2018年から資格対策通信講座の研究を続けている宅建士杉山貴隆です。
今回は近年知名度が急上昇しているスタケン宅建講座の受講生の口コミ・評判を紹介します。
続いてこの講座の概要をお伝えしつつ、宅建士の目線で受講プランの選び方を提案します。さらにスタケンを受講するメリット・デメリットに触れます。
先にこの記事の結論をお伝えすると、スタケンは「独学・通信・通学の良いとこ取りをしたい方」や「実質無料で宅建講座を受講したい方」におすすめです。
以下では宅建試験の対策講座をスタケンにするべきかどうか悩んでいる方に向けて良質な情報をお伝えできるよう努めました。ぜひ参考にしてみてください。
合格者の口コミ・評判
スタケン宅建講座はこれまでの受講生からどのように評価されているのでしょうか。講師・講義、問題演習、学習のしやすさのそれぞれについて合格者の口コミ・評判を調査しました。
講師・講義に関する口コミ・評判
はじめに講師・講義に関する口コミ・評判を確認していきましょう。
去年・おととしに見た無料のユーチューブ動画より数倍わかりやすく、この価格でこの内容はとても安いと思いました。[出典]
動画の学習は隙間時間に見たいものを選択して出来るので良かったです。動画もわかりやすかった。[出典]
渡邊先生、ものすごくわかりやすかったです。[出典]
スタケン宅建講座の講義動画は「わかりやすい」「YouTube動画よりも良い」と好評です。不動産系資格に特化したスタケンだからこそ、宅建の学習に適した高品質な講義動画を数多くリリースできています。
問題演習に関する口コミ・評判
次に問題演習に関する口コミ・評判を確認していきましょう。
科目ごとに理解度をチェックする小テスト機能。あれがあるおかげで解説→回答を繰り返すことで良い習慣になりました。[出典]
模試が3回分ついていたことが決め手になりました。模試の精度もとても高かったです。[出典]
スタケン宅建講座には「小テスト(確認テスト)」「過去問」「模試」といった問題演習の機会が十分に備わっています。スタケンで合格した受講生はそれらをうまく活用することで実力を高めていたことがうかがえます。
学習のしやすさに関する口コミ・評判
最後に学習のしやすさに関する口コミ・評判を確認していきましょう。
予備校に通う費用はなかったので、リーズナブルでどこでも学習できると感じたのでスタケンに決めました。[出典]
単元が細かく分かれていたので、学習の組み立てがし易く、復習もピンポイントで出来た点が良かったです。[出典]
1単元の時間が分かりやすいので、予定を立てやすく、確認テストや進捗が確認できるのもよかったです。[出典]
スタケン宅建講座は料金が比較的安いため受講を始めやすく、また実際に学習を開始したあとも継続しやすいようさまざまな工夫・配慮が凝らされています。このような「学習のしやすさ」を多くの受講生が高く評価しています。
Twitter・5chの口コミ・評判
Twitter・5chでもスタケン宅建講座の口コミ・評判を読むことができます。以下では参考になるものをピックアップしておきました。詳しくはリンク先で確認してみてください。
(ただしスタケンの講座全体というよりは、かねてより無料または少額課金制で提供されているスタケンアプリに関する口コミが大部分を占めていますので、その点だけ注意していただければと思います。)
良い口コミ・評判
- 「iPhoneアプリのスタケン。これが実力加速の大きな足がかりになったと思う。」
- 「自分もスタケン使ってましたw アプリ内課金ですが、自分は購入して良かったし、何だかんだ勉強で一番使ってる」
- 「スタケンというアプリもかなり役に立つ。過去問をゲーム感覚で高速で回しまくれる。各分野の解答率がグラフで出るので自分の苦手分野も一目で分かる。」
- 「スタケン使いやすいですよね LECの一問一答1000肢も入れてますが、スタケンばかりやってしまいます」
- 「過去問はスタケンというアプリがおすすめ。寝る前寝落ちするまで出来るので紙ベースよりアプリがおすすめ」
- 「たしかスタケンというアプリでした。これだけで大丈夫でした^_^」
- 「スタケンは合格してる人やってますね」
- 「去年、宅建に45点で合格した。3年前はたったの17点だったのに…スタケンで一問一答やりまくって」
- 「スタケンでの講座のおかげで昨年12月1日~27日の勉強期間で宅建試験に合格できました」
