宅建試験に一発合格した宅建士杉山貴隆です。
今回は資格スクエア宅建士講座の講師「田中祐介先生」の経歴や保有資格をまとめます。
「イケメンで落ち着いた雰囲気だから、苦労を知らないお坊ちゃんなんだろうな~」と想像している方はいないでしょうか。
この記事にまとめたプロフィール等を読んでいただくと、実は田中先生がかなりの苦労人であることがわかると思います。ぜひ最後まで読んでみてください。
田中祐介先生の経歴
はじめに田中祐介先生の経歴を紹介します。田中先生は1984年1月生まれ、神奈川県横浜市磯子区出身。血液型はO型で未婚。学歴は高卒だそうです。
高校卒業後、どういった仕事に就いていたのか等の詳細は明らかではありませんが、基本的に学歴なし・職歴なし・お金なしの状態だったとのこと。
全くの憶測ですが、家庭のことで長らく苦労されていたのかもしれません。というのも現在運営している事務所の名称が「家族のイニシャル」をもとにしており、思い入れがあると思われるからです。
法律系資格の取得を決意した20代半ば
田中先生は20代の半ば頃に法律系資格を取得しようと決め、勉強を開始します。お金が全く無かったため予備校等に通うことはできず独学を続けました。
資格スクエア公式サイトに掲載されていたインタビューによると、当時は「フリーターのような立場」で「平日フルタイムで働いて、夜は勉強」「金曜日、土曜日は深夜から朝まで居酒屋さんでアルバイトもしていた」とのこと。
勉強法は「購入したテキストをすべて裁断し、スキャナーで読み取り、7インチタブレットで仕事中いつも全教科持ち歩いて、歩きながら勉強」というものだったそうです。
資格を次々と取得し開業
当初より司法書士の受験を考えていたようですが、その前段階の挑戦として2011年度に行政書士試験を受験し合格。翌々年の2013年度には司法書士試験に合格します。
仕事と勉強に追われる生活が数年続いたわけですが、努力の甲斐あって目標としていた資格をついに手にしたのでした。
さらに翌2014年度に宅建試験を受験して合格。宅建を取ったのは、司法書士業務において不動産の取引に立ち会う機会が多く、宅建関連知識の必要性を感じてのことだったようです。
2017年頃までには埼玉県川口市で「ハスティーク法務事務所」を立ち上げ、開業。介護・福祉分野に強い司法書士として後見業務等に携わりつつ現在に至ります。
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田中先生は司法書士として活躍する傍ら、2018年から資格スクエア宅建士講座の講師を担当し、2021年度となる現在まで4年間勤めています。後で紹介するように、2019年からはYouTube動画で見かけることも多くなりました。
田中祐介先生の保有資格
田中先生は次の資格を持っています。
- 司法書士(埼玉司法書士会)
- 行政書士(未登録)
- 宅地建物取引士(未登録)
- 介護職員初任者研修修了(旧ホームヘルパー2級)
- シニア福祉アドバイザー
- FP技能士3級
法律系資格のほかは、介護・福祉系資格や財産管理に役立つ資格を取っていらっしゃるようです。
田中祐介先生出演のYouTube
2019年度以降、田中祐介先生は資格スクエアのYouTubeチャンネル「資格スクエア公式チャンネル」や「宅建ちゃんねる」に出演しています。
次の動画を見ていただくと田中先生の人となりがよくわかると思います。
この記事のまとめ
今回は資格スクエア宅建講師 田中祐介先生の経歴や保有資格についてお伝えしました。この記事の要点を復習すると次の通りです。
- 田中祐介先生の本業は司法書士で、埼玉県川口市でハスティーク法務事務所の代表を務めている
- もともと学歴なし・職歴なし・お金なしだったが、20代半ばから30代前半にかけて難関法律系資格を次々と取得し開業した
- 資格スクエア宅建士講座の講師は2018年から担当し現在に至る
田中先生が再起をかけて数年間働きながら勉強し、複数の資格を取って独立開業した苦労人だということがおわかりいただけたのではないでしょうか。
最後に全くの余談ですが、実は私は田中先生と同じ年の生まれです。そして私自身も20代後半まで職歴もお金もないという境遇にいて、その頃に宅建資格をとって人生を変えてきました。そのため田中先生の生き方には強く共感しています。
以上、参考になれば嬉しいです。