アガルートの資格試験対策講座をレビューしている杉山貴隆です。
アガルート司法試験・予備試験講座に関する情報を探しても受講経験に基づいた1次情報がほとんど見つからず、困っていませんか?
そんな方に向けて、今回はアガルートの予備試験最短合格カリキュラムを実際に購入・受講し、実体験に基づいてレビューします。この記事を読んでわかることは次の通りです。
- アガルート司法試験・予備試験講座を受講した感想
- アガルートの特徴・他社との違い・メリット・デメリット
- 最安値で購入し受講する方法
ぜひ参考にしてみてください。
※本記事は2026年6月時点で入手できる情報を基に作成しています。ただし、レビューの内容は受講当時のものであり、現在とは状況が異なる場合があります。
アガルートの担当者様にご協力いただき、司法試験・予備試験講座に関する独占取材を行いました。受講前の疑問を解消できる「ここでしか読めないコンテンツ」です。あわせてご覧ください。

アガルート司法試験・予備試験講座を受講してレビュー
アガルート司法試験・予備試験講座を実際に受講してレビューします。
※以下のレビューは「予備試験最短合格カリキュラム(2024年・2025年合格目標)」に基づいています。
学習初期① 総合講義300のレビュー
総合講義300は司法試験・予備試験の論文試験に主眼を置いた基礎知識習得講座です。

司法試験でも予備試験でも最終的には論文試験を攻略できなければ合格できません。そこでアガルートでは論文対策を重視しており、最初に視聴することになる総合講義300でも論文で必要になる知識を中心に学んでいきます。
私はてっきり民法から順番に学んでいくものと思っていたのですが、実際にはそうではありませんでした。具体的な法律の勉強に入る前の入門編として法律の基礎知識を学びます。

法律の基礎知識では「法とは何か」「法にはどんな種類があるのか」「条文はどのように読めばいいのか」といった法学の最初の一歩を学びます。「えっ? そんな簡単なところから話を始めるの?」と思ってしまうくらい基本的な内容です。
法律の基礎知識の一連の講義があるおかげで、法律について本当に1度も学んだ経験がなくても司法試験・予備試験の学習をスタートできます。その気になれば中高生であっても問題なく学習を始められるでしょう。
法律の基礎知識の受講が終わると、いよいよ民法・商法・刑法等の個別の科目を学んでいきます。教材はテキストと講義です。総合講義300のテキストは試験攻略に必要な知識をレジュメ形式でまとめた体裁となっています。

レジュメ形式ですので余分な情報は削ぎ落とされており、知識の本質的な部分だけが掲載されています。そのためテキストのページ数はかなり圧縮されている印象です。
ここでアガルートのテキストの簡潔さを客観的に明らかにするため、民法のテキストが全部で何ページあるのかを他社の市販テキストと比較してみました。
アガルートの民法テキストは『試験対策講座』『C-Book』よりずっと分量が少なく、非常に簡潔に書かれていることがわかると思います。他の科目に関しても同様です。
司法試験・予備試験の学習にあたっては各科目のテキストを何周も回すことが大切ですが、アガルートの場合はページ数が少ないため、1周あたりの負担をグッと抑制できます。つまり他社の市販テキストよりも「回しやすい」のです。
公平を期すために書き添えると『試験対策講座』『C-Book』は短答と論文の両方を射程に入れています。そのため分量が増えるのは仕方がない面があります。
とはいえ、初学者にとってアガルートのテキストが取り組みやすい分量であることは明白であると私は思います。
さて、テキストは自分で読み進めることもできますが、実際に読んでみると少し難しいと感じるかもしれません。その場合は工藤講師による講義を合わせて視聴するのが良いでしょう。テキストの内容を工藤北斗講師がわかりやすく解説してくれるからです。
たとえば「民法 第2編 物権法」の不動産物権変動の最初に不動産登記の話が出てきます。この制度について工藤講師はこんなふうに説明していました。

登記というのが一体何なのかをざっくり言うと「今この不動産がどういう状態にあるのか」ということを公に示す、そういう制度です。公示の制度なんですね。
だから登記を見ればこの不動産がどういう不動産なのかが一目瞭然なんですよ。誰が所有者なのか、どういう権利があるのか、広さがどのくらいなのか、といったことが全部わかります。
例えば皆さんがある土地が欲しいなと思って最初に見るのが登記ということになりますね。その登記を見たら誰が所有者なのかがわかりますので、その所有者のところへ行って土地を売ってくださいと交渉することも可能です。
登記が持つ機能を誰にでもわかる言葉でかみ砕いて説明していることがわかると思います。この解説なら登記を始めて耳にした人であっても「へ~、そういう制度なんだ」と理解できますよね。
このように工藤講師は複雑怪奇な専門用語や概念を初心者が理解できる言葉でサクサクと解説してくれます。なので法律知識がゼロの人であっても安心して学習を続けられると言って良いでしょう。
学習初期② 論文答案の「書き方」のレビュー
論文答案の「書き方」(以下、書き方講座と呼びます)は論文試験の雰囲気をつかむための講座です。

書き方講座のテキストにはいくつもの練習問題が収録されています。1問ごとに問題文と答案構成・解答例が示されており「さぁ論文を書いてみろ!」と言わんばかりの内容です。

テキストを見た私は「えっ!総合講義で法律のことがようやく少しわかったくらいの段階なのに、もう論文答案を書く感じなの…?」と不安な気持ちになりました。「いやいや、書けるわけないじゃん」と。
しかし、繰り返しになりますが司法試験・予備試験では論文が書けなければ合格できません。ゆえにアガルートは論文試験を重視しており、だからこそ少しでも早く論文の問題・答案に触れさせようとしているわけです。
「そうは言ってもムズいよね?」と思っていた私ですが、受講を進めてみると「何でもいいからとにかく書け!」という不合理な指導をしているわけではないことがわかりました。

