フォーサイト行政書士講座のバリューセットはどれが良い?合格者30人のデータを分析

行政書士講座

フォーサイト行政書士講座を実際に受講してレビューしている杉山貴隆です。

フォーサイト行政書士講座バリューセットというパック型プランを提供していますが、「バリューセット1から3のうち、どれを選べば良いんだろう?」と悩んでしまう人が少なくありません。

そこでこの記事ではフォーサイトを受講して合格した30人の受講生がどのセットを選んでいたのかを検証します。そうすることであなたが申し込むべきバリューセットを明確にしていきます。

先にこの記事の要点をお伝えすると、次の通りです。

  • バリューセット1は避けるほうが良い。2または3を選ぼう
  • バリューセット3ではなく2を選んだとしても合格は十分狙える
  • ただし中にはバリューセット2よりも3が適している人がいる
  • どうしても迷う場合はバリューセット3を選んでおくと後悔しない

以下で詳しく説明していきます。ぜひ参考にしてみてください。

合格者30人中26人がバリューセット2または3を選択

今回はフォーサイト行政書士講座が公開している合格者インタビューに注目しました。合格者インタビューの個別のページを確認すると「受講講座」(その受講生が受講した講座)が明確に記載されているからです。

フォーサイト行政書士講座 合格者インタビューのスクリーンショット

合格者インタビューに応えた受講生の「受講講座」を集計すれば、合格しやすいバリューセットとそうでないバリューセットが見えてくると考えられます。

そこで2019年度※1から2022年度までのインタビュー回答者全30人について「受講講座」の集計を行いました。結果は次の通りです。

受講講座人数
基礎講座1
バリューセット13
バリューセット216
バリューセット310
合計30

※1 フォーサイト行政書士講座で現在のように3種類のバリューセットが提供されるようになったのは2019年度であるため、2019年度を起点にしています。

上の表より合格者はバリューセット2と3の受講生に集中していることがわかります。

このことからバリューセットの中でもバリューセット1は合格につながりにくい可能性があり、避けたほうが良いと考えられます。選ぶならバリューセット2または3がお勧めです。

バリューセット2でも合格する可能性は十分ある

先の分析により「バリューセット1は避けて、2か3のどちらかを選ぶのが良い」ということがわかりました。ではバリューセット2と3の中から選ぶならどちらが良いのでしょうか?

上の集計では「バリューセット2の合格者が16人」であるのに対し「バリューセット3の合格者が10人」です。バリューセット2の合格者数がバリューセット3の合格者数を上回っていることから、基本的にバリューセット2でも合格する可能性は十分あると考えられます。

「でもバリューセット3を受講した人のほうが一発合格しやすかったりするのでは?」と疑問に思うかもしれません。もしそうであれば、バリューセット2よりもむしろバリューセット3を積極的に選ぶべきということになります。

しかし実際にインタビューの内容を確認して一発合格した人の数を数えてみると、そういうこともないようです。

  • 「バリューセット2で一発合格した人」の数は16人中9人
  • 「バリューセット3で一発合格した人」の数は10人中2人

上の比較から「バリューセット3で一発合格した人に比べて、バリューセット2で一発合格する人が少ないわけではない」とわかります。ゆえに「バリューセット2でも一発合格を十分狙える」と考えられます。

以上の考察から「特に理由がなければバリューセット2を選んでOK」と結論付けて良いでしょう。

バリューセット3を選ぶべき人はこんな人

ここまでの議論により「基本はバリューセット2でOK」ということがわかりましたが、中には積極的にバリューセット3を選択するべき人もいます。次のような人です。

全額返金保証制度で保険をかけたい方

全額返金保証制度で保険をかけたい方はバリューセット3を選択しましょう。

全額返金保証制度はフォーサイト独自の返金制度です。対象講座を受講し、学力要件等の一定の要件を満たしたにも関わらず行政書士試験で不合格の結果となった場合、受講料の全額返金を受けることができます。

フォーサイト行政書士講座でこの制度の対象となっているのはバリューセット3のみです。したがって「もし合格できなくても全額返金保証制度があると安心だな…」と思う人はバリューセット3を選んでおく必要があります。

過去問一問一答演習を使うことで合格可能性を高めたい方

過去問一問一答演習を使った問題演習で実力を磨き、合格する可能性を最大限高めたい方はバリューセット3を選択しましょう。

過去問一問演習はフォーサイト行政書士講座のeラーニングで利用できる特別な問題演習システムです。行政書士試験の過去問の選択肢1個を1問として扱い、その正誤を答える一問一答となっています。

従来、行政書士試験の攻略において肢別過去問を用いた対策は非常に有効であると言われてきました。とはいえ市販の肢別問題集は持ち運びに不便で、外出先でのスキマ時間を使った勉強には向きません。

