「司法試験・予備試験の対策はアガルートか資格スクエアのどちらかで決めたい。でも、自分にはどちらがより合っているのだろう」
そんなふうに迷っていませんか。それぞれの公式サイトを見比べても、2つの講座を同じ基準で比較するのは意外と難しいですよね。
そこで今回は、アガルート司法試験・予備試験講座 予備試験最短合格カリキュラム/フルと資格スクエア司法試験・予備試験講座 合格フルパッケージ 製本テキストありを、10個の観点からじっくり比較していきます。先に結論からお伝えすると、次のように整理できました。
- 講義でじっくり実力を積み上げたい人
- 作り込まれた紙のテキストで学びたい人
- 支払った受講料を合格で取り戻したい人
- 受かる見込みを比率で把握して決めたい人
- 短答をたくさん解いて得点力を固めたい人
- 受講料の負担をできるだけ抑えたい人
この後は比較表を示しながら、一つひとつの違いを詳しくお伝えしていきます。ぜひ講座選びの参考にしてみてください。
※本記事は2026年7月時点で入手できる情報を基に作成しています。
【比較表あり】2講座の違いを10項目で検証
まずは10項目の比較結果を一覧表で明示します。
| 比較項目 | アガルート | 資格スクエア |
|---|---|---|
| 受講料 | △ 約130万円 | ○ 約88万円 |
| 合格実績 | ○ 合格者数公表 | ◎ 受講生合格率公表 |
| 講師・講義 | ◎ 豊富な講義とゼミ | ○ 科目別講義が充実 |
| テキスト | ◎ フルカラー製本+電子 | ○ フルカラー製本あり |
| 問題集 | ○ 過去問・重要問題 | ◎ 短答演習が豊富 |
| 模試 | △ 外部模試の案内 | △ 短答模試のみ |
| 学習アプリ | ○ 動画視聴が中心 | ○ 短答アプリあり |
| 受講中のサポート | ◎ 質問・添削が充実 | ◎ 質問と電話相談 |
| 合格特典 | ◎ 全額返金あり | △ 金銭特典なし |
| 不合格時のフォロー | ○ 2か年継続できる | ○ 再受講割引あり |
| 総合評価 | 92点/100点 | 91点/100点 |
| 公式サイト | アガルート 公式サイト | 資格スクエア 公式サイト |
- ◎:特に優れている(10点)
- ○:十分な水準(9点)
- △:やや課題がある(8点)
- 評価は4社比較記事に基づく
より多くの講座を比較した4社比較記事もぜひチェックしてみてください。

それでは上記の表で示した各項目について、順番に深掘りしていきましょう。
受講料
- 資格スクエアはアガルートより3割ほど安い
- ただしアガルートには合格後に受講料が戻る仕組みがある
- 両社とも分割払いや各種割引に対応している
まず金額そのものを見てみます。アガルートの予備試験最短合格カリキュラム/フルは約130万円、資格スクエアの合格フルパッケージ(製本テキストあり)は約88万円です。
同じ「初学者向けの総合カリキュラム」でありながら、資格スクエアのほうが3割ほど安い計算になります。この差は決して小さくありません。
もっとも、金額の見え方は合格特典まで含めて考えると少し変わってきます。アガルートには、合格後に一定の要件を満たすと支払った受講料相当額が戻る仕組みがあるからです(詳しくは合格特典のセクションでお伝えします)。
合格を前提に置けるかどうかで、実質的な負担感が変わってくるわけですね。
支払い方法も両社でよく似た形です。いずれも分割払いに対応し、他校からの乗り換え割引や学生向けの割引など、条件に応じた割引制度も用意されています。ここは大きな差にはなりません。
結局のところ、初期に用意する金額を素直に軽くしたいなら資格スクエア、合格したときのリターンまで織り込んで考えたいならアガルート、という見方ができます。
合格実績
- 資格スクエアは受講生の合格率を公表している
- アガルートは合格者数と占有率を公表している
- 公表している数字の「種類」が根本的に違う
ここは両社の性格がはっきり分かれる項目です。じつは、どちらも実績を公表しています。違うのは公表している数字の種類です。
アガルートが前面に出しているのは司法試験の合格者数です。令和7年の司法試験では600名を超える有料講座の受講生が合格し、これは同年の合格者全体の約4割にあたります。
ただしこの数字は「司法試験の全合格者の中にアガルート受講生がどれだけいるか」という占有率であって、「受講生のうち何割が受かったか」を示す合格率とは別物です。