- 「9月1日から独学で勉強始めて40点。勉強法はテキスト1周したあとは、スタケンでひたすら問題解いてた。」
- 「スタケンというアプリがおすすめ。見やすさや操作性、解説、分析など、ハイレベル」
悪い口コミ・評判
スタケン宅建講座の概要
スタケン宅建講座の概要を解説します。
宅建合格者327名への調査で3冠達成
スタケン宅建講座は日本コンシューマーリサーチ社が宅建合格者327人に対して実施した2022年1月の調査において3冠を獲得した人気オンライン講座です。
- オンライン宅建講座 支持率No.1
- オンライン宅建講座 コスパ推奨度No.1
- オンライン宅建講座 口コミ評価No.1
スタケンはオンライン宅建講座としては後発です。にも関わらずここ数年で急速に利用者が増え、知名度が爆発的に上昇しています。つまり「注目の宅建講座」なんです。
講師は不動産と宅建試験のプロフェッショナル
スタケン宅建講座では2人の講師が私たちの学習をサポートします。講師それぞれのプロフィールは次の通りです。
埼玉県さいたま市大宮区の不動産管理会社GIC不動産管理株式会社代表取締役。不動産の賃貸経営・売買・修繕・相続等のコンサルティングを行う傍ら、宅建講師や不動産セミナー講師を務める。
スタケン宅建講座の「基本動画講座」では住宅新報社の基本書『パーフェクト宅建士』に基づいた解説講義を行い、受講生の知識基盤を強化する。
またスタケン宅建講座の「過去問解説動画講座」では権利関係の過去問を徹底解説。年々難易度が高まる民法に対し受講生が抱きがちな苦手意識を払拭する。
保有資格は宅建士、賃貸不動産経営管理士、競売不動産取扱主任者、CPM(米国不動産経営管理士)など。Twitterで情報を発信中。
法律系専門学校の大手である大原法律専門学校で20年以上宅建講師を務めた後に独立。企業向け宅建講座の講師(三井不動産・センチュリー21)や大学の学生向け宅建講座の講師(青山学院大学、関東学院大学)等を務める。
スタケン宅建講座の「要点まとめ動画講座」では実際に宅建本試験に出題された問題をもとに重要論点を抽出・解説し、受講生の実践力を養成する。
またスタケン宅建講座の「ノウハウ講座」では試験本番で1点でも多く得点するためのテクニックを公開。合格ボーダーラインの数歩先へ受講生を導く。
著書に『はじめてのマンション購入マニュアル』『お部屋探しのプチ・トリック』などがある。YouTubeチャンネル「宅建鳥海オンライン」で情報を発信中。
スタケンではこのように不動産および宅建試験のプロフェッショナルが講師を担当していますので安心して受講できます。
4つの受講プランと選び方
2023年度版のスタケン宅建講座では4つの受講プランが用意されています。
シルバー | ゴールド | プラチナ | プレミアム | |
---|---|---|---|---|
先行申込価格(税込) | 16,280円 | 27,280円 | 32,780円 | 54,780円 |
通常価格(税込) | 21,780円 | 38,280円 | 43,780円 | 65,780円 |
合格特典(全額返金) | × | × | ○ | ○ |
基本動画講座 | ○ | ○ | ○ | ○ |
要点まとめ動画講座 | × | ○ | ○ | ○ |
ノウハウ動画講座 | ○ | ○ | ○ | ○ |
過去問解説動画講座 | ○ | ○ | ○ | ○ |
テキスト(住宅新報出版) | × | ○ | ○ | ○ |
学習マニュアル | ○ | ○ | ○ | ○ |
コント動画 | ○ | ○ | ○ | ○ |
過去問10年分 | ○ | ○ | ○ | ○ |
予想模試 | 1回 | 3回 | 3回 | 5回 |
音声ダウンロード | ○ | ○ | ○ | ○ |
権利関係まとめ講座 | × | ○ | ○ | ○ |
宅建業法まとめ講座 | × | ○ | ○ | ○ |
法令・税まとめ講座 | × | ○ | ○ | ○ |
10点UP講座 | ○ | × | ○ | ○ |
直前ヤマ当て講座 | × | × | ○ | ○ |
ZOOM相談会 | × | × | × | ○ |
上記の「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「プレミアム」のうち、どのプランを選ぶのが良いでしょうか。
初学者の場合
