アガルート司法試験・予備試験講座の特徴とデメリット【口コミ評判】

アガルート司法試験・予備試験講座の特徴とデメリットを解説

予備試験最短合格カリキュラムを実際に受講してレビューしているKiryuです。

今回はアガルート司法試験・予備試験講座について解説します。この記事を読んでわかることは次の通りです。

ぜひ参考にしてみてください。

INFO

アガルート司法試験・予備試験講座は2023年6月30日まで受講相談キャンペーンを実施中です。無料の受講相談を利用すると1万円分相当のポイントを受け取ることができます。

身銭を切って予備試験最短合格カリキュラムを実際に購入・受講しました。教材や講義動画を次の記事でレビューしています。ぜひご覧ください。

アガルート司法試験・予備試験講座を実際に受講してレビュー
アガルート司法試験・予備試験講座の「最短合格カリキュラム」を実際に購入・受講しました。実体験をもとにレビューします。

2023年5月28日(日)YouTubeLIVE相談会が実施されました。次のページでアーカイブを視聴できます。

アガルート司法試験・予備試験講座の特徴

アガルート司法試験・予備試験講座の特徴を解説します。

圧倒的な合格実績

アガルート司法試験・予備試験講座は圧倒的な合格実績で知られています。アガルートが公表している司法試験・予備試験それぞれの合格実績を確認しましょう。

まずアガルートの近年の司法試験合格者占有率(司法試験の合格者全体に占めるアガルート受講生の割合)は次の図・表の通りです。

司法試験合格者占有率

年度全国合格者数アガルート合格者数アガルート占有率
2019年度1,502人523人34.8%
2020年度1,450人650人44.8%
2021年度1,421人669人47.8%
2022年度1,403人636人45.3%

例年500人以上のアガルート受講生が司法試験に合格しています。特に2021年の合格者占有率は47.8%となっており、司法試験合格者の約半数がアガルート受講生です。

次にアガルート受講生の予備試験の最終合格率を見ていきましょう。

予備試験の最終合格率

年度全国合格率アガルート合格率
2019年度4.04%17.7%
2020年度4.16%20.29%

上の表のアガルート合格率は予備試験最短合格カリキュラム(旧称:予備試験1年合格カリキュラム)をマネージメントオプション付きで受講した人を対象とした統計です。各年度とも全国合格率の4倍以上という高い合格率を示しています。

とはいえアガルートの合格実績は他社と比べるとどうなんだろう?と気になる方もいるでしょう。他社との比較については合格実績の比較でお伝えします。

優秀な講師陣

アガルート司法試験・予備試験講座には約20名の講師が在籍しています(2023年4月現在)。全員が新司法試験の合格者です(一般教養科目対策を担当する1名を除く)。

これほど多くの新司法試験合格者が講師を務める司法試験対策講座は私の知る限り他にありません。この講座を受講すれば日本最高峰の講師陣による指導を受けられると言っても過言ではないでしょう。

学習段階に対応した講座で学べる

アガルート司法試験・予備試験講座では「希望の合格ルート」や「現在の学習状況」に応じて選べるいくつものカリキュラムが用意されています。

学習未経験者向け学習経験者向け
予備試験
ルート
最短合格カリキュラム
論文基礎力養成カリキュラム
など
予備試験インプットカリキュラム
予備試験アウトプットカリキュラム
など
法科大学院
ルート
法科大学院入試専願カリキュラム
論文基礎力養成カリキュラム
など
各種単科講座
司法試験
受験資格保持者
司法試験インプットカリキュラム
司法試験アウトプットカリキュラム
など

学習未経験者向けのカリキュラムも学習経験者向けのカリキュラムも用意されています。インプットを主眼としたもの、アウトプットを主眼としたもの、論文試験にフォーカスしたものなど、内容もさまざまです。

したがってあなたが希望する合格ルートがどれであっても、また現在どの学習段階にあったとしても、アガルートでスタートを切った後は司法試験合格まで学び続けることが可能となっています。

