フォーサイト・スタディング行政書士講座を受講した私の比較と結論

フォーサイト行政書士

フォーサイトとスタディングの行政書士講座を実際に受講してレビューしている杉山貴隆です。

【口コミ評判】フォーサイト行政書士講座を受講してわかったこと
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「行政書士の通信講座をフォーサイトとスタディングまで絞り込んだ。でもどちらが自分に合っているのかわからない」

そう悩んでいませんか。公式サイトだけを見ても、細かい点まで比較して決断することはそう簡単ではないと思います。

そこで今回は、フォーサイト行政書士講座 バリューセット3スタディング行政書士講座 合格コース コンプリート(冊子テキスト付)10個の観点で徹底比較しました。最初に結論を示します。

フォーサイトを受講するのが向いている人
  • 短期間で効率よく合格を狙いたい人
  • サポートと返金保証で安心して挑みたい人
  • 作り込まれた紙教材でじっくり学びたい人
スタディングを受講するのが向いている人
  • 初期費用を抑えてスモールスタートしたい人
  • スキマ時間とAI機能を活用したい人
  • 圧倒的な問題演習量で実戦力を磨きたい人

以下では比較表を交えつつ詳細をお伝えします。あなたの講座選びにきっと役立ちますので、ぜひ参考にしてみてください。

※本記事は2026年5月時点で入手できる情報を基に作成しています。

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【比較表あり】フォーサイト・スタディングの違いを10項目で検証

まずは10項目の比較結果を一覧表で明示します。

比較項目フォーサイトスタディング
受講料
約9万円

約7万円
合格実績
合格率+推移公表

合格者数公表
講義動画
ライブ配信あり

細切れ動画中心
テキスト
フルカラー紙
+デジタル

冊子+デジタル
問題集
標準的な分量

多形式で豊富
模試
本試験形式2回

模試1回のみ
学習アプリ
アプリで完結

AI機能搭載
受講中のサポート
質問無制限

質問チケット制
合格特典
受講料50%報奨金

お祝い金1万円分
不合格時のフォロー
全額返金保証あり

翌年版大幅割引
総合評価96点/100点92点/100点
公式サイトフォーサイト
公式サイト
スタディング
公式サイト
比較表の評価について
  • ◎:特に優れている(10点)
  • ○:十分な水準(9点)
  • △:やや課題がある(8点)
  • 評価は7社比較記事に基づく

より多くの講座を比較した7社比較記事もぜひチェックしてみてください。

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それでは上記の表で示した各項目について、順番に深掘りしていきましょう。

受講料

比較ポイント
  • スタディングの方が約2.5万円安い
  • フォーサイトは教育訓練給付制度の対象、スタディングは対象外

受講料を比べると、スタディングが約7万円、フォーサイト3が約9万円台半ば。スタディングのほうが約2.5万円ほど安く設定されています。

約2.5万円は行政書士の市販基本書を5冊以上買えるくらいの金額。決して小さな差ではありません。私もはじめて両者の価格を並べたときは「同じ通信講座でこんなに違うのか」と少々面食らいました。

ただし、ここで「安いから即スタディング」と結論を急ぐのは早計でしょう。なぜならフォーサイトのバリューセット3は教育訓練給付制度の対象講座で、所定の条件を満たせば受講料の20%が支給されるからです。

一方、スタディングの行政書士講座は2026年5月時点で給付制度の対象外。会社員などで雇用保険の被保険者期間が一定以上ある人なら、フォーサイトの実質負担はもう一段下がる計算になりますよね。額面の差ほど、最終的な支出差は開かないかもしれないわけです。

もちろん、自営業の方や被保険者期間が条件に届かない方は給付制度を使えません。その場合は額面どおりの差として受け止めることになるでしょう。

受講料の比較は「自分が給付対象になるかどうか」を一度確認してから腰を据えて判断するのがおすすめです。先に確認しておけば、後から「給付対象だったのに……」と悔やむこともなくなりますからね。

詳しい受給要件はフォーサイトの教育訓練給付制度の紹介ページやハローワークでチェックしておきましょう。

合格実績

比較ポイント
  • フォーサイトは合格率と13年分の推移を公表。一部、第三者監査も実施
  • スタディングは合格者の声491名のみ公表

合格実績の「見せ方」という点では、フォーサイトとスタディングの間にくっきりとした差を感じました。

フォーサイトは令和7年度の合格率を58.5%と公表しており、全国平均14.54%の実に約4倍。それだけでも目を引く数字ですが、私が本当に唸ったのはここから先でした。