というのも、この講座では「簡易な論文問題とそれに対する答案構成例と解答例を読み込んで理解する」というインプット学習が中心になっているんです。つまりいくつもの答案の下書きと模範解答に目を通して論文問題に馴染むことに主眼が置かれていました。
では実際のところどのくらいの量の論文問題をインプットすることになるのか。私が受講した年度では次の通りでした。
| 科目 | 問題数 |
|---|---|
| 民法 | 25問 |
| 商法 | 20問 |
| 民訴法 | 20問 |
| 刑法 | 25問 |
| 刑訴法 | 20問 |
ここに挙げた5科目だけでも100問を軽く超えています(実際には憲法・行政法もあります)。確かにこれだけの数の問題と解答例を読み込めば、イヤでも「論文ってこういうものなんだ」とイメージできるようになりますよね。
なお、上の表で示したのは書き方講座の「講義編」の問題数です。実際には書き方講座には「答練編」も用意されており、そこでは自分で答案を書く練習を実施します(問題数は少なく、各科目4~5問程度)。
つまり書き方講座ではインプットをするばかりでなく、実際に手を動かして論述するアウトプットの機会もあるわけです。しかも作成した答案はアガルートのオンライン添削に出すことができます。
もちろん最初なので良い評価はもらえません。しかしたとえそうだとしても「客観的なフィードバックを得て実力を磨く学習」をできるだけ早い段階でスタートせよ、というのがアガルートのメッセージなのだと思います。
以上のことからわかるように、書き方講座は大量の設問・答案にどっぷり浸かり、それによって頭を論文に慣らすことを狙った講座であると言えます。
学習初期③ 重要問題習得講座のレビュー
重要問題習得講座は論文答案作成の基礎力を養成する講座です。

いよいよこの講座から論文問題を解く訓練が本格的に始まります。基本7科目(民法・商法・民訴法・刑法・刑訴法・憲法・行政法)の問題集がメインの教材です。問題集には問題文・論点解説・答案構成例・答案例が次のように収録されています。



受講生はまずは自力で答案構成(答案の下書き)をやってみて、その上で論点解説等を読み、解説動画を視聴する流れとなっています。

私も実際にやってみましたが、結構難しい! いくら総合講義300や書き方講座を受講したと言っても、自分で論点を見つけて答案構成を書くことはやはり容易いことではありません。
でも1回目こそほとんど何も書けずに解説と模範解答を見て終わるのですが、翌日に同じ問題に再び取り組むと、何とな~く答案構成のようなものが書けます(前日の解答解説の記憶が残っているので、それを思い出しながら書く感じです)。
そして次の日に三度取り組むと、さらにましな答案構成が書けるようになりました。「なるほど、こうやって繰り返し論文問題を解くことで条文・判例・論点が頭に定着していって、論文を書く力が伸びていくんだ」と実感しました。
この講座を受講する価値は次の2点に集約できます。
- 基本問題・重要問題・典型問題をまとめてつぶせること
- 答案構成の十分なトレーニングができること
第一の価値は基本問題・重要問題・典型問題をまとめてつぶせることです。
司法試験や予備試験の過去問は書店等で買うこともできますが、その中には試験対策上外せない問題だけでなく「今後は出題がなさそうなもの」や「重要ともそうでないとも言えないもの」まで、全てがゴチャ混ぜだったりします。
そんな問題集から「外せない問題」だけをピックアップするなんて、私たち学習者には到底できませんよね。それに、仮にピックアップできたとしても、試験問題そのままでは学習に最適とは言えません(長すぎたり、重要度の異なる論点が混在したりするので)。
そこで基本問題・重要問題・典型問題と言えるものをプロの目で抽出し、論文の基礎力を付けるための問題としてアレンジした上で収録したのがこの講座の問題集となっています。
言い換えれば、この問題集を使うことで司法試験・予備試験の論文過去問の「一番美味しいところだけ」を「ひたすらつまみ食い」できるわけです。これ以上に効率の良い学習方法はないですよね。
第二の価値は答案構成の十分なトレーニングができることです。
論文試験の問題を解く際は、はじめに答案構成と呼ばれる答案の骨組みを作成し、それをもとにして本答案を書くという流れを取るのが普通です。ただし本答案を書く作業は時間がかかることから、この講座では原則として答案構成の段階に留めることが推奨されています。
では実際にどのくらいの量の答案構成を書くことになるのかと言うと、私が受講した年度では次の通りでした。
| 科目 | 問題数 |
|---|---|
| 民法 | 73問 |
| 商法 | 63問 |
| 民訴法 | 58問 |
| 刑法 | 58問 |
| 刑訴法 | 78問 |
| 合計(憲法・行政法含む) | 約450問 |
各科目でおよそ60~70問前後、合計で約450問の論文問題に取り組みます。そしてそれを繰り返し行うように指導されます。
ということは、たとえば5周もすれば延べ2,000を超える答案構成を作ることになるわけです。これだけやれば最初はどんなに素人であっても確実に答案構成マスターになれるでしょう。
答案構成ができてしまえば、実際の答案に落とし込む作業はそれほど難しいわけではありません。したがって、この講座をやり込むことで論文試験の合格が手を伸ばせば掴める位置に初めて見えてくるはずです。
学習中期① 短答過去問解説講座(Ⅰ・Ⅱ)のレビュー
短答過去問解説講座は司法試験・予備試験の短答式過去問の理解度を100%にするためのアウトプット講座です。

先にお伝えしてきた「総合講義300」「書き方講座」「重要問題習得講座」は予備試験最短合格カリキュラムの「基礎3講座」と位置付けられており、いずれも論文式試験を見据えたものでした。
基礎3講座をある程度こなしたら学習初期の段階が終わり、学習中期に入っていきます。学習中期の序盤はみんな大好き(?)短答対策です。ここで紹介する短答過去問解説講座の問題集は過去の司法試験全問題・予備試験全問題を収録しています。
「いきなり短答過去問を解けと言われても…無理でしょ!」と思うのですが、やってみると必ずしもそうではありませんでした。解けるものや、解けないまでも何が問われているかはわかる、という問題も数多くあるんです。
なぜ短答過去問に取り組むのが初めてなのに解き得るのか。それは短答で問われる知識が論文で問われる知識を包含しているからです。

つまり論文対策の「基礎3講座」で学ぶ事項は全て短答で問われる事項でもあり、ゆえにこの時点で短答問題にも部分的に対応できるようになっています。あとは短答でしか問われない知識(いわゆる短答プロパー知識)の習得を意識すれば良いわけです。
とはいえ、論文の知識で解ける問題でも初めのうちはそう簡単には解けませんし、これから覚えていかねばならない短答プロパー知識の量も決して少なくありません。
そこで短答過去問解説講座の問題集の最初の1周目は問題を解かずに「問題文を読む」→「解説を読む」だけを行うことが推奨されています。あまり時間をかけずにサクサク進み、まずは短答過去問の全体を頭に入れようというわけです。
これに対し、2周目以降は「問題文を読む」→「問題を解く」→「解説を読む」→「必要に応じて解説講義を聴く」という通常の流れで学習します。