アガルート司法試験・予備試験講座と他講座の比較

「アガルート司法試験・予備試験講座」と「司法試験・予備試験の対策講座を提供している競合4社」とを比較し、特徴を明確にしていきます。比較の対象となる講座の名称は次の通りです。

スタディング
司法試験・予備試験講座 予備試験合格コース(総合)
伊藤塾
司法試験講座 予備試験 答練フルパック+短答・論文過去問対策
資格スクエア
予備試験講座 合格フルパッケージ
LEC
司法試験講座 予備試験2年合格コース(通信)
アガルート
司法試験・予備試験講座 予備試験最短合格カリキュラム+個人別マネージメントオプション

※各社の初学者向け予備試験対策講座をピックアップしています。

受講料の比較

はじめにアガルートの予備試験最短合格カリキュラムの受講料を他社の予備試験講座の受講料と比較します。アガルートを含めた5講座の税込通常価格は次の表の通りです。

講座受講料
スタディング
予備試験合格コース(総合)
138,000円
伊藤塾
予備試験 答練フル+短答・論文過去問
414,800円
資格スクエア
予備試験講座 合格フルパッケージ
759,000円
LEC
2年合格コース(通信Web)
1,102,870円
アガルート
予備試験最短合格(マネオプ有)
1,592,800円

表からわかるように、アガルートの予備試験最短合格カリキュラムは他社の予備試験講座に比べて高額です。したがって以降の比較では「高額な受講料に見合うほどアガルートは他社よりも優れているのか?」を検討していきましょう。

合格実績の比較

アガルートの予備試験最短合格カリキュラムの合格実績を他社の予備試験の合格実績と比較します。ここでは合格実績とは合格率または合格者数を数値で示したものとします。アガルートを含む5講座の合格実績は次の表の通りです。

講座合格実績
スタディング
予備試験合格コース(総合)
公式サイトに
情報なし
伊藤塾
予備試験 答練フル+短答・論文過去問
公式サイトに
情報なし
資格スクエア
予備試験講座 合格フルパッケージ
公式サイトに
情報なし
LEC
2年合格コース(通信Web)
公式サイトに
情報なし
アガルート
予備試験最短合格 マネオプ有
20.29%
(2020年)

アガルート以外の競合他社は該当カリキュラムに紐づいた合格実績を公表していません。公表しない理由は定かではありませんが、あまり見栄えのしない実績だった可能性があります。

他方、アガルートはマネージメントオプション利用者の予備試験最終合格率を公表しています。その値は20.29%(2020年)。法務省が公表している2020年度予備試験合格率が4.16%でしたので、その4.9倍にあたる高い数値です。

アガルート司法試験・予備試験講座が持っている受講生を合格に導く力が合格実績にはっきりと現れています。

講座内容の比較

アガルートの予備試験最短合格カリキュラムの講座内容を他社の予備試験講座の内容と比較します。5講座の講座内容は次の表の通りです。

講座講座内容
スタディング
予備試験合格コース(総合)
基本講座
実務基礎講座
論文対策講座
伊藤塾
予備試験 答練フル+短答・論文過去問
予備試験短答対策講座
先取り論文直前答練
論文過去問マスター
コンプリート論文答練
短答答練
直近判例チェックテスト
全国公開短答模試
資格スクエア
予備試験講座 合格フルパッケージ
入門講義
基礎講義
基礎問講義
論文過去問講義
短答重点講義
短答過去問講義
口述対策講義
基礎講義(実務基礎)
論文過去問講義(実務基礎)
基礎講義(選択科目)
論文過去問講義(選択科目)
LEC
2年合格コース(通信Web)
入門講座
論文基礎力養成答練
合格答案作成講座
法律実務基礎講座 講義編・演習編
ハイレベル論文答練
短答合格講座
ハイレベル短答答練
短答ファイナル模試
アガルート
予備試験最短合格 マネオプ有
キックオフ司法試験予備試験
総合講義300
論文答案の「書き方」
重要問題習得講座
予備試験 論文過去問解析講座
旧司法試験 論文過去問解析講座
短答絶対合格!スキル習得講座
短答知識完成講座
短答過去問解説講座Ⅰ
短答過去問解説講座Ⅱ
法律実務基礎科目対策講座
一般教養科目対策講座
選択科目対策講座
予備試験答練
法律実務基礎科目答練
論証集の「使い方」
毎週60分の直接指導(20回)
個別進捗管理
毎回1~2通添削指導