初学者の方はプラチナまたはプレミアムを選択することを勧めます。プラチナとプレミアムには直前期の対策講座として「10点UP講座」「直前ヤマ当て講座」が付属しているからです。
シルバー | ゴールド | プラチナ | プレミアム | |
---|---|---|---|---|
10点UP講座 | ○ | × | ○ | ○ |
直前ヤマ当て講座 | × | × | ○ | ○ |
宅建試験の直前期は「時間がない」という思いから焦りが募ります。中には「何を勉強すれば良いかわからない!」とパニックになってしまう人もいるほどです。
そんな時期に「10点UP講座」「直前ヤマ当て講座」があれば、ひとまず自分が取り組むべき対象があるので冷静になれます。またどちらの講座も本試験の得点アップに直結する内容です。試験1か月前くらいから繰り返し取り組むことで合格可能性がアップします。
なおプラチナとプレミアムの主な違いは「ZOOM相談会の有無」です。
シルバー | ゴールド | プラチナ | プレミアム | |
---|---|---|---|---|
ZOOM相談会 | × | × | × | ○ |
相談会はプレミアムの受講者のみ参加できます。その位置づけは「講師に質問できる月1回のオンラインミーティング」です。
スタケン宅建講座では相談会以外に講師とやり取りする機会がありませんので、受講期間中に質問をしたい方は必ずプレミアムを選ぶようにしてください。「質問はしなくても自力で何とかする」と自信のある方はプラチナを選んでもOKです。
プラチナ・プレミアムのどちらを選んでも合格特典として全額返金を受けられるチャンスがあります。シルバー・ゴールドはこの特典の対象外です。
学習経験者の場合
学習経験者の方はゴールドまたはプラチナを選択することを勧めます。どちらにも予想模試が3回ついており、学習経験者の方が合格を目指すにはちょうど良い回数だからです(シルバーの「1回」は少なすぎる。またプレミアムの「5回」は多すぎる)。
シルバー | ゴールド | プラチナ | プレミアム | |
---|---|---|---|---|
予想模試 | 1回 | 3回 | 3回 | 5回 |
ではゴールドとプラチナの違いは何かと言うと、大きく2つあります。1つは合格特典としての全額返金の有無です。
シルバー | ゴールド | プラチナ | プレミアム | |
---|---|---|---|---|
合格特典(全額返金) | × | × | ○ | ○ |
プラチナには全額返金のチャンスがありますが、ゴールドにはありません。全額返金を狙いたい方はプラチナを受講するようにしましょう。
ゴールドとプラチナの違いの2つめは「10点UP講座」「直前ヤマ当て講座」の有無です。プラチナには「10点UP講座」「直前ヤマ当て講座」が付属しますが、ゴールドにはそれがありません。
シルバー | ゴールド | プラチナ | プレミアム | |
---|---|---|---|---|
10点UP講座 | ○ | × | ○ | ○ |
直前ヤマ当て講座 | × | × | ○ | ○ |
どちらも直前期において得点力に磨きをかけるための講座です。「得点アップの対策は自分でできる」と自信のある方はゴールドを選んで構いませんが、それ以外の方はプラチナを選んで直前期に備えておくのが良いでしょう。
スタケン宅建講座を選ぶ5つのメリット
スタケン宅建講座を受講すると次の5つのメリットが得られます。
全額返金が学習のモチベーションになる
スタケン宅建講座を選ぶメリットの1つめは全額返金が学習のモチベーションになることです。
宅建試験の学習においては非常に多くの人がモチベーションを保てずに挫折していきます。「仕事・家事・育児で忙しく、思うように時間がとれない」「ついYouTubeや趣味に時間を費やしてしまう」等、原因はさまざまです。
そこでスタケン宅建講座では学習の意欲を維持するためのご褒美を用意しています。それが合格特典としての全額返金です。つまり、宅建試験に合格すれば受講料が手元に戻ってくる可能性があるんです。
支払った数万円の受講料を丸まる返してもらえるなら「何とか時間を作って勉強しよう」「絶対合格したい」と思えます。モチベーションを高く保った状態で試験当日まで学習を継続できるわけです。
自分の性格を振り返って「ご褒美があったほうが勉強できる」と思える方は全額返金のチャンスがあるスタケン宅建講座を選ぶと良いでしょう。
