2018年と2021年に資格スクエアの講座を購入・受講したKiryuです。
今回は資格スクエア行政書士講座「森Tの合格講座」に興味があるけど、申し込む前に受講した人の意見を聞きたい。そう感じている人は多いと思います。
しかしネット上には受講経験に基づいた情報はほとんどありません。そこで今回は資格スクエア行政書士講座を実際に購入・受講してレビューします。この記事を読んでわかることは主に次の3つです。
- 資格スクエア行政書士講座を受講した感想
- 資格スクエアの特徴・他社との違い・メリット・デメリット
- 最安値で購入し受講する方法
実体験に基づく良質な情報をお伝えできるよう努めました。ぜひ参考にしてみてください。
資格スクエア行政書士講座を受講してレビュー
資格スクエア行政書士講座を実際に受講してレビューします。
※今回受講したのは2022年度の「森Tの4ヵ月合格講座」ですが、以下の内容は2023年度版の内容を踏まえて加筆訂正してあります。
「基礎力完成講義」のレビュー
資格スクエア行政書士講座「森Tの4ヵ月合格講座」の基礎力完成講義をひとことで言い換えるとスピーディに要点を掴み、かつ安心して学べる基本知識獲得講座です。
基礎力完成講義は資格スクエア独自の「インプットテキスト」に基づいて進められます。私は初めてこのテキストを見たとき「えっ!」と驚きました。要点と図解を中心に記した珍しい形式のテキストだったからです。
一般的な行政書士講座では、テキストは文章が連なる形式をとるのが普通です。たくさんの文章で書かれたテキストは講義を聴かなくても学習を進めやすいという良い面がありますが、読むのに時間がかかるという悪い面もあります。
「受講生の学習時間を最小限に抑えたい」という配慮なのでしょう。資格スクエアのテキストは文章を大幅カットし、要点と図解で端的に仕上げています。おかげで余計な時間をかけずに重要語句や重要概念を把握できます。
人によっては「要点と図解だけだとかえってわかりにくいのでは?」と思うかもしれません。そこは安心してください。森講師が要点と図解を噛み砕いた講義を行いますので、それを聴きましょう。話し言葉による解説なので頭にスッと入ってきます。
講義では上の画像のようにテキストが映し出されます。テキストには重要度がBランク・Cランクの情報も含まれていますが、講義ではAランク論点に絞ってテンポ良く学んでいきます。
※2023年度の「1年合格講座」ではBランク論点・Cランク論点も講義内で解説されます。
※2023年度の「速習合格講座」および「短期集中合格講座」ではAランク論点を中心とした重要論点が講義内で解説されます。
ところで、森講師は「固い法律をやわらかく説明する」ことで知られている講師です。資格スクエア公式サイトにもそんなふうに書いてあります。
実際にはどんな感じなのでしょうか? 森講師はたとえば地上権という固い用語を次のように解説しています。
電力会社や携帯電話の会社は、要所要所に電線を這わすための鉄塔を立てたり基地局を設置したりしないといけませんよね。でもそれをするにあたっていちいち土地を買い取っていたら、ちょっとお金が足りないんです。キリがない。
これ、土地を借りちゃったほうが安い場合があります。だから地主さんと交渉して「ちょっと鉄塔立てるのに土地を使わせてください」なんていうお話です。こういうふうにして(地上権を設定することで)他人の土地を使えるようになります。
森講師の解説を聴くと地上権が設定される場面が具体的に想像できるようになります。「なるほど、そういうときに使われる用語なのね」と腹落ちします。以降、地上権という用語が出てきたらこの地上権設定シーンを思い返せばいいわけです。
これまで私はテキストでわからない箇所があったとき「なんか難しい…」と不安に思うだけでした。でも資格スクエア行政書士講座では森講師が固い表現をやわらかく言い換えてくれます。おかげで理解が進むので、以降は同じ固い表現でも問題を感じなくなります。