表を見ると、やはりアガルートのカリキュラムは高額なぶん、他社の講座と比べても講座の内容が充実していることがわかります。特にマネオプに関係する部分(赤字)は他社が真似できないレベルで受講生1人1人への対応を実施するものです。

講義時間の比較

上の表だけでは定量的な比較が難しいと思われる方もいるかもしれません。そこで数字で比較できる指標として講義時間に着目してみましょう。講義時間が長い講座ほど講座内容も充実していると推測できるからです。

アガルートを含む5講座の講義時間は次の表の通りです。

講座講義時間
スタディング
予備試験合格コース(総合)
365時間
伊藤塾
予備試験 答練フル+短答・論文過去問
問い合わせたが
明確な回答得られず
資格スクエア
予備試験講座 合格フルパッケージ
780時間
LEC
2年合格コース(通信Web)
765時間
アガルート
予備試験最短合格 マネオプ有
900時間

上の表からわかるように、アガルートが最も長い講義時間となっています。数字で見ても講座内容が最も充実しているのはアガルートであることが強く示唆されると言って良いでしょう。

比較に関するまとめ

3つの観点でアガルートと他社の講座とを比較してきました。アガルートは受講料の面では最も高額です。しかし高額であっても合理性を感じられるほどの合格実績・講座内容を備えていると言っても過言ではないでしょう。

受講料についてはアガルートを受講するデメリットのセクションでも議論しますが、先に受講するメリットについて次のセクションでお伝えします。

アガルート司法試験・予備試験講座の6つのメリット

アガルート司法試験・予備試験講座を受講する場合、受講生はいくつものメリットを享受できます。以下では同講座の代表的カリキュラムである予備試験最短合格カリキュラムを受講するメリット6つを解説します。

モデル学習スケジュールの提示がある

アガルートの予備試験最短合格カリキュラムを選ぶメリットの1つめはモデル学習スケジュールの提示があることです。

予備試験最短合格カリキュラムはその名の通り1~2年程度の短期で予備試験に合格することを目標としています。しかし受験経験が無い受講生の場合「どのくらいのペースで学習すればいいのか?」「今のペースで学習を続けて大丈夫か?」といったことがわかりません。

この点、予備試験最短合格カリキュラムでは開始月別のモデル学習スケジュールを提供することで受講生が抱える懸念を払拭しています。たとえば2023年3月スタートのモデル学習スケジュールを部分的に示すと次の通りです。

2023年3月スタートのモデル学習スケジュール(一部)

スケジュール全体は最短合格カリキュラムの案内ページで確認可

2023年3月に開始した場合、最初の7か月間は「キックオフ」の7科目に集中し、年末年始にかけて「総合講義」「書き方」(論文答案の「書き方」)や「重問」(重要問題習得講座)を開始する計画となっています。

スケジュール表を見ればいつまでに何を終わらせればいいのかが明確にわかるので、予備試験対策が初めての受講生でも迷うことなく学習を開始・継続できます。

マネージメントオプションがある

アガルートの予備試験最短合格カリキュラムを選ぶメリットの2つめはマネージメントオプションがあることです。

アガルート予備試験最短合格カリキュラムは個人別マネージメントオプションを付帯できます。このオプションを付けた場合、新司法試験に合格済みの講師が1回につき60分、あなたのためだけに時間を割いて学習指導をしてくれます。