一方の資格スクエアは、受講生アンケートに基づく数値と明示したうえで、受講生の予備試験の合格率を公表しています。直近4年の平均では、受験者全体の合格率のおよそ6倍という水準でした。
アンケート回答者ベースという前提つきではあるものの、「受講生がどのくらいの割合で受かっているのか」を示してくれる点は、資格スクエアの大きな強みです。受かる見込みを数字でつかんでから決めたい人にとって、この開示姿勢は心強く映るのではないでしょうか。
講師・講義
- アガルートは講義量が豊富で双方向の場もある
- 資格スクエアは科目担任制でコンパクトに設計
- 「積み上げる学び」と「素早く回す学び」の違い
講義に対する考え方が、2社では対照的です。
アガルートは、中核の総合講義を軸に講義だけで700時間を超える規模を用意しています。担当するのは全員が新司法試験の合格者というプロ講師陣です。
画面にはテキストが同時表示され、9段階の倍速再生にも対応しているので、視聴環境も快適でした。さらにバーチャル校舎でのゼミや、月1回のホームルームといった双方向の場も設けられています。
実際に受講した私の実感としても、一人で黙々と進めるというより、講義とフォローに伴走してもらいながら基礎を積み上げていく感覚が強かったです。
対する資格スクエアは、科目ごとに専門の講師が担当する科目担任制をとっています。際立つのは「最短」を掲げた設計思想でしょう。
基礎講義はあえてコンパクトにまとめ、早く1周してアウトプットへ移ることを重視します。1つの講義も10分から30分ほどと短めで、オンデマンドでどんどん進める形です。
ライブ形式のゼミはありませんが、その分、限られた時間を演習に振り向けたい人には向いています。
じっくり講義で理解を固めたいならアガルート、要点を素早く押さえて演習に時間を使いたいなら資格スクエア、という住み分けになりそうです。
テキスト
- 両社ともフルカラーの製本テキストがある
- アガルートは紙とデジタルの両対応で作り込みが厚い
- 資格スクエアは製本ありプランで主要教材が紙になる
紙の教材で学びたい人にとっては、どちらも候補になります。両社ともフルカラーの製本テキストを用意しているからです。そのうえで、作り込みの度合いに差があります。
アガルートの基幹講座のテキストは全ページフルカラーで、同じ内容をデジタルブックでも読めます(ごく一部、デジタルブックに対応しない講座もあります)。デジタル側ではマーカーや書き込みもできるので、紙とデジタルを場面に応じて使い分けられるわけですね。
加えて、論点どうしのつながりを示す論点マップや、事項・判例の索引、過去問の出題実績、テキスト間の相互参照など、調べながら学ぶための工夫が細かく盛り込まれています。実際に受講してみて、この作り込みは想像以上だと感じた部分でした。
資格スクエアの「製本テキストあり」プランなら、講義ノートや論文問題集、論証をまとめたフレーム論証集が紙で手元に届きます(論文問題集のうち、司法試験の過去問はPDFでの提供)。
こちらもフルカラーを打ち出しており、まとめノートを作らずに済むようオンラインのレジュメも併用可能です。
ちなみに「製本テキストなし」プランを選ぶと、これらの主要教材はPDF提供に切り替わります。紙で書き込みながら進めたいなら、「製本テキストあり」を選んでおくと安心です。
紙で学べる点は共通しつつ、デジタルとの併用や教材の作り込みまで求めるなら、アガルートが一歩リードします。
問題集
- 資格スクエアは短答演習の作り込みが厚い
- アガルートは重要問題や論文過去問が中心
- 両社とも新しいCBT方式に対応した演習環境がある
問題演習では、両社でアプローチが分かれます。
アガルートは重要問題習得講座や予備試験の論文過去問解析講座など、論文対策を軸に演習の柱を組み立てています。
短答の過去問についても、テキスト自体は司法試験・予備試験の過去問をひととおり網羅します。ただしカリキュラムに同梱される版には解説講義が付かず、スマホのアプリで肢別に解き進めるような短答演習の仕組みも中心ではありません。
論文の作り込みは厚い一方、手を動かして短答を数多くこなす手軽さという点では一歩譲る印象でした。
これに対して資格スクエアは、短答演習の作り込みが際立つ講座です。中心にあるのは短答攻略クエストというスマホアプリで、司法試験・予備試験の短答過去問を肢別形式で解けます。会員登録して無料開放される分だけでも、1000問を超える演習が可能です。
さらに単一論点を短く問う基礎問も300問を超える規模で用意され、AI添削の対象になっています。とにかく手を動かして数をこなしたい人には、頼もしい環境と言えるでしょう。