さらに「さっきまでは表現が固くてわかりにくかっただけなんだ」と気づけて、抱えていたモヤモヤもなくなります。スッキリした気分で勉強を継続できるんです。
森講師の講義ではこのような経験を何度もすることになります。私は次第に「難解なところは言い換えてもらえるから、安心して講義を聴ける」「森講師の言葉に耳を傾けていれば大丈夫」と感じるようになりました。
必要以上に身構えず、リラックスした気持ちで行政書士試験の学習を続けられる。資格スクエア行政書士講座の基礎力完成講義はそんな講座となっています。
基礎力完成講義は無料で体験できます。6本のサンプル講義動画を視聴できるほか、資格スクエアが提供している学習機能(主にマイレジュメ作成機能)を試用できます。次の案内ページから申し込んでください。
「過去問攻略講義」のレビュー
資格スクエア行政書士講座の過去問攻略講義をひとことで言い換えると合格者の思考を習得する過去問マスター講座です。
過去問攻略講義では森講師が過去問を解きつつ、その様子を実況します。「実況? どういうこと?」と思われたかもしれません。行政書士試験の合格者の思考プロセスを森講師が再現し、言葉にしてくれるということです。
たとえば、妥当な肢の組み合わせを答える問題では何をどの順序で検討すれば正解にたどり着けるのか。空欄補充の問題では課題文のどのあたりに注目すれば答えが見えてくるのか。
行政書士試験に合格する人が共通して持っている考え方や解く手順を森講師が言語化してくれます。
そのためこの過去問攻略講義を視聴すれば「基礎力完成講義で得た知識だけでは解けないような問題でも、テクニックを駆使して正解にたどり着く」、そのための力が身に付くようになっています。
(行政書士試験では過去に一度も問われたことのない条文についての出題も多数あるため、基礎力完成講義で得た知識と同じくらい正解肢を見極めるテクニックの必要性が大きいです。したがってテクニック重視の森講師の解説は理にかなっています。)
なお過去問攻略講義では過去問を解き続けるだけではありません。適宜、ミニ講義が挟み込まれます。
ミニ講義では基礎力完成講義の内容を振り返り、問題を解くために必要な知識を復習します。自分でテキストの該当箇所を探さずとも、講師がピンポイントでおさらいをしてくれるので非常に効率的です。
「法令択一クエスト」のレビュー
法令択一クエストは「アプリまたはブラウザで解ける過去問題集」です。
「専用アプリ」または「資格スクエア公式サイトのマイページ」にて、クイズ形式で16年分の過去問を解いていきます。何度でも繰り返し解けますので、基礎力完成講義・過去問攻略講義で学んだ内容を定着させるのに有効です。
法令択一クエストでは1つの肢が1つの問題を構成しています。選択肢1つ1つへの正誤判断スキルをグイグイ伸ばせるスタイルです。さらに問題はテーマ別に収録されていますので、同じ論点を問うものをまとめて解くことができ、効率が良いです。
資格スクエア行政書士講座にはこれまでオンラインの問題演習システムがありませんでした。しかし2023年版の「1年合格講座」「速習合格講座」「短期集中合格講座」からは法令択一クエストが実装され、利便性がかなり向上したと言えます。
法令択一クエストは無料体験中にお試し利用できます。ぜひ使ってみてください。
資格スクエア行政書士講座の特徴
資格スクエア行政書士講座の特徴を解説します。
2022年度にフルリニューアル。合格者を輩出
資格スクエア行政書士講座は2014年に開講された講座です。2020年までは行政書士の大内容子氏によって教鞭がとられ、リーズナブルな受講料で合格を目指せる講座として人気がありました。
