【管理業務主任者】私の独学勉強法 ドヤ顔で全部公開!【高得点】

合格神

時期がだいぶ遅くなってしまいましたが…

平成27年度管理業務主任者試験に、独学で一発合格しました!

結果は、自己採点で38点でした。高得点とは言わないまでも、自己採点が終わった瞬間に「合格できた!」と確信しました。余裕の合格です(ドヤッ!)。

そんな私の合格までの勉強法、気になりませんか? この記事では、これから管理業務主任者試験の受験を目指す人に向けて、私の勉強法をシェアしてみたいと思います。反省点や感想なども、参考になりそうなものを記しています。

ちなみに、私自身は、宅建を持っていて一応不動産業に従事しているのですが、分譲マンションの管理業務に携わったことはありません。宅建取得者にはそのような人も多いと思いますが、そういう背景を持つ人に特にオススメの内容となっています!

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まずはテキストから

試験の勉強といえばまずはテキスト(基本書)から入るのが王道です。私が選択したテキストと、選択についての反省点、学習法についてお話しします。

テキストの選択

TACの『管理業務主任者 基本テキスト』を使いました。

TAC管理業務主任者基本テキスト

このテキストはですね… 私的には、5段階評価で言うと3です。情報量だけで言うなら、確かにこれ1冊で十分でした。それくらい、多くのことが網羅的に書いてあるのかな、という印象。

ですが、ややまずかったのが、この本が要点型の本だったことです。要点だけを簡潔にズバズバ書いてある。なので、あくまで私の感想ですけれど、読みにくい…。通読は本当に大変でした。既に実務に携わっている人や、試験が2回目で背景知識のある人にとっては、良い本なんだろうとは思うのですが。

中を開いてみると、こんな感じ。びっしり書かれています。挿絵とかは(建物や部材の解説に必要なもの以外は)基本ありません。かなり固い印象。

TAC管理業務主任者基本テキストを開いたところ

これを読んでいる最中、宅建のときのテキストを振り返って、ああ、今回のテキストは種類が違うんだな、と感じたんです。宅建のテキストで私が使ったのは講義型のテキストでした。講義型のテキストであれば、背景知識があまりない人でも、スイスイ理解していくことができます。

なので、初学者の人ほど、テキストはどういう種類のものがいいのか?ということを真剣に考えておくべきですし、講義式のものを選ぶことを私はオススメします。テキストの種類についての考察は、次の記事にまとめました。宅建の記事内容ですが、参考になると思うので是非読んでみてください。

宅建は人気資格なので、多くの出版社が学習用のテキストを出しています。10~20種類くらいはあるんじゃないでしょうか。選択の余地がある...

テキストの学習法

学習を開始したのが7月か8月頃。平日は基本的に通勤の電車の中で15分程度読むくらい、あとは寝る前にちょこちょこ読んだりもしましたが、主な勉強時間は休日の日に確保していました。お休みの日1日につき、3時間くらいです。

宅建のときはテキストの要点をサブノートにまとめるということをしていましたが、膨大な時間をとられたことを反省し、管業の試験勉強ではメモを取りながらの学習はやめました。

その結果、テキストを1回読んだだけでは「なんかあまり頭に残っていないな?」と感じました。これは想定内だったので、冷静に2回目を読み始めました。

2回読んだ時間を考慮に入れても、やはりメモをとらなかったことにより、テキストに費やす時間はかなり短縮されました。

ただし、要点型のテキストを2回通読するのは、結構精神的にキツかったです。だって、読んでいてつまらないんだもの…

私がもしまたゼロから管理業務主任者の勉強をやり直すとしたら、講義っぽい色彩の強い次のテキストを使うことでしょう。

次は過去問

テキストの内容を一通り押さえた後は、過去問の学習に取り組みました。

私の場合、宅建受験時に、テキスト→過去問→予想問というプランで学習を進めれば合格できる、と実感していましたので、この必勝法に従うのみです。

過去問の選択

過去問は大手の出版社が出しているものであれば、どれを選んでもだいたい同じというのが私の考えです。

ただ、上記TACテキストに苦しめられてしまった私は、U-CAN系列の本に回帰したくなり、『U-CANの管理業務主任者過去7年テーマ別問題集』を買いました。

U-CANの管理業務主任者過去7年テーマ別問題集

過去問を選んでいる際に、宅建と勝手が違うなあと思ったのは、次の2点。

まず、管理業務主任者だと7年分のものしか無いんですよね。過去問10年分というのは見当たりません。これは合格するのに必要な過去問は7年分で良いということでもあるので、10年分を解きまくるのに比べたら、楽ではあります。