2013年から2025年までの13年分の合格率推移データを公開し、加えて2025年度は第三者機関(かがやき監査法人)による合意された手続業務(AUP)まで実施済み。「合格率を出して終わり」ではなく、第三者の目を入れて数値の信頼性まで担保しに行く姿勢には頭が下がる思いです。

ただし、フォーサイトの合格率の母集団は「全額返金保証制度の確認テスト・学力テストの条件を満た受講生」等に限定される点には注意してください。受講生全員が分母になっているわけではなく、ある程度学習に取り組んだ層をベースにした数値だと押さえておきたいですね。

対するスタディングは、2025年度(令和7年度)の「合格者の声」として491名分を公表中。これは任意のアンケートに回答した合格者の人数で、合格率や全合格者数の公表はありません。

スタディングは受講者数が多いことで知られており、実際の合格者数はもっと多いはず。とはいえ定量的な比較材料としては、フォーサイトに比べるとどうしても物足りなさを感じてしまうのが正直なところです。

「数字で安心したい」「客観性を重視」という方にはフォーサイトの開示姿勢が深く刺さるでしょう。一方で「数字よりも、実際に受かった人の生の声を読み込んで肌感覚で判断したい」というタイプなら、スタディングの合格体験記を腰を据えてチェックするのも有意義でしょう。

私自身は、この2つは「優劣」ではなく「アプローチの違い」として捉えるのが健全だと考えています。

講義動画

比較ポイント
  • スタディングは約109時間、フォーサイトは約70時間と総時間に差
  • フォーサイトはライブ配信「eライブスタディ」が標準付属

総講義時間で比べると、スタディングのコンプリートは基本講座約50時間・過去問解法約18時間・記述式約25時間・横断総まとめ約16時間で計約109時間。行政書士試験対策としては手厚いボリュームです。

対するフォーサイトのバリューセット3は基礎講座約53時間・過去問講座約12時間・直前対策約4時間などで合計約70時間と、スタディングよりおよそ40時間ほどコンパクトに収まっています。

フォーサイト行政書士講座 基礎講座 福澤講師

フォーサイト行政書士講座 基礎講座 テキストが映し出される

「時間が長いほうが安心」と感じる方もいるかもしれません。けれど私は、ここを単純な多寡で語るべきではないと考えます。

なぜならフォーサイトは「合格点主義」を掲げ、出題頻度の低い論点を意図的に切り捨て、合格ラインに必要な内容だけに絞り込んでいるから。約70時間という数字は手抜きの結果などではなく、むしろ徹底した取捨選択の成果と見るのが筋でしょう。

学習時間が読みづらい社会人にとっては、絞り込まれた構成のほうが完走しやすい局面も多いはず。私自身、過去に資格学習で「教材を完走できなかった経験」があるので、量で勝負しないという選択の価値は身に沁みています。

加えて、フォーサイトには講師がリアルタイムで講義を進める「eライブスタディ」が搭載されているのが魅力的なポイント。

チャットで質問が飛び交い、参加者全員のテスト正解率がその場で共有される、双方向のライブ感は通信講座らしからぬ熱気を生みます。学習のペースメーカーとしても機能するでしょう。

一方のスタディングは1動画5分から再生できる細切れ設計と、倍速・音声受講でスキマ時間に染み込ませていく方向性。ライブ配信は標準では用意されていません。

スタディング行政書士講座 合格のための論点200 Quesitonを提示

「じっくり腰を据えて長く視聴する」のか、それとも「短時間で軽快に回し続ける」のか。自分の生活リズムに馴染むほうを選び分ける、という整理がしっくり来ます。

テキスト

比較ポイント
  • フォーサイトは紙ファーストで作り込まれた印刷教材
  • スタディングはWEBテキストを印刷製本した補助冊子

テキストの作り込みでは、私の目にはフォーサイトに分があるように映りました。

フォーサイトのバリューセット3にはB5サイズのフルカラー紙テキスト8冊(基礎講座)に加え、過去問講座10冊、直前対策3冊、ペースメーカー答練の問題冊子など、印刷教材だけでもかなりのボリューム。