繰り返しになりますが、2023年度版のスタケン宅建講座の4つのプランのうち、全額返金の対象となるのはプラチナとプレミアムです。シルバーとゴールドは対象外ですので注意してください。
また実際に全額返金を受けるには「2024年3月31日までに宅建士証の交付を受ける」等の規定を満たす必要があります。詳しくはスタケン宅建講座公式サイトで確認してみてください。
合格ノウハウを習得できる
スタケン宅建講座を選ぶメリットの2つめは合格ノウハウを習得できることです。
通学講座や通信講座を受講すると合格しやすいのはなぜでしょうか? あまり話題に上ることがありませんが、実はその理由は合格ノウハウ(合格するための技術・知識)に基いて学べるからです。
通信・通学講座は毎年たくさんの合格者・不合格者を見ています。それゆえ「何を」「どのくらい」「どんな方法で」勉強すれば良いのかを知っています。この種の知見に裏打ちされたカリキュラムで学習できることが講座受講と独学との大きな違いです。
「でもスタケン宅建講座は比較的新しい講座だからノウハウがないんじゃないの?」という声もあるかもしれませんが、さにあらず。
スタケンの鳥海講師は「資格の大原」でも有名な大原法律専門学校で20年以上宅建講師を務めた履歴があるんです。これは見方を変えれば「スタケンには実質的には20年以上の専門学校と同じ水準の合格ノウハウがある」ということでもあります。
しかもスタケンでは鳥海講師のノウハウ動画講座が用意されています。一般的に合格ノウハウはそれとわからないようにカリキュラムに織り込まれていることが多いのですが、スタケンではひとつの講座の中で明示的にノウハウを学べるんです。
テクニックや考え方を集中的に学んで、合格する可能性をグッと引き上げたい。そう願う方はスタケン宅建講座をぜひ受講してください。
コント動画で息抜きしながら学習できる
スタケン宅建講座を選ぶメリットの3つめはコント動画で息抜きしながら学習できることです。
宅建試験の勉強を毎日続けていると、どうしても疲れてきます。気が滅入ってきます。慣れない法律の勉強をするのですから、精神的に消耗してしまうのも無理はありません。
でも、もしちょっとした気分転換ができれば活力が戻ります。活力が戻れば勉強を続けられますよね。そんな気分転換の際に使えるのがコント動画です。
コント動画ではお笑いコンビプラスワンのコントを楽しめます。見ているだけでも面白いのですが、それだけではありません。コントのテーマが民法の制度や用語をテーマにしているので、息抜きをしながら勉強までできてしまうんです。
「でもコントで学ぼうとすると、変に誤解してしまいそうで心配」
そういう不安もあるかもしれません(事実、上のコント動画でも「善意」「悪意」が日常的な意味で用いられており、これは法律の分野で使われる「善意」「悪意」の意味とは異なります)。
でも安心してください。コントの後には渡邊講師の解説を見ることができます。コントを楽しんで、そのままサッと解説まで視聴しておけば、間違った解釈のままでいることはあり得ません。
ところで「笑い」にはプラスの学習効果があることが学術的にも知られています。
コントで笑って、その笑いの力を借りつつ宅建合格を目指しましょう。スタケン宅建講座ならそれが実現可能です。
直前期の特別講義が充実
スタケン宅建講座を選ぶメリットの4つめは直前期の特別講義が充実していることです。
スタケン宅建講座では2023年9月から10月にかけてZOOMを用いた特別講義の配信が実施されます。
- ①権利関係まとめ講座
- 2023年9月16日(土)10-17時予定(途中昼休憩あり)
※ゴールド・プラチナ・プレミアム限定 - ②宅建業法まとめ講座
- 2023年10月4日(水)10-17時予定(途中昼休憩あり)
※ゴールド・プラチナ・プレミアム限定 - ③法令・税まとめ講座
- 2023年10月7日(土)10-17時予定(途中昼休憩あり)
※ゴールド・プラチナ・プレミアム限定 - ④10点UPまとめ講座
- 2023年10月11日(水)10-17時予定(途中昼休憩あり)
※シルバー・プラチナ・プレミアム限定 - ⑤直前ヤマ当て講座
- 2023年10月14日(土)10-17時予定(途中昼休憩あり)
※プラチナ・プレミアム限定
直前期に5日間にわたってZOOM講義を実施するオンライン講座はスタケン以外では見たことがありません。