それだけではありません。個別面談の際は毎回1~2通の答案添削指導が盛り込まれますので、誰にも負けない答案構成力が身に付くでしょう。

さらに、アガルート予備試験講座には約900時間の講義が含まれていますが、講師がその進捗管理をしてくれます。スケジュール通りに進まず悩んでいるときも適切なアドバイスを受けることで挽回できるんです。

「年単位で毎日勉強を続けるなんて到底できそうにない」と感じている方も多いはず。しかしマネージメントオプション付きで受講している場合の学習継続率は93%。アガルートにはまさに継続を実現する仕組みが用意されていると言って良いでしょう。

法科大学院入試対策オプションがある

アガルート予備試験最短合格カリキュラムを選ぶメリットの3つめは法科大学院入試(ロースクール入試)対策オプションがあることです。

最短合格カリキュラムには「法科大学院入試(ロースクール入試)対策オプション」を付帯できます。このオプションをつけるとアガルートの大学別ロー入試対策講座(過去問解析講座)を全校分受講できるようになります。

「予備試験ルートがメインだが、様子を見ながら法科大学院への入学も視野に入れたい」と考えている人にとっては嬉しいオプションです。また「予備試験対策の1つとして法科大学院の過去問を取り入れて演習量を増やしたい」という人にも適しています。

INFO

ただし法科大学院入試対策オプションは約33万円と高額であることに注意してください。

特に「通うなら阪大か京大のロースクールが良い」のように入学希望校が限定されている場合、希望校の過去問解析講座を単品で購入したほうが安上がりかもしれません。詳しくは次のページをチェックしてください。

無料の口述模試対策がある

アガルートの予備試験最短合格カリキュラムを選ぶメリットの4つめは無料の口述模試対策があることです。

予備試験の論文式試験に合格すると口述試験を受けることになります。口述試験は合格率が例年90%以上となっており、そう落ちるものではありません。

とはいえ、毎年少数の不合格者が出ていることも事実です。その1人にならないためにも、受験前に一定の訓練を受けて置くのが望ましいです。

そこでアガルートでは例年、論文式試験に合格した予備試験最短合格カリキュラムの受講生を対象に口述試験の模擬試験を無料で実施しています。

アガルート 予備試験 無料口述模試

したがって受講生は「アガルートで模試を受けられるから口述模試のことはひとまず大丈夫」と思えます。安心して短答式試験・論文式試験の対策に打ち込めるんです。

INFO

無料の口述模試は定員あり・先着順となっています。申し込み方法等の詳細は予備試験最短合格カリキュラムの案内ページで確認していただければと思います。

全額返金を受けられる

アガルートの予備試験最短合格カリキュラムを選ぶメリットの5つめは全額返金を受けられることです。

予備試験の対策講座の受講を開始後は年単位で毎日学習を続けなければなりません。「学習のモチベーションが続かないかもしれない…」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

そこで2025年・2026年合格目標の予備試験最短合格カリキュラムにはこれまでになかった「全額返金」の特典が設けられました。対象講座を受講し、所定の年度の予備試験に合格することで受講料全額の返金を受けられる可能性があるんです。

たとえば予備試験最短合格カリキュラムを受講して合格した場合、80万円以上の受講料を取り戻せるかもしれません。日々の受験対策が辛かったとしても、返金額の大きさを思えば勉強の意欲はきっと復活することでしょう。

INFO

全額返金の適用には諸条件があります。詳しくは次のページをご確認ください。

不合格だった場合でも講義を再度聴く手段がある

アガルートの予備試験最短合格カリキュラムを選ぶメリットの5つめは不合格だった場合でも講義を再度聴く手段があることです。

講座を受講して勉強を続けたとしても、日本最難関レベルの難易度である予備試験にはそう簡単には合格できないかもしれません。では惜しくも不合格となった場合、もう1度高額な費用を出して予備試験最短合格カリキュラムを受験しなければならないのでしょうか。

