがいっそう難しく感じられます。
そこで今回は、私が2人の講師の実績・経歴・講義スタイルを比較しながら、豊村クラスを選ぶべき3つの理由をお伝えします。この記事を読んでいただければ、自信を持ってクラスを選択できるようになるはずです。ぜひ最後まで読んでみてください。
※本記事は2026年3月時点で入手できる情報を基に作成しています。
豊村クラスを選ぶべき3つの理由

この記事の結論は「迷ったら豊村クラスを選ぶのがおすすめ」というものです。私がそう考える理由を3つお伝えします。
開講時からの看板講師
アガルート行政書士講座には、実は8人もの講師が在籍しています。私は、その中でも豊村講師こそがアガルート行政書士講座の看板講師であると考えています。というのも、こんな経緯があるからです。
- アガルートの行政書士講座は2017年2月に開講
- 豊村講師は開講当初から講師を担当
- 田島講師の行政書士講座担当は2023年開講分から
アガルート行政書士講座が2017年2月に開設されたとき、その講義を担当したのが豊村慶太講師でした。以来、テキストの磨き込み、カリキュラムの改善、そして数多くの合格者の輩出を、豊村講師が中心になって積み重ねてきています。
「アガルートの行政書士講座=豊村講師」と言っても過言ではないほど、講座の成長と豊村講師の歩みは切り離せない関係にあるんです。
一方、田島圭祐講師が入門総合講義の田島クラスを担当するようになったのは2023年開講分(2024年合格目標)から。
もちろん田島講師は独自の強みを持つ実力派の講師ですが、アガルートの行政書士講座における実績の蓄積という点では、豊村講師との間に約6年の開きがあることは見逃せません。
豊村講師に話を戻すと、アガルート公式サイトでは、豊村氏について「歴代の数多くの『豊村クラス』出身合格者の非常に高い支持」があると紹介しています。事実、豊村講師を称賛する声はとても多いです。
講座開設当初から教壇に立ち続け、年々カリキュラムを磨きながら多くの受講生を合格に導いてきた実績は、初めて行政書士試験に挑戦するあなたにとっても大きな安心材料になるのではないでしょうか。
指導歴20年超の専門キャリア
豊村講師の経歴・人物像をさらに掘り下げてみましょう。ポイントは次の通りです。
- 豊村講師の行政書士試験の講師歴は20年超
- LEC時代に12年以上「看板講師」として活躍
- のべ1万人以上の受験生を指導(2023年4月時点)
- 行政書士試験関連の著書は3冊(中央経済社)
豊村講師は早稲田大学3年次に、わずか2か月の学習期間で行政書士試験に合格しました。その後は20年以上にわたって行政書士試験の受験指導一筋にキャリアを築いてきた人物として知られています。
大手資格予備校LECでは12年以上にわたり第一線で活躍し、基幹講座・単科講座・全国向け収録講座に加えて、成城大学・学習院大学の学内講座まで幅広く担当していました。
のべ1万人以上の受験生を指導してきた経験は、単なる数字にとどまりません。何千人もの受験生がどこでつまずき、どうすれば理解が進むのかを熟知しているからこそ、その知見が講義の随所に活かされているのです。
豊村講師は著書も3冊出版しています。いずれも中央経済社から刊行された行政書士試験の専門書です。
- 『行政書士試験 手を広げずに楽して合格する方法』(2015年)
- 『行政書士試験 らくらく解けるゴールデンルール50』(2017年)
- 『行政書士試験 豊村式合格メソッド100』(2021年)
市販の書籍として出版できるほどの知識体系を持つ講師が、そのノウハウをカリキュラムと講義に惜しみなく注ぎ込んでいるのが豊村クラスだと言えるでしょう。
これに対し、田島講師は大学入試予備校で20年以上にわたり古文・現代文・小論文等を指導してきた「日本語のプロフェッショナル」です。その経験に基づいた条文読解の指導には、確かに独自の深い価値があります。
しかし、行政書士試験に特化した受験指導のノウハウという観点で見ると、20年超にわたり行政書士試験だけにキャリアを捧げてきた豊村講師の優位性は明らかと言えるのではないでしょうか。
200時間超の講義が生む丁寧さ