「合格点主義」の編集方針のもと、毎年の本試験を社内システムで分析して傾向に合わせて改訂され、図表・フローチャート・イラストが惜しみなく使われています。

フォーサイト調べでは、合格者の96%が「非常に満足・満足」と回答したとのこと。

フォーサイト テキスト 合格者の96%が満足

9割越えという数字は、教材としてはなかなかお目にかかれない水準ですよね。

スタディングのコンプリート(冊子テキスト付)にも、A5サイズのフルカラー冊子テキストが付属します。ただしこちらは「基本講座のWEBテキストを印刷製本したもの」という位置付け。

最初から紙媒体としてレイアウトされたフォーサイトのテキストとは、根っこの思想が違うのが面白いところです。スタディングはあくまでデジタルが主役で、紙の冊子はその補助という割り切った設計といえますね。

紙のテキストにマーカーやふせんを駆使しながら読み込みたい方、本棚に並べて手元に残したい方にはフォーサイトのテキストが好相性でしょう。

逆に、デジタル中心で学習する前提なら、スタディングのWEBテキストでも十分に快適に進められるはず。

ちなみにスタディングは2026年からスタディング出版として書籍事業を本格スタートさせており、行政書士講座のテキスト品質も今後さらに磨かれていくかもしれません。私はこの動きに密かに注目しています。

問題集

比較ポイント
  • スタディングは合計約2,000問超、複数形式の演習が揃う
  • フォーサイトの過去問講座は問題集10冊と一問一答演習を提供

問題演習の量と多様性では、スタディングが頭ひとつ抜けているのが正直な印象です。

スタディングのコンプリートには、スマート問題集(一問一答)約1,000問、セレクト過去問集約400問、13年分テーマ別過去問集約670問が揃い、合計約2,000問超に及びます。

一問一答→テーマ別→過去問演習と段階的にレベルアップできる導線が整っているため、「演習量でねじ伏せたい」タイプの学習者にはこの上ない構成でしょう。記述式対策問題集14回分も含まれていて、行政書士試験で配点の大きい記述式の練習も十分に積めます。

対するフォーサイトのバリューセット3も、過去問講座に問題集10冊・再現問題集が含まれ、さらにバリューセット3限定特典として「過去問一問一答演習」がeラーニング上で提供されます。

問題数の総計は公式サイトに明示されていないため、量だけを純粋にスタディングと比較するのは困難です。ただし、フォーサイトは「絞り込んだ問題を確実に身につける」というスタンス。量よりも反復による定着を重視しているのが伝わってきます。

「問題は浴びるほど解きたい」のか、それとも「絞り込んだ範囲を完璧に仕上げたい」のか。ここは学習スタイルの好みで選ぶ項目と言えるでしょう。

ちなみに私自身は、本試験で出題形式に慣れることの重要性を踏まえると、ある程度まとまった演習量は欲しいと考える派。その意味では、スタディングの圧倒的な問題量は、学習中の「足りているのかな」という不安を消してくれる効果が大きいと感じます。

模試

比較ポイント
  • フォーサイトは本試験形式の模擬試験を2回分搭載
  • スタディングの合格模試は1回のみ

本試験形式の模試はフォーサイトが2回、スタディングが1回。回数面では明確にフォーサイトに軍配が上がります。

フォーサイトのバリューセット3には過去問講座内に模擬試験2回分が含まれ、本試験と同形式で総仕上げが可能。直前対策編にも問題演習があり、追い込み期に解くべき素材が複数用意されているのが頼もしいです。

一方、スタディングのコンプリートに付属する合格模試は1回のみ。これとは別に、合格答練(科目別)が10回付いており、科目ごとに本試験形式に近い形で力試しはできます。ただ、フルセットの本試験形式での総合演習という意味では1回分にとどまるのが惜しいところ。

模試はやみくもに多く受ければ良いというものではありません。とはいえ、「本番と同じ時間配分で2回以上シミュレーションしておきたい」と感じるなら、フォーサイトの2回構成のほうが心理的なゆとりは大きいでしょう。

一方で「模試は腕試しというより復習教材として使う」スタイルなら、回数の差はさほど気にならないはず。

私としては、どちらの講座でも市販の他社模試を併用する選択肢が残されている点も覚えておきたいところです。1回分足りないと感じるなら、書店で1冊買い足せばよいだけの話ですからね。