実は必ずしもそうではありません。予備試験最短合格カリキュラムの講義音声はダウンロードしてスマホやPC等の端末に保存できます。保存した音声ファイルを受講期限後に再生することは規約上問題ありませんので、優秀な講師たちの講義は受講終了後も聴けるのです。

このように、アガルートを受講した場合、仮に予備試験の受験結果が思わしくなかったときでも改めて講義を聴き、次の受験に備えることができます。

アガルート司法試験・予備試験講座のデメリット

どんな講座にもデメリットがあります。しかしデメリットを把握した上で受講すれば「こんなはずじゃなかった!」と後悔しなくて済みます。アガルート司法試験・予備試験講座のデメリットを把握しておきましょう。

価格が高い

アガルート司法試験・予備試験講座のデメリットはやはり価格が高いことです。代表的なカリキュラムの料金を次の表に示しました。

カリキュラム通常価格
最短合格カリキュラム ライト822,800円
最短合格カリキュラム932,800円
最短合格カリキュラム+マネオプ1,592,800円

内容を軽くして受講料を抑えた「最短合格カリキュラム ライト」でも約82万円。もし「最短合格カリキュラム」に「個人別マネージメントオプション」を付けたら約160万円にもなります。そう簡単には決断できない金額です。

しかしここで考えてみてほしいのですが、上記カリキュラムの1日あたりの受講料はいくらになるでしょうか。

予備試験最短合格カリキュラムは2年分の試験に対応しています。単純計算にはなりますが、受講料を2年間の日数(730日)で割って1日あたりの受講料を求めてみましょう。

カリキュラム1日あたり受講料
最短合格カリキュラム ライト1,127円/1日
最短合格カリキュラム1,278円/1日
最短合格カリキュラム+マネオプ2,182円/1日

1日あたりの受講料は最高でも2,182円。言い換えると、予備試験最短合格カリキュラムを受講することにより1日あたりわずか2,182円のコストで2年間の長きにわたって最高品質の教材・環境を使って学習できると言えます。

2,182円といったら、少し割の良いアルバイトをすれば1~2時間で取り返せる程度の金額です。このように考えると、予備試験最短合格カリキュラムの受講料も最初の印象ほど高くはないと思えるのではないでしょうか。

とはいえ「予備試験に合格すれば終わり」ではありません。その次には司法試験の受験が待ち構えています。司法試験の対策でも追加のコストがかかってしまうでしょう。

しかしながら、予備試験最短合格カリキュラムの受講生が予備試験に合格した場合は受講料の全額返金を受けることもできます(マネオプ分を除く)。したがって、予備試験合格後の追加コストはかなりの程度圧縮可能であることを忘れないでください。

以上より、アガルートの受講料が一見高額だとしても、それを理由にして受講を避けるほどではないとわかるでしょう。むしろ1日あたり2,182円程度の支出で法曹資格取得への困難な道のりをスムーズにできるなら、十分に支払う価値があるのではないでしょうか。

受講料はキャンペーン等の要因で変わることもあります。最新の料金は下記の公式ページで確認していただければと思います。

法曹の年収

司法試験合格後、司法修習を経て裁判官、検察官、弁護士といった職業についた場合、あなたが期待できる年収はいくらでしょうか? 法曹の年収を把握しておきましょう。

裁判官の年収
経験10年程度を経て判事8号になった場合、約1,000万円
参考資料1 裁判官の俸給等に関する法律
参考資料2 弁護士山中理司のブログ「裁判官・検察官の給与月額表」
検察官の年収
経験10年程度を経て検事8号になった場合、約1,000万円
参考資料1 検察官の俸給等に関する法律
参考資料2 弁護士山中理司のブログ「裁判官・検察官の給与月額表」
弁護士の年収
経験10年程度を経た場合、約1400万円
参考資料 日本弁護士連合会『近年の弁護士の活動実態について』p.13で示された60~65期の収入の中央値

