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職歴なしのアラサーにもできる仕事は?就職しやすい職種3選【将来性があって稼げる】

職歴なしアラサーの就職

数年前は職歴なしのアラサー、現在は数万人の社員を抱える大手企業で正社員をしている杉山貴隆です。

今回はこんな疑問に答えます。

私は職歴なしのアラサーでスキルも無いんだけど、働きたい! できる仕事はある?就職しやすい職業があったら教えてほしい

私自身、働いた経験が無いまま20代後半を迎え、そこから初めての就活をしました。実は30代に入って以降も、スキル無しの状態で何度か転職しています。

今までに50社ほどの会社に応募してきましたが、その経験から就職しやすくて職歴なしのアラサーでもできる仕事が見えてきました。今回はそういった職種の中でも将来性があり、しっかり稼げる職種を3つ選んでおすすめしたいと思います。

この記事を読んだあとは3つの職種を中心に応募していってください。早期に就職できるはずです。

職歴なしのアラサーでもできる仕事はこの3つ

職歴なしのアラサーでもできる仕事内容で、かつ就職しやすい職種は次の3つです。

  • システムエンジニア
  • 不動産営業職
  • コールセンターのオペレーター

上記のそれぞれについて、なぜ職歴がなくてもその仕事ができると言えるのか、なぜ就職しやすいと言えるのか、ちゃんと稼げるのか、将来性はどうなのかといったことを解説していきます。

【おすすめ職種1】将来性No.1「システムエンジニア」

職歴なしのアラサーの方におすすめする職種の1つめはシステムエンジニアです。

要するにプログラミングをする人のことですね。それなら「プログラマ」って言えよ…と思うかもしれませんが、求人では「システムエンジニア(SE)」と書かれていることが多いので、この呼び方にも慣れておきましょう。

なぜ職歴なしでもシステムエンジニアができるのかというと、スキル無しで入社しても会社で研修を受けつつスキルを伸ばしていけるからです。

というのも、システムエンジニアの求人を出している企業の多くは「自社で人材を育てよう」という意識になっています。全く経験が無い状態でも構わないから一旦入社してもらい、その後の研修・講習で少しずつ育てようと考えているんです。

それにしても、なぜ手間をかけて自社で人材を育てようと考えているのでしょうか。その理由は深刻な人手不足です。IT業界は2000年代以降急速に拡大し今も成長を続けています。そのため人材の数が全く追い付いていないんです。

業界的には結構大変な状態なのですが、アラサー・職歴なしの人にとっては朗報です。応募すれば高い確率で雇ってもらえますので。

以上のことから、未経験可でシステムエンジニアの募集をしている求人は狙い目です。ぜひ応募しましょう。

* * *

ところでこの職種の将来性はどうなのでしょうか。また、きちんと稼げるのでしょうか。

将来性についていうと、IT業界は今後も大いに発展するでしょう。AI・クラウドコンピューティング・ブロックチェーンなど、最新技術が毎年のように生まれて進化を続けており、止まるきざしはありません。

したがって、システムエンジニアとしてこの業界に入り込めば食いっぱぐれることはまずないと言えます。

それどころか、10年ほど勤めることができればいわゆる「上流工程」に携われます。実際にプログラムをするというよりも、システムの設計・開発管理といった仕事がメインになるんです。

上流工程にたどり着ければ年収600~800万円以上も可能です。未経験からコツコツ腕を磨いて将来的に安定した暮らしがしたいなら、システムエンジニアはかなり魅力的な職種だと言えます。

【おすすめ職種2】就職しやすさNo.1&稼げる「不動産営業職」

職歴なしのアラサーの方におすすめする職種の2つめは不動産営業職です。

売買の営業と賃貸の営業とがあります。実は私も最初に就いた仕事は賃貸不動産の営業でした。なぜ職歴なしでも不動産営業が可能かというとほぼスキル不要だからです。

もちろん業務を続けていく中で磨いていくスキルはあります。たとえば物件を紹介するトーク力を磨くとか、この人にはこんな物件を紹介すれば成約しやすいという見極めをする力とか。

でも事前にそういうものが磨かれている人はいません。普通はノースキルの状態で入社し、先輩に教えてもらったり、実際にお客さんとやり取りしていく中で自然とスキルが伸びていくタイプの仕事なんです。

ではなぜ不動産営業の仕事は就職しやすいのでしょうか。体力と精神力の要る仕事で、人の入れ替わりが激しいからです。

はっきり言ってブラックっぽくなりやすい業種です。辞めていく人が多い分、職歴なしのアラサーでも入り込みやすい構造になっています。「いやいや、ブラックな職種を勧めるなよ…」と思うかもしれませんが、ブラックでも取り上げているのには2つ理由があります。

