職歴なしアラサーの面接質問対策。「リサーチ」が内定獲得のカギ

職歴なしアラサーの面接質問対策。「リサーチ」が内定獲得のカギ

職歴なしアラサーを脱出し、5つの会社で正社員として働いてきたKiryuです。

今回はこんな疑問に答えます。

27歳男性・無職(求職中)

面接って本当に苦手。何を聞かれるか分からないから緊張するし…何か良い対策は無い?

面接って本当に緊張しますよね。

私自身、職歴なしのアラサーを脱出するために何度も面接を受けましたが、いつも心に余裕を持てず、理想的な立居振る舞いができていないと感じていました。

ですが、その緊張の度合いは前もって「質問対策」を行ったかどうかによって変化すると、ある時気が付いたんです。

質問対策をすることで、緊張は格段に小さなものへと変わりました。また、面接官の反応も良くなり、面接自体が盛り上がり、面接後には「手ごたえがあった」と感じることが増えました。

最終的には、質問対策を綿密に行ったある面接で他の応募者よりも高い評価を得て、ほとんど即日で採用に至ることができました。

その後も転職を何度かしていますが、このノウハウを活用することで採用を勝ち取り続けています。

そこで、今回は私が実践してきた「ライバルに打ち勝つための面接質問対策」をご紹介したいと思います。

あなたの今後の就職活動をレベルアップさせるのにきっと役立ちます。ぜひ最後まで読んでみてください。

職歴なしアラサーの就活面接では「質問リサーチ」が重要

職歴の無い20代後半~30代前半の方は、面接を受ける前に「質問」について入念にリサーチしておくと、非常に効果的な面接対策になります。

その理由は主に次の2つ。

* * *

質問リサーチが効果的な面接対策になる理由の1つめは「質問される内容を事前に知っておけば、緊張しなくなるから」です。

後でも詳しく述べますが、「面接で何を聞かれるのか」はリサーチによってある程度予想できます。

予想がつけば精神的な余裕が生まれますので、面接の本番でもムダに緊張することが無くなります。

緊張が無ければ自然と堂々と振る舞うことができ、自分らしく話すことができますので、面接で高い評価を得られます。

* * *

質問リサーチが効果的な面接対策になる理由の2つめは「ライバルと差別化できるから」です。

就職面接は、当然ですが他の候補者との競争になります。あなたは、あなたと同じように書類選考を通過した、おおよそ同レベルの人材と「比較される」のです。

その比較においてあなたが選ばれるためには、何かしらの「あなたを選ぶ理由」が必要です。

別の言い方をすると「差別化」が欠かせないということ。そして、もしあなたが質問のリサーチをじっくりと行っていれば、それだけでライバルと差別化できる可能性が高まります。

というのも、ライバルといっても大抵の人たちは質問のリサーチなどやらないか、やっても中途半端な状態で終わらせているんです。

なので、何を聞かれるかをあらかじめ徹底的に調査して、準備することを怠らなければ、それだけでライバルとの違いを生み出せます。

そうすれば、あなたは面接官に良い印象を与えることができ、内定獲得につながっていきます。

職歴なしアラサーのための面接質問リサーチ法

ここからは「面接でよく聞かれる質問をどのようにしてリサーチするか?」ということを具体的にお伝えします。

職歴の無いアラサーが面接を受ける場合、質問には3つのカテゴリーがあるということを意識してください。

  • 就活面接でのごく一般的な質問
  • 応募先の会社や業界に特有の質問
  • 職歴なしアラサーに特有の質問

上記3カテゴリーのそれぞれに対し別々の情報源を調査して、どのような質問が来るのかを明確にしていく、という手順が必要になります。

「就活面接でのごく一般的な質問」をリサーチ

質問カテゴリの1つ目は、「就活面接でのごく一般的な質問」です。

「あなたの長所・短所を教えてください」「あなたにとって仕事とは何ですか?」「もし上司の指示が自分の意見と全く相反するものだった場合、どうしますか?」といった質問が該当します。

特定の業界や特定のスキル・経験に関する質問ではなく、さまざまな業界でどんな応募者にも投げかけられるような質問ですね。

こういった質問は、次のような「面接対策本」を一冊入手すると、一気に把握できます。

目次
第1章 転職面接の基本知識
第2章 押さえておくべき定番質問と回答例
第3章 働き方についての質問と回答例
第4章 弱点についての質問と回答例
第5章 その他の気になる質問と回答例
第6章 職種別の質問と回答例
第7章 聞きにくい質問(応募者からの逆質問)

