資格スクエア行政書士講座を実際に受講してレビューしている杉山貴隆です。

行政書士試験に再挑戦しようと決めたものの、「前回と同じやり方でまた不合格になったらどうしよう」と不安を抱えていませんか。
独学で頑張ってみたのに伸び悩みを感じたり、以前使った教材では手応えが薄くなってきたり。そんな気持ちに揺れるのは、決して珍しいことではないと私は思います。
特に再受験の方の場合、「知識はあるはずなのに、本番で点数が伸びない」という見えない壁にぶつかっている方が多いのではないでしょうか。周囲に相談できる相手も少なく、「次も落ちたら…」というプレッシャーと一人で向き合う時期は、本当に心が消耗しますよね。
そうした中で「資格スクエアの中上級合格講座」が気になっているけれど、実際の評判やリアルな受講生の声が知りたい、という方もいるはず。
そこで今回は、私がこの講座の受講生の口コミを一つひとつ読み込んで整理したうえで、講座の特徴・他社との比較・メリット・デメリット・合う人合わない人まで徹底的に掘り下げました。
読み終える頃には、このコースがあなたの「合格できないループ」を抜け出す鍵になるのかどうか、自信を持って判断できるはず。ぜひ最後までお付き合いください。
※本記事は2026年4月時点で入手できる情報を基に作成しています。ただし、引用している受講生の評価は受講当時のものであり、現在とは状況が異なる場合があります。
評判(口コミ)まとめ
資格スクエアの中上級合格講座を実際に受講して合格した方々は、どのような感想を持っているのでしょうか。ここでは彼らの口コミをテーマごとに整理し、リアルな声をお届けします。
森T(森広志講師)の講義
- 「森Tの授業はわかりやすいのはもちろんのこと、本当に飽きずに楽しかったです。」【引用元】
- 「講義内容の分かりやすさももちろん素晴らしいです。YouTubeで他社の講師の動画もいくつか見たことがありますが、やはり森Tが一番だとずっと思っています。」【引用元】
- 「森Tこと森広志先生の講義が非常に分かりやすく、難しい法律の概念を身近な例に置き換えて解説してもらえる点も大きな魅力でした。」【引用元】
- 「条文を素読してもなかなか頭に入ってこない所や、『ここ、どういういうことかな』と思った所を柔らかく説明してくださり、分かりやすかったです。講義を聞きながら、時々ぷっと吹いてしまうこともあり、楽しく勉強できました。」【引用元】
- 「森Tは難しい法律用語もわかりやすく噛み砕いてくださり、クスッと笑えるような授業で見ていて飽きませんでした。」【引用元】
- 「とにかく分かりやすくて、楽しく解説してくれるので、勉強というよりおもしろ動画を見てる感じでした。」【引用元】
- 「森Tの講義は、わかりやすさは勿論、間の取り方や表情など細かい部分に至るまで、まるで1対1で講義を受けているかのような非常に高いレベルのものでした。」【引用元】
- 「嫌みがなく、強く怒ることもないので安心して受講できました(強く言われると萎縮するタイプなので…)。先生は講師界隈一の人格者だと思います。」【引用元】
- 「とてもいい人で優しい人。アドバイスも優しさいっぱいですが、とても的確に道筋を示してくれるので、「森Tが言うならその通りにしとくかー」といった感じで本当に信頼がおける方です。」【引用元】
- 「人生を指導に捧げているひたむきさや、本当に優しい人柄が、録画の講義越しであっても伝わって来るところが、すごいと思います。」【引用元】
- 「「受験生の気持ちに寄り添ってビジネスライクではないところが信頼できるなー」と思って、安心して受講ができました。大好きです。」【引用元】
- 「「ま、いっか!」と肩の荷が軽くなるような森Tのお言葉や口調が、続けられるモチベーションになりました。」【引用元】
口コミを読み込んで圧倒的に目立ったのが、森広志講師(通称・森T)への高い評価でした。「わかりやすい」という声ももちろん多いのですが、それ以上に私の心に残ったのは「楽しい」「飽きない」「おもしろ動画を見てる感じ」といった表現が頻出していた点です。
法律学習は長丁場ですから、「苦痛ではなく楽しい」と思えるかどうかで合格可能性は大きく変わる。これは私自身、宅建や簿記を勉強してきた中で痛感している事実でもあります。
特に注目したいのは「難しい法律の概念を身近な例に置き換えて解説してもらえる」という声でした。
行政書士試験の受験経験者であれば、条文や判例を「文字通りには覚えたけれど、本質が腑に落ちない」という感覚を味わった経験があるのではないでしょうか。森講師の講義は、この「暗記と理解のギャップ」を埋める作業に徹底的にこだわっているように読み取れます。
抽象的な条文を具体的な場面と結びつけてくれるから、角度を変えた出題にも動じない応用力が身についていく。これは再受験者にとっては喉から手が出るほど欲しい要素のはずです。
そして、人柄への評価の高さにも驚かされました。「人格者」「優しい」「受験生に寄り添う」「ビジネスライクではない」といった言葉が並び、講師の人間性そのものが支持されています。
通信講座は基本的に録画講義を一人で見続ける形式ですから、画面越しの講師に親近感や信頼を持てるかどうかで継続率は大きく変わるでしょう。「森Tが言うならその通りに」という素朴な表現には、信頼というものの本質がにじみ出ている気がして、思わず唸ってしまいました。
倍速再生についての声も見逃せません。2倍速・2.2倍速でも聞き取れるという報告が複数あるということは、単なる早口ではなく「滑舌が良くゆっくり丁寧に話している」という講義設計になっているということ。
約240時間の講義量を限られた時間で消化するには、倍速再生との相性は死活的に重要です。仕事や家事と両立する社会人受験生にとって、この点は想像以上に大きな助けになるはず。
一方で、「授業回数が多い」「対面講義がほしい」という声もあります。240時間は受験経験者向けとしては確かに多めで、ある程度の覚悟が必要だという指摘は正直なところ的を射ていると思います。
対面講義への要望は通信講座という形態上どうしても実現が難しいところですが、月1回のZoom相談会で講師と顔を合わせる機会が設けられている点は、その渇きを部分的に癒やしてくれるでしょう。
「問いかけ」アウトプット講義の効果