なお、令和8年からは予備試験の論文式がパソコンで解答するCBT方式に変わります。この点については両社とも、本番システムの開発会社と組んで本番に近い演習環境を用意しており、新方式への備えという意味では横並びと考えてよいでしょう。
参考【アガルート公式】短答過去問解説講座Ⅰ 憲法・民法・刑法
参考【法務省】司法試験及び司法試験予備試験のデジタル化について
模試
- 両社とも本試験形式の模試は手薄
- アガルートは外部の模試を案内する形
- 資格スクエアは短答の予測模試を受講生向けに用意
正直にお伝えすると、模試は両社ともあまり強くない項目です。論文までを含む本試験そっくりの模試が、カリキュラムに標準で組み込まれているわけではありません。
アガルートの場合、カリキュラム本体に本試験形式の模試は含まれていません。辰已法律研究所と連携した択一模試や論文の公開模試は用意されているものの、これらは外部連携の案内という位置づけで、別途申し込む形になります。
資格スクエアが用意しているのは、AIが出題分野を予測する短答模試「未来問」です。こちらは受講生であれば無料で受けられ、案内もメールで届きます。ただし対象は短答式のみで、論文まで含めた本試験形式の模試は確認できませんでした。
まとめると、コースの中で気軽に力試しをしたいなら資格スクエアの未来問が一歩リードしますが、本格的な模試を求めるなら、どちらの講座でも別途の準備が必要になる、と考えておくとよいでしょう。
参考【アガルート公式】辰已法律研究所×アガルート 予備試験「総合択一模試」「論文公開模試」
参考【資格スクエア公式】AIが予想する予備試験模試「未来問」
学習アプリ
- アガルートのアプリは講義動画の視聴が中心
- 資格スクエアのアプリは短答演習が中心
- 「見て学ぶ」か「解いて学ぶ」かで用途が分かれる
スマホアプリの使いどころも、2社で性格が違います。
アガルートの公式アプリは、講義を軸にした作りです。講義動画をダウンロードしておけば、通信量を気にせずオフラインで視聴できます。倍速再生や、講義映像とテキストの同時表示にも対応しているのが心強いところ。
一方で、アプリの中で短答問題を解くような演習機能はありません。移動時間に講義を見て進めたい人に向いた設計です。
資格スクエアのアプリは、先ほど問題集の項でも触れた短答攻略クエストが中心になります。こちらはスキマ時間に短答過去問を解き、関連する講義もその場で確認できる仕組みです。講義音声のダウンロードもできます。
同じ「アプリ」でも、アガルートは見て学ぶ、資格スクエアは解いて学ぶ、と用途が分かれます。通勤中に何をしたいかをイメージすると、選びやすくなるはずです。
参考【アガルート公式】学習アプリ「AGAROOT Learning」
参考【資格スクエア公式】予備試験 短答アプリ(短答攻略クエスト)
受講中のサポート
- 両社とも質問や添削のサポートが手厚い
- アガルートは全対応をプロ講師が担う点を打ち出す
- 資格スクエアは論文添削の手厚さと電話相談が持ち味
サポート面は、どちらも高い水準です。そのうえで、力を入れているポイントに個性が出ています。
アガルートが強調するのは、担当者の顔ぶれです。24時間いつでも送れる質問サービスや、答案のオンライン添削、月1回のコーチング、口頭での論文添削まで用意され、これらをすべて新司法試験に合格したプロ講師が担当すると打ち出しています。
誰が見てくれるのかという安心感を重視する人には、この方針は響くでしょう。
資格スクエアの持ち味は、添削の手厚さと相談のしやすさです。講義画面からワンクリックで送れる質問に合格者が答えてくれるほか、論文添削については「業界最多」を掲げており、その通数はアガルートを上回ります。
さらに、予備試験や司法試験の合格者が電話で学習相談に乗ってくれるフォローアップも毎月受けられる手厚さ。とにかくたくさん答案を見てほしい、電話で相談したい、という人に合っています。
担当者の質を重視するならアガルート、添削の物量と電話相談を重視するなら資格スクエア。どちらを選んでも、サポートが薄くて困るという心配はまずありません。
合格特典
- アガルートは合格後に受講料相当額が戻る特典がある
- 資格スクエアに金銭的な特典はないが合格後の無料支援がある
- 合格へのご褒美を重視するならアガルート
合格したときに受けられる特典は、2社で大きく異なります。
アガルートには、フルカリキュラムを受講した人が予備試験に合格し、合格後に一定の要件を満たすと、対象講座の税抜相当額が戻ってくる仕組みがあります(ただし源泉徴収あり)。