講師の解説講義は単に問題集に載っている解説を読み上げるものではありませんでした。折に触れて司法試験・予備試験を攻略するためのヒントやテクニックを私たちに提供してくれます。
たとえば平成30年の民法第1問の解説冒頭で渡辺講師は次のように話しています。
この問題のテーマは胎児で、正しいものの組み合わせの問題ですね。
胎児と言ったらコレは絶対頭に入れておかないといけないのが「胎児に認められる権利能力」の話ですね。3つしかありません。
まずは①損害賠償請求、そして②相続、最後に③遺贈。(中略)この3つを除いて胎児には権利能力は認められていないということです。
これを前提にすればこの問題は超簡単で…
私たちが頭に入れておくべきポイントをズバッと提示してくれます。このように教えてもらえたら、もう同種のテーマの問題では間違えることがなくなりますよね。
ちなみに予備試験最短合格カリキュラムの「ライトカリキュラム」には短答過去問解説講座の講義が含まれていません。
しかし初学者の方ほど渡辺講師の講義から得られるものが多いです。ゆえに「ライトカリキュラム」ではなくフルパッケージのカリキュラムの受講をお勧めします。
一般的に、司法試験や予備試験の短答式試験は過去問をマスターしておけば合格できると言われています。
したがって私たちはこの短答過去問講座を何周も回して、全ての問についてその正誤と理由を解答できる状態を目指すことになります。つまり、最初にお伝えしたように「短答過去問の理解度100%」がこの講座のゴールなのです。
でも具体的に何周回せばいいのでしょうか? この点については「予備試験最短合格カリキュラム/ライトの進め方」という付属の冊子の中で言及がありました。

実際に何周と書かれていたのかは、ここでは割愛します。受講開始後に上記の冊子を参照してみてください(おそらく私の受講年度以降でも同様の冊子等が付属すると思います)。
なお、私が受講した当時はこの講座に渡辺講師による解説講義が付いていました。しかし現在のカリキュラム(フル・ライト)に同梱される短答過去問解説講座は、問題集と解説のテキストのみで解説講義は付きません(講義付きのものは別売りの単科講座として用意されています)。
ここで紹介した解説講義の様子は受講当時のものとしてお読みください。
短答過去問解説講座(Ⅰ・Ⅱ)の詳細を知りたいときは次のページをチェックしましょう。
次の関連記事では「合格者が実践していた短答対策」についてデータを元に考察しています。ぜひご覧ください。

学習中期② 法律実務基礎科目対策講座のレビュー
法律実務基礎科目対策講座は主として予備試験の論文式試験と口述試験で問われる「法律実務基礎科目」について基本知識を習得するためのインプット講座です。

法律実務基礎科目は大きく民事実務基礎と刑事実務基礎に分けられます。民事実務基礎は民法と民訴法を組み合わせた応用科目、刑事実務基礎は刑法と刑訴法を組み合わせた応用科目です。
講座付属のテキストはA4判1冊(約420ページ)。民事実務・刑事実務(および両分野にまたがる法曹倫理)を1冊に収録しています。

モノクロ印刷ではあるものの、情報がよく整理されており、知識をインプットしやすいように視覚的な工夫が凝らされていると感じました。
民事実務基礎は丸野悟史講師が担当します。

丸野講師はかつて伊藤塾でも予備試験の受験指導を行っていた経歴があります。この講座では民事実務の主要な学習事項である民事保全・要件事実・二段の推定といったテーマについてさすがと感じさせるわかりやすい講義を展開していました。
刑事実務基礎は谷山政司講師が担当します。

谷山講師も過去に伊藤塾で予備試験の個別指導に携わっていたほか、個人で受験指導の事業を行っていたとのこと。講義では筋道の通った整然とした語り口で刑事実務の主要な学習事項である勾留・保釈、公判前整理手続・事実認定等のテーマに切り込んでいました。
法律実務基礎科目は新たに習得するべき知識が少なく、また論文式試験の出題難易度も比較的やさしいものが多いです。したがって得点源とみなされるべき貴重な科目であると言えます。
しかし実際には多くの受験生が法律基本7科目で手一杯となり、法律実務基礎科目まで手が回りません。逆に言うとこの科目を丁寧に学習することで他の受験生に差をつけることができるわけです。
アガルートを受講する場合、カリキュラムに組み込まれた法律実務基礎科目対策講座で知識習得を着実に進められます。予備試験の合格可能性アップを大いに期待できる講座として気合いを入れて受講するのが良いと思います。
学習中期③ 論証集の「使い方」のレビュー
論証集の「使い方」(以下「使い方講座」と表記します)は論文答案を書く際に必要となる各種の「論証」を習得するための講座です。

論文式試験では条文上明示されていない事柄や法解釈上争いのある事項等について、自分が依拠する立場(基本は判例・通説の立場)をその理由付けとともに示しつつ論述を進めなくてはなりません。
その際には毎回1から文章を組み立てるのでは時間が足りません。そこである程度決まったキーワードと文章表現を使用し、それを「論文を組み立てるパーツ」として答案に組み込んでいきます。
このパーツは論証と呼ばれており、この使い方講座のテキストには私たちが記憶しておくべき論証が多数収録されています。
使い方講座では解説講義も視聴可能です。

工藤北斗講師が論証1つ1つについて解説を加えていきます。私が感じたところだと比較的あっさりとした解説で次々に進んでいく印象です。約38時間という比較的短い時間で総合講義300の復習をすることを兼ねているためだと思われます。
さて、論文試験攻略のためには論証のキーワードと文章表現を暗記することが必要です。そのため使い方講座では学習アプリで動画をダウンロードし、バックグラウンド再生等を利用して繰り返し聴くことが推奨されています。
ただ、ちょっと気になるのは講義では論証自体を読み上げることはしていないという点です。講師によるポイント解説にとどまっており、講義を繰り返し聴いたところで論証の暗記の助けにはあまりならないのでは?と私は感じました。
とはいえ、使い方講座の講義を反復して聴くことは合格者に共通の活用法であるとして強く推されているので、単純に私の感覚が間違っているのかもしれないのですが…。
論証の暗記という観点では、自分で論証を読み上げ、その声を録音したものを繰り返し聴くといった工夫をするのが良いと思います。
学習後期① 短答知識完成講座のレビュー
短答知識完成講座は司法試験・予備試験の短答式試験においてのみ問われる知識を補完するインプット講座です。

前述の通り短答で必要になる知識は論文で必要になる知識を包含しています。アガルートの基礎講座である総合講義300では論文知識を優先的に学習しました。そこでは扱えなかった短答専用の知識(短答プロパー知識)をこの短答知識完成講座で学ぶわけです。

といっても、私たちは先行して短答過去問解説講座の問題集を通じて短答式試験の全ての設問を解き、その解説を読んだり聴いたりしています。つまり短答プロパー知識についてもすでにアウトプット学習をスタートしているわけです。
「それなら短答知識完成講座は不要なのでは?」と思われるかもしれません。実際、時間の余裕がない場合には短答知識完成講座の受講は省略して良いことになっており、優先度が低く位置づけられています。
それでも「短答プロパー知識についても一通りのインプット学習をやっておきたい」と考える人は一定数いるはずです(私もそう感じます)。そういう人のために短答知識完成講座が用意されているのでしょう。
また実際に受講を始めてみると「短答プロパー知識に分類されているが、実際には論文で出題された実績のある知識」もこの講座で取り扱われていると気が付きます。その典型例が「袋地所有者の囲繞地通行権」で、工藤講師は次のように話しています。