目次を見ているとなんとなく想像がつくと思いますが、この種の質問はパターン化されています。

上記の本を一読することで、「就活面接でのごく一般的な質問」についてはリサーチ可能です。

INFO

上記の本が「転職者向け」のものであることが気になった人もいると思います。

確かに、あなたは「職歴なしのアラサー」なのですから「転職」をするわけではないですよね。

ですが、いわゆる「新卒採用枠」ではなく「中途採用枠」を狙っているという意味では、あなたは転職者に近いです。

また、実際に面接で受ける質問の傾向も、新卒者向けのものではなく転職者向けのものに近くなります。

そのため、「転職者向け」の本を参考にしても全く問題ないですし、むしろそうするべきです。

「応募先の会社や業界に特有の質問」をリサーチ

質問カテゴリの2つ目は、「応募先の会社や業界に特有の質問」です。

このカテゴリに属する質問は会社や業界によって多種多様で、パターン化されていません。

たとえば、私が実際に受けた質問として次のようなものがあります。

IT企業で受けた質問
最近あなたが気になったIT関連のニュースは何ですか?
不動産開発会社(デベロッパー)で受けた質問
あなたが知っている都市開発事業について教えてください
コールセンター請負会社で受けた質問
人手不足の深刻化が進んでいますが、この業界は将来どのように変わっていくと思いますか?

全く共通点もなく、事前に調べたり対策したりするのが難しいようにも思えるのではないでしょうか。

ですが、会社・業界に特有の質問は、転職関連の口コミサイトを使うことでリサーチ可能です。中でも、転職会議キャリコネが役に立ちます。

というのも、これらのサイトには、実際にその企業で選考を受けた人による一次情報が口コミとして掲載されているんです。

【転職会議】

「日本マイクロソフト」の口コミの例

転職会議「日本マイクロソフト」の口コミ

転職会議「日本マイクロソフト」の口コミ

【キャリコネ】

「Apple Japan合同会社」の口コミの例

キャリコネ「Apple Japan合同会社」の口コミ

キャリコネ「Apple Japan合同会社」の口コミ

「面接でどんな質問をされた」のかが具体的に書いてありますので、非常に情報価値が高く見逃せません。

ただし、自分が応募しようとしている会社の口コミが投稿されていないこともあります。

その場合は、同業・同規模の会社の口コミに目を通すと良いでしょう。

同業・同規模の会社がどんな質問をしているかという情報から、自分の応募先の会社がどんな質問をするのかをある程度予想すればOKです。

「職歴なしアラサーに特有の質問」をリサーチ

質問カテゴリの3つ目は、「職歴なしアラサーに特有の質問」です。

このカテゴリがあなたにとっては一番気になるかもしれませんね。

「職歴なしアラサーに特有の質問」は、書籍や特定のウェブサイトで情報を得るというのが難しいです。

なぜかというと、「職歴なしアラサー」はかなりの少数派なので、そこに属する人に向けて作られたメディアが無いんです。

とはいえ、インターネットを検索して情報を探せば、職歴なしアラサーの方のブログなどに情報が散らばっています。

そこで、今回は私のほうでリサーチしたものをあなたに提供します。下記に掲載されているのが、「職歴なしアラサーに特有の質問」です。

職歴なしのきっかけ・長引いている理由
なぜフリーター(ニート)になったのですか?/なぜ新卒で就職しなかったのですか?/20代後半まで家事手伝い・主婦・主夫を続けている理由があれば教えてください/これまでに就活をしようと思ったことはありましたか?/普段はどんなことをしていますか?
現在就職活動をしている理由
フリーター・ニート・学生・家事手伝い・主婦・主夫 etc. をやめて就職しようと考えているのはなぜですか?
会社で働く意欲の確認
正社員は時間の拘束がかなりありますが、大丈夫ですか?/採用後、すぐに辞められるのは困りますが、続けていく自信はありますか?/入社すると年下の先輩がいるかもしれませんが、問題ありませんか?