諸般の事情により2021年度は休講となりましたが、2022年度には新しい講師を迎えて再始動。「森Tの4か月合格講座」としてフルリニューアルしました。
2022年度は4か月という超短期で合格を目指すプランであったにも関わらず20人以上の受講生が合格したことがわかっています。
2023年度以降は改良を加えた講座がリリースされると考えられますので、より多くの受講生が合格することを期待して良いでしょう。
森Tの講座を受講して行政書士試験に合格した方のインタビュー動画や体験記が次のページで公開されています。
合格者の勉強法や一発合格するコツなど、参考になる情報が満載です。受講申し込みの前にチェックしてみてください。
実力派講師
新たに講師となった森広志氏(@lawyermori、通称森T)は講師歴20年以上のベテラン講師です。経歴は以下の通り。
- 2000年
- 大手学習塾で大学受験の指導を開始。担当科目は国語
- 2004年
- 3か月の学習期間を経て受験した平成15年度行政書士試験に一発合格(合格率2.89%)。さらに宅地建物取引主任者試験(現在の宅地建物取引士試験)を受験し合格
- 2005年
- 資格の大原で行政書士試験の受験指導を開始
- 2008年
- 日本行政書士会登録
- 2015年頃
- 伊藤塾に移籍し行政書士試験の受験指導を継続
- 2022年
- 資格スクエアに移籍し行政書士試験の受験指導を継続
当初は学習塾で国語の講師をしていた森氏ですが、2005年からは行政書士試験対策講座の講師として活躍しています。最近まで在籍していた伊藤塾では塾生からの人気が特に高い講師として知られていました。
3つのコース
2022年度は「森Tの4か月合格講座」のみの提供でしたが、2023年度は3つのコースが提供されています。
- 森Tの1年合格講座
- 2022年9月販売開始。1年前後の期間で合格を目指す標準プラン。重要度の高いAランク論点はもちろん、Bランク・Cランク論点までをカバーして長期で実力を養成する。講義時間は約230時間を予定。
- 森Tの速習合格講座
- 2023年2月販売開始。半年前後の期間で合格を目指す速習プラン。重要度の高いAランク論点を中心に、学習範囲を絞って中期目線で取り組み、実力アップを目指す。講義時間は約230時間を予定。
- 森Tの短期集中合格講座
- 2023年4月販売開始。4か月前後の期間で合格を目指す短期集中プラン。学習項目を限界まで絞り込み、超短期で合格レベルに到達することを目指す。講義時間は約130時間を予定。
2023年5月以降は基本的には短期集中合格講座の受講が望ましいでしょう。
ただし1年合格講座に比べると講義アップロード完了のタイミングが遅めになっています(後述)。自分の学習スケジュールとの整合性に注意してコースを選ぶようにしてください。
講義アップロードのタイミングはそれぞれの講座の詳細ページの講座概要内「講義アップロード/テキスト発送予定日はこちら」を参照していただければと思います。
資格スクエア行政書士講座と他講座の比較
「資格スクエア行政書士講座」と「行政書士試験の対策講座を提供している競合7社」とを比較し、特徴を明確にしていきます。比較の対象となる講座の名称は次の通りです。
※各社に複数あるコースのうち「初学者向け」で「インプット学習からアウトプット学習までできる全部盛りコース」を選んでいます。
受講料の比較
はじめに資格スクエア行政書士講座の受講料を他社の行政書士講座の受講料と比較します。資格スクエアを含めた8講座の税込通常価格は次の表の通りです。
講座 | 受講料 |
---|---|
スタディング | 59,400円 |
ユーキャン | 63,000円 |
東京法経学院 | 80,300円 |
フォーサイト | 94,800円 |
講座 | 受講料 |
---|---|
資格スクエア(質問なし) | 140,000円 |