1点目は「職歴を作る」という目的が実現しやすいこと。職歴がないアラサーの人は職歴を作ることを優先して考えたほうが良いと私は思っています。

事実、私も賃貸営業で最初の職歴を作ったのですが、その後なんと4回も転職できています。「職歴なし」から「職歴あり」に最短で変わりたければ、意図的にブラックに飛び込むのも1つの手だということです。

ブラックでも取り上げている理由の2つめは不動産営業はハマれば稼げることです。勤めて数年で年収800万円~1,000万円も全く夢ではありません。

というのも不動産業界では給与に歩合が入っていることが多いです。基本給に加えて自分が作った売上に応じた額の追加支給があります。大きな土地や建物の仲介をコンスタントに成約させることであなたも大きく稼げます。

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では不動産営業の将来性はどうなのか。大きく拡大していく見込みこそありませんが、消えるということも決して無いという意味で安定しています。

現場で仕事をしていたので分かりますが、不動産の売り買い・貸し借りは人と人との信頼をベースに成立しています。具体的に言うと、売主・貸主と営業担当者の信頼関係、および買主・借主と営業担当者の信頼関係が重要です。

人間どうしの信頼関係がAIやテクノロジーに置き換わることはなく、したがって不動産営業が無くなることもないでしょう。地味であることの裏返しとして変化のスピードがかなり控えめであるところが不動産業界の良いところです。

【おすすめ職種3】女性が多い職場「コールセンター」

職歴なしのアラサーの方におすすめする職種の3つめはコールセンターのオペレーターです。

コールセンターのオペレーターはかかってきた電話問い合わせに回答する(受電業務)、リストになっている連絡先に電話をかけて勧誘する(発信業務)といった仕事をします。

なぜ職歴が無くてもできる仕事なのかというと、特別なスキル無しで始められるからです。日本語が話せればOK。業務に必要な知識は入社後に研修を受けて学びます。お客様と密接にやり取りする窓口なので企業側も研修に力を入れていることが多いです。

お客様に物腰柔らかに接するという職業柄、女性が多くなっています。そのぶん女性が働きやすい環境にするためのさまざまな配慮(たとえば子供の看護休暇や生理休暇などの申請がしやすい)があったりします。

男性の場合はテクニカル系のコールセンターが狙い目です。例えばパソコンやインターネット利用に関する技術的な問い合わせの窓口であれば男性の比率が高くなっています。

コールセンターのオペレーターとして就職しやすい理由は人手不足と離職率です。

コールセンターでは日々寄せられる膨大な量の問い合わせに答えるために、どうしてもたくさんの人手が必要になります。しかし日本では働ける年齢の人口が減っているので、人の確保がどんどん難しくなっているのです。

その一方で結婚・出産など女性特有の事情で辞めてしまう人が出やすかったり、クレームへの対応が精神的にこたえるといった理由で辞めていく人も多いため、離職率は高めです。

そういった事情によりコールセンターの求人は職歴の無い20代後半~30代前半の人にとっては絶好の就職機会となっています。

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コールセンターのオペレーター職は将来的にどうなるのでしょうか。おそらく今後も安定して残っていくでしょう。その理由は簡単。

高齢化が進んでいるといっても日本はまだまだ元気で、全国各地で新しいサービスが生まれ続けています。今後も新規サービスの立ち上げが続く限り、問い合わせ窓口が開設されます。必然的にオペレーターの需要も安定して生まれ続けるのです。

最後に稼げるのかという点に触れておきます。コールセンター勤めは一般的に高い年収は望めない仕事だと思われていますが、実は自分の努力と適性次第で年収を伸ばしていくことが可能です。

事実、何年か勤めていると管理職や管理職に近い地位に昇格するチャンスが必ず巡ってきます(コールセンターの職位で「スーパーバイザー(SV)」というのを聞いたがある人もいるでしょう)。

5~10年くらい真面目に勤務して昇格していけば年収500~700万円は十分に望める職業です。職歴なしのアラサーからスタートしてもそこまで行けるのだと考えれば、十分に期待がもてるのではないかと思います。

おわりに:就職して職歴を作ろう

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今回は職歴なしのアラサーでもできる仕事で、かつ就職しやすい職種3選を紹介しました。3つの職種を復習しましょう。

  • システムエンジニア
  • 不動産営業職
  • コールセンターのオペレーター

上記3つはスキルや経歴の無い20~30代の人が飛び込んで職歴を作るのに適しています。ぜひやってみてください。

やってみて合わない場合は辞めましょう。また次を探せばいいのですから。そのときには職歴もありますので、再就職がスムーズに進みます。

逆に「やってみたら意外と合っていた」という場合には、そのまま働きつづけましょう。上記の職業であれば勤め続けることにより安定や収入を得やすいです。

あなたが就職活動する際にはこれら3つの求人を意識的に狙っていただければと思います。

以上、参考になれば嬉しいです。

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