- 「森Tの講義は、一方的な解説に留まらず、頻繁に受講生へ問いかけを投げかけるスタイルが印象的でした。その問いかけに答えようとすることで、自分の理解が不十分な箇所が明確になり、結果として「この部分は確実に暗記する」という自分なりの学習方針を固める指針となりました。」【引用元】
- 「「問いかけ」型の授業形式が、伸び悩んでいる自分にぴったりだと思いましたし、私が苦手としている記述問題の対策になると考えました。」【引用元】
- 「受講を始めてすぐに『ここを選んで正解だった』と実感しました。講義に集中でき、受け身ではなく考えさせる授業スタイルが、自分には非常に合っていたと思います。」【引用元】
- 「穴埋めの問いかけ式講義のおかげで合格できたと思います。」【引用元】
- 「初学者の方にはもちろん、再チャレンジの方にこそオススメしたいです。かたい法律を初学者でも理解できるくらいわかりやすく説明、さらに目隠しシートの問いかけ講義で脳に刺激を与える斬新な講義、森Tの最初の一文字ヒント方式、オススメです!」【引用元】
- 「森Tは、喋り方が丁寧で非常に分かりやすいと思います。また問いかけスタイルも非常に良いと思います。よく脳に刺激を当てるといいますが、まさに効果絶大だと思います。」【引用元】
- 「基本的に同じテキストを使った穴埋め方式の勉強法なので、知識が深まるというよりも基礎知識の定着に重きを置いているのかなと思いました。ただ、それだけでは一向にクエストで正解できないし過去問の正答率も上がらなかったので、個人でYouTubeで配信している人のメンバー動画やオリジナル教材なども併用して勉強した」【引用元】
「問いかけ」アウトプット講義は、この中上級合格講座の中核をなす仕組みです。穴ぬきレジュメを画面に映しながら、講義中に重要ワードを受講生に想起させる形をとることで、受け身になりがちな動画視聴を能動的な学習体験に変えていきます。
通常のインプット講義が「聞く→覚える」の一方向であるのに対し、この手法は「問われる→思い出そうとする→答え合わせ」というサイクルを講義の流れに自然に組み込んでいる。言われてみれば当たり前の工夫なのに、ほとんどの通信講座では実現されていないように思います。
私が特に重要だと感じたのは、「自分の理解が不十分な箇所が明確になる」という声が複数あった点でした。
再受験者が陥りやすい最大の落とし穴は「知っているつもり」の論点です。テキストを読んで「これは覚えた」と思っていたのに、本番では微妙な角度の変化に太刀打ちできない。
私自身、過去に資格試験で「あれ、こんなはずじゃ…」と愕然とした経験がありますから、この落とし穴の怖さは身にしみてわかります。問いかけ講義は、まさにこの「わかったつもり」を学習の段階で炙り出してくれる診断装置として機能しているのでしょう。
脳科学的にも、思い出そうとする負荷が長期記憶の定着に効果的だと知られていますから、この講義スタイルは理論面でも理にかなっています。
記述式対策への効果を実感している声も見逃せません。40字記述は「正確なキーワードを思い出す」ことが得点の鍵を握ります。なので、日常的にキーワード想起の訓練を積み重ねる問いかけ講義との相性は抜群です。
択一対策と記述対策を同じ講義の中で並行して鍛えられる設計は、時間効率という観点からも見事だと感心しました。
一方で、「穴埋め方式だけでは知識が深まらず、クエストで正解できない」という率直な声もありました。これは批判というよりも、学習方法への補足的な示唆として受け止めるべきでしょう。
問いかけ講義は基礎知識の想起訓練には極めて有効ですが、そこから先の応用力・現場対応力は、答練や過去問演習など別の教材と組み合わせて鍛える必要があります。
幸い、中上級合格講座には科目別答練や法令択一クエストといった演習教材がしっかり用意されていますので、これらを意識的に組み合わせることで弱点は十分に埋められるはずです。
法令択一クエストとスキマ学習
- 「資格スクエアの教材で何より一番良かったのはアプリです。とても良い。」【引用元】
- 「アプリが神でした。これのお陰で、勉強しなかった日はゼロ。」【引用元】
- 「自分にとっては「法令択一クエスト」でスキマ時間でも勉強できたことだと思います。」【引用元】
- 「「法令択一クエスト」も、短時間で解けるので、あまりやる気が出ない時にも気軽に勉強する事ができました。」【引用元】
- 「忙しくて、机に座って勉強する時間がなかなかとれない方には、「法令択一クエスト」が本当にお勧めです。」【引用元】
- 「アプリ『法令択一クエスト』は毎日1時間は解きました。紙の過去問よりアプリの方が私にはやりやすかったです。机に座っていざ勉強!しようとするとハードルが上がりますが、アプリならどこでも気軽に取り組めるので『法令択一クエスト』は超オススメです!」【引用元】
- 「過去問をひたすら資格スクエアのアプリ「法令択一クエスト」でやってました(60000回以上)。」【引用元】
法令択一クエストに対する受講生の熱量は、ほかの教材への評価とは明らかに一線を画しています。「アプリが神でした」「勉強しなかった日はゼロ」といった表現からは、単なる便利ツールを超えて、学習習慣そのものを支える相棒になっていることが伝わってきます。
法令択一クエストは、法令等科目の過去問20年分をWEB上で解ける仕組みで、スマートフォンからいつでも取り組めるのが最大の強みです。
特筆すべきは、60,000回以上解いたという受講生の存在でした。数字を見て思わず「本当に?」と目を疑ってしまったのですが、逆に言えば、それはアプリの操作性が秀逸で、短時間でサクサク取り組める設計になっている証拠でもあります。
1問あたり数十秒で処理できるから、信号待ちの短い時間でも、電子レンジが動いている1分間でも、学習時間に変えられる。紙の問題集ではこの「細切れ時間の拾い集め」はほぼ不可能ですので、アプリならではの価値がここに凝縮されているのだと感じます。
行動経済学でいう「ハードルの低さ」の重要性についても、ここで改めて考えさせられました。「机に向かって勉強する」という行為には、準備・集中力・時間確保という3つのハードルが横たわっているのに対し、スマホアプリはそのすべてを劇的に低くしてくれます。
受講生の「アプリなら気軽に取り組める」という何気ない声は、まさに人間心理の弱点を的確に表しているわけです。再受験で「勉強が続かない」と悩んでいる方にとって、この仕組みは決定的な助けになるのではないでしょうか。
