アガルートのグループ割引とは?知っておくべきリスクも解説

アガルート講座共通

アガルートの講座を仲間と一緒に申し込もうと考えていませんか?

アガルートには、3名以上のグループで申し込むと人数に応じて受講料が割引される「グループ割引制度」があります。勉強仲間や同僚と一緒に受講するなら、見逃せない制度です。

ただ、この制度は割引率の決まり方が独特で、条件や注意点を知らずに申し込むと「割引が使えなかった」「あとから追加の支払いを求められた」ということが起こりえます。せっかく仲間と足並みをそろえて始めるのですから、お金の面でつまずきたくはないでしょう。

そこで今回は、グループ割引の対象・割引率・手続きを整理したうえで、申し込む前に知っておくべきリスクを解説します。

この記事を読み終える頃には、自分たちのグループでこの制度を使えるか、使うなら何に気をつけるべきかを判断できるようになるはずです。

※本記事は2026年9月時点で入手できる情報を基に作成しています。

グループ割引の概要

グループ割引の概要

まずは制度の中身を押さえましょう。誰が使えるのか、どの講座とプランが対象なのか、割引率はどう決まるのか。

そして、申し込みはどう進めるのか、他の割引との関係はどうなっているのか。これらを順に見ていきます。

誰が使える制度なのか

グループ割引は、対象の講座を3名以上で申し込む人たちが、人数に応じた割引を受けられる制度です。条件の数は多くありませんが、どれも見落とせません。

適用を受けるための条件
  • 対象講座を3名以上で申し込むこと
  • 申し込む全員が、アガルートの講座を受講した経験がないこと
  • 全員が無料会員登録を済ませ、会員IDを持っていること

特に重要なのが2つ目の条件です。グループの中に1人でも受講経験者がいると、その人だけでなくグループ全体が対象外になります。「以前アガルートで別の資格の講座を受けたことがある」という人がいないか、声をかける段階で確かめておくと安心です。

対象になる講座は限られる

グループ割引は、アガルートのすべての講座で使えるわけではありません。現在この制度が用意されているのは、次の4つの試験の講座です。

宅建や司法書士、中小企業診断士といった他の講座には、グループ割引は用意されていません。そのため「アガルートにはグループ割引がある」と聞いて期待していたのに、自分の受けたい講座は対象外だった、ということは十分ありえます。

仲間を集める前に、まず受講したい講座が上の4つに入っているかを確かめてください。

対象になるプランの傾向

対象講座であっても、その講座のすべてのプランで割引が受けられるわけではありません。講座ごとに対象のカリキュラムが決められており、傾向としては次のように整理できます。

対象になりやすいプラン・なりにくいプラン
  • 対象になるのは、入門・中上級・上級といった各カリキュラムの「フル」など、講座の標準的なカリキュラム
  • 講義を単体で受講する単科講座は対象外
  • 「ライト」や「速習」は対象外とされることが多いが、講座によっては対象に含まれる
  • ゼミやカウンセリングといった単品のオプションを対象外としている講座もある

例えば司法試験・予備試験講座では予備試験向けカリキュラムのライトも対象ですし、公務員試験講座では速習カリキュラムが対象に含まれています。一方、行政書士講座ではライトも速習も対象外です。

このように講座によって線引きが違うので、「フルなら大丈夫、ライトは駄目」と決めつけずに、申し込むカリキュラムが対象に含まれているかを講座ごとに確かめる必要があります。

割引率は人数で変わる

割引率は、グループの人数によって3段階に分かれています。この点は4つの講座で共通です。

申込人数割引率
3名以上5名未満10%OFF
5名以上10名未満15%OFF
10名以上20%OFF

3名なら10%、5名なら15%、10名なら20%と、人数が増えるほど割引が大きくなります

注意したいのは区切りの境目です。4名では10%、9名では15%にとどまります。あと1人加われば次の段階に上がるという場面なら、声をかける範囲を少し広げる価値があるでしょう。

申し込みまでの流れ

アガルートの他の多くの割引制度では証明書を添えて申請フォームから申し込みますが、グループ割引はメールで申請します。申請の流れは次のとおりです。

申し込みの手順
  1. メンバー全員がアガルートの無料会員登録を済ませ、会員IDを控える
  2. 代表者がカスタマーセンターにメールを送る。件名は講座ごとに指定された形式で記し、本文に全員の氏名と会員IDを書く
  3. カスタマーセンターから連絡が届き、決済時に使えるクーポンが発行される
  4. 各自がクーポンを適用して申し込み、決済する

忘れてはならないのは、申請は必ず購入前に済ませるという点です。申し込みを終えた後からクーポンを適用することはできません。

申請から数日たっても連絡がない場合は、迷惑メールフォルダを確認したうえで、改めて問い合わせるとよいでしょう。

他の割引制度とは併用できない

アガルートには、グループ割引のほかにも他校乗換割引や家族割引など、いくつもの割引制度があります。しかしながら、これらを重ねて使うことはできません

併用の可否
  • グループ割引と他の割引制度の併用:不可
  • グループ割引とセール・キャンペーンの併用:可(セール価格からさらに割引)

つまり、割引制度は1つだけ選ぶことになります。例えば、他校の講座からアガルートに乗り換える人は他校乗換割引(20%OFF)が使えますが、グループ割引を併せて適用することはできません。あなたが複数の制度に該当するなら、割引率の高いほうを選ぶのが基本です。