支払った額の100%が無料になるわけではありませんが、合格までたどり着ければ費用負担を大幅に抑えられる、というのは大きな魅力です。高めの受講料を、合格という結果で取り戻したい人にとっては、日々の学習を支える動機づけにもなるでしょう。
資格スクエアには、こうした返金やお祝い金といった金銭的な特典はありません。ここはアガルートに一歩譲る部分でしょう。
ただし、フルパッケージには予備試験に合格した先の司法試験対策まで見据えた講座が組み込まれています。論文式に合格した人向けの口述模試も、無料で受けられます。お金が戻るわけではありませんが、合格した先の学習まで一つの講座で支えてくれる設計だと言えます。
合格したときのリターンをお金で実感したいならアガルート、次のステップへの学習支援を重視するなら資格スクエア、と理解しておくのが良いでしょう。
参考【資格スクエア公式】他校乗換割とは(プラン表内に合格後サポートとして無料口述模試の案内あり)
不合格時のフォロー
- 両社とも不合格時の返金や合格保証はない
- 両社とも翌年の試験まで継続して学べる
- 長期戦での再挑戦のしやすさで比べたい
思うような結果が出なかったときのために、フォロー面も見ておきましょう。前提として、両社とも「不合格なら返金」や「合格保証」といった制度は用意していません。ここは共通しています。
そのうえで、学習を継続しやすい設計になっているのは、どちらも同じです。
アガルートのカリキュラムは連続する2回の予備試験に対応する作りで、主要な講義は翌年の試験まで視聴を続けられます。初年度に届かなくても、追加の購入なしで動画中心の学習を継続できるわけですね。
ただし答練や添削の一部は当初の年度に向けて作られており、その後の法改正や新しい判例には対応しません。まるごと2年分そのまま使える、と単純化はできない点だけ心に留めておきましょう。
資格スクエアも視聴期限が開講日から2年間あり、翌年の予備試験まで同じ講座で学習を続けられます。期間を超えて続けたい場合は、月額制の延長サポートで受講期間を延ばすことも可能です。
どちらも保証こそないものの、2年という時間の中でじっくり再挑戦できる設計です。長い目で学習計画を立てたい人は、この継続のしやすさも判断材料に加えてみてください。
アガルートはこんな人におすすめ

ここまでの内容を踏まえると、アガルートの受講をおすすめできるのは次のような方です。
講義でじっくり実力を積み上げたい人
まず挙げたいのは、講義を通じて基礎から着実に力をつけたい人です。
アガルートは中核の総合講義を軸に、講義だけで700時間を超える規模を用意しています。担当するのは全員が新司法試験の合格者というプロ講師陣で、テキストの同時表示や9段階の倍速再生といった視聴環境も申し分ありません。
さらに、バーチャル校舎でのゼミや月1回のホームルームなど、一方通行ではない双方向の場も設けられています。
長い受験勉強は、どうしても孤独になりがちです。講義とフォローに伴走してもらいながら、順を追って理解を積み上げていきたい。そう考える人にとって、アガルートの手厚さは大きな支えになるはずです。

作り込まれた紙のテキストで学びたい人
次に、教材そのものにこだわりたい人とも、アガルートは好相性です。
基幹講座のテキストは全ページフルカラーで、同じ内容をデジタルブックでも読めます(一部の講座はデジタルブックの対象外です)。紙にじっくり書き込みながら、外出先ではデジタルで確認する、といった使い分けができるわけですね。
しかもテキストには、論点どうしのつながりを示す論点マップ、事項や判例の索引、過去問の出題実績、テキスト間の相互参照など、調べながら学ぶための仕掛けが細かく盛り込まれています。
私自身が受講して驚いたのも、この作り込みの丁寧さでした。教材を学習の土台として長く使い込みたい人に、自信を持っておすすめできます。
支払った受講料を合格で取り戻したい人
受講料を合格という結果で取り戻したい人にもアガルートが合っています。
アガルートの受講料は約130万円と、決して安くはありません。ですが、フルを受講して予備試験に合格し、合格後に一定の要件を満たせば、対象講座の税抜相当額が戻ってくる仕組みがあります。
合格体験記の提出やインタビュー出演といった条件があり、丸ごと無料になるわけではないものの、費用負担を大幅に抑えられるのは確かです。
この特典は、いわば合格に対する一つのご褒美でもあります。目標に向かって走り続けるための後押しがほしい人にとって、心強い制度になるでしょう。