ランキング機能や「間違えた問題だけを繰り返す」機能への評価も興味深く読みました。
独学や通信講座では「自分がどの位置にいるのか」が見えにくく、不安が募りやすいもの。ですが、他の受講生と正答率を競える仕組みがあることで、自分の立ち位置を相対化でき、モチベーションの支えにもなる。
苦手問題の集中復習機能は、受験経験者特有の「いつまでも同じ問題を間違える」という悪癖を、効率よく潰してくれるようです。
サポート体制
- 「一ヶ月に一回、受講生さんと森Tの振り返りがあります。リアルタイム参加が難しかったので、私はアーカイブで視聴し、モチベーションをあげていました。」【引用元】
- 「定期的なフォローアップで自分1人ではないことを感じられるので精神的に安心できますし、つまづいていることや心配があれば質問できるので、学習を円滑に進めることができると思います。」【引用元】
- 「他の方の質問に自分と共通する悩みがあって、その受け答えを聞くことで具体的にどう挽回すればいいのか分かりやすいアドバイスをいただけて感謝しております。」【引用元】
- 「毎月開催してくれるフォローアップでは、今後の勉強方法の相談ができるのは、非常にありがたかったです。そして毎回、力をもらって泣いてました(笑)」【引用元】
- 「月1ミーティングは私には向かなかったので、1回しか参加しませんでした。」【引用元】
通信講座で最も軽視されがちで、でも再受験者にとっては大切な要素。それが「孤独との戦いを支える仕組み」ではないかと私は考えています。資格スクエアの中上級合格講座では、この領域に明確な投資がなされていることが、口コミを読むと痛いほど伝わってきます。
具体的には、月1回のZoom相談会(フォローアップ)です。このオンライン会合は森講師との多人数形式の相談会として機能しています。
リアルタイム参加が難しい方向けにアーカイブ動画が用意されている点は、地味ですが嬉しい配慮です。「仕事で参加できない→参加できない自分に焦る→相談会を活用できない」という悪循環を未然に断ち切ってくれます。
アーカイブを見ているだけでも「自分1人ではない」と感じられたという受講生の声は、この仕組みの本質的な価値を言い表したものでしょう。
ワンクリック質問機能については、「誤解していた論点を正すきっかけになった」「翌日に回答をもらえた」という声が特に印象に残りました。
受講期間中100回まで利用でき、講義やテキストに関する疑問を気軽に質問できる仕組みは、独学では決して得られない安心感を提供してくれます。「自分の理解が本当に合っているのか確認したい」という再受験者の根源的な不安に、一つひとつ丁寧に応える設計だと感じました。
そして、この講座の真骨頂とも言えるのが、直前期の手書きハガキです。受講生全員に1枚ずつ直筆で「最後まであがく!」と書いたハガキを送るという取り組みは、通信講座の常識を完全に覆す異例のサポートと言っていいでしょう。
試験直前、勉強の成果が出るか不安で押しつぶされそうな時期に、講師から直筆のハガキが届く。その衝撃と感動は、実際に受け取った方の「泣いてしまった」「心の支えとなった」という声からも手に取るようにわかります。
デジタル全盛の時代だからこそ、あえてアナログな温かさが胸に深く響くのではないでしょうか。正直、私はこのエピソードを読んだときに思わず鳥肌が立ちました。
一方で、「月1ミーティングは自分には向かなかった」という正直な声もあります。相談会やメンタルサポートに価値を感じるかどうかは人それぞれですし、参加は任意ですから、自分の学習スタイルに合わせて取捨選択すればOK。
少なくとも「用意されているが使わない」という状態と「最初から用意されていない」という状態では、精神的な安心感は全く異なるのではないでしょうか。
総括
42件の口コミを一つひとつ読み込んで見えてきたのは、「森講師という人を選んで受講する講座」という、中上級合格講座の本質です。
講義のわかりやすさ、問いかけスタイルによるアウトプット効果、法令択一クエストによるスキマ時間活用、そして孤独を感じさせないメンタルサポート。これらすべてが「森講師」という一人の人物を軸に有機的につながっている点に、この講座最大の個性を見ました。
YouTubeで森講師の講義に出会い、「この先生なら続けられる」と感じて申し込んだ、という声が非常に多かったのも印象的でした。「資格スクエアを選んだというよりも、森Tを選んだ」という率直な表現は、通信講座選びの本質を実に鋭く突いています。
機能や価格で比較するだけでは見えてこない「講師との相性」こそが、長期間の学習を下から支える土台になる。シンプルな真理ながら、つい見落としがちなポイントです。
そして、受講生の多くが複数回の受験を経てこの講座にたどり着き、合格を果たしているという事実も見逃せません。独学や他の講座で結果が出なかった方が、ここに切り替えてブレイクスルーを果たしているんです。
「再チャレンジ組にこそおすすめしたい」という複数の声にも表れているように、受験経験者が抱える「わかっているはずなのに解けない」という分厚い壁を乗り越えるための仕組みが、このコースにはぎゅっと凝縮されています。
もしあなたが今まさにその壁にぶつかっているなら、中上級合格講座は十分に検討に値する選択肢だと私は思います。
特徴

資格スクエアの中上級合格講座には、受験経験者の「あと一歩」を支えるための仕組みが凝縮されています。ここでは、この講座を特徴づける3本の柱を詳しく見ていきましょう。
森広志講師の個性的な講義
- 講師歴20年以上、受講生満足度98.8%
- 合格率2.89%の難関年度(平成15年度)に学習3ヶ月で一発合格
- 現役の行政書士(行政書士事務所の代表)としての実務経験
- 固い法律を「やわらかく」伝える劇場型スタイル
この講座の看板とも言えるのが、森広志講師(通称・森T)の講義です。講師歴20年以上のベテランでありながら、堅苦しさとは無縁の独特なスタイルを貫いている、まさに唯一無二の存在と言えます。
森講師の講義が支持される理由は、大きく分けて2つあると私は見ています。
1つ目は、難解な法律概念を日常の具体例に落とし込んで説明する力です。条文をそのまま読んでもなかなか頭に入ってきませんが、「なぜそのルールが存在するのか」「どういう場面で問題になるのか」を鮮やかにイメージさせてくれるため、理解が格段に深まります。