最初から上記金額を受け取れるわけではありませんが、10年程度の程度キャリアを積み上げることで年収1,000万円程度には到達できると考えられます。その後も真面目に働くことで年収は着実に増加します。

ここでアガルート予備試験最短合格カリキュラム(マネオプ付き)の受講料を復習すると「約160万円」でした。この額なら合格後に受け取れる収入で受講料を回収することはそれほど難しくないと感じるのではないでしょうか。

以上のことから、将来的に法曹の職に就くのであれば、約160万円を支払って予備試験最短合格カリキュラムを受講することは十分に合理的な自己投資であると結論できます。

マネオプは数量限定

アガルート司法試験・予備試験講座のもう1つのデメリットは個人別マネージメントオプションが数量限定であることです。

予備試験最短合格カリキュラムの個人別マネージメントオプションは個別指導の形態をとります。指導ができる講師の数には限りがありますので、定員を設けた形での販売とならざるを得ません。

申込人数が上限に達して締め切られると、それ以降はオプションを付けたくても付けられなくなります。個人別マネージメントオプションを付けたい方は早めに決断する必要があるでしょう。

いつまでに決めればいい?

予備試験最短合格カリキュラムをオプション付きで申し込むかどうかについて、いつ頃までに決めれば良いでしょうか?

申し込み状況がリアルタイムにわかるわけではありませんので、ハッキリとした答えは出せません。しかし過去の状況がある程度参考になるかもしれません。

旧カリキュラム「予備試験1年合格カリキュラム」のリリース年月と販売停止・終了年月、および現行カリキュラム「予備試験最短合格カリキュラム」のリリース年月を時系列で下に示します。

2022年7月
「2024年・2025年合格目標 予備試験最短合格カリキュラム」リリース
2022年8月末
「2024年・2025年合格目標 予備試験最短合格カリキュラム」マネージメントオプション一時販売停止(定員に達したため。その後11月に空きが出て販売再開するも、2023年2月までには終了)
2023年2月
「2025年・2026年合格目標 予備試験最短合格カリキュラム」リリース(今ココ)

カリキュラムリリース後、マネージメントオプションは早ければ1~2か月で定員に達すると考えておくのが良さそうです。

アガルート司法試験・予備試験講座はこんな人におすすめ

以上の内容を踏まえて、アガルート司法試験・予備試験講座がどんな人にあっているのかを述べていきます。

知識ゼロからスタートする方

アガルート司法試験・予備試験講座は知識ゼロからスタートする方におすすめできます。

特に予備試験最短合格カリキュラムに含まれている総合講義300たとえ今持っている法律知識がゼロであっても法的思考法を習得できるよう入念に設計されています。

本講座は,法律を学習されたことがない方・法律知識が全くないという方を主な対象として,司法試験予備試験(予備試験)・法科大学院入試はもちろんのこと,司法試験合格までに必要な全ての知識を,約300時間で習得する法律の入門講座・基礎講座です。

「総合講義300」案内ページより

何から始めれば良いかわからなくても、ひとまずアガルートのカリキュラムに乗っかって学習を始めてみてください。講師の丁寧・的確な指導のもとで少しずつ力をつけることができ、次に何をすれば良いかが見えてくるはずです。

講師から直接指導を受けたい方

アガルート司法試験・予備試験講座は講師から直接指導を受けたい方におすすめできます。

アガルート司法試験・予備試験講座には個人別マネージメントオプションがあり、講師との二人三脚で司法試験合格に向けて前へ進めます。

他社の講座で論文試験の答案を書けるようにならなかった人がマネージメントオプションの指導を受け続けることで一気に論文の構成力が上がったという報告もあるほどです。

講師からの直接指導で効率よく実力アップを図りたい人はマネージメントオプションが選べるアガルートを選択すると良いでしょう。

よくある質問

アガルート司法試験・予備試験講座のよくある質問に答えます。

受講料はいくら?