学習アプリ

比較ポイント
  • フォーサイトのManaBunは動画・音声・テキスト・問題演習が一体化
  • スタディングはAI機能(AI問題復習・AI実力スコア・AI添削など)が充実

両者とも学習アプリの完成度はとにかく高く、私の中では「ここは引き分け」と判定したいくらいの僅差でした。

フォーサイトの「ManaBun」は、講義動画・音声・デジタルテキスト・過去問演習・確認テスト・学習スケジュール自動作成までを、すべて一つのシステム上で完結させてくれます。動画・音声・デジタルテキストはダウンロードできるためオフライン視聴も可能。

1単元最大15分で区切られているので、通勤・通学などのスキマ時間にも染み込ませやすい構造です。ちなみに、フォーサイト調べでは合格者の98%がeラーニングに「非常に満足・満足」と回答したとのこと。

フォーサイト eラーニング 合格者の95%が満足

合格後もここまで支持されているのは率直にすごい数字だと感じます。

一方のスタディングのスタディングアプリも動画ダウンロード・オフライン再生に対応し、1動画5分からの細切れ受講と音声のみ受講に対応。基本機能だけ見ても十分な完成度です。

さらに見逃せないのが、AI問題復習(解答成績に応じて次回復習日を自動設定)、AI実力スコア(科目別に試験得点をリアルタイム予測)、AI検索、AI説明、AI添削(記述式の生成AI採点)、AI学習プランといった独自のAI機能の充実ぶり。

これらを使いこなせば、学習計画づくりや弱点把握を半自動化できると思うと、なかなかワクワクしませんか。

「シンプルに完結する環境がほしいならフォーサイト、AIに伴走してもらいたいならスタディング」と整理してみると、棲み分けがはっきり見えてきます。どちらも甲乙つけがたい完成度ですが、AI活用に未来を感じるならスタディングの個性は確かに光るでしょう。

私個人としては、AIによる学習支援は今後ますます進化していく分野だと予想しているので、その最先端をいち早く体験できるという意味でも、スタディングのアプローチには夢があると感じています。

受講中のサポート

比較ポイント
  • フォーサイトは質問無制限、個別カウンセリングやメルマガも併用
  • スタディングは質問チケット30枚+AI添削チケット130枚

受講中のサポートに関しては、率直に言ってフォーサイトのほうが手厚いと感じました。

フォーサイトのバリューセット3では、ManaBunから24時間受け付ける質問対応が回数無制限で利用可能。回答するのは行政書士試験に合格した専任合格者スタッフ(行政書士事務所開業者を含む)で、質問の「質」までしっかり担保されているのが心強いポイントです。

これに加え、個別カウンセリング、講師ブログ、YouTubeチャンネル「行政書士への道」、月1回のフォローメルマガなど、ともすれば孤独になりがちな通信講座学習を多面的に支える仕組みが整えられています。

対するスタディングのコンプリートには、学習Q&Aチケットが30枚付属。これを消費する形で講師に質問でき、回答は7日以内に返ってきます。

30枚という枚数は決して少なくはないものの、「使い切ったら追加購入」のチケット制が前提なので、どうしても残数を気にしながら質問することになるでしょう。さらに試験日約14日前から試験日当日までは質問サービスが停止する点も把握しておきたいところです。

とはいえ、AI添削チケット130枚は記述式対策に大いに活用でき、講師のレビューを待つことなく即時で採点・添削が返ってくる仕組みは独自の魅力。私の感覚では、ここはAI活用に納得感があるかどうかで評価が分かれそうです。

「人にいつでも聞ける安心感」を最優先するならフォーサイト、「AIで自走しつつ要所だけ人に頼る」ならスタディング。そんな棲み分けが浮かび上がってきます。質問の頻度や深さは学習者によって大きく異なるので、自分の普段の学び方を思い浮かべながら選ぶのがおすすめです。

私自身も、もし行政書士に挑むとしたら「気軽に質問できる人間サポート」と「AIで即時フィードバック」のどちらに比重を置くか、けっこう真剣に悩むだろうなと感じます。

合格特典

比較ポイント
  • フォーサイトは合格時に受講料50%の報奨金
  • スタディングは合格お祝い金1万円分のデジタルギフト

合格特典の手厚さは、フォーサイトが圧倒的にリードしているのがひと目で分かります。フォーサイトのバリューセット3に合格すると、受講料50%相当の報奨金が支給される設計。条件はアンケート提出と合格者インタビュー出演許諾で、ハードルは比較的低めに設定されています。