法律学習において「丸暗記」ではなく「理解」を重視するアプローチは、特に受験経験者にとって決定的に重要でしょう。というのも、受験経験者の多くは「知識は入っているのに、角度を変えた出題に対応できない」という厄介な壁にぶつかっているはずだからです。
2つ目は、受講生を飽きさせない話術の巧みさ。法律学習は長丁場ですから、講義を聴くこと自体が苦痛になってしまっては元も子もありません。
森講師は大学受験指導塾での経験も持ち、語呂合わせやユーモアを織り交ぜた「劇場型」の講義で、思わず笑ってしまうような場面を次々と作り出します。受講生満足度98.8%という数字は、こうした講義品質の確かな裏付けと見てよいはず。
加えて、現役の行政書士として実務も続けている点は、単なる試験指導者ではなく「合格後の世界」を知る実務家としての視点を提供してくれる、かけがえのない強みでもあります。
受験経験者向けのカリキュラム設計
- 基礎力再構築講義(約70時間)で知識のムラを解消
- 「問いかけ」アウトプット講義(約140時間)で再現性を徹底強化
- 科目別答練(計10回)で実戦的な解答力を養成
- 記述式攻略講義(約6時間)で40字記述対策も網羅
中上級合格講座のカリキュラムは、全体で約240時間。初学者向けの1年合格講座とは設計思想が根本から異なります。
最初に用意されているのが「基礎力再構築講義」(約70時間)です。1年合格講座の基礎力完成講義(約180時間)から森講師が厳選したテーマだけを扱う構成で、受験経験者にありがちな「得意科目と不得意科目のムラ」を効率的に解消する狙いがあります。
ゼロから全部やり直すのではなく、穴だけを集中的に埋められる設計は、限られた時間で学習を進めたい社会人にとって非常に合理的。よく考えられていますよね。
続く「問いかけ」アウトプット講義(約140時間)が、このコースの心臓部です。穴ぬきレジュメを画面に映しながら、受講生に重要ワードを想起させる形式の講義で、「どんな聞かれ方をされても答えられる知識」の習得を目指します。
全体の講義時間の過半をアウトプット講義が占めているという事実一つとっても、このコースがインプットよりアウトプットに明確に重きを置いていることが伝わってきます。
さらに科目別答練は基礎答練3回と応用答練7回の計10回。応用答練では司法試験予備試験や司法書士試験などワンランク上の問題要素も加味されています。
行政書士試験の過去問を解くだけでは得られない「未知の角度からの問いに対処する力」を養うことができる、見事な仕掛けと言えるでしょう。すべての答練に解説講義が付属している点も、「解きっぱなし」にならず論点を一つひとつ腹落ちさせるうえで欠かせない要素です。
法令択一クエストによるスキマ学習
- 法令等科目の過去問20年分をWEB上で演習可能
- スマートフォン・PCどちらからもアクセスできる
- 間違えた問題のみを抽出する復習機能
- ミニテストとランキング機能でモチベーション維持
行政書士試験の学習において、過去問演習は絶対に避けて通れない道です。とはいえ、分厚い過去問集を開いて机に向かう時間を毎日確保できる方ばかりではないはず。そこで威力を発揮するのが「法令択一クエスト」です。
法令択一クエストは、法令等科目の過去問20年分をWEB上で解けるツール。
スマートフォンから気軽にアクセスできるので、通勤電車の中、昼休み、子どもの寝かしつけ後、ちょっとした待ち時間など、あらゆるスキマ時間を学習へと変換できます。1問ずつ区切って取り組めるため、「5分だけ」という贅沢な使い方も可能です。
受験経験者にとってこのツールが特に有効なのは、過去問の反復演習を圧倒的に効率化できる点でしょう。
紙の問題集で「もう一周回す」のは相当な時間と気力を要します。これに対し、アプリなら場所を選ばず、思い立った瞬間に取り組める手軽さがあります。間違えた問題だけを抽出して集中的に復習できる機能も備わっていますから、弱点の克服にも直結します。
ミニテストのランキング機能も見逃せません。他の受講生と競い合うことでモチベーションを維持しやすくなる設計です。長期間にわたる学習では「飽き」との戦いも深刻な課題になりますが、ゲーム感覚で取り組める環境は、学習の継続を静かに後押ししてくれるでしょう。
毎日のログインが習慣化することで「勉強しなかった日はゼロ」という状態を自然に作り出せるのも、紙教材には到底真似できない価値だと私は感じます。
他講座との比較
行政書士試験の中上級者向け講座は複数の会社から提供されています。ここでは資格スクエアの中上級合格講座を、同じく受験経験者向けのコースを展開している他社と比較してみましょう。
比較対象の各社プランは以下の通りです。
- スタディング:行政書士中上級合格コース
- 資格スクエア:森Tの中上級合格講座 テキストありプラン
- アガルート:中上級カリキュラム/フル
いずれも通信・受験経験者向けの主力プランです。受講料の安い順に表示して比較していきます。
受講料の位置づけ
| 社名 | 受講料(税込) | 一般教育訓練給付制度 |
|---|---|---|
| スタディング | 44,000円 | 対象外 |
| 資格スクエア | 169,400円 | 対象外 |
| アガルート | 426,800円 | 対象 (フルカリキュラムのみ) |
受講料を並べてみると、3社の価格差の大きさに思わず唸らされます。スタディングが44,000円、資格スクエアが169,400円、アガルートが426,800円。最安のスタディングと最高のアガルートでは、実に約10倍近い開きがあります。
資格スクエアは3社の中間に位置しながらも、スタディングの約4倍という価格差があります。この差はどこから来るのでしょうか。
スタディングはWEBテキストのみ(冊子なし)・質問30回までという軽量設計で価格を抑えているのに対し、資格スクエアは紙のテキスト・過去問集の付属、質問100回、月1回のZoom相談会など、より手厚い内容が含まれています。
単純に価格だけで比較するのではなく、自分に必要なサポートの水準を見極めたうえで判断するのが賢明でしょう。
アガルートは教育訓練給付制度の対象であるため、諸条件を満たすことで受講料の20%が支給されます。受給できる場合は実質的な負担が軽減されますが、それでも資格スクエアとの価格差はかなり大きいままです。
なお、資格スクエアの中上級合格講座は給付制度の対象外のため、給付金の活用を希望するならアガルートのフルカリキュラムか、資格スクエアの1年合格講座を視野に入れることになります。