資格スクエアはこんな人におすすめ

ここまでの内容を踏まえると、資格スクエアの受講をおすすめできるのは次のような方です。
受かる見込みを比率で把握して決めたい人
はじめに挙げたいのは、申し込む前に受かる見込みを数字でつかんでおきたい人です。
資格スクエアは、受講生アンケートに基づく数値と明示したうえで、受講生の予備試験の合格率を公表しています。直近4年の平均では、受験者全体の合格率のおよそ6倍という水準でした。
ここで大切なのは、これが「受講生のうちどれくらい受かったか」という比率だという点です。合格者の中に自社の受講生がどれだけいるかを示す占有率とは違い、あなた自身の受かりやすさをイメージしやすい数字になっています。
ここまで踏み込んで受講生の合格率を示してくれる姿勢は、講座選びの心強い判断材料になるでしょう。データを手がかりに納得して選びたい人に、資格スクエアはよく合います。
短答をたくさん解いて得点力を固めたい人
次に、とにかく問題を解いて力をつけたい人にも向くのが資格スクエアです。
学習の中心には、短答攻略クエストというアプリがあります。司法試験・予備試験の短答過去問を肢別形式で解ける仕組みで、無料開放される分だけでも1000問を超える演習が可能です。
加えて、単一論点を短く問う基礎問も300問を超える規模で用意され、これらはAI添削の対象になっています。
基礎講義をコンパクトに終えて、早めにアウトプットへ移る。その設計思想は、手を動かしながら覚えたいタイプの人と相性が良いでしょう。スキマ時間に短答を積み重ねて、着実に得点力を固めていきたい人にぴったりです。
参考【資格スクエア公式】予備試験 短答アプリ(短答攻略クエスト)
受講料の負担をできるだけ抑えたい人
最後に、初期の費用負担をできるだけ軽くしたい人にも資格スクエアをおすすめできます。
資格スクエアの合格フルパッケージは約88万円です。紙のテキストや手厚い添削、電話での学習相談、そして公表された合格実績まで備えた総合型のカリキュラムでありながら、アガルート(約130万円)よりも3割ほど抑えられています。
予備試験の対策は長期戦になりがちで、教材以外にもお金がかかる場面は少なくありません。だからこそ、必要な要素をひととおりそろえつつ、支払う金額はできるだけ抑えたい。そんなバランス感覚を大事にする人にとって、資格スクエアは有力な選択肢になります。
この記事のまとめ
今回はアガルート司法試験・予備試験講座と資格スクエア司法試験・予備試験講座の違いについてお伝えしました。比較表を再掲します。
| 比較項目 | アガルート | 資格スクエア |
|---|---|---|
| 受講料 | △ 約130万円 | ○ 約88万円 |
| 合格実績 | ○ 合格者数公表 | ◎ 受講生合格率公表 |
| 講師・講義 | ◎ 豊富な講義とゼミ | ○ 科目別講義が充実 |
| テキスト | ◎ フルカラー製本+電子 | ○ フルカラー製本あり |
| 問題集 | ○ 過去問・重要問題 | ◎ 短答演習が豊富 |
| 模試 | △ 外部模試の案内 | △ 短答模試のみ |
| 学習アプリ | ○ 動画視聴が中心 | ○ 短答アプリあり |
| 受講中のサポート | ◎ 質問・添削が充実 | ◎ 質問と電話相談 |
| 合格特典 | ◎ 全額返金あり | △ 金銭特典なし |
| 不合格時のフォロー | ○ 2か年継続できる | ○ 再受講割引あり |
| 総合評価 | 92点/100点 | 91点/100点 |
| 公式サイト | アガルート 公式サイト | 資格スクエア 公式サイト |
10項目を並べて見てきましたが、ここで一つ強くお伝えしておきたいことがあります。それは、今回取り上げた2社が、いずれも合格者を送り出してきた実績を持つ、質の高い講座だということです。
評価に細かな差はあっても、どちらを選んでも予備試験合格をしっかり狙える土台が整っています。
だからこそ、最後の決め手になるのは「どちらが優れているか」ではなく「どちらが自分に合っているか」です。
講義とサポートに伴走してもらいながら積み上げたいのか、演習量とコストのバランスを取りたいのか。あなたの学び方や大切にしたいことを思い浮かべながら、しっくりくるほうを選んでみてください。
予備試験は長い挑戦になりますが、自分に合った講座は、その道のりを最後まで支えてくれる心強い味方になります。この記事が、あなたの一歩を後押しできればうれしいです。どうか納得のいく一つを選び、合格への歩みを踏み出してください。応援しています。