もう1つは、分野別の問題集ばかりで、年度別の問題集が無い点です。これも以前の記事で書いたように、私は年度別問題集のほうが試験攻略により適していると考えているので、そのタイプを結構探したのですが、見つかりませんでした。

宅建の攻略には、まずはテキストが重要だと言われます。私もそう思っており、テキスト選びの重要性については以前の記事で熱く論じたところで...

管業の場合、全体的に宅建よりも教材が少ないんですよね。それもそのはずで、管業試験の受験者数って、宅建の10分の1くらいです。市場規模が小さいため、出版社としてもバリエーション豊かにするには無理があるってことなのでしょう。

過去問の学習法

過去問の学習時は、まず通しで2回解きました。その際、正解できたかどうかを問題集の隅に「○」「×」で書いておきました。下の画像の左下の部分に印があるの、分かるでしょうか?

U-CANの管理業務主任者過去7年テーマ別問題集を開いたところ

●×印の拡大画像

面倒なようですが、このようにチョイチョイとマークして、記録をとっていきます。

2回通して解いた後の3周目は、「○」が2個ついている問題はとばし、「×」が1個でもある問題についてだけ解く、ということをしました。

4週目は、「×」が2個以上ついている問題のみ、解きました。

このように、自分が正解できたのかどうかの記録を取っておくと、苦手な分野が明確になりますし、何度も間違えた問題のみを抽出して復習したりしやすくなります。

私はそんな感じで過去問をマスターしました。

なお、この問題集は見開きの左側が設問、右側が解説という具合になっています。このため、左ページの問を読んでいると、右にある解答がどうしても時々目に入ってきます。問題を解いている途中に答えを見てしまうと意味が無いので、結構うざったい。

その対策として、私はどこかから厚紙を持ってきて、それを使って右側のページを覆い隠していました。

厚紙で問題集を覆う

右側のページを全部隠してしまえば、回答を見てしまうこともありません。

問題集を持ち歩くときはしおりの代わりにもなるので、便利です。

仕上げの予想問

過去問が終わったら、予想問題集を使って、レベルアップしておきます。問題集として過去問しかやっていない人たちを一気に引き離して、合格圏内に実力を高めるのに必須のステップです。

予想問の選択

予想問については私は次の2冊をやりました。まず1冊目はTAC。

ラストスパート 管理業務主任者 直前予想模試

続いて、2冊目はU-CANです。

U―CANの管理業務主任者 直前総仕上げ模試

それぞれ3回分ずつ収録されています。計6回分です。

宅建のときは予想問題集は4冊もやりました。でも、管理業務主任者に関してはそこまで自分を追い込むことができていなかったことや、試験までに残された時間があまり無かったという問題があり、2冊にとどめました。

また、過去問学習時に、「このレベルの難しさであれば、それほど苦しまずとも合格できそう」という感触を得てしまっていた、ということもあり、3冊目をやるには至りませんでした。

予想問の学習法

まず最初の3回分については、各回を、2時間の制限時間のもとで解きました。そうすると、各々、1時間40分程度で全問解くことができました。そのため、これ以上は時間を測ってやる必要は無いなと思い、以降は方針を転換しました。

どう転換したかというと、予想問を1問解いては解説をじっくり読む、また1問解いては解説をじっくり読む、という進め方に切り替えたのです。実は、内容理解をより促進し、記憶の定着がより良いのは、この切り替え後のやり方です。

このように、最初は時間を測ることで「制限時間内に問題を全て解く」際の流れをしっかりイメージできるようになるといいと思います。それができるようになったら、時間を測らずに1問ずつじっくり解く解き方に変更したほうが、学習効率が良くなります。