演習量とカリキュラム設計
| 社名 | 総講義時間 | 答練・演習 | 模試 |
|---|---|---|---|
| スタディング | 情報なし | 答練10回(190問) | 1回(60問) |
| 資格スクエア | 約240時間 | 答練10回 (基礎3回・応用7回) | 1回 |
| アガルート | 約421時間 | 択一1000肢 記述80問 (講義付き演習) | 1回 |
カリキュラムの設計思想は、3社それぞれに異なる哲学があり、眺めていて実に興味深いものがあります。
スタディングは「5ステップ合格法」という独自フレームワークで、自分のつまずきポイントを特定し、弱点を重点的に補強するアプローチ。答練10回に加えて13年分のテーマ別過去問集が付属し、1動画5分からというコンパクトな設計でスキマ時間学習に特化しています。
スタディングの総講義時間は公式に公開されていないため直接比較はできませんが、細切れの短尺コンテンツをテンポよく積み重ねていく方式です。
資格スクエアの約240時間のうち、約140時間は「問いかけ」アウトプット講義に充てられています。穴ぬきレジュメで重要ワードを想起させる対話的なスタイルで、インプットとアウトプットを同時に進めていく独自の手法です。
さらに科目別答練は基礎答練と応用答練の二段構えで、応用答練では司法試験予備試験レベルの要素も取り入れた実戦的な問題に挑む構成。カリキュラムの比重が「講師との対話を通じた知識の再現性強化」に置かれているのが明確に見て取れます。
アガルートは約421時間と3社で最大のボリュームを誇ります。択一1000肢攻略講座や記述80問攻略講座など、圧倒的な演習量が特徴。他資格試験の問題も活用した「ジグザグ学習」で、インプットとアウトプットを交互に繰り返す方式を採用しています。
講義時間だけ見れば資格スクエアの約1.8倍。その分だけ学習時間の総投資量も当然増える計算になります。
どのアプローチが合うかは、あなたの学習スタイル、確保できる時間、そして何を重視するかによって変わってきます。
徹底的にボリュームで押したい方にはアガルート、講師との対話的な学習と手厚いサポートを重視するなら資格スクエア、コンパクトかつ低コストで取り組みたいならスタディングが候補になるでしょう。
サポート体制の比較
| 社名 | 質問サービス | グループ相談 |
|---|---|---|
| スタディング | 学習Q&Aチケット 30回 | なし |
| 資格スクエア | ワンクリック質問 100回 | Zoom相談会 月1回(計13回) |
| アガルート | KIKERUKUN 100回 | AWESOMEコンサルティング バーチャル校舎 |
サポート体制は、3社でかなりの差があります。
まず質問回数について。スタディングは30回、資格スクエアとアガルートはともに100回です。
学習中に疑問が生じたときの安心感という点では、100回使える資格スクエアとアガルートに軍配が上がるでしょう。再受験者は「この理解で本当に合っているのか」という不安を抱えやすいですから、余裕のある質問回数はそれ自体が心理的な支えになってくれます。
グループ相談の形式はそれぞれ異なります。資格スクエアは月1回のZoom相談会で森講師に直接質問でき、アーカイブも視聴可能。
アガルートはAWESOMEコンサルティングに加え、フルカリキュラム購入者限定でバーチャル校舎を通じた講師や合格者スタッフとの交流が用意されています。ただし、バーチャル校舎は先着希望制・定員ありのため、参加できない場合もある点には注意が必要です。
スタディングにはグループ相談の仕組みはありませんが、「勉強仲間機能」で同じ資格を目指す受講者とつながることはできます。
通信講座は孤独になりやすく、特に再受験者は「前回落ちた自分」と向き合う時間が長くなりがちです。講師と定期的に顔を合わせる機会があるかどうかは、意外と大きな分岐点になるのではないでしょうか。
森講師のZoom相談会は「勉強方法の相談ができる」だけでなく「メンタル面の支え」としても機能しているという声が多く、この点は資格スクエアならではの強みと言えます。
「対話密度の高さ」という観点で眺めると、3社の中でもっとも講師との距離が近い設計になっているのが資格スクエアだと言えるかもしれません。
メリット
資格スクエアの中上級合格講座を受講することで、具体的にどのような利点が得られるのでしょうか。特徴や他社との比較を踏まえ、受講者の目線でメリットを整理していきます。
理解が深まる問いかけ型講義
- インプットとアウトプットを同時に行う独自スタイル
- 穴ぬきレジュメで曖昧な知識を炙り出す
- 「考える」プロセスが自然に促される設計
- 記述式の正確なキーワード想起にも直結
受験経験者が最も苦しむのは、「知識はあるはずなのに得点に結びつかない」という厄介な状態ではないでしょうか。この講座の問いかけ型講義は、まさにその壁を突破するために練り上げられた仕組みだと感じます。
従来のインプット講義は「講師が説明し、受講生が聴く」という一方向のスタイルが主流でした。しかし、中上級合格講座では穴ぬきレジュメを使って受講生に考えさせる場面が頻繁に登場します。
問いかけに答えられなければ、そこが自分の弱点だと一瞬で可視化される。答えられたとしても、自信を持って答えられたかどうかで理解の深さを細やかに測れる。この「自覚→修正」のループが講義中に何度も回る点が、何よりの強みではないかと私は考えています。
この「考えさせる」仕組みは、記述式対策にも絶大な効果を発揮します。行政書士試験の記述式は40字程度で解答する形式ですが、正確なキーワードを思い出せるかどうかが勝負を分けるのです。
問いかけ講義で日常的にキーワードの想起訓練を積んでいれば、記述式で求められる「正確なアウトプット力」が自然と磨かれていくはず。択一対策と記述対策を別個の教材で学ぶのではなく、同じ講義の中で同時に鍛えられる点は、時間効率の面でも計り知れない利点です。
科目別答練で解く力を鍛えられる
- 基礎答練3回+応用答練7回の二段構え
- 応用答練は司法試験予備試験レベルの要素も加味
- 各答練に解説講義が付属
- 難易度の高い問題で現場対応力を養成