一方、セールやキャンペーンで安くなっている時期に申し込めば、その価格からさらに割引を受けられます。この場合、値引き後の価格に対して割引制度の割引が適用される仕組みです。

グループ割引のリスク

グループ割引のリスク

制度そのものは単純ですが、申し込んだ後に「こんなはずでは」となりうる落とし穴が3つあります。申請が通らないケース、追加入金が発生するケース、教材の到着が遅れるケースです。順に見ていきましょう。

申請が通らないことがある

グループ割引は証明書の審査がない分、申請のハードルは低く見えるかもしれません。それでも、次のような理由で割引が受けられないことがあります。

割引が受けられない主な原因
  • メンバーの中に、アガルートの講座を受講したことがある人がいた
  • 申し込もうとしたカリキュラムが、グループ割引の対象に含まれていなかった
  • 先に購入手続きを済ませてしまい、後から申請した

厄介なのは1つ目です。「別の資格の講座を以前に受講していた」という人はグループ割引の条件を満たしません。しかも1人が該当するだけで、他のメンバーまで割引を受けられなくなります

声をかける段階で受講歴を確認し合っておくことが、この制度を使ううえでの最初の関門だと言えるでしょう。

3つ目の「先に購入手続きを済ませてしまった」についても注意が必要です。申し込み後にさかのぼって割引を適用することはできないので、順番を間違えないようにしてください。

追加入金を求められることがある

割引率は、申請した時点の人数で決まる仕組みです。ところが、その後に人数が変わると割引率も見直され、差額の支払いを求められることがあります。

追加入金が生じうる場面
  • 申請時の人数のうち、指定の期日までに入金しなかった人がいた
  • 受講開始後に、メンバーの誰かが解約してグループの人数が減った

例えば5名で申請して15%OFFのクーポンを受け取っても、実際に入金したのが4名だけなら、割引率は10%に見直され、すでに支払った人に差額の追加入金が求められることがあります。

受講が始まった後に解約者が出た場合も同様です。つまり、自分の受講料が「自分以外のメンバーの行動」に左右される制度だということになります。

この性質は個人で使う割引制度にはないもので、ここがグループ割引の最大の注意点だと私は認識しています。申し込む前に、メンバー間でこの点を共有しておきましょう。

教材の到着が遅れることがある

通常の申し込みなら、自分の入金が確認され次第、教材の発送手続きに進むのが普通です。ところがグループ割引では、発送のタイミングがグループ全体の入金状況に左右されます。

教材発送の条件
  • 通常の申し込み:本人の入金確認後に発送
  • グループ割引:申請したメンバー全員の入金確認後に発送

メンバーの1人が入金を後回しにすると、その間は他の全員の教材も届きません。学習開始の予定日が決まっているなら、これは無視できない問題です。

対策は、申請前に全員の入金予定日をそろえておくことに尽きます。「クーポンが届いたら何日までに各自決済する」と決めておくだけでも、待たされるリスクをかなり減らせるはずです。

グループ割引が使えない場合

グループ割引が使えない場合

「自分のグループでは条件を満たせそうにない」「受けたい講座にはそもそもグループ割引がない」という場合もあるでしょう。

それでも、割引をあきらめる必要はありません。アガルートには講座ごとに割引制度が用意されていて、グループ割引はその1つにすぎないからです。

グループ割引以外の主な割引制度(例)
  • 他校乗換割引:他の予備校や通信講座で学習していた人向け
  • 受験経験者割引:その試験を受験したことがある人向け
  • 家族割引:家族にアガルートの有料講座の受講生(過去の受講生を含む)がいる人向け
  • 再受講割引:同じ講座を以前に受講した人向け

どの制度が使えるかは講座によって違いますが、他校乗換割引と家族割引のように多くの講座に共通して用意されているものもあります。加えて、アガルートでは時期によってセールやキャンペーンが実施されており、割引制度との組み合わせも可能です。

グループ割引にこだわらず、自分が使えるものを選んで使うのが賢い進め方でしょう。各講座で今使える割引やセールの情報は、次の記事にまとめています。ぜひチェックしてみてください。

【2026年9月】アガルート最安値購入法とキャンペーン・クーポン一覧
アガルートの最新割引情報(キャンペーン・セール等)と合格特典情報を掲載しています。クーポンの獲得方法も解説。

この記事のまとめ

この記事のまとめ

アガルートのグループ割引について、制度の中身と注意点を見てきました。

この記事のポイント
  • 3名以上で申し込むと、人数に応じて10~20%の割引が受けられる
  • 対象は司法試験・予備試験講座、行政書士試験講座、社労士試験講座、公務員試験講座の4講座
  • 対象プランは講座の標準的なカリキュラムが中心で、ライトや速習、単科講座は対象外のことが多い
  • メンバー全員がアガルートの講座を受講したことがない場合に限られる
  • 申請は購入前にメールで行い、他の割引制度とは併用できない
  • 入金の遅れや解約で人数が減ると追加入金が生じることがあり、教材は全員の入金確認後に発送される

割引率だけを見れば魅力的な制度ですが、受講料や教材の到着が自分以外のメンバーの行動に左右されるという性質があります。だからこそ、条件を満たせるかどうかと、メンバー間で足並みをそろえられるかどうかを、申し込む前に確かめておくことが大切です。

条件が合うなら、仲間と一緒に費用を抑えて学習を始められる良い機会になります。合わなくても、他の割引やセールを使えば負担を軽くすることが可能です。あなたに合った方法で、納得のいく形で学習をスタートさせてください。

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