この囲繞地通行権なんですけれども、短答プロパー知識と考えていただければいいのかなと思いますが、実はこれ司法試験の論文に1回出たことがあるんですよね。(中略)
しかも現場思考というよりは知識を訊いてる系の問題で、たぶん知らないと解けない。(中略)結構みんなビックリしたという、そういう問題だったんですね。(中略)
この問題が出題された後に、囲繞地通行権を総合講義に移そうか、それとも短答知識完成講座で従前通りに扱うかは悩んだんですけど、おそらく今後聞かれることはあまりないかなと思ってこの講座で扱っています。
ただ、論文に出たということは知っておくのが良いと思います。
このように「短答プロパー知識かそうでないかの境界部分の知識」がこの講座に入っていることがあるわけです。
したがって「境界部分の知識まで含めてしっかりインプット学習を進めておき、短答だけでなく論文式試験への備えも可能な限り充実させておく」という視点でも、この講座を受講する意義があります。
受講した感想まとめ
アガルート司法試験・予備試験講座の代表的カリキュラム「予備試験最短合格カリキュラム」を実際に受講して強く感じることは「質も量も備わっているこのカリキュラムなら合格を確信できる」ということです。
まず質の面について。
最短合格カリキュラムでは書き方講座・重要問題習得講座・論文過去問解析講座の3ステップで論文答案の作成能力を極限まで高めます。同時に短答過去問解説講座・短答知識完成講座等で短答のみで問われる知識を養成します。
受講生1人1人が完全な初学者の状態からスムーズに階段を上っていけるよう、教材構成が緻密に作り込まれているわけです。
そして量の面について。
重要問題習得講座では約450問の論文構成を反復する他、短答過去問解説講座では過去の司法試験・予備試験の全問題(およそ2800問)を回す等、不足することが100%あり得ないほど十分な演習問題が用意されています。
物量をこなすことで知識が定着し、それが学習事項のより深い理解をもたらし、さらにそのことが知識の定着をいっそう促進し…という正のスパイラルが生まれやすくなっているんです。
圧倒的な合格実績に裏打ちされた質実剛健なカリキュラムを受講すれば、司法試験・予備試験の合格を勝ち取るその時までコツコツと学習できる。私はそのように感じています。
アガルート司法試験・予備試験講座の特徴
アガルート司法試験・予備試験講座の特徴を解説します。
圧倒的な合格実績
アガルート司法試験・予備試験講座は圧倒的な合格実績で知られています。アガルートが公表している司法試験・予備試験それぞれの合格実績を確認しましょう。
まずアガルートの近年の司法試験合格者占有率(司法試験の合格者全体に占めるアガルート受講生の割合)は次の図・表の通りです。
| 年度 | 全国合格者数 | アガルート合格者数 | アガルート占有率 |
|---|---|---|---|
| 2019年度 | 1,502人 | 523人 | 34.8% |
| 2020年度 | 1,450人 | 650人 | 44.8% |
| 2021年度 | 1,421人 | 669人 | 47.8% |
| 2022年度 | 1,403人 | 636人 | 45.3% |
| 2023年度 | 1,781人 | 641人 | 36.0% |
| 2024年度 | 1,592人 | 602人 | 37.8% |
| 2025年度 | 1,581人 | 618人 | 39.1% |
例年600人前後のアガルート受講生が司法試験に合格しています。特に2021年の合格者占有率は47.8%に達し、その年は司法試験合格者の約半数がアガルート受講生でした。直近の2025年も39.1%と、合格者のおよそ4割を占め続けています。
次にアガルート受講生の予備試験の最終合格率を見ていきましょう。
| 年度 | 全国合格率 | アガルート合格率 |
|---|---|---|
| 2019年度 | 4.04% | 17.7% |
| 2020年度 | 4.16% | 20.29% |
上の表のアガルート合格率は予備試験最短合格カリキュラムを受講した人を対象とした統計です。各年度とも全国合格率の4倍以上という高い数値を示しています。
とはいえアガルートの合格実績は他社と比べるとどうなんだろう?と気になる方もいるでしょう。他社との比較については合格実績の比較でお伝えします。
アガルートの合格実績については「合格率・合格者数の実態」の記事でも詳しく解説しています。