司法試験・予備試験講座「2025・2026年対応オールインワンのカリキュラム」の料金は次の通りです(2023年6月6日現在)。

コース価格(税込)
予備試験最短合格カリキュラム10%OFF
839,520円

司法試験・予備試験講座「2024・2025年対応オールインワンのカリキュラム」の料金は次の通りです(2023年6月6日現在)。

コース価格(税込)
予備試験最短合格カリキュラム10%OFF
691,614円
論文基礎力養成カリキュラム10%OFF
394,020円
司法試験インプットカリキュラム10%OFF
289,130円
司法試験アウトプットカリキュラム10%OFF
518,829円
予備試験インプットカリキュラム10%OFF
351,321円
予備試験アウトプットカリキュラム10%OFF
512,414円

司法試験・予備試験講座「2025年4月入学目標オールインワンの法科大学院対策」の料金は次の通りです(2023年6月6日現在)。

コース価格(税込)
法科大学院入試専願カリキュラム(関東圏)30%OFF
365,442円
法科大学院入試専願カリキュラム(関西圏)30%OFF
365,442円

司法試験・予備試験講座「2023年合格目標オールインワンのカリキュラム」の料金は次の通りです(2023年6月6日現在)。

コース価格(税込)
予備試験1年合格カリキュラム ライト30%OFF
430,122円
論文基礎力養成カリキュラム30%OFF
279,202円
司法試験インプットカリキュラム30%OFF
217,910円
司法試験アウトプットカリキュラム30%OFF
375,760円
予備試験インプットカリキュラム30%OFF
286,440円
予備試験アウトプットカリキュラム30%OFF
371,140円

司法試験・予備試験講座「個別指導」の料金は次の通りです(2023年6月6日現在)。

コース価格(税込)
個別指導・家庭教師(1時間あたり)(公式サイトを参照)
個人別マネージメントオプション(公式サイトを参照)

司法試験・予備試験講座「苦手をつぶす単科講座」の料金は次の通りです(2023年6月6日現在)。

コース価格(税込)
総合講義300/全7科目10%OFF
291,060円
総合講義100/全7科目10%OFF
140,580円
論証集の「使い方」/全7科目(論証集あり)10%OFF
39,402円
キックオフ司法試験予備試験/全科目10%OFF
97,020円
論文答案の「書き方」/全7科目30%OFF
60,060円
重要問題習得講座/全7科目10%OFF
106,920円
司法試験答練10%OFF
29,700円
予備試験答練10%OFF
74,250円
旧司法試験 論文過去問セレクト答練10%OFF
34,452円
予備試験 論文過去問セレクト答練10%OFF
34,452円
短答知識完成講座Ⅰ 憲法・民法・刑法10%OFF
53,460円
短答知識完成講座Ⅱ 全年度分10%OFF
69,102円
短答過去問解析講座 全3科目10%OFF
69,102円
短答絶対合格!スキル習得講座10%OFF
14,652円
旧司法試験 論文過去問解析講座/全6科目10%OFF
106,920円
予備試験 論文過去問解析講座 全年度分10%OFF
128,700円
司法試験 論文過去問解析講座 全年度分10%OFF
217,800円
選択科目4講座パック (1科目分)10%OFF
106,920円
東京大学10%OFF
34,452円
一橋大学10%OFF
34,452円
慶應義塾大学10%OFF
34,452円
早稲田大学10%OFF
34,452円
中央大学10%OFF
34,452円
東京都立大学10%OFF
34,452円
筑波大学10%OFF
34,452円
日本大学10%OFF
34,452円
京都大学10%OFF
34,452円
大阪大学10%OFF
34,452円
神戸大学10%OFF
34,452円
名古屋大学(一次)10%OFF
34,452円
名古屋大学(二次)10%OFF
34,452円
北海道大学10%OFF
34,452円
東北大学(前期)10%OFF
34,452円
東北大学(後期)10%OFF
34,452円
九州大学(一次)10%OFF
34,452円
司法試験/問題文の「読み方」/令和4年10%OFF
9,702円
司法試験/問題文の「読み方」/令和3年10%OFF
9,702円
予備試験/問題文の「読み方」/令和4年10%OFF
9,702円
予備試験/問題文の「読み方」/令和3年10%OFF
9,702円
耳で覚える総合講義1問1答(1科目分)10%OFF
14,652円
憲法・統治 重点攻略講座10%OFF
24,552円
家族法(親族法・相続法)重点攻略講座10%OFF
24,552円
商法(総則・商行為)重点攻略講座10%OFF
10,692円
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受講料はときどき変わるので公式サイトの情報もチェックしてください。後述の最安値で購入・受講する方法も要チェックです。