資格スクエア(質問あり) | 150,000円 |
伊藤塾 | 228,000円 |
アガルート | 238,000円 |
LEC | 255,000円 |
行政書士試験対策講座の受講料はかなりばらつきがあります。10万円以下の「低価格帯」と10万円を超える「高価格帯」に分けて考えるとわかりやすいでしょう。資格スクエア行政書士講座は高価格帯に属する講座の1つです。
一般的に受講料が高ければ高いほど講座の質が高まり、合格しやすくなります。実際、伊藤塾・アガルート・LECの行政書士講座は毎年合格者を輩出しています。
資格スクエア行政書士講座に関しても他の高価格帯と同じ水準の期待を持っても良いかもしれません。ただし注意しておきたいのは資格スクエア行政書士講座は2022年度にフルリニューアルしており、合格実績が乏しい点です。
リニューアル前の合格実績があるにはあるのですが、講師も教材も一新している以上、合格実績はリセットされたと考えるべきでしょう。
2022年度の「森Tの4か月合格講座」を受講して合格した人も一応いますが、はっきりした人数がわからないため合格実績としてカウントすべきかというと微妙です。
と言いつつも、最初に紹介したように新しい講師は長年第一線で行政書士の受験指導を続けている人物です。また先のレビューで見た通り高品質なインプット講座(基礎力完成講義)を備えています。今後の合格実績は十分に期待できると言って良いでしょう。
講義時間の比較
次に資格スクエア行政書士講座の講義時間を他社の行政書士講座の講義時間と比較します。8講座の講義時間は次の表の通りです。
講座 | 講義時間 |
---|---|
スタディング | 約83時間 |
ユーキャン | 約38時間 |
東京法経学院 | 約88時間 |
フォーサイト | 約69時間 |
講座 | 講義時間 |
---|---|
資格スクエア | 約230時間 |
伊藤塾 | 約231時間 |
アガルート | 約335時間 |
LEC | 約210時間 |
資格スクエア行政書士講座の講義時間は伊藤塾・LECに匹敵する長さとなっています。講義は長ければ長いほど良いというものではありませんが、講義の時間が十分に確保されている講座であればあるほど、より充実したインプット学習ができると期待できます。
伊藤塾・LECに肩を並べる解説講義をより安い価格で受講したい場合、資格スクエア行政書士講座が非常に有力な選択肢になりそうです。
また「テキストを読み続けるのは苦手だから講義重視で学びたい」「森講師のわかりやすい講義を繰り返し聞いて知識を脳に定着させたい」と考えている人には、資格スクエア行政書士講座は最適な講座となるに違いありません。
資格スクエア行政書士講座を選ぶ3つのメリット
資格スクエア行政書士講座を受講すると3つのメリットが得られます。
紙のテキストとPDFテキストの両方が使える
資格スクエア行政書士講座を選ぶメリットの1つめは紙のテキストとPDFテキストの両方が使えることです。
紙のテキストが使えるのは当たり前といえば当たり前かもしれません。オンラインに特化した一部の講座を除き、ほとんど全ての行政書士講座で紙のテキストが提供されています。資格スクエアも例外ではありません。
他方、PDFテキストを提供している講座はかなり少数です。PDFテキストは受講生にとっては扱いやすくありがたい反面、容易に外部へ流出してしまうため、講座を提供する企業にとってはリスクが大きいからでしょう。
それにも関わらず、資格スクエアでは受講生の利便性を重視し、PDFテキストを提供しています。
ダウンロードできますのでスマホやタブレットでの持ち運びもできますし、オフライン環境での閲覧や印刷も可能です。存分に活用しましょう。
特別な質問機能がある
資格スクエア行政書士講座を選ぶメリットの2つめは特別な質問機能があることです。
