職歴なしアラサーが知っておくべき「ホワイト企業・ブラック企業の見分け方」

職歴なしアラサーが知っておくべき「ホワイト企業・ブラック企業の見分け方」

ブラック企業に入社してしまった失敗から、ホワイト企業の見極めにはうるさいKiryuです。

今回はこんな疑問に答えます。

27歳男性・無職

生まれて初めて就職活動をするんだけど、ブラック企業に入社することだけは避けたい。
ホワイト企業・ブラック企業の見分け方を教えてほしい

職歴なしのアラサーが就活を始めたとき、最初にぶつかる問題のひとつが「ホワイト・ブラックをどうやって判別すればいいか?」です。

実際、多くのブラック企業があなたやかつての私のような「職歴が無く世間を知らない働き盛りの人」を待ち構えています。

私はかつてそのような罠にひっかかってしまいました。その時入社したブラック企業は半年で逃げ出せたので良かったのですが、履歴書には傷がつきました。

このことをきっかけに、私は「いかにしてホワイト企業の求人を見つけ出すか」ということを自分なりに研究し始めました。

そうして幾度か転職した結果、現在は某業界の大手ホワイト企業で正社員として勤めることができています。

この記事では、私が求人を探すときに気を付けている「ホワイト企業・ブラック企業の見分け方のポイント」を共有します。

あなたの就職活動の参考にしていただけると嬉しいです。

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ホワイト企業・ブラック企業を見分ける5つのポイント

ホワイト企業・ブラック企業を区別できる基準は色々あるのですが、今回はその中でも利用しやすい5つに厳選してお伝えします。

  • 年間休日は何日あるか
  • 賞与はあるか
  • 月間残業時間はどの程度か
  • みなし残業時間制(固定残業制)でないか
  • 始業時間と実際の出社時間の差が大きくないか

以下で、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

年間休日は何日あるか

ホワイト企業・ブラック企業を見分けるポイントの1つめは、「年間休日が120日以上あるかどうか」です。

前提として、きちんと利益が出ていて従業員に配慮しているホワイト企業なら「完全週休2日制」かつ「土日祝と盆・正月は休み」にするのが普通です。

業態的に土日祝の休みが難しい場合でも、それと同等の日数の振替休日をホワイト企業なら用意するでしょう。

では完全週休2日で、土日祝・盆・正月が休みの場合に年間休日が何日くらいになるかというと、だいたい120~130日の範囲になります。

求人票に書かれている年間休日が120日を下回っているなら、警戒しなければなりません。

ときどき週休2日や土日祝休みをうたっているのに年間休日が110日とか100日になっている求人なんてのもありますが、「何かある」と察するべきです。

たとえば、実は「週休2日は隔週(1週おき)」だったり、「祝日がある週は土曜出社必須」だったりします。ご注意を。

私の個人的なホワイト・ブラック判定基準は以下となります。

年間休日120日以上
ホワイト企業の可能性高
年間休日110日前後
珍しくはないが、なぜ110日なのか見極める必要あり
年間休日100日以下
ブラック企業の可能性高。近づくべからず