マネージメントオプションって何?

マネージメントオプションは予備試験最短合格カリキュラムのオプションの1つです。受講生の予備試験合格を目的としており、1回あたり1時間、新司法試験合格済みのアガルート講師による指導を受けられます。

マネージメントオプションの詳細はアガルート公式サイトの個人別マネージメントオプション案内ページで確認してみてください。

クレジットカードで分割払いできる?

アガルート司法試験・予備試験講座はクレジットカードを使った分割払いに対応しています。VISA、Master、JCB、Amex、Dinersのカードが利用可能です。

分割回数・分割手数料の詳細はカードを発行した会社との契約によりますので、必要に応じてカード会社に問い合わせましょう(手元のカードの裏面に問い合わせ先が載っています)。

クレカで分割払いをする際の手順・注意点はクレカ分割払いの手順・注意点と支払額節約法の記事で解説しました。実際に分割払いを申し込んだ際のスクリーンショットも掲載しています。ぜご覧ください。

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ローンで分割払いできる?

アガルート司法試験・予備試験講座は信販会社(JACCS等)を通じたローンによる分割払いに対応しています。ローン分割手数料0円キャンペーンの期間中であれば手数料なしで分割払いに申し込むことも可能です(適用条件あり)。

ローンで分割払いをする際の手順・注意点は教育クレジットローン分割払いの手順・注意点と支払額節約法の記事で解説しました。実際に分割払いを申し込んだ際のスクリーンショットも掲載しています。ぜご覧ください。

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最安値で購入・受講する方法

アガルート司法試験・予備試験講座を最安値で購入し受講するにはキャンペーン・セール情報をチェックしましょう。期間限定ではありますが通常の数十パーセントの割引を受けられることがあります。

さらにアガルート司法試験・予備試験講座では割引クーポンを使えることがあります。多くの人にとって割引クーポンをもらえる可能性が最も高いやり方はLINE友だち登録とメールマガジンの受信です。詳しくはクーポンコードを獲得する4つの方法を読んでください。

また一定の条件に当てはまる人に限り各種割引制度を利用して割引クーポンの発行を受けることもできます。

なお「キャンペーン(またはセール)」と「各種割引クーポン」は原則として併用可能です。併用できる場合は併用しましょう。仮に併用できない場合でもどちらかを利用すれば通常より安く受講できます。

この記事のまとめ

アガルート司法試験・予備試験講座 教材一式

今回はアガルート司法試験・予備試験講座について解説しました。

アガルート司法試験・予備試験講座は新司法試験に合格した講師陣が監修する高品質な講座です。短期間でステップアップできる独自のカリキュラムは多くの人にとって受講しやすく、成果を出しやすい内容になっています。

充分な合格実績があり、講座の内容も他社を圧倒しているアガルートの受講が最良の選択肢だと思えたのではないでしょうか。ぜひ受講を開始して、司法試験合格の夢に向かって最初の一歩を踏み出しましょう。

以上、参考になれば嬉しいです。

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