2022年度の「森Tの4ヵ月合格講座」は質問機能がない講座として開講されました。しかし受講生からの要望が多数あり、それに応える形で月1回の質問機能が追加された経緯があります。
新しい「森Tの1年合格講座」「森Tの速習合格講座」「森Tの短期集中合格講座」では質問機能が正式に導入されました。
- 質問機能ありプランの場合
- 講義画面の下にあるボタンを使っていつでも質問できる(ワンクリック質問機能)。他の受講生による質問とその回答を見ることもできる(みんなの質問機能)。
- 質問機能なしプランの場合
- 自分から質問することはできないが、他の受講生による質問とその回答を見ることができる(みんなの質問機能のみ)
※「森Tの短期集中合格講座」は質問機能が組み込まれたプランのみが販売されています。
質問機能ありプランでも質問機能なしプランでもみんなの質問機能を利用できる点がユニークです。
たとえばある論点について不明点が残ってしまったとき「他の人が質問をしていないだろうか?」と探してみることができます。もし他の人が質問していれば、それに対する回答を読んで不明点を解消できます。
質問機能ありプランの人の場合は回答を待つ時間の節約になるでしょう。質問機能なしプランの人にとっては誰かの質問が自分にとっての学びになります。
いわば受講生が他の受講生をサポートする特別な質問機能が資格スクエア行政書士講座には備わっていると言えます。
講師と話せるZoom相談会がある
資格スクエア行政書士講座を選ぶメリットの3つめは講師と話せるフォローアップがあることです。
「森Tの1年合格講座」「森Tの速習合格講座」では月1回のペースでZoom相談会が実施されます。学習上の疑問・悩みを講師に伝え、助言をもらえるオンラインミーティングです。
従来の通信講座は講師と直接のやり取りができないことが弱点でした。「この勉強方法でいいのか?」「今のペースで進めて問題がないのか?」そう疑問に思ったとき、先生に相談できないのが通信講座の短所だったのです。
資格スクエア行政書士講座ではこの問題が完全に解消されました。相談したいことがあるときは所定のフォームで資格スクエア側に通知します。そうするとZoom相談会で森講師に優先的に回答してもらえるんです。
事前に質問が遅れなかったとしても大丈夫。Zoom相談会の最中にチャットで質問を送れば時間の許す限り森Tが回答をしてくれます。
私も参加してみたのですが、森Tの回答は明快・整然としていてました。「この先生はどうすれば受講生を合格させてあげられるかを毎日考えているのだろうな」ということも感じられました。
ちなみにZoom相談会は多人数形式です。受講生どうしで悩みを共有しつつ「森Tクラス」の一体感を楽しむ機会にもなるでしょう。ここにもモチベーションを維持・向上する仕組みが備わっていると言えそうです。
フォローアップでどんな質問が取り上げられているのか知りたい人もいるでしょう。皆、疑問に思ったことを率直に質問しています。下記の具体例を参考にしてください。
- 判例の過去問について。講座で出てきた過去問以外も解いたほうがいい?
- 憲法・民法・行政法は覚えるまで繰り返し問題を解いたほうがいい? 森Tの講座以外勉強しなくても大丈夫?
- Cランク問題はどう扱えばいい? 全て勉強しない場合、点数を何点落とすことになる?
- 問題を解いた後、テキストで復習をするまでの間は期間を空けるべき?それともすぐに復習するべき?
- 現在民法を勉強していて手一杯だが、今の段階で憲法の復習もきちんとやるべき?
- 民法改正後、未出題の部分はどう扱えばいい?
- おすすめの勉強パターンを教えてほしい
- 暗記が苦手なので覚えるコツを教えてほしい。何度も書いて覚えるのが一番効率的?
- 問題集としては講座から提供された問題集、メール問題、市販の肢別問題集、これだけをひたすら回しておけばいい?