全体的な感想

その他、管理業務主任者試験を受けてみての感想です。

今回のモチベーションは中くらい

宅建のときは「これに落ちたら次の就職は無い!」というくらいに追い込まれていたため、かなり真剣に、時間を使って勉強した感があります。

それに比べると、管理業務主任者試験では就職がかかっているということは無く、「取れたら今後給料が上がったり、社内での立場が良くなったり、転職に役立ったりするかも」という程度の思いしか無かったです。

そのため、精神的に楽ではありましたが、勉強に対する意欲が宅建のときに比べてだいぶ低かったと言えます。

やっぱりモチベーションって大事なんだなあ、と感じます。

目標は40点、結果は38点

宅建のときは目標を40点台にして(つまり45点とか、あわよくば満点とろうと考えて)、結果が40点というものでした。

私は宅建試験の学習を進めていたころ、「本試験で40点台をとる」という目標を立てていました。(結果は、ギリギリ滑り込んで40点…。) ...

これに対し、管理業務主任者は目標は40点ちょうどに設定しました。やはり、モチベーションの低さから、満点近くを狙う気分になれなかったんです(笑)

で、結果は38点。やはり、目標を低く設定した分、実際にとれる点数も低くなった、という印象があります。

あなたが管理業務主任者試験を受けようとするなら、目標点の設定は慎重に行い、できれば高めに設定するのが良いと思われます。

とっててよかった宅建

よく知られているように、宅建の試験範囲と管理業務主任者試験の試験範囲は重なるところが結構あります。したがって、宅建取得は管理業務主任者試験の合格にかなり有効です。

私も宅建は25年度試験で合格していました。また、試験勉強自体をかなりみっちりやっていました。それを基礎にして管理業務主任者の勉強に取り組めたことは、かなりのアドバンテージになったと思っています。

ただ、宅建ではほとんどさわりしか学ばなかった法律について、深く勉強することになりますので、宅建取得者といえども油断は禁物です。特に、最初は区分所有法マンション標準管理規約の区別でかなり混乱させられます。内容がかなり似ているのに細かいところで異なっているためです。

一方、マンション管理適正化推進法については、内容が宅建業法と似た部分が多いので、宅建取得者には学習がラクな部分です。

簿記も取得済だったのでさらに楽だった

あと私の場合、簿記3級・2級もたまたまですが取得済でした。

管理業務主任者とどう関係があるのかというと、管業試験には例年1~2問、「仕訳」という類の簿記の問題が出題されます。これは、管理業務主任者がマンションの会計を預かる仕事でもあるからです。

仕訳の問題については、簿記3級をとっていれば、何も恐れることはありません。分譲マンション用に知識を少し整理する必要はありますが、それが済めば、仕訳の問題で誤答することは全く無くなります。

管理業務主任者も1点2点が合否を分ける試験なので、時間に余裕のある人は、簿記をとっておくといいと思います。仕訳問題を確実な得点源にすることができます。

司法書士試験の勉強も役立った

宅建を取得した後、不動産登記に興味が出てきたのと、独立開業できるメリットに憧れたのとで、司法書士試験の勉強を一時期していました。

すぐ挫折したんですけどね。これも宅建取得者によくあるパターンではないでしょうかorz

この時、民法と不動産登記法について学習を深めたことにより、管業試験では民法・不登法についてはテキストの該当部分を飛ばすことができました。

また、司法書士試験では「商業登記法」という分野で法人のことについても勉強しますが、管理業務主任者試験で学ぶ「管理組合」も法人のひとつです。法人が法律上どのように取り扱われるのかイメージしやすくなっていたことも、管理業務主任者試験の学習の手助けになりました。

ということで、個人的には、過去に勉強していたことが試験勉強を進める上でかなり有利に働いたな、と思えた試験でした。

まとめ

以上、私の管理業務主任者試験の勉強法・感想をつらつら書かせていただきました。少しでも参考になれば幸いです。

ちなみに、冒頭でも書いたとおり、私は分譲マンション管理の実務は経験していないため、管理業務主任者として登録するためには登録実務講習を受ける必要があります。

その受講料が2万円。しかも、2日間にわたるスクーリングを受けなければなりません。

先は長く、険しい!

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