賞与はあるか

ホワイト企業・ブラック企業を見分けるポイントの2つめは「賞与はあるか」です。

ホワイト企業の正社員求人であれば基本給の2か月分くらいは賞与があるのが普通であり、無い場合はブラック注意報だとみなす必要があります。

賞与は、企業が儲かっているかどうか、また儲かったお金を従業員に還元しようという姿勢があるかどうかを見極める指標だと考えても良いでしょう。

儲かっていない会社や、儲かっていても従業員に還元する気が無い会社は、ボーナスを出しません。

そういう会社はブラック色が強く、勤めても消耗するばかりです。

私の個人的なホワイト・ブラック判定基準は以下となります。

ボーナス有・3~4カ月分
ホワイトの可能性高
ボーナス有・2か月分
普通
ボーナス有・1か月
…。
ボーナス無
ブラック企業の可能性高

月間残業時間はどの程度か

ホワイト企業・ブラック企業を見分けるポイントの3つめは「月間残業時間はどの程度か」です。

月間残業時間(時間外労働時間)は「20時間を上回るか、下回るか」がブラック企業・ホワイト企業見極めのポイントになってきます。

というのも、現在の日本ではホワイトな会社であっても出勤1日あたり1時間くらいの残業は避けられない場合が多いです。

では出勤1日あたり1時間の残業を受け入れたとして、月に20日くらい出社したとすると、月間残業時間は何時間になるでしょうか。

月20時間ですよね。このくらいであれば仕方無いかなと受け入れる判断をします。

私の個人的なホワイト・ブラック判定基準は以下です。

残業なし
ホワイトの可能性高。ただし、「残業しても残業とはみなさない。もちろん残業代も支払わない」という宣言である可能性もあるので、要確認
残業月10時間以下
ホワイトの可能性高、お宝求人
残業月20時間以下
普通
残業月30時間以下
…。
残業月40時間以上
到底受け入れられないブラック企業

みなし残業時間制(固定残業制)でないか

ホワイト企業・ブラック企業を見分けるポイントの4つめは「みなし残業時間制(固定残業制)でないか」です。

みなし残業制というのは、たとえば基本給が20万円だったとして、「その基本給に月○時間分の残業代が含まれているとみなす」というもの。

たとえば「月30時間分の残業代が含まれているとみなす」場合、あなたが時間外労働をやったとしても、30時間までは1円も給料が増えません。

なお「30時間を超えた場合は残業代を支給する」というのが建前ですが、結局うやむやにされて給料は増えないことがほとんどです。

要するに、みなし残業制は残業代をきちんと払いたくない会社が採用する制度だと私は考えます。

みなし残業制をとっている会社は本気で避けましょう。

私の個人的なホワイト・ブラック判定基準は以下となります。

残業代は○分単位で支給
まともな会社。ホワイトの可能性高
求人票に「残業代支給」とだけ書かれている
どういう基準で支払っているのか、できれば確認しておくのが良い(実はみなし残業制である場合も)
みなし残業時間(固定残業時間)○時間分を給与に含む
ブラックの可能性高。労務管理をやっていない・する気がない会社

始業時間と実際の出社時間の差が大きくないか

ホワイト企業・ブラック企業を見分けるポイントの5つめは「始業時間と実際の出社時間の差が大きくないか」です。

どういう意味かというと、いわゆる「定時」の始業時間と従業員が実際に出社する時間帯がかけ離れている場合があるので、この点をチェックします。

たとえば9時始業と求人票には書いてあるけど、実際には皆8:30には出社している、ということがよくあります。

30分程度なら許容範囲と思わないこともないですし、もし早く出社した分の残業代(時間外手当)が支払われているということであれば、全然構わないとも思います。

私が知っている一番ひどい例だと、求人票には9時始業と書かれているのに、面接で質問してみたら「実は皆7時台に出社している。その分の時間外手当は支払っていない」と回答されたことがあります。

始業時刻の前の労働時間はなぜか手当をつけない会社が多いです(違法なのですが)。注意しましょう。

私の個人的なホワイト・ブラック判定基準は以下となります。

始業時間と実際の出社時間の差が30分以内
普通。早く出社した分の手当がつくのであればホワイトの可能性高
始業時間と実際の出社時間の差が30分以上1時間以内
ブラックの香り
始業時間と実際の出社時間の差が1時間以上
ブラック認定おめでとうございます

「見分け方」をどのように活用すればいい?

ここまでで、見分け方を5つご紹介してきました。これらをどのように活用すればよいでしょうか?