- 未視聴の講義がたまってしまった場合に早く学習を進める方法があれば教えてほしい
資格スクエア行政書士講座のデメリット
どんな講座にもデメリットがあります。しかしデメリットを把握した上で受講すれば「こんなはずじゃなかった!」と後悔しなくて済みます。資格スクエア行政書士講座のデメリットを把握しておきましょう。
資格スクエア行政書士講座の中でも「森Tの速習合格講座」および「森Tの短期集中合格講座」にはやや目立つデメリットがあり、それは講義のアップロードが遅いことです。
例として「記述式攻略講義」のアップロード完了予定を講座ごとに見ていきましょう。
講座名 | 記述式攻略講義 アップロード完了予定 |
---|---|
森Tの 1年合格講座 | 2023年9月中旬 |
森Tの 速習合格講座 | 2023年10月中旬 |
森Tの 短期集中合格講座 | 2023年10月下旬 |
行政書士試験は11月に実施されます。その一方で「速習合格講座」「短期集中合格講座」における記述式攻略講義のアップロード完了は10月の中旬・下旬にまで食い込んでしまうんです。
受講生の中には「もっと早い段階で講義の視聴を全て終わらせて、10月初旬からは直前対策をしたい」と望む人もいるでしょう。しかし速習合格講座や短期集中合格講座のスケジュールだとその願いをかなえることは難しいです。
したがって、資格スクエア行政書士講座を受講する予定の方は自分が想定している学習スケジュールと資格スクエアのアップロード予定との整合性を確認する必要があると言えます。
速習合格講座・短期集中合格講座のスケジュールが自分に合わない場合は、もっと早い時期にアップロードが完了する「1年合格講座」や他社の講座を受講するといったことも含めて検討していただければと思います。
資格スクエア行政書士講座はこんな人におすすめ
以上の内容を踏まえて、資格スクエア行政書士講座がどんな人にあっているのかを述べていきます。
圧倒的にわかりやすい講義を求める方
資格スクエア行政書士講座は圧倒的にわかりやすい講義を求める方におすすめできます。
選任講師を務めている森講師は難解な法的議論を解きほぐし、初学者にもわかりやすく説明してくれることで有名です。
短くても数か月、長くて半年・1年といったスパンで時間をかけて学んでいくのですから、できるだけ解説の質が高い講師・講義を選ばなくてはなりません。この点、森講師の話術には定評があります。
受講してみた私自身「この先生の解説は理解しやすい!」と感じました。わかりやすさを重視する方にはぜひこの講座を受講してほしいです。
講義が充実した講座を安い価格で受講したい方
資格スクエア行政書士講座は講義が充実した講座を安い価格で受講したい方におすすめできます。
受講料の比較で確認したように、主要な行政書士講座の中で資格スクエア行政書士講座は高価格帯に属しています。とはいえ他の高価格帯の講座に比べれば受講料は安いです。
一方で講義時間はと言うと、伊藤塾・LECに匹敵する長さとなっています。森講師による充実の講義があるおかげで、他の高価格帯の講座にも負けないくらいインプット学習ができるんです。
行政書士試験の学習をする際、インプット重視の方もアウトプット重視の方もいますが、もし「インプット重視型の勉強を実施したいが受講料は少し抑えたい」と考えるなら、価格面・講義時間の面で分がある資格スクエア行政書士講座を選ぶと良いでしょう。
森講師に惚れ込んだ方
資格スクエア行政書士講座は惚れ込んだ方におすすめできます。
森広志講師に心をつかまれる人は多いようです。俳優の一人であってもおかしくない端正な顔立ちと情熱を感じる講義で、受講生の心を次々と射止めていきます。あなたも心を掴まれた一人なのではないでしょうか。
人は惚れ込んだ相手に報いようとする生き物です。「この人についていこう」「この人がこれだけ頑張ってくれるから、自分も頑張ろう」と感じます。誰かのファンになることで無限のエネルギーが湧いてくることは珍しくありません(「推し活」がその好例)。
もしあなたが森講師に惚れ込んだ、あるいは惚れ込みそうになっているなら、資格スクエア行政書士講座をぜひ受講してください。森Tに合格報告を届けるために、毎日勉強を頑張れるはずです。
よくある質問
資格スクエア行政書士講座のよくある質問に答えます。
受講料はいくら?