優秀な講師陣
アガルート司法試験・予備試験講座には30名以上の講師が在籍しています(2026年6月現在)。全員が新司法試験の合格者です(一般教養科目対策を担当する1名を除く)。
- 工藤北斗講師
- 2009年 新司法試験合格
- 谷山政司講師
- 2011年 新司法試験合格
- 丸野悟史講師
- 2012年 新司法試験合格
- 渥美雅大講師
- 2015年 新司法試験合格
- 渡辺悠人講師
- 2013年 新司法試験合格
- 石橋侑大講師
- 2016年 新司法試験合格
- 東浩作講師
- 2016年 新司法試験合格
- 富川純樹講師
- 2015年 新司法試験合格
- 笠井佳樹講師
- 2008年 新司法試験合格
- 一之瀬和彦講師
- 2017年 新司法試験合格
- 小島武士講師
- 2013年 新司法試験合格
- 小林達雄講師
- 2017年 新司法試験合格
- 若杉咲良講師
- 2012年 新司法試験合格
- 岡大貴講師
- 2019年 新司法試験合格
- 船戸久史講師
- 2019年 新司法試験合格
- 田中耕一講師
- 2013年 新司法試験合格
- 豊崎章央講師
- 2018年 司法修習修了
- 井上絵理子講師
- 2012年 新司法試験合格
- 佐藤高紳講師
- 2019年 新司法試験合格
- 北川大裕講師
- 2018年 新司法試験合格
- 江原佐和講師
- 2009年 新司法試験合格
- 池永数聖講師
- 新司法試験合格
- 藤村信吾講師
- 2019年 新司法試験合格
- 竹下青希講師
- 新司法試験合格
- 松間有香講師
- 2017年 新司法試験合格
- 五十嵐肇講師
- 新司法試験合格
- 鳥山あかね講師
- 2021年 新司法試験合格
- 辻凌人講師
- 2021年 新司法試験合格
- 植田美依奈講師
- 2020年 新司法試験合格
- 中山由梨奈講師
- 2022年 新司法試験合格
- 池田六法講師
- 2021年 新司法試験合格
- 伊村亮輔講師
- 2014年 新司法試験合格
- 本多勇講師
- 新司法試験合格
これほど多くの新司法試験合格者が講師を務める司法試験対策講座は私の知る限り他にありません。この講座を受講すれば日本最高峰の講師陣による指導を受けられると言っても過言ではないでしょう。
学習段階に対応した講座で学べる
アガルート司法試験・予備試験講座では「希望の合格ルート」や「現在の学習状況」に応じて選べるいくつものカリキュラムが用意されています。
| 学習未経験者向け | 学習経験者向け | |
|---|---|---|
| 予備試験 ルート | 最短合格カリキュラム 論文基礎力養成カリキュラム など | 予備試験インプットカリキュラム 予備試験アウトプットカリキュラム など |
| 法科大学院 ルート | 法科大学院入試・法曹コース最短合格カリキュラム 論文基礎力養成カリキュラム など | 各種単科講座 |
| 司法試験 受験資格保持者 | - | 司法試験インプットカリキュラム 司法試験アウトプットカリキュラム など |
学習未経験者向けのカリキュラムも学習経験者向けのカリキュラムも用意されています。インプットを主眼としたもの、アウトプットを主眼としたもの、論文試験にフォーカスしたものなど、内容もさまざまです。
したがってあなたが希望する合格ルートがどれであっても、また現在どの学習段階にあったとしても、アガルートでスタートを切った後は司法試験合格まで学び続けることが可能となっています。
アガルート司法試験・予備試験講座と他講座の比較
「アガルート司法試験・予備試験講座」と「司法試験・予備試験の対策講座を提供している競合4社」とを比較し、特徴を明確にしていきます。比較の対象となる講座の名称は次の通りです。
※各社の初学者向け予備試験対策講座をピックアップしています。
受講料の比較
はじめにアガルートの予備試験最短合格カリキュラムの受講料を他社の予備試験講座の受講料と比較します。アガルートを含めた5講座の税込通常価格は次の表の通りです。
| 講座 | 受講料 |
|---|---|
| スタディング 予備試験合格コース(総合) | 148,000円 |
| LEC 2年合格コース(通信Web) | 706,300円 |
| 資格スクエア 合格フルパッケージ(製本あり) | 877,800円 |
| アガルート 予備試験最短合格 カリキュラム/フル | 1,298,000円 |
| 伊藤塾 合格プレミアムコース | 1,496,000円 |
表からわかるように、アガルートの予備試験最短合格カリキュラム(フル)の価格帯は5講座の中では高いほうです。最も高額なのは伊藤塾で、それに比べるとアガルートは約20万円安く収まっています。一方でスタディングやLECと比べれば高めであることも事実です。
そこで以降の比較では「アガルートの受講料が、その内容や実績に見合うものなのか」を検討していきましょう。とりわけ、アガルートより高額な伊藤塾と比べてコストパフォーマンスがどうなのかにも注目してみてください。
合格実績の比較
アガルートの合格実績を他社と比較します。ただし、合格実績をどんな形で公表しているかは社によって大きく異なります。アガルートを含む5講座がそれぞれ公表している合格実績は次の表の通りです。
| 講座 | 合格実績 |
|---|---|
| スタディング | 非公表 |
| LEC | 司法試験合格者 累計5,389名 (1993〜2025年の33年間) |
| 資格スクエア | 予備試験合格率 21.7% (受講生アンケート) |
| アガルート | 司法試験占有率 39.1%(618名) (2025年) |
| 伊藤塾 | 司法試験占有率 90.6% (2025年) |
ここで注意してほしいのは、これらの数字は指標も集計の仕方もバラバラで、大小をそのまま比べられるものではないということです。
たとえば「占有率」は合格者全体に占める自社受講生の割合ですが、その集計対象は社ごとに違います。アガルートの39.1%は有料講座の受講生に絞った数字であるのに対し、伊藤塾の90.6%は入門講座だけでなく答練や模試の利用者まで幅広く含めた数字です。
集計対象を広く取れば取るほど占有率は当然高く出ますから、「伊藤塾のほうが3倍近く優れている」と読むのは誤りです。個人的には、むしろアガルートの数字のほうが講座の実力を素直に反映していると思っています。
さらに資格スクエアの21.7%は受講生アンケートに基づく合格率、LECの5,389名は30年余りの累計合格者数(入門講座出身)と、測っているものがまちまちです。スタディングのように数値を公表していない社もあります。
そのうえで言えるのは、アガルートが毎年の司法試験について、有料講座受講生という分かりやすい母集団で合格者数と占有率を開示し続けているということです。
2025年は618名が合格し、合格者全体のおよそ4割を占めました。誇張しにくい形で具体的な数字を毎年出し続けている点に、実績の確かさと透明性がうかがえます。
講座内容の比較
アガルートの予備試験最短合格カリキュラムの講座内容を他社の予備試験講座の内容と比較します。5講座の講座内容は次の表の通りです。
| 講座 | 講座内容 |
|---|---|
| スタディング 予備試験合格コース(総合) | 基本講座 スマート問題集 セレクト過去問集 論文コアメソッド講座 予備試験実践編 法律実務基礎科目講座 AI添削 学習Q&Aチケット |
| LEC 2年合格コース(通信Web) | 入門講座 コアテスト 論文基礎力養成答練 論文合格講座 予備試験CBTハイレベル論文答練 短答合格講座 ハイレベル短答答練 予備試験全国短答ファイナル模試 |
| 資格スクエア 合格フルパッケージ | 戦略合格講義 基礎講義 論文攻略講義 基礎問講義 論文過去問講義 短答攻略講義 口述攻略講義 実務基礎講義 選択科目講義 判例攻略フィル フレーム・論証集 |
| アガルート 予備試験最短合格 カリキュラム/フル | キックオフ司法試験予備試験 総合講義300 総合講義1問1答 論証集の「使い方」 論文答案の「書き方」 重要問題習得講座 短答絶対合格!スキル習得講座 短答知識完成講座Ⅰ・Ⅱ 短答過去問解説講座Ⅰ・Ⅱ 法律実務基礎科目総合講義 法律実務基礎科目重要問題習得講座 一般教養科目対策講座 旧司法試験 論文過去問解析講座 予備試験 論文過去問解析講座 予備試験・法科大学院入試答練 法律実務基礎科目答練 選択科目対策講座 担任講師のパーソナルコーチング 口頭論文添削・オフィスアワー オンライン添削206通 |
| 伊藤塾 合格プレミアムコース スタンダード本科生 | 体系マスター 基礎マスター(法律基本科目) 基礎マスター(実務基礎科目) 論文ファーストステップ講義 論文マスター(法律基本科目) 論文マスター(実務基礎科目) 予備試験論文過去問マスター 選択科目マスター 短答まとめテスト 基礎・論文マスター答練 予備試験論文過去問添削 伊藤塾生学習支援システム 特進ゼミ |
表を見ると、アガルートのカリキュラムは講座の数・種類ともに充実していることがわかります。
特に赤字の部分は、担任講師による継続的なフォロー(毎月の面談・口頭での論文添削・豊富なオンライン添削)をフルカリキュラムに標準で備えるものです。受講生1人1人に寄り添う体制が整っています。
上の表だけでは定量的な比較が難しいと思われる方もいるかもしれません。そこで数字で比較できる指標として講義時間に着目してみましょう。講義時間が長い講座ほど講座内容も充実していると推測できるからです。
アガルートを含む5講座の講義時間は次の表の通りです。
| 講座 | 講義時間 |
|---|---|
| スタディング 予備試験合格コース(総合) | 約370時間 |
| LEC 2年合格コース(通信Web) | 情報なし |
| 資格スクエア 合格フルパッケージ | 情報なし |
| アガルート 予備試験最短合格 カリキュラム/フル | 約757時間 |
| 伊藤塾 合格プレミアムコース スタンダード本科生 | 情報なし |
総講義時間を公式に明らかにしている講座は意外と少なく、横並びでの比較は簡単ではありません。ただ、数字を確認できる範囲ではアガルートが約760時間規模と、講義のボリュームがかなり大きいことがわかります。
豊富な講義量も、アガルートが学習内容の充実をうたえる理由の1つと言えるでしょう。
比較に関するまとめ
3つの観点でアガルートと他社の講座とを比較してきました。受講料の面で見ると、アガルートは最も高額というわけではなく、最高額の伊藤塾よりも安く収まっています。
それでいて合格実績の開示姿勢・講座内容・サポート体制のいずれも充実しているのですから、価格に見合う、いやそれ以上の価値を備えていると言っても過言ではないでしょう。とりわけアガルートより高額な伊藤塾と比べたとき、そのコストパフォーマンスの良さが際立ちます。
受講料についてはアガルートを受講するデメリットのセクションでも議論しますが、先に受講するメリットについて次のセクションでお伝えします。
アガルート司法試験・予備試験講座の6つのメリット
アガルート司法試験・予備試験講座を受講する場合、受講生はいくつものメリットを享受できます。以下では同講座の代表的カリキュラムである予備試験最短合格カリキュラムを受講するメリット6つを解説します。
モデル学習スケジュールの提示がある
アガルートの予備試験最短合格カリキュラムを選ぶメリットの1つめはモデル学習スケジュールの提示があることです。
予備試験最短合格カリキュラムはその名の通り1~2年程度の短期で予備試験に合格することを目標としています。しかし受験経験が無い受講生の場合「どのくらいのペースで学習すればいいのか?」「今のペースで学習を続けて大丈夫か?」といったことがわかりません。
この点、予備試験最短合格カリキュラムでは開始月別のモデル学習スケジュールを提供することで受講生が抱える懸念を払拭しています。たとえば2026年7月にスタートして2028年の合格を目指す場合のモデル学習スケジュールを、部分的に示すと次の通りです。