この点、フォーサイトの過去問一問一答演習はeラーニングアプリの機能ですから、スマホさえ持っていればでいつでもどこでも使えます。スキマ時間に肢別過去問を繰り返すことで、合格の可能性をグンと高められるわけです。

ただし過去問一問一答演習はバリューセット3でのみ利用可能です。「肢別の問題演習は便利なアプリでやり込みたい」と考えている人はバリューセット3を受講してください。

肢別過去問の重要性

行政書士試験の対策における肢別過去問の重要性については難関資格に強いアガルートも次のように言及していますので、参考のために引用します。

過去問は肢別で解いて、解説を理解する

過去問を解くにあたっては、「正解選択肢だけ理解していた」、「偶然」、「2周目以降で正解肢を位置的に記憶していた」というときにも正解へたどりつくことはありますが、(中略)単に正解するだけで満足せずに全ての選択肢の正誤の根拠までつきつめることで、本当の意味でその問題を理解したと言えるでしょう

そこで、過去問分析の際には、肢別で問題を解いた後に、しっかりと解説を読んで理解を深めることが肝要です。

学習方法の1つとしてDVDを確保しておきたい方

学習方法の1つとしてDVDを確保しておきたい方もバリューセット3を選択しましょう。

「DVDがあれば自家用車の中で講義を再生しやすい」といった理由でDVDを確保しておきたい人もいると思います。そんな人にとって嬉しいことに、フォーサイトは数少ない「講義DVDを提供している行政書士通信講座」の1つです。

ただ、フォーサイトがDVDを提供していると言っても、それはバリューセット3についてのみです。厳密に言うと「バリューセット3 通常セット+DVDオプション」を選んだときだけDVDが付属します。

DVDを入手しておきたい方はバリューセット1や2ではなく、バリューセット3(DVDオプション付き)に申し込むようにしてください。

それでも迷う場合

ここまで「基本はバリューセット2で良い」「特別な理由がある人はバリューセット3を選ぶと良い」ということをお伝えしてきました。

しかし、ここまで読んでもなお「2か3のどちらにすればいいか、まだ迷ってしまう」という人もいると思います。

実のところ、バリューセット2よりも3のほうが制度面・機能面等で充実したプランになってはいます。その一方、バリューセット3の受講料はバリューセット2に比べて2万円くらい高いわけで、迷ってしまうのも当然です。

しかしながら、そういう人は敢えてバリューセット3を選んでおくことを勧めます。これはなぜかと言うと、行政書士試験が終わってから後悔しないためです。

次の状況を想像してみてください。

あなたはバリューセット2を受講して学習しました。

しかし本試験日は運悪く自分にとって苦手な問題が多く出題され、あまり良い出来栄えにはなりませんでした。

そして合格発表日を迎えるも、合格基準点まであと数点届かず、不合格になってしまいました。

(行政書士試験は合格率10%前後の難関試験ですから、どんな講座を受講したとしても良くない結果に終わる可能性は残ります。ゆえにこれは1度は想定しておく価値のある事態です。)

この状況であなたは何を思うと思いますか? きっと次のような感情でいっぱいになるでしょう。

  • 「もしバリューセット3を選んでいたら、過去問一問一答演習で勉強しまくって、あと数点取れて合格したのに…」
  • 「もしバリューセット3を選んでいたら、全額返金保証制度が使えたかもしれないのに…」
  • 「もしバリューセット3を選んでいたら、もう1年勉強する羽目にはきっとならなかったのに…」

想像の中での出来事ではありますが、2万円程度の受講料を惜しんでバリューセット2を選んだばかりに、何とも悲しい結末となってしまいました。こんな後悔は絶対にしたくないですよね。

行政書士試験は1年に1回しか受験できませんから、万全を尽くすことが大切です。上のような事態に陥る可能性はバリューセット3を受講しておくだけで簡単につぶせます。そう考えるとむしろ安いものではないでしょうか。

以上をまとめると「バリューセット2とバリューセット3、どうしても決められない!」という人には、試験後に後悔しないためにバリューセット3の受講をお勧めしたいと思います。

この記事のまとめ

今回は「フォーサイト行政書士講座のバリューセットはどれが良い?」という疑問に対し、30人の合格者のデータを分析することで答えてきました。この記事の要点を復習すると以下の通りです。

  • バリューセット1は避けるほうが良い。2または3を選ぼう
  • バリューセット3ではなく2を選んだとしても合格は十分狙える
  • ただし中にはバリューセット2よりも3が適している人がいる
  • どうしても迷う場合はバリューセット3を選んでおくと後悔しない

以上、参考になれば嬉しいです。

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