受験経験者にとって、過去問を解くだけでは突破できない壁があります。過去問はあくまで「過去に出た問題」ですから、同じ論点でも角度を変えて出題されると途端に太刀打ちできなくなることが少なくないのです。
中上級合格講座の科目別答練は、この問題に真正面から取り組んでいます。まず基礎答練で各科目の基本的な出題パターンを確認し、続く応用答練では司法試験予備試験や司法書士試験の要素も含んだ高難度の問題に挑む構成。
他資格の問題に触れることで、行政書士試験特有の出題パターンだけに慣れてしまう「パターン依存」から抜け出せる点が、この答練の大きな価値だと感じます。
すべての答練には解説講義が付いているため、間違えた問題の背景にある論点をしっかり理解したうえで次に進めます。
つまり、単に正解・不正解を確認するだけの演習なのではなく「なぜ間違えたのか」を一つひとつ言語化できる設計になっている。
「解いて→解説で理解して→次に活かす」のサイクルは、受験経験者が最後の壁を突破するために欠かせないプロセスだと私は確信しています。
スキマ時間も活かせる法令択一クエスト
- 法令等科目20年分の過去問をWEB上で演習
- スマートフォンでいつでもどこでも取り組める
- 間違えた問題の絞り込みやランキング機能
- 紙の過去問集よりも心理的ハードルが低い
仕事や家庭を抱えながら学習を続ける受験経験者にとって、学習時間の確保は死活問題です。法令択一クエストは、この深刻な課題への強力な解決策となってくれます。
机に向かわなくても過去問演習ができるという一点だけでも十分な価値があるのに、それに加えて間違えた問題だけを繰り返す機能まで用意されているのが秀逸。
受験経験者は「得意な問題は何度やっても正解するが、苦手な問題はいつまでも間違える」という偏りを抱えがちです。弱点だけを効率よく潰せる仕組みは、限られた時間で最大の効果を引き出すために欠かせない要素と言えるでしょう。
ランキング機能の存在も地味ながら大きな意味があります。独学や通信講座では「自分が今どの位置にいるのか」が見えにくく、不安がどんどん膨らんでしまうもの。
他の受講生と正答率を競い合える仕組みは、自分の実力を相対的に把握させてくれると同時に、日々のモチベーションを支えてくれます。口コミで「60,000回以上解いた」という声があるほど、このツールには受験生の日常に深く入り込む魅力があるようです。
森講師のメンタルサポート
- 月1回のZoom相談会(アーカイブ視聴可)
- 直前期の手書きハガキ・応援メッセージ
- ワンクリック質問機能(100回)による疑問解消
- 通信講座で感じやすい孤独感への配慮
通信講座の最大の弱点は、ほかでもない「孤独」です。受験経験者は一度不合格を経験しているぶん、「また落ちるかもしれない」という不安を人一倍抱え込みやすいですよね。
そんな方のために、資格スクエアの中上級合格講座では、森講師によるメンタルサポートが手厚く用意されています。
月1回のZoom相談会では学習方法の相談だけでなく、モチベーションが落ちているときに励ましの言葉をもらうことも可能。アーカイブが残るため、リアルタイムで参加できなくても他の受講生の質問と森講師のアドバイスを後から確認できるのも、地味にありがたいポイントです。
そして、直前期に届く手書きのハガキは、この講座ならではのサプライズと言っていいでしょう。受講生全員に1枚ずつ直筆で応援メッセージを書くという取り組みは、通信講座の常識からすると明らかに異例の手厚さです。
注:ハガキは公式に約束されたサポートではないので「届くといいな~」くらいの感覚で待つのが良いと思います。
試験直前の精神的に追い込まれる時期にこうしたサポートがあることで、「自分は一人ではない」と実感できた、という声が口コミに数多くありました。デジタル全盛の時代だからこそ、手書きのアナログな温かさが胸の奥に深く響くのだろうと思います。
学習内容に関する疑問はワンクリック質問機能で解消でき、受講期間中100回まで利用可能です。講師または有資格者が回答してくれるため、独学では解消しにくい「この理解で合っているのか」という不安を、一つずつ着実に取り除いていけます。
デメリット(注意点)
メリットだけをお伝えするのはフェアではありません。受講後に「思っていたのと違った」とならないよう、事前に知っておきたい注意点も率直にお伝えします。
合格率などの数値データが非公開
- 公式サイトに合格率・合格者数の数値データは掲載されていない
- 合格体験記(合格者の声)は多数公開されている
- 他社(アガルートなど)は合格率を公開している
資格スクエアの公式サイトには、合格率や合格者数といった数値データが見当たりません。アガルートが合格率52.59%(令和7年度)を公表しているのと比べると、客観的な実績指標がないのは確かに気になるところでしょう。
ただ、資格スクエアの公式サイトには多数の合格体験記が掲載されており、受講生がどのように学習し、どのような成果を手にしたかを個別に確認できます。
数値よりも「自分と似た境遇の合格者がいるかどうか」を見るほうが、講座選びの判断材料として実用的なケースも多いのではないでしょうか。合格体験記を数件じっくり読み込んで、自分の学習状況に近い合格者がどのような結果を出したかを確認する方法をおすすめします。
全240時間の講義ボリューム
- 総講義時間は約240時間(中上級者向けとしては多め)
- 受講生からも「授業回数が多い」という声あり
- 対策としては倍速再生の活用が有効
約240時間という講義量は、受験経験者向けの講座としてはかなりのボリュームです。仕事や家庭と両立しながら学習する方にとって、この時間をきちんと消化できるかどうかは、受講前に冷静に見積もっておきたいポイントです。
もちろん、この240時間には相応の理由があります。約70時間の基礎力再構築講義で知識の土台を固め直し、約140時間の問いかけアウトプット講義でアウトプット力を徹底的に鍛え、さらに答練や記述対策まで含めた設計です。
中身が詰まっているからこそのボリュームとも言えますが、「もっとコンパクトに要点だけ学びたい」と考える方にとっては、率直に言って重たく感じられるかもしれません。
対策としては、倍速再生の活用が有効です。森講師の講義は話し方がゆっくりで滑舌も明瞭なため、1.5倍から2倍速でも十分に理解できるという受講生の声が多く寄せられています。
倍速を駆使すれば実質的な視聴時間は大幅に短縮できますので、時間が限られている方はぜひ積極的に活用してみてください。