受講料の半分が戻ってくると考えると、合格後の再投資(実務本の購入や登録費用の一部)にもしっかり回せる金額感ですよね。私だったらこの50%報奨金を「合格後ご褒美旅行」の予算にあててしまうかもしれません。

一方、スタディングの合格お祝い金は1万円分のデジタルギフト(Amazonギフトカードなどから選択)。アンケートと合格体験談の記入が条件で、こちらも申請ハードルはシンプルです。金額としては行政書士講座全体で見ると標準的なラインで、特別に高くも低くもないという立ち位置。

「合格特典で自分を奮い立たせたい」というモチベーション設計を重視するなら、フォーサイトの50%報奨金は大きな目標になり得ます。

一方、スタディングのお祝い金は「受験前から投資額を抑えたうえで、合格時に1万円が戻ってくる」という構造。これは初期費用の安さと併せて受け止めるべきものでしょう。

両者の発想はだいぶ違います。前者は「ゴールに大きなご褒美」、後者は「最初から軽量化+小さなご褒美」。同じ「合格特典」というラベルでも、その設計思想がここまで違うのは比較していて純粋に面白いですよね。

不合格時のフォロー

比較ポイント
  • フォーサイトは全額返金保証制度を用意
  • スタディングは更新割引で翌年度版を大幅割引購入できる

不合格時のフォローでも、フォーサイトはやはり独自色を強く打ち出しています。

フォーサイトのバリューセット3には全額返金保証制度が付帯。確認テスト全回100点・学力テストで上位の成績・本試験で規定以上の得点といった複数の条件を満たすと、受講料が全額返金される仕組みです。

条件は決して甘くなく、しっかり学習に取り組んだ人が万一不合格だった場合のセーフティネットとして機能する仕組みです。なお、教育訓練給付制度の申請をしていた場合、全額返金が適用されると給付申請は取り下げになります。忘れずに押さえておきましょう。

対するスタディングは更新割引制度を用意。翌年度版を大幅な割引価格で購入できる仕組みで、コンプリート(冊子テキスト付)の更新版は約4万円(通常版から約44%OFF)、ペーパーレス版は約3万円(約59%OFF)まで下がります。

学習履歴の引き継ぎは残念ながらできませんが、再チャレンジ時の費用負担を大きく抑えられる点は大きな魅力ではないでしょうか。

「全額返金で完全リセット」のフォーサイトに対し、「割引でリトライしやすく」のスタディング。並べてみると、両社の哲学の違いが鮮やかに浮かび上がってきます。

「真剣に学習したのに不合格になったら、せめて金銭的には報われたい」と感じるならフォーサイト。「コストを抑えてスタートして、必要なら同程度の負担でもう一度やればいい」と割り切れるならスタディング。

私としては、ここは「自分が不合格になったときに、どんな気持ちでいたいか」を一度想像してみるのがおすすめです。その想像から立ち上がってくる感情こそが、自分に合う制度を教えてくれるはずですから。

フォーサイトはこんな人におすすめ

フォーサイト行政書士講座 こんな人におすすめ

ここまでの内容を踏まえると、フォーサイトの受講をおすすめできるのは次のような方です。

短期間で効率よく合格を狙いたい人

行政書士試験は出題範囲が広く、隅々までフルカバーしようとすると学習時間が雪だるま式に膨れ上がります。仕事や家事で自分の時間がほとんど取れない中で「それでも今年合格したい」と願うなら、フォーサイトの「合格点主義」は心強い味方になってくれるはずです。

たとえば講義動画に関しては、基礎講座約53時間・過去問講座約12時間・直前対策約4時間で合計約70時間。出題頻度の低い論点はあえて削ぎ落とし、合格ラインに必要な部分に潔く集中する作り込みとなっています。

「全部やる」のではなく「合格に必要な部分を確実に取りに行く」設計なので、限られた時間でも完走しやすいのが特徴です。

さらに令和7年度58.5%(全国平均の約4倍)という高い合格率実績は「効率を突き詰めても合格できる」という事実を力強く裏付けています。学習時間がどうしても読みづらい社会人の方には、私からまず検討してほしいと胸を張っておすすめできる一社です。