豊村クラスを選ぶべき理由の最後に指摘したいのが「講義時間の差」です。
| 比較項目 | 豊村クラス | 田島クラス | 備考 |
|---|---|---|---|
| 入門総合講義の 講義時間 | 約200時間 | 約178時間 | 約22時間差 |
| フルカリキュラム 全体 | 約387時間 | 約365時間 | 約22時間差 |
入門総合講義の講義時間を比較すると、豊村クラスは約200時間、田島クラスは約178時間。その差は約22時間です。この違いが生まれる理由は、豊村講師の講義スタイルにあります。
豊村講師は「ドラ息子」や「銀座のホステスのアケミちゃん」といったユニークな具体例を豊富に使いながら、法律の抽象的な概念をイメージしやすく伝えることで知られています。こうした丁寧な解説の積み重ねが、22時間という講義時間の差として現れているわけです。
初めて法律を学ぶ方にとって、この「手厚さ」は非常に重要な意味を持ちます。行政法や民法の条文は抽象的な記述が多く、文字だけを追っても頭に入りにくいことが少なくありません。
そんなとき、身近なエピソードを交えた解説があれば、具体的なイメージと結びつけて理解を深めることができます。わからない箇所が減れば学習のストレスも軽くなり、モチベーションを保ったまま勉強を続けやすくなるはずです。
しかも、豊村クラスと田島クラスの価格は変わりません。同じ受講料でより多くの講義を受けられるという点は、コストパフォーマンスの面でも見逃せないポイントではないでしょうか。
約22時間の差は、1日1時間学習するとすれば約3週間分に相当します。それだけ多くの解説を追加費用なしで受けられるのは、豊村クラスならではの魅力です。
「田島クラスも気になる」というあなたへ
ここまで豊村クラスを推奨してきましたが、「田島講師の講義スタイルにも魅力を感じる」という方もいらっしゃるかもしれません。その気持ちはとてもよく理解できます。
田島講師は大学入試予備校で20年以上にわたり国語系科目を指導してきた実績を持ち、担当講座の多くが定員締切になるほどの人気講師です。「日本語のプロ」として条文を丁寧に読み解くスタイルは、法律の文章を正確に理解する力を養う上で独自の強みを発揮するでしょう。
個人的には、講師は自分に合っているほうを選ぶのが一番良いと考えています。なので「田島講師のほうが自分に合っている気がする」という方は、ぜひ田島クラスを選んでください。きっとそのほうが楽しく学習を続けられるはずです。
この記事で豊村講師をお勧めしているのは、実績・キャリア・講義時間という3つの観点から見ると、豊村クラスにアドバンテージがあるよ、ということですが、それはあくまで迷う場合に参考にするべき事項です。
すでに「この講師のほうが良さそう」とわかっているなら、気にしなくて構いません。
余談ですが、田島クラスを選んだとしても、豊村講師の指導を受ける機会はあります。カリキュラムに含まれる「AWESOMEコンサルティング」は豊村講師が担当しており、クラスを問わず利用可能です。また、オプション講座の「豊村ゼミ」は田島クラスの受講生も参加できます。
「田島クラスに申し込んだら豊村講師との関わりを一切持てないわけではない」という点を認識しておきましょう。
この記事のまとめ
この記事では、アガルート行政書士講座で「豊村クラス」と「田島クラス」のどちらを選ぶべきかという話題について、豊村クラスを選ぶべき3つの理由をお伝えしました。その理由を改めて振り返ると次の通りです。
- 2017年の講座開設から看板講師としてアガルートの行政書士講座を支えてきた歴史
- 20年以上にわたり行政書士試験一筋で積み上げてきた専門キャリアと著書
- 約200時間に及ぶ丁寧な講義
これらの強みが揃った豊村クラスは、初めて行政書士試験に挑戦する方にとって、特に心強い選択肢と言えるでしょう。
ここまで読んでも「まだ迷ってしまうな…」と感じる方は、アガルートの無料体験に申し込み、豊村講師・田島講師のサンプル講義を視聴してみることをお勧めします。実際の講義を見ることで、あなたに合うかのがどちらなのかを確認できるはずです。ぜひ試してみてくださいね。