加えて、すべての講義を均等に見る必要はなく、得意科目は倍速または視聴スキップ気味に、苦手科目は通常速度でじっくり、といったメリハリをつけることも賢い戦略と言えるでしょう。
教育訓練給付制度の対象外
- 中上級合格講座は一般教育訓練給付制度の対象外
- 同じ資格スクエアの1年合格講座は対象
- アガルートの中上級カリキュラム/フルは対象
教育訓練給付制度を活用して受講料を抑えたいと考えている方にとって、中上級合格講座が制度の対象外である点は重要な注意事項です。
同じ資格スクエアでも1年合格講座は対象になっていますし、アガルートの中上級カリキュラム/フルも対象ですから、この点は他の選択肢と比較する際に考慮すべきでしょう。
ただし、教育訓練給付制度の対象かどうかは講座の品質とは無関係です。制度の対象になるためには事業者側の申請・審査プロセスが必要であり、対象外であることが講座の内容に劣ることを意味するわけではありません。
受講料の負担軽減という面では不利ですが、講座自体の価値は内容で判断すべきでしょう。制度の詳細や受給要件については、資格スクエアや厚生労働省のオフィシャルな案内ページでご確認ください。
なお、資格スクエアには独自の割引制度(経験者割引10%オフ、受講生割引20%オフ、森T講座受講生割引最大50%オフなど)がありますので、条件に該当する方はこれらを活用することで受講料を抑えられます。詳しくは後述の「最安値で受講する方法」でお伝えします。
合う人・合わない人
ここまで見てきた特徴・比較・メリット・デメリットを踏まえて、資格スクエアの中上級合格講座がどんな方に合い、どんな方には別の選択肢が向いているのかを整理してみましょう。
合う人
- 受験経験があり、知識の精度を上げて次こそ合格したい方
- 講師の講義スタイルを重視し、楽しく学び続けたい方
- 仕事や家事の合間にスキマ時間で過去問演習を積みたい方
- 通信講座の孤独感が不安で、講師との接点を大切にしたい方
- 記述式に苦手意識があり、アウトプット力を集中的に鍛えたい方
資格スクエアの中上級合格講座が最もフィットするのは、行政書士試験を受験した経験があり「知識はある程度あるのに本番で点が取れない」と感じている方です。
問いかけアウトプット講義で曖昧な知識を炙り出し、科目別答練で実戦力を磨くカリキュラムは、まさにこうした壁にぶつかっている受験経験者のために設計されています。
特に森講師の講義スタイルに惹かれる方には強くおすすめできます。YouTubeで無料公開されている講義動画を事前にチェックし、「この先生の話なら長時間聴いても苦にならない」と感じたなら、相性は良いはずです。
口コミでも「YouTubeを見て森Tを選んだ」という声が圧倒的に多く、講師との相性がこの講座の満足度を大きく左右する要素であることは間違いありません。
また、スキマ時間を活用した学習を重視する方にも向いています。法令択一クエストでの過去問演習に加え、講義の倍速再生を「ながら聴き」で活用している受講生も多く、まとまった机上学習時間が確保しにくい社会人でも着実に知識を積み上げていけます。
通信講座の孤独感に不安を感じる方も、月1回のZoom相談会をはじめとする森講師のサポートに支えられるでしょう。
記述式対策に特化したい方にとっても、問いかけアウトプット講義のキーワード想起訓練は大きな武器になります。「択一は解けるけれど記述で失点している」というタイプの再受験者には、特に相性の良い設計です。
合わない人
- 行政書士試験の学習が全くの初めてで、基礎からじっくり学びたい方
- 圧倒的な演習量で徹底的に鍛え上げたい方
- 受講料をできる限り抑えたい方
- 合格率などの客観データを重視して講座を選びたい方
まず、行政書士試験の学習が初めての方にはこのコースは適していません。基礎力再構築講義はあくまで「一定のインプット経験がある受講生」を前提として設計されています。
初学者の方は同じ資格スクエアの1年合格講座を検討されるのがよいでしょう。1年合格講座には科目別入門講義(約10時間)から始まる丁寧な設計が用意されており、基礎から一歩ずつ積み上げていけます。
「とにかく大量の問題を解いて力をつけたい」というタイプの方には、アガルートの中上級カリキュラム/フルが候補になります。択一1000肢・記述80問の圧倒的な演習量は、ボリューム重視の方にとって魅力的でしょう。
価格は426,800円(税込)と大きく上がりますが、教育訓練給付制度の対象であることや合格特典(条件を満たせば費用負担が大幅に抑えられる仕組み)も加味して検討する価値があります。
受講料をできる限り抑えたい方には、スタディングの中上級合格コース(44,000円)が有力な選択肢です。質問回数やサポート体制は資格スクエアより限定的ですが、「5ステップ合格法」による体系的な学習とスキマ時間学習への対応は充実しています。
合格率などの数値データを重視する方は、アガルート(合格率52.59%を公表)を優先的に検討されるかもしれません。ただし、合格率の算出方法は各社で異なるため、数字だけで優劣を判断するのは早計であることは念頭に置いておく必要があります。
最安値で受講する方法
受講料はできるだけ抑えたいというのは自然な気持ちです。ここでは資格スクエアの中上級合格講座をおトクに受講するための方法をまとめました。
割引制度を活用する
- 経験者割引:10%オフ(他の予備校・オンライン講座・市販テキスト等での学習経験者が対象)
- 資格スクエア受講生割引:20%オフ(資格スクエアの有料講座を利用したことがある方が対象)
- 森T講座受講生割引:最大50%オフ(前年度までに森T講座を受講した方が対象)
資格スクエアにはいくつかの割引制度が用意されています。中上級合格講座は受験経験者を対象とした講座ですから、多くの方が「経験者割引」の条件に当てはまるのではないでしょうか。他の予備校や通信講座、市販テキストなどで学習した経験があれば10%オフが適用されます。
過去に資格スクエアの講座を利用したことがある方は、20%オフの受講生割引が使えます。さらに、過去に森T講座を受講していた方には最大50%オフという大幅な割引が適用されます。森講師を追いかけてリベンジ受講する方にとっては、大きな助けになるでしょう。
なお、割引制度どうしの併用はできません。購入時にはクーポンコードを入力する形式で、最も割引額の大きいものが自動的に適用される仕組みです。