サポートと返金保証で安心して挑みたい人

通信講座は、いざ始めてみると「相談相手がいない」「ペースが掴めない」と心細くなる場面が意外に多いもの。だからこそサポート体制と心理的な安心感を重視したい方には、フォーサイトのバリューセット3が有力な選択肢になるでしょう。

質問はManaBunから24時間受け付け、しかも回数無制限。回答するのは行政書士試験に合格した専任合格者スタッフで、「分からないことを一人で抱え込まない」環境が整っているのは本当にありがたいと感じます。

個別カウンセリングや月1回のフォローメルマガもあり、学習ペースから精神面まで広くカバーしてくれる印象です。

加えて、全額返金保証制度の存在は精神的な後ろ盾として絶大な意味を持つでしょう。所定の条件を満たして真剣に取り組みさえすれば、万一不合格でも受講料が全額戻る可能性があるため、「もしダメだったらお金が無駄になるのでは」という不安に振り回されずに済みます。

学習中の余計な雑念が消えると、集中度合いがまるで違ってきますからね。「せっかく受講するなら、心から安心できる環境で挑みたい」と願う方にこそ、フォーサイトはぴったりの講座だと感じます。

作り込まれた紙教材でじっくり学びたい人

「教材の質と物量で講座を選びたい」というタイプの方には、フォーサイトのバリューセット3が好相性です。

基礎講座8冊・過去問講座10冊・直前対策3冊・答練の問題冊子と、紙の印刷教材だけでもかなりの厚みがあります。本棚に並べて手に取ったときの存在感は、デジタル中心の通信講座ではなかなか味わえない手応えですよね。

しかも、これらは「印刷ありき」で作り込まれた教材です。フォーサイトは「合格点主義」という編集方針を明示し、出題頻度の低い論点をあえて切り捨てています。

さらに毎年の本試験終了後に過去問を社内システムで分析し、出題傾向に合わせてテキストを改訂する仕組みも整えているとのこと。

ここで気になるのは、スタディングもフルカラーの冊子テキストを付けてくる点。ただしスタディングは「基本講座のWEBテキストを印刷製本したもの」という位置付けで、紙はあくまで補助。一方のフォーサイトは紙が主役で、講義もテキストに沿って進める構成です。

「教材を信じて、紙の上で論点を整理しながら学習を進めたい」という方には、フォーサイトのバリューセット3こそ王道の選択肢になります。

スタディングはこんな人におすすめ

スタディング行政書士講座 こんな人におすすめ

ここまでの内容を踏まえると、スタディングの受講をおすすめできるのは次のような方です。

初期費用を抑えてスモールスタートしたい人

「行政書士試験はずっと気になっているけれど、最初から10万円近い投資をするのはさすがにためらう」という方には、スタディングが心からおすすめできます。

コンプリート(冊子テキスト付)の受講料は約7万円で、フォーサイトのバリューセット3より約2.5万円安く、行政書士講座全体で見てもかなり手頃な価格帯。

冊子テキストが不要ならペーパーレス版が約6万円、さらにエントリープラン「ミニマム」を選べば約3.5万円からでも始められます。「まずは試しに飛び込んでみたい」という心理的ハードルを大きく下げてくれるはず。

加えてスタディングは月々6千円弱からの分割払いにも対応しており、毎月のキャッシュフローを意識して無理なく続けられる設計です。費用面のハードルが下がれば、「とりあえず始めてみよう」と踏み出しやすくなりますよね。

私としては、資格学習で何より大事なのは「最初の一歩を踏み出すこと」だと考えています。だからこそ、スタートのハードルを軽くしてくれるスタディングの存在意義は大きい。

学習を続けて初めて合格に近づくわけですから、最初の一歩を軽くしてくれることには高い価値を感じます。

スキマ時間とAI機能を活用したい人

通勤電車の中、昼休みのカフェ、寝る前の数十分。そんな細切れの時間を丁寧に積み上げて学習を進めたい方にとって、スタディングほど相性の良い講座はそう多くありません。

スタディングアプリは動画ダウンロード・オフライン再生に対応し、1動画5分からの細切れ受講と音声のみ受講も標準装備。スマホ一台で動画・テキスト・問題演習がすべて完結します。「机に向かう時間が取れないから諦めかけていた」という方にこそ、ぜひ試してほしい講座です。