勘の良い方は気づいている通り、上記はカンタンに言うと「職歴なしのアラサーであるあなたに対する過去・現在・未来」についての質問です。

職歴なしのきっかけ・長引いている理由
⇒過去についての質問
現在就職活動をしている理由
⇒現在についての質問
会社で働く意欲の確認
⇒未来についての質問

面接官は、職歴なしのアラサーであるあなたに興味を持ってくれています。忙しい中で面接の時間を作ってくれているわけですから、その点は間違いありません。

そしてあなたのことを知るために、過去・現在・未来についての質問をしてくるのです。

リサーチ完了後の対策

リサーチが終わったら、それらの質問は紙に書きだすなどしてリストアップしましょう。

30~100くらいの質問リストができるはずです。スマホのメモアプリなどに書いておくのでも良いですよ。

リストアップできたら、それらの質問ひとつひとつに、あなたの回答を書いていきます。

この質問が来たらこう答えるという、自分だけの「想定問答集」を作る要領です。

少し時間がかかりますが、あなたの考えや経験がうまく伝わるよう、丁寧に作り込んでください。

* * *

全ての質問に対する回答を書き終わったら、質問だけを見て回答をスラスラ言えるように練習しましょう。

これができるようになると、実際の面接でも8割~9割の質問にはスムーズに回答できるようになります。

面接官との対話がテンポの良い楽しいものになり、抜群に良い印象を残すことができます。

他の応募者でここまでの対策をする人はそういませんから、高い評価を得られるのは当然です。

以上の取り組みをしっかりやっておくことで、内定獲得を実現できます。

回答作成時の注意点

リサーチした質問に対する回答を作る際、注意したいことが2つあります。

* * *

まず1つ目。できるだけ他人の回答や回答例、回答テンプレといったものは見ないようにしてください。

なぜかというと、そういうものに目を通すと他人と似たり寄ったりな回答になってしまうからです。

面接官は誰にでも言えるような回答には飽きていますし、本やウェブサイトの回答例を真似ていればすぐに気づきます。

可能な限り、あなた自身のオリジナルの回答になるよう努めてください。

そのほうが他の応募者と差別化するという意味でも有効です。

* * *

注意点の2つ目。回答は「前向きな気持ちが伝わる」ものにしましょう。

当たり前のことですが、もしあなたが後ろ向きな回答をしたとすると、面接官はあなたに「後ろ向きな人」という印象しか持ちません。

どんな人も「後ろ向きな人」とは仕事をしたくないので、後ろ向きな回答をすれば不採用に直結してしまいます。

たとえば、「ニートになった理由」を問われた際に次のような回答をするとしたら、すごく後ろ向きです。

「いじめられて自分に自信が無くなり、どこにも出ていくことができなくなりました… 申し訳ありません…」

内容そのものは正直かもしれませんが、こんな人を採用したら社内の士気が下がりそうです。

同じことを言うのでも、次のように伝えれば全く印象が変わります。

「いじめられて自分に自信が無くなったのがニートになったきっかけです。でも、このままでは何も変わらないと気が付きました。今は、自分は生まれ変わりたいと考えています。そのためにも就職したいんです」

面接官に「この人は過去には色々あったようだが、明るい未来を思い描いて頑張ろうとしているんだな」と思ってもらえる、そんな回答ができるよう意識しましょう。

おわりに:質問リサーチでライバルに差をつけよう

job interview

今回は「職歴なしアラサーの面接質問対策。リサーチが内定獲得のカギ」というテーマでお伝えしてきました。

ポイントを復習しましょう。

質問をリサーチすることが効果的な面接対策になる理由は次の2つです。

  • 心に余裕ができ、面接で緊張しなくなる
  • ライバルに差をつけることができる

次に、3つの質問カテゴリーごとにリサーチ方法を提示しました。

就活面接でのごく一般的な質問
転職者向けの書籍で質問を収集する
応募先の会社や業界に特有の質問
転職会議やキャリコネで質問を収集する
職歴なしアラサーに特有の質問
ネットで回答を収集する(収集したものを整理し本記事内に掲載済み)

質問が集まったら、リストアップして回答を作成し、暗唱できるように練習します。

回答を作る際の注意点は、以下の通りです。

  • 他人の回答や回答例、回答テンプレはできるだけ見ず、自分だけのオリジナルな回答を作る
  • 前向きな回答になるよう心掛ける

質問のリサーチと回答作成に注力することで、面接本番で面接官に非常に良い印象持ってもらうことができます。

ここまでじっくりと質問対策をする人はほとんどいませんので、他の応募者より優位に立てることは確実です。

ぜひトライしてみてください。

今回は以上です。

このブログでは、「職歴なしのアラサー」の人に向けて情報を発信しています。

私自身が「職歴なしアラサー」の状態で初めて就職活動をしました。その際に「こうするとうまくいく」「これは避けたほうがよい」と分かったことを書いています。

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以上、参考になれば嬉しいです。

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