このスケジュールでは学習期間を約24か月とし、1日あたり約4.5時間の学習を目安としています。
序盤は導入講座の「キックオフ」(法律の基礎知識から民法・商法などの入り口)や「書き方の基礎」に取り組み、続いて「総合講義300」で各科目をインプットしながら「書き方」(論文答案の「書き方」)や「重問」(重要問題習得講座)で論文演習へと進みます。
後半は予備試験の論文過去問や答練で実戦力を固め、2028年5月の短答式・7月の論文式本番に備える流れです。
スケジュール表を見ればいつまでに何を終わらせればいいのかが明確にわかるので、予備試験対策が初めての受講生でも迷うことなく学習を開始・継続できます。
担任講師による手厚いフォローがある
アガルートの予備試験最短合格カリキュラムを選ぶメリットの2つめは担任講師による手厚いフォローがあることです。
フルカリキュラムにはパーソナルコーチングが標準で付いています。これは新司法試験に合格済みの講師が「担任」として、毎月あなたの学習の方向性やスケジュールの相談に乗ってくれる仕組みです。
年単位の長い学習では「今のペースで大丈夫だろうか」「次に何をやるべきか」と迷いがちですが、担任講師がいればそのつど軌道修正できます。
フォローはそれだけではありません。フルなら「口頭論文添削」(講師が双方向で口頭の添削をしてくれる)や「オフィスアワー」(講師に直接相談できる時間)も利用でき、答案や疑問点をその場でぶつけられます。
書いた答案はオンライン添削サービスに提出でき、その通数はフルで206通にのぼります。
「年単位で毎日勉強を続けるなんて到底できそうにない」と感じている方も多いはず。しかし担任講師がそばで伴走してくれるなら、途中で心が折れそうなときも踏みとどまれるのではないでしょうか。
アガルートにはまさに学習の継続を後押しする仕組みが用意されていると言って良いでしょう。
法科大学院入試対策オプションがある
アガルート予備試験最短合格カリキュラムを選ぶメリットの3つめは法科大学院入試(ロースクール入試)対策オプションがあることです。
最短合格カリキュラムには「法科大学院入試(ロースクール入試)対策オプション」を付帯できます。このオプションをつけるとアガルートの大学別ロー入試対策講座(過去問解説講座)から、好きな大学を5校分選んで受講できるようになります。
「予備試験ルートがメインだが、様子を見ながら法科大学院への入学も視野に入れたい」と考えている人にとっては嬉しいオプションです。また「予備試験対策の1つとして法科大学院の過去問を取り入れて演習量を増やしたい」という人にも適しています。
ただし法科大学院入試対策オプションは約17万円と決して安くはないことに注意してください。
特に「通うなら阪大か京大のロースクールが良い」のように入学希望校が1~2校に絞られている場合、希望校の過去問解説講座を単品で購入したほうが安上がりかもしれません。詳しくは次のページをチェックしてください。
選択科目が全8科目に対応している
アガルートの予備試験最短合格カリキュラムを選ぶメリットの4つめは選択科目が全8科目に対応していることです。
予備試験の論文式試験や司法試験では、労働法・倒産法・経済法・知的財産法・租税法・環境法・国際関係法(公法系)・国際関係法(私法系)という8科目の中から1科目を選んで受験します。どの科目を選ぶかは、興味や得意分野、出題との相性によって人それぞれです。
この点、アガルートの選択科目対策講座は8科目すべてに対応しています。そのため「自分が選びたい科目の講座が用意されていない」という事態が起こりません。
他社では対応科目が限られていて、租税法や環境法といった科目を選べないこともありますが、アガルートならその心配は不要です。
選択科目は1科目とはいえ、対策を後回しにすると思わぬ失点につながります。どの科目を選んでも専用の対策講座でしっかり備えられるのは、安心して学習を進められる大きな利点と言えるでしょう。
全額返金を受けられる
アガルートの予備試験最短合格カリキュラムを選ぶメリットの5つめは全額返金を受けられることです。
予備試験の対策講座の受講を開始後は年単位で毎日学習を続けなければなりません。「学習のモチベーションが続かないかもしれない…」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
そこで予備試験最短合格カリキュラム(フル)には「全額返金」の特典が用意されています。対象カリキュラム(フル)を受講し、所定の年度の予備試験に合格すれば、受講料に相当する額の返金を受けられる可能性があるんです。
これは言い換えるなら支払った受講料の大部分が戻ってくるかもしれないということ。日々の受験対策が辛かったとしても、返ってくる額の大きさを思えば勉強の意欲はきっと復活することでしょう。
CBT方式に対応している
アガルートの予備試験最短合格カリキュラムを選ぶメリットの6つめはCBT方式に対応していることです。
2026年(令和8年)の試験から、解答をパソコンで行うCBT方式が導入されます。予備試験では論文式試験が、司法試験では短答式・論文式の両方がCBT方式に切り替わります(予備試験の短答式は従来通りのマークシート方式のままです)。
紙とペンに慣れた状態でいきなり本番を迎えると、画面上での解答に戸惑いかねません。そこでアガルートは本番に近いCBT演習の環境を用意しています。
論文式では本番同様のタイマーや問題文表示、参照用の条文検索に対応し、画面上で作成した答案はそのままオンライン添削に回せます。短答式でもマーカーや見直し機能を備えた画面で演習できます。
初めての方式に不安を感じる人ほど、こうした本番を想定した練習を早くから重ねられるのは心強いはずです。
アガルート司法試験・予備試験講座のデメリット
どんな講座にもデメリットがあります。しかしデメリットを把握した上で受講すれば「こんなはずじゃなかった!」と後悔しなくて済みます。アガルート司法試験・予備試験講座のデメリットを把握しておきましょう。
価格が高い
アガルート司法試験・予備試験講座のデメリットはやはり価格が高いことです。代表的なカリキュラムの料金を次の表に示しました。
| カリキュラム | 通常価格 |
|---|---|
| 最短合格カリキュラム ライト | 998,800円 |
| 最短合格カリキュラム フル | 1,298,000円 |
内容を軽くして受講料を抑えた「ライト」でも約100万円。教材・サポートが最も充実した「フル」となると約130万円にもなります。そう簡単には決断できない金額です。
しかしここで考えてみてほしいのですが、上記カリキュラムの1日あたりの受講料はいくらになるでしょうか。
予備試験最短合格カリキュラムは2年分の試験に対応しています。単純計算にはなりますが、受講料を2年間の日数(730日)で割って1日あたりの受講料を求めてみましょう。
| カリキュラム | 1日あたり受講料 |
|---|---|
| 最短合格カリキュラム ライト | 1,368円/1日 |
| 最短合格カリキュラム フル | 1,778円/1日 |