資格スクエア 行政書士講座の主要なプランの価格は次の通りです(2023年10月1日現在)。
プラン | 金額(税込) |
---|---|
まとめて対策パック | 33,000円 |
森Tの直前総仕上げ講座 | 22,000円 |
森Tの一般知識対策講座 | 13,200円 |
森Tの記述式攻略講座 | 12,100円 |
森Tの政経社攻略講座 | 8,800円 |
森Tの文章理解攻略講座 | 5,500円 |
森Tの個人情報保護法攻略講座 | 3,300円 |
【第1回】令和5年度行政書士試験_公開模試 | 1,100円 |
森Tの短期集中合格講座 | 69,300円 |
【質問ありプラン】森Tの速習合格講座 | 108,900円 |
【質問なしプラン】森Tの速習合格講座 | 99,000円 |
【質問ありプラン】森Tの1年合格講座 | 206,250円 |
【質問なしプラン】森Tの1年合格講座 | 192,500円 |
【テキストありプラン】森Tの1年合格講座 | 165,000円 |
【テキストなしプラン】森Tの1年合格講座 | 154,000円 |
資格スクエア 行政書士講座「オプション」の価格は次の通りです(2023年10月1日現在)。
プラン | 金額(税込) |
---|---|
森Tの1年合格講座_音声ダウンロード | 22,000円 |
森Tの速習合格講座_音声ダウンロード | 5,500円 |
森Tの短期集中合格講座_音声ダウンロード | 5,500円 |
森Tの1年合格講座_音声ダウンロード(24年度版) | 11,000円 |
資格スクエア 行政書士講座「その他」の価格は次の通りです(2023年10月1日現在)。
プラン | 金額(税込) |
---|---|
【23年合格】予備試験学習者向け_行政書士合格講座(テキストあり) | 59,400円 |
【23年合格】予備試験学習者向け_行政書士合格講座(テキストなし) | 53,900円 |
受講料はときどき変わるので公式サイトの情報もチェックしてください。後述の最安値で購入・受講する方法も要チェックです。
最安値で受講する方法
私は2018年から資格スクエアを複数回受講しています。私が知り得る限りの最安値で受講する方法をお伝えします。
キャンペーン・セールを利用する
資格スクエアでは時折キャンペーンやセールを実施しています。キャンペーン・セールは講座ごとに行われ、対象のプランが10~30%OFFの特別価格になることが多いです。
最新の価格は次の公式の案内ページで確認できます。
⇒ 【資格スクエア公式】行政書士 森Tの合格講座の受講料を確認する
資格スクエアの最新の割引情報は割引情報まとめ記事で随時発信しています。ブックマークしてときどきチェックしていただくと安く受講するのに役立ちます。

無料会員登録を済ませる、資料請求をする等
資格スクエアでは次のことをすると割引クーポンをもらえることがあります。
割引クーポンがもらえるかどうかは運次第です。つまり必ずもらえるわけではありません(もらえないことも多いです)。とはいえスマホをポチポチするだけで出来ることばかりなので、まずはやってみましょう。
この記事のまとめ
資格スクエア行政書士講座は2022年にフルリニューアルした新しい行政書士試験対策講座です。有名法律系予備校から移籍したベテラン講師が充実の講義を提供します。
もしあなたが「わかりやすいこと」「受講料が高すぎないこと」の2点を追求するなら資格スクエアは最良の選択肢になるでしょう。多くの受講生から「わかりやすい」と支持される講師が受け持っており、しかも高価格帯の講座の中では最も良心的な価格だからです。
とはいえ「本当にこの講座で良いのか?」と不安もあると思います。その際はぜひ体験受講をしてください。いくつものサンプル講義を視聴できるようになっています。
資格スクエアの中に入って楽しんでみることで、自然と判断材料が集まります。そうして「この講座で大丈夫!」と決断できたら、本申し込みをして行政書士試験の対策を進めていきましょう。
最後に1点。早期に受講を開始できれば、そのぶん学習時間の確保がしやすく有利ですので、決めた後はお早めに。だからと言って慌てて申し込むのではなく、割引キャンペーンの確認をしつつ、冷静に申し込み手続きを進めていただければと思います。
以上、参考になれば嬉しいです。