そして特筆したいのが、AI機能の充実度。たとえば「AI問題復習」は忘却曲線を踏まえて次の復習日を自動設定し、AI実力スコアは科目別の現在の予想得点をリアルタイムで可視化してくれます。「AI添削」は記述式問題を生成AIが即時に採点・添削。

さらに「AI学習プラン」は、自分の学習可能時間と目標から個別の学習計画を提案します。「次に何をすればいいか」を考える負担がぐっと減るため、貴重な時間を「悩む」ではなく「学ぶ」に振り向けられますよね。

AIに伴走してもらいながら効率的に進めたい方には、これ以上ないほどフィットする環境だと感じます。

圧倒的な問題演習量で実戦力を磨きたい人

「行政書士試験は最終的に問題演習の量がモノを言う」という感覚を持つ方にも、スタディングは強くおすすめできます。

というのも、コンプリートプランに含まれる問題数は、スマート問題集(一問一答)約1,000問、セレクト過去問集約400問、13年分テーマ別過去問集約670問が揃い、合計で約2,000問超。

一問一答で知識を定着させ、テーマ別で論点ごとに横断整理し、最後に過去問を時系列で叩き込む。この段階的なステップが整えられている設計は、独学者が一人で組み立てようとするとなかなかできない芸当です。

加えて記述式対策問題集14回分も付属し、配点の大きい記述式問題への対策も手抜かりなし。合格答練、合格模試の記述式問題については、書いた答案を即時にAIが採点して部分点までフィードバックしてくれるため、独学では難しい記述式の自己採点もぐっと効率化できます。

「合格するまで、とにかく問題を解き続けたい」「演習量で揺るがない確信を得たい」というタイプの方にとって、スタディングの問題演習環境はこの上なく心強い味方となるでしょう。私の感覚でも、ここまでの問題量を一つの講座で揃えてくれるのは率直に贅沢だと感じます。

この記事のまとめ

今回はフォーサイト行政書士講座とスタディング行政書士講座の違いについてお伝えしました。比較表を再掲します。

比較項目フォーサイトスタディング
受講料
約9万円

約7万円
合格実績
合格率+推移公表

合格者数公表
講義動画
ライブ配信あり

細切れ動画中心
テキスト
フルカラー紙
+デジタル

冊子+デジタル
問題集
標準的な分量

多形式で豊富
模試
本試験形式2回

模試1回のみ
学習アプリ
アプリで完結

AI機能搭載
受講中のサポート
質問無制限

質問チケット制
合格特典
受講料50%報奨金

お祝い金1万円分
不合格時のフォロー
全額返金保証あり

翌年版大幅割引
総合評価96点/100点92点/100点
公式サイトフォーサイト
公式サイト
スタディング
公式サイト

二つの講座を細かく比較してみると、それぞれに尖った強みがあり、優劣をひと言で語れるものではないとあらためて実感します。

フォーサイトは合格率の見える化、サポートの厚さ、合格特典・全額返金保証などの「安心の仕掛け」が際立っている一方、スタディングは費用の安さ、問題演習量、AI機能を中心とした「効率の仕掛け」で強烈な個性を放っていますよね。

私の主観で言うと、両者は「同じ目的地に向かう、まったく別ルートのバス」のような関係だと感じています。

ここで何より強調しておきたいのは、両社とも毎年多くの行政書士試験合格者を輩出している実績ある優良な講座だということ。どちらを選んでも、しっかり学習に向き合いさえすれば、合格は十分に射程圏内に入ってきます。

だからこそ大切なのは「どちらが世間的に良いか」ではなく、「自分の生活と性格にどちらが馴染むか」という観点。あなたの生活スタイル、学習スタイル、予算観にしっくり来るほうを選んで、ぜひ自信をもって一歩を踏み出してみてください。

行政書士は、キャリアの選択肢を広げてくれる本当に魅力的な国家資格です。今この瞬間に「ちょっとやってみようかな」と心が動いたなら、その熱量こそが何よりの資産。

時間が経てば気持ちは冷めてしまうものなので、温かいうちに動いてほしいというのが、私からの一番のお願いです。合格に向けて、あなたの挑戦を心から応援しています。

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