1日あたりの受講料は最も高いフルでも約1,800円。言い換えると、予備試験最短合格カリキュラムを受講することにより1日あたりわずか2千円足らずのコストで、2年間の長きにわたって質の高い教材・環境を使って学習できると言えます。
1,800円は少し割の良いアルバイトをすれば1~2時間で取り返せる程度の金額です。このように考えると、予備試験最短合格カリキュラムの受講料も最初の印象ほど高くはないと思えるのではないでしょうか。
とはいえ「予備試験に合格すれば終わり」ではありません。その次には司法試験の受験が待ち構えています。司法試験の対策でも追加のコストがかかってしまうでしょう。
しかしながら、予備試験最短合格カリキュラム(フル)の受講生が予備試験に合格した場合は受講料の全額返金を受けることもできます。したがって、予備試験合格後の追加コストはかなりの程度圧縮可能であることを忘れないでください。
以上より、アガルートの受講料が一見高額だとしても、それを理由にして受講を避けるほどではないとわかるでしょう。むしろ1日あたり約1,800円の支出で法曹資格取得への困難な道のりをスムーズにできるなら、十分に支払う価値があるのではないでしょうか。
受講料はキャンペーン等の要因で変わることもあります。最新の料金は下記の公式ページで確認していただければと思います。
司法試験合格後、司法修習を経て裁判官、検察官、弁護士といった職業についた場合、あなたが期待できる年収はいくらでしょうか? 法曹の年収を把握しておきましょう。
- 裁判官の年収
- 経験10年程度を経て判事8号になった場合、約1,000万円
参考資料:裁判官の俸給等に関する法律
参考資料:弁護士山中理司のブログ「裁判官・検察官の給与月額表」 - 検察官の年収
- 経験10年程度を経て検事8号になった場合、約1,000万円
参考資料:検察官の俸給等に関する法律
参考資料:弁護士山中理司のブログ「裁判官・検察官の給与月額表」 - 弁護士の年収
- 経験10年程度を経た場合、約1400万円
参考資料:日本弁護士連合会『近年の弁護士の活動実態について』p.13に記された60~65期の収入の中央値
最初から上記金額を受け取れるわけではありませんが、10年程度のキャリアを積み上げることで年収1,000万円程度には到達できると考えられます。その後も真面目に働くことで年収は着実に増加します。
ここでアガルート予備試験最短合格カリキュラム(フル)の受講料を復習すると「約130万円」でした。この額なら合格後に受け取れる収入で受講料を回収することはそれほど難しくないと感じるのではないでしょうか。
以上のことから、将来的に法曹職に就くのであれば、約130万円を支払って予備試験最短合格カリキュラムを受講することは十分に合理的な自己投資であると結論できます。
手厚いサポートはフル限定
アガルート司法試験・予備試験講座のもう1つのデメリットは担任講師による手厚いサポートがフルカリキュラム限定であることです。
メリットの章で紹介したパーソナルコーチング・口頭論文添削・オフィスアワーといった講師による個別フォローは、いずれもフルでのみ利用でき、受講料を抑えた「ライト」では対象外です。費用を優先してライトを選ぶと、これらの手厚いサポートは受けられません。
しかも、フルの個別サポートには先着の希望制で定員が設けられているものがあります。申し込みのタイミングによっては枠が埋まっていることも考えられますから、講師の個別フォローをしっかり活用したい方は、フルを早めに検討するのが安心でしょう。
⇒ 【アガルート公式】司法試験・予備試験講座 予備試験最短合格カリキュラム
アガルート司法試験・予備試験講座はこんな人におすすめ
以上の内容を踏まえて、アガルート司法試験・予備試験講座がどんな人にあっているのかを述べていきます。
講師から直接指導を受けたい方
アガルート司法試験・予備試験講座は講師から直接指導を受けたい方におすすめできます。
フルカリキュラムには担任講師によるパーソナルコーチングや口頭論文添削があり、講師との二人三脚で合格に向けて前へ進めます。学習の進め方に悩んだときも、答案の出来に不安を覚えたときも、合格者である講師に直接ぶつけて解消できるんです。
独学やオンライン講義だけでは「これで合っているのだろうか」と心細くなりがち。その点、節目ごとに講師が伴走してくれる環境は、効率よく実力アップを図りたい人にとって大きな支えになるでしょう。
知識ゼロからスタートする方
アガルート司法試験・予備試験講座は知識ゼロからスタートする方におすすめできます。
特に予備試験最短合格カリキュラムに含まれている総合講義300はたとえ今持っている法律知識がゼロであっても法的思考法を習得できるよう入念に設計されています。
本講座は、法律を学習されたことがない方・法律知識が全くないという方を主な対象として、司法試験予備試験(予備試験)・法科大学院入試はもちろんのこと、司法試験合格までに必要な全ての知識を、約300時間で習得する法律の入門講座・基礎講座です。
何から始めれば良いかわからなくても、ひとまずアガルートのカリキュラムに乗っかって学習を始めてみてください。講師の丁寧・的確な指導のもとで少しずつ力をつけることができ、次に何をすれば良いかが見えてくるはずです。
働きながら合格を目指す社会人
アガルート司法試験・予備試験講座は働きながら合格を目指す社会人にもおすすめできます。
仕事を続けながらの学習では、まとまった時間を確保しにくいのが悩みどころです。その点アガルートは通学不要のオンライン講座で、公式アプリ「AGAROOT Learning」を使えば講義動画をダウンロードしてオフラインで視聴できます。通勤中や昼休みといったスキマ時間も学習にあてられるわけです。
講義は倍速再生に対応しているので、限られた時間で効率よくインプットを進められます。さらに開始月別のモデル学習スケジュールがあるため、「いつ何をやればいいか」に迷わず、自分のペースで計画的に学習を続けられます。
時間のやりくりが難しい社会人だからこそ、こうしたスキマ時間を活かせる仕組みが整っているアガルートは心強い味方になるはずです。
よくある質問
アガルート司法試験・予備試験講座のよくある質問に答えます。
担任制ってどんな仕組み?
担任制は予備試験最短合格カリキュラム(フル)に標準で付くフォローの仕組みです。
新司法試験に合格済みのアガルート講師が「担任」となり、毎月の面談(パーソナルコーチング)で学習の方向性やスケジュールの相談に乗ってくれます。あわせて口頭論文添削やオフィスアワーも利用でき、講師に直接相談しながら学習を進められます。
詳しくはカリキュラムの案内ページで確認してみてください。
クレジットカードで分割払いできる?
アガルート司法試験・予備試験講座はクレジットカードを使った分割払いに対応しています。VISA、Master、JCB、Amex、Dinersのカードが利用可能です。
分割回数・分割手数料の詳細はカードを発行した会社との契約によりますので、必要に応じてカード会社に問い合わせましょう(手元のカードの裏面に問い合わせ先が載っています)。
クレカで分割払いをする際の手順・注意点はクレカ分割払いの手順・注意点と支払額節約法の記事で解説しました。実際に分割払いを申し込んだ際のスクリーンショットも掲載しています。ぜひご覧ください。