①から③の講座では宅建の試験範囲の総復習を行います。知識の抜け・漏れを防ぐことができ、これにより本試験での意図しない失点を防げます。
また④⑤の講座では得点源になりうる論点を集中的に学習し、独学をしている人や他講座の受講生に差をつけます(宅建試験は約20万人の受験者のうち上位約3万人が合格する試験ですので、意識的に他の受験者との知識差を作ることが実はかなり重要です)。
直前期をいかに過ごすかによって試験結果の明暗が分かれます。この時期にライブ講義のスタイルで特別な学びを得られることはスタケン宅建講座の大きな魅力の1つです。
ZOOM相談会で質問できる
スタケン宅建講座を選ぶメリットの5つめはZOOM相談会で質問できることです。
宅建試験の勉強を進めていくと、どうしても理解できない箇所が出てきます。「わからなくても気にせず前に進む」ことも大切なのですが、理解が不十分なところをそのままにしておくと後々の学習に支障が出ることも事実。
独学では質問する相手がいませんし、通信講座だと質問制度を設けていない講座も多くあります。ではスタケン宅建講座はどうかというと、月に1度のZOOM相談会で質問可能です。
自分ひとりでは理解できなかったところをその場で講師に解説してもらえるので、疑問がスッと解消します。学習中に出てきた不明点だけでなく、勉強の進め方や悩みごとに関する相談に乗ってもらうのもOKです。
ZOOM相談会はいわば「受講生が迷いや不安を抱えないための仕組み」です。講師に話を聞いてもらいながら学習したい私たちにとって、スタケンはとても良い選択肢となっています。
ZOOM相談会は4つの受講プランのうちプレミアムにのみ付属しています。ZOOM相談会への参加を希望する方は他のプランではなくプレミアムを受講するようにしてください。
スタケン宅建講座のデメリット
どんな講座にもデメリットがあります。しかしデメリットを把握した上で受講すれば「こんなはずじゃなかった!」と後悔しなくて済みます。スタケン宅建講座のデメリットを把握しておきましょう。
紙の問題集がない
スタケン宅建講座のデメリットの1つめは紙の問題集がないことです。
スタケン宅建講座では後述するように「紙のテキスト」は提供されます(シルバープランを除く)。これに対し「紙の問題集」は提供されません。
では過去問演習ができないのかというとそうではなく、過去問はスマホ等の端末でスタケンのオンライン演習システムにアクセスして解く形となっています。
システムは使いやすく、分量も10年分用意されており申し分ありません。
しかし「どうしても紙の問題集のほうが自分には解きやすい」「本番でも紙の問題冊子だから紙の問題集を使っておきたい」という方もいるでしょう。そういう方の場合、スタケンは合わない可能性があります。
ただ私としては次のような方針で学習することをお勧めします。
- オンライン演習システムはいつでもどこでも過去問が解けるところが理想的。なので原則として過去問演習はオンライン演習システムで行う
- 直前期が近づいたら市販の予想模試を1冊購入して解いておく。そうすることで紙の上で問題を解く感覚がつかめる
オンライン演習システムは隙間時間を活用してトレーニングできるのでとても効率的です。スマホ等の端末で資格の勉強をするのに不慣れな人も、この機会に慣れてしまいましょう。将来、宅建以外の資格を取ることもあるでしょうから、今慣れるのが絶対に良いです。
そして直前期にLECやTACの予想模試を1冊買って、収録されている3~4回分の模試を3周くらい解いておきます。予想模試を使うと本番にそっくりの形式で問題を解けますので、とても良い予行演習になります。
以上を実践すれば「紙の問題集がない」ことはスタケンを受講する上でも問題にならないはずです。
動画ダウンロードは不可
スタケン宅建講座のデメリットの2つめは動画ダウンロードができないことです。
現状のスタケン宅建講座では動画ダウンロードの機能が提供されていません。ゆえに端末に講義動画を保存しておいて外出先等で繰り返し視聴する、といったスタイルの勉強法は不可となっています。
もちろん「スマホでネットにつなぎ放題」の人はダウンロードなど不要ですので、何度でも再生・視聴していただいて構いません。ここでの話は従量課金型の通信プランに加入している人に向けたものです。
もし外出先で動画を繰り返し見ると、ギガを大量に消費してしまいます。できることなら動画を手元の端末にダウンロードしておきたいですよね。