最初に挙げた3点(年間休日、賞与の有無、月間残業時間)は、求人検索の条件として指定できる場合が多いです。

年間休日120日以上、賞与有り、月間残業時間20時間以内と指定すれば、ブラック企業はかなりふるい落とせます。

ハローワークや求人サイトで検索するときは、積極的に指定してみてください。

残りの2つ「残業制度」と「始業時間と実際の出社時間の差」は、求人検索の条件として指定できないことが多く、少し違う使い方をします。

まず「残業制度」ですが、求人の詳細情報を読み込んでいくと書いてある場合があります。

もし「みなし残業(固定残業)」という文言を見つけたら、その求人は除外します。

「残業代支給」とだけ書いてあるときは、その具体的内容について、応募前に質問して明確にするようにしましょう。

INFO

なお、企業側に質問して初めてみなし残業制をとっていることが明らかになった場合は、その会社への応募は十分慎重になってください。

なぜかというと、その会社は「都合が悪い情報は隠す」という姿勢をとっているからです。

こちらが質問しない限りは、言わないつもりだったわけでしょう。

ということは、他にも何か隠している可能性が極めて高いです。

最後の「始業時間と実際の出社時間の差」については、求人票・求人情報には書かれていません。

応募前に質問して確認しておくのがベストですが、伝え方が少し難しく、場合により先方にあまり良い印象を持たれない結果になってしまうことがあります。

なので私の場合は、事前には尋ねずに、よく次のようにしていました。

まず前出の4つの基準を満たしている求人であれば、「始業時間と実際の出社時間の差」はおそらく問題ないだろうという見込みで、いったん応募します。

そして、面接を通じてある程度採用担当者との関係性が作れたのを見計らってから、口頭でサラッと始業時間と実際の出社時間の差を質問し、答えてもらいます。

このようにすると、選考プロセスへの影響を最小限にしながら、こちらが確認したいことを確認できます。

INFO

ちなみに、面接で「始業時間と実際の出社時間の差」を質問すると、特に問題ないホワイト企業は、スッと答えてくれます。

その一方、問題を抱えているブラックな企業の担当者は、「痛いとこを突かれた」という表情になり、苦笑したり、答えにくそうにします。

こちらからの質問に対する態度や反応も、ホワイト・ブラックの見極めの大きな材料になりますよ。

おわりに:ブラック企業排除の支援サービスも利用しよう

今回は「職歴なしアラサーが知っておくべきホワイト・ブラック企業の見分け方」というテーマでお話ししてきました。

見分け方のポイントを復習すると、以下の通りです。

  • 年間休日は何日あるか
  • 賞与はあるか
  • 月間残業時間はどの程度か
  • みなし残業時間制(固定残業制)でないか
  • 始業時間と実際の出社時間の差が大きくないか

上記の基準を使って、ホワイト企業なのかブラック企業なのかを見極めていただければと思います。

…でも「そんなことに時間を使うのはちょっと面倒くさい」あるいは「自分の判断力に自信が持てない」といったことを感じる人もいるのではないでしょうか。

そういう場合は、次の記事でまとめているような「就職支援サービス」を使ってみることをお勧めします。

職歴なしの20代・30代におすすめの就職支援サービス4選
職歴が無い20代・30代であってもチャンスはつかめます。就職支援サービスからスタートし、未来を切り開いていきましょう。

なぜなら、こういった就職支援サービスではそもそもブラック企業は除外した上で求人を提案してくれるからです。

ホワイト・ブラックを見抜くという作業は就職支援サービス側にまかせて、あなたは志望動機を考えたり、質問への回答力を高めるといった重要なことにエネルギーを集中できます。

上の記事をチェックして、もし自分にあっていそうなサービスがあれば利用していただければと思います。ちなみに無料なので、失うものはありません。

今回は以上です。

このブログでは、職歴のないアラサーの人に向けて、これからの就活に役立つ情報を発信しています。

発信内容は、かつて「職歴なしのアラサー」だった私の体験に基づいており、同じ境遇の人であればきっと参考になるはずです。

たとえば、「志望動機」や「職務経歴書」のことで悩んでいる人は、次の記事を読んでいただけると有益な情報が得られると思います。

職歴なしのアラサーが志望動機に書くべきこと・絶対書いてはいけないこと【具体例で解説】
志望動機で悩んでいる20代後半から30代前半のあなたへ。「書くべきこと」「書いてはいけないこと」を分かりやすく説明します。本文に記載した具体例をぜひ参考に。
職歴なしのアラサーであっても職務経歴書を書くべき理由を伝えたい【書き方・実例つき】
職歴が無い20代後半~30代前後のあなたへ。就職したいなら職務経歴書が必須である理由を知っていますか。私が実際に書いた職務経歴書を示しつつ、何をどのように書けば良いか説明します。
この記事を書いた人
Kiryu

福岡市在住。取得済みの資格は宅地建物取引士管理業務主任者日商簿記2級TOEIC890点Excel VBA Expertなど。Windows使用歴約20年。職歴なしアラサーを脱し、5社での正社員勤務(不動産会社・IT企業等)と副業(翻訳)を経て、2020年よりフリーランスとして独立。[プロフィール詳細]

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