ローンで分割払いできる?
アガルート司法試験・予備試験講座は信販会社(JACCS等)を通じたローンによる分割払いに対応しています。ローン分割手数料0円キャンペーンの期間中であれば手数料なしで分割払いに申し込むことも可能です(適用条件あり)。
ローンで分割払いをする際の手順・注意点は教育クレジットローン分割払いの手順・注意点と支払額節約法の記事で解説しました。実際に分割払いを申し込んだ際のスクリーンショットも掲載しています。ぜひご覧ください。

最安値で購入・受講する方法
アガルート司法試験・予備試験講座を最安値で購入し受講するにはキャンペーン・セール情報をチェックしましょう。期間限定ではありますが通常の数十パーセントの割引を受けられることがあります。
⇒ 【アガルート公式】司法試験・予備試験講座 キャンペーン・SALE情報
さらにアガルート司法試験・予備試験講座では割引クーポンを使えることがあります。多くの人にとって割引クーポンをもらえる可能性が最も高いやり方はLINE友だち登録とメールマガジンの受信です。詳しくはクーポンコードを獲得する5つの方法を読んでください。
また一定の条件に当てはまる人に限り各種割引制度を利用して割引クーポンの発行を受けることもできます。
| 制度名称 | 割引クーポン詳細 |
|---|---|
| グループ割引 | 対象講座10~20%OFF クーポン提供 |
| 他校乗換割引 | 対象講座20%OFF クーポン提供 |
| 他資格試験 合格者割引 | 対象講座5~10%OFF クーポン提供 |
| CPA受講生限定割引 | 対象講座10%OFF クーポン提供 |
| 大学生協割引 | 対象講座5%OFF クーポン提供 |
| 受験経験者割引 | 対象講座5%OFF クーポン提供 |
| 家族割引 | 対象講座5%OFF クーポン提供 |
| ステップアップ割引 | 対象講座5%OFF クーポン提供 |
| 中学・高校生割引 | 対象講座5%OFF クーポン提供 |
| 友人紹介割引 | 紹介者は現金最大10万円 申込者は5%OFF |
| 法人・士業事務所割引 | 要問い合わせ |
| 受講生限定割引 | 対象講座30%OFF クーポン提供 |
| 予備試験合格者割引 | 対象講座50%OFF クーポン提供 |
なお「キャンペーン(またはセール)」と「各種割引クーポン」は原則として併用可能です。併用できる場合は併用しましょう。仮に併用できない場合でもどちらかを利用すれば通常より安く受講できます。
アガルートの最新の割引情報はアガルートの割引情報まとめ記事で随時発信しています。ぜひチェックしてみてください。

この記事のまとめ

今回はアガルート司法試験・予備試験講座について解説しました。
アガルート司法試験・予備試験講座は新司法試験に合格した講師陣が監修する高品質な講座です。短期間でステップアップできる独自のカリキュラムは多くの人にとって受講しやすく、成果を出しやすい内容になっています。
充分な合格実績があり、講座の内容も他社を圧倒しているアガルートの受講が最良の選択肢だと思えたのではないでしょうか。ぜひ受講を開始して、司法試験合格の夢に向かって最初の一歩を踏み出しましょう。