「動画ダウンロード機能が無いなら、スキマ時間を使って講義を視聴することはできないのか…」と思うかもしれません。でも、必ずしもそうではありません。というのもスタケン宅建講座では講義音声のダウンロードであれば可能だからです。
1度でも講義動画を見ておけば、その後は音声だけでも十分に講義を理解できます。通勤時間・通学時間等の空き時間を使って講義音声を聞き、インプット学習の機会を増やすようにすると良いでしょう。
スタケン宅建講座はこんな人におすすめ
以上見てきたスタケン宅建講座の特徴と口コミを踏まえて、この講座がどんな人にあっているのかを述べていきます。
独学・通信・通学の「いいとこ取り」をしたい方
スタケン宅建講座は独学・通信・通学の「いいとこ取り」をしたい方にお勧めできます。
スタケンはもともとは独学をサポートするオンライン通信講座というコンセプトのもと開発された講座です。なので以前から独学と通信講座の良い点がミックスされています。
2023年度版からはさらに通学講座に近い体験ができる要素を取り入れています。これにより通学講座の特長も付け加わっているんです。
より具体的に言うと、スタケン宅建講座には次のような「独学・通信講座・通学講座の魅力」が凝縮されています。
- 独学の良いところ
- 権威あるテキストを使用できること(後述)
費用が比較的少額で済むこと - 通信講座の良いところ
- 自分のペースで受講できること
時間や場所を問わず学習できること - 通学講座の良いところ
- 講師に相談できる機会があること
直前期の集中講義で実力アップを狙えること
独学・通信・通学の「いいとこ」を全て取り込み、宅建試験の学習を100%実りあるものにしたい」。そう願う方にはスタケン宅建講座の受講が最適です。
実質無料で宅建講座を受講したい方
スタケン宅建講座は実質無料で宅建講座を受講したい方にお勧めできます。
前述の通り、スタケンのプラチナ・プレミアムのプランでは合格特典として全額返金が用意されています。もし全額返金を受けることができれば受講料は実質的には無料です。
これまで「独学は失敗しそう。でも何万円もの受講費用を出すのはできれば避けたい」と思っていた方も、実質無料を狙えるスタケン宅建講座なら最初の一歩を踏み出しやすいのではないでしょうか。
また「5~6万円くらいの予算は確保済み」という方も、最終的に受講料金が戻ってくれば、そのお金を趣味や遊びに使ったり、他の資格取得の費用に充てることができます。
いずれにしても、勉強すればするほど「宅建合格」と「実質無料」の両方が近づくのですから、これほど魅力的な合格特典はありません。
そんな「学習意欲を駆り立てる仕掛け」を受験対策に取り入れたい方はぜひスタケン宅建講座を受講しましょう。
権威あるテキストを使って勉強したい方
スタケン宅建講座は権威あるテキストを使って勉強したい方にお勧めできます。
スタケン宅建講座では独自のテキストを使うのではなく、住宅新報社の『パーフェクト宅建士』を用いて学習します。『パーフェクト』の宅建シリーズは1990年代初めから30年以上にわたって版を重ねている超ロングセラーです。
しかも日本の不動産事業者を束ねる全宅連(ハトマークでお馴染み)が推薦する宅建基本書でもあります。
さらに言うと、約20年の歴史がある宅建試験研究サイト宅建の迷物図書館の「迷物講師」小口忍氏も本書を推薦しています。
近年は宅建テキストが山のように発刊されているため『パーフェクト宅建士』はやや埋もれがちの感もありますが、実は業界では誰もが知っている権威ある基本書なんです。
「せっかく時間を使って勉強するなら、長く使われ多くの人に認められているテキストで勉強したい」。そう考える方は『パーフェクト宅建士』を読み進めるスタケン宅建講座をぜひ受講してください。
この記事のまとめ
スタケン宅建講座はオンラインで受講できるリーズナブルな価格の宅建試験対策講座です。独学の長所、通信講座の長所、通学講座の長所をスマートに融合し、充実したインプット・アウトプット学習を実施できます。
合格特典として用意されている「全額返金」は必見。この制度をうまく学習に取り入れればモチベーションを高く保てます。そして合格した暁には受講費用を実質的に無料にすることも。
急速に認知を拡大しつつあるスタケンで他の受験生に差をつけて、次の10月には宅建合格のゴールテープを切りましょう。
以上、参考になれば嬉しいです。