キャンペーン・セール情報をチェックする
- 時期によって期間限定の割引キャンペーンやセールが実施される
- 最新情報は「割引情報まとめ記事」で随時更新
- 期間限定キャンペーンと割引制度は原則として併用不可
- 申し込み前にどちらが有利か両方の条件を確認するのが賢明
資格スクエアでは時期によって期間限定の割引キャンペーンやセールが実施されることがあります。最新の割引情報は割引情報まとめ記事でまとめていますので、受講を検討中の方はぜひチェックしてみてください。
期間限定キャンペーンと前述の割引制度は、原則として併用できない点に注意が必要です。どちらがお得になるかは時期によって変わりますので、申し込み前に両方の条件を確認してから判断するのがおすすめです。
テキストなしプランを検討する
| プラン | 受講料(税込) | デジタル版 PDFテキスト |
|---|---|---|
| テキストありプラン | 169,400円 | 利用可 |
| テキストなしプラン | 159,500円 | 利用可 |
中上級合格講座には「テキストありプラン」(169,400円)と「テキストなしプラン」(159,500円)の2種類があります。差額は9,900円です。
テキストなしプランでもデジタル版(PDF)のテキスト・過去問集は利用できますので、紙のテキストにこだわりがなければテキストなしプランで費用を抑えるのも一つの手でしょう。
ただし、書き込みをしながら学習したい方や、手元に物理的な教材を置いて勉強したい方にとっては、紙のテキストの利便性は捨てがたいものがあります。自分の学習スタイルに合わせて判断してください。
よくある質問
中上級合格講座について、受講を検討する際に気になりやすいポイントをQ&A形式でまとめました。
「初学者でも受講できる?」
初学者には向いていません。中上級合格講座は行政書士試験の受験経験者、あるいは他の資格試験などで法律学習の経験がある方を対象に設計されています。
基礎力再構築講義(約70時間)が用意されてはいますが、これは「一から学ぶ」ためのものではなく、「すでにある知識のムラを解消する」ことを目的とした講義です。
法律用語の基本的な意味や民法・行政法の全体構造を初めて学ぶ段階の方が受講すると、講義についていけない可能性が高いでしょう。
初学者の方には、同じ資格スクエアの「1年合格講座」をおすすめします。同じ森講師が担当しており、科目別入門講義(約10時間)から始まる丁寧な設計になっています。
テキストも中上級合格講座と共通のものを使用しているため、将来的に中上級合格講座へステップアップする際にもスムーズに移行できるはずです。
「テキストあり・なし、どちらを選ぶ?」
テキストありプラン(169,400円)とテキストなしプラン(159,500円)の差額は9,900円です。どちらのプランでもデジタル版(PDF)のテキスト・過去問集は利用できます。
紙のテキストのメリットは、書き込みやマーカー引きがしやすいこと、そして講義を聴きながらページをめくって確認できることでしょう。資格スクエアのテキストは「主張しすぎない」フルカラーで、マーカーやメモが目立つように設計されています。
メモ欄も広めに取られているため、自分なりの補足を書き込むスタイルの方には紙のテキストが合うはずです。
一方、通勤中やスキマ時間の学習がメインの方は、スマートフォンでPDFを閲覧するスタイルでも十分対応できます。自宅で机に向かう時間が長い方はテキストあり、移動中心の学習スタイルの方はテキストなしを選ぶのが自然な判断でしょう。
「Zoom相談会には参加必須?」
参加は任意です。月1回(計13回)開催されますが、毎回参加する必要はありませんし、一度も参加しなくても学習に支障はありません。
相談会のアーカイブ動画が用意されているため、当日参加できなくても後から内容を確認できます。他の受講生の質問と森講師のアドバイスを聴くだけでも、学習方法の見直しやモチベーションの維持に役立つでしょう。
ただし、口コミでは「相談会で勉強方法の相談ができてありがたかった」「毎回力をもらった」という声が多くありました。特に学習の進め方に迷っているときや、モチベーションが下がっているときは、積極的に活用することをおすすめします。
この記事のまとめ

この記事では、資格スクエア行政書士講座の中上級合格講座について、受講生の口コミ42件を整理しながら、講座の特徴・他社との比較・メリット・デメリット・合う人合わない人を多角的に見てきました。
改めて振り返ると、この講座の最大の強みは「森講師の講義力」と「受験経験者に特化したカリキュラム設計」の2点に集約されるのではないかと私は考えます。
問いかけアウトプット講義で曖昧な知識を徹底的に炙り出し、科目別答練で実戦力を磨き、法令択一クエストでスキマ時間も漏らさず学習に充てる。そして月1回のZoom相談会で孤独になりがちな通信学習を精神面から支え続けてくれる。
これらの仕組みが一体となって、「知識はあるのに合格できない」という受験経験者の分厚い壁を突破する力を与えてくれる、そんな講座です。
他社と比較したときのポジションも、なかなか独特でおもしろいものがあります。スタディングの軽量・低価格設計とアガルートの大ボリューム設計のちょうど中間に位置し、「講師との対話密度」と「演習量」のバランスを見事に取った設計になっているからです。
特に「森講師と一緒に学びたい」「通信講座の孤独が不安」という方には、他社ではなかなか得にくい安心感を提供してくれるはずです。
教育訓練給付制度の対象外である点や、合格率が非公開である点など、事前に理解しておきたい注意点も確かに存在します。ただ、独自の割引制度を活用すれば受講料の負担はしっかり軽減できますし、合格実績は多数の合格体験記を通じて確認することが可能です。
行政書士試験は合格率10~15%台の難関試験ですが、正しい方法で学習を続ければ必ず道は開けます。もし「前回は惜しかった」「次こそは合格したい」という気持ちをお持ちなら、まずはYouTubeで森講師の講義動画を視聴して相性を確かめてみてください。
「この先生の話なら頑張れそうだ」と直感した時点で、あなたの再挑戦は半分成功したようなものだと私は思います。その直感を裏切らない講座として、中上級合格講座はきっと期待に応えてくれるはずです。







