20代後半でなんとか職歴なしを脱出したKiryuです(*^o^*)
今回はこんな疑問に答えます。

無料の「就活講座」というのがあるらしいんだけど、受けたほうがいいの?
身だしなみとか、ビジネスマナーとか、色々なことを教わるチャンスみたい。でも、時間を取って参加するのはちょっと面倒かも。
…受講しないでいいよね?
はじめて本格的に就職活動をしようと思い立ち、ネットで色々と調べていると「就活講座」の情報を目にすることがあります。
その道のプロの講師から就活に必要な知識を教えてもらえる機会なのですが、会場まで出かけていかないといけないですし、確かに少し面倒ですよね。
それに、あなたはこれから履歴書を書いたり、SPIの勉強をしたりで、忙しくなります。就活講座まで行くことにしたら、さらに時間をとられてしまうことでしょう。
でもひとつ伝えたいことがあるんです。実は私、就活講座に参加しないことによって、大失敗をしています。
ということで、今回は就活講座受講の是非について、私の考えをお伝えします。
私の失敗の内容についても詳しくお伝えしますので、あなたが就活講座を受けるかどうか、考える材料にしていただければ嬉しいです。
職歴なしの人は絶対に就活講座を受けよう
最初に私の考えを言っておくと、職歴なしで就活を始めようとしている人は、就活講座を絶対に受けるべきです。
理由は簡単で、「企業の採用担当者に好印象を持ってもらうためにあなたが知っておくべきこと」が、とてもたくさんあるからです。
具体的には、ビジネスマナーとか身だしなみ、あとは履歴書等の書類の書き方、といったことですね。
そう言われてもいまひとつピンと来ないかもしれません。そこで、私が就活講座を受けなかったために失敗してしまった経験を一つお話ししてみたいと思います。
恥ずかしすぎる!私の就活失敗談
私は28歳の終わり頃、職歴が無い状態で初めての本格的な就職活動をしていました。
あるとき、ある会社の面接に呼ばれました。
集合時間に集合場所に行ったところ、私の他に5人くらいの応募者が集まっています。
受付をしてくれた女性の方が、用意されている円卓のところに座って面接官を待つようにと指示してくれました。
円卓ということは、もしかして集団面接? 私にとって集団面接は初めてのことで、緊張が高まります。
各々座って、互いに特に話もせず10分ほどが経過。すると、面接官だと思われる30代くらいの男性が部屋に入ってきました。
その瞬間!私は驚きました。
なんと、私意外の応募者はみんな立ち上がったのです。
(え!? なぜ立つの!?)
と私は思いながらも、他の応募者より3秒ほど遅れて立ち上がりました(面接官から見れば、明らかに挙動不審です)。
そしてハッと気が付きました。
「そうか、部屋に面接官が入ってきたら椅子にかけたままではダメなんだ。椅子から立って挨拶をするのがマナーなのだ」と…。
(もしかすると、あなたは「そんなの当たり前だろ」と思ったかもしれませんが、私はそんなことすら分かっていなかったのです…。)
私は、他の応募者が皆知っていることを自分だけが知らなかったということに、大きなショックを受けました。
その時点で心が折れてしまったため、続いて行われた集団面接ではまともに受け答えできず。
後日、不採用通知を受け取って終了、となりました…。
「就活生としての振る舞い」をいかにして学ぶか
上記のようなビジネスマナー、もう少し正確に言うと「就活の応募者としてどう振る舞うのが適切か」といったことに関する知識だけでも、実は色々なものがあります。
たとえば、お辞儀はどのくらいの角度でしたらいいか、敬語その他の言葉遣いはどうか、上座・下座、ノックの回数、起立・着席をどんなタイミングでするか等…
それまで就職活動をしたことが無かった私は、そういったことを全く知らずに面接に参加し、上記の失敗談でお伝えしたように、撃沈したわけです。
あなたも、こういったマナーの類を知らずに面接に参加すれば、他の応募者に完全に差をつけられてしまうでしょう。
採用担当者はあなたに対して悪い印象しか持ちませんので、当然ですが不採用になります。
逆に、ビジネスマナーを知識として身に着け、さらに実践できるレベルにまで落とし込めていれば、どんな応募先でも採用担当者に良い印象を与えることができます。
ではそのようなマナーはどうやって学んだら良いでしょうか? また、もっと一般的な内容として、「採用担当者に好印象を与えるための様々なノウハウ」はどう学べば良いのでしょうか。
失敗して学ぶのは効率が悪い
私のように、何も知らないままぶっつけ本番で面接会場に行き、失敗しながら覚えていくというのも良いかもしれません。
ですが、効率が悪いですよね。
面接に呼んでもらえたということは、書類選考に通過して、もしかすると採用される可能性がある、という状態です。
それなのに、マナーのマの字も知らずに飛び込んで、自ら全てをぶち壊すというのは、もはや何がしたいのか分かりません。
また、私の場合はたまたま集団面接だったので「自分は何か間違っている」と気が付くことができましたが、個人面接であればそもそも自分の間違いに気づけない可能性が高いです。
本では学べない
では、書店の就活コーナーに行って、就活対策本やビジネスマナー本を買って読む、というのはどうでしょうか。
悪くはないのですが、そういった類の本は新卒者向けのものがほとんどです。「職歴なしのアラサー」のような人向けの本は、無いんですよね。
仕方が無いので新卒者向けの本を買って勉強するのも良いですが、一人で読むだけだと頭の中にある単なる情報になってしまい、実践できるレベルまで到達しづらいです。
無料の就活講座がベスト
ぶっつけ本番で学ぶのは効率が悪く、本で学ぶことにも難がある、となれば、一体どうすればいいのでしょうか。
答えは、職歴なしの人に向けて無料で開講されている「就活講座」を利用すればいい、ということになります。
就活講座では、就活に必要なマナーはもちろん、自己PRの仕方や履歴書・職務経歴書の書き方、面接の受け方などを教わります。
マナーや面接対策に関しては、ロールプレイなども行って実際の場面で適切に振る舞えるように訓練します。
そうすることで、あなたは就職活動で良いパフォーマンスを発揮できるようになります。
無料就活講座を受講できる就職支援サービス
とはいえ、職歴なしの人向けに無料の就活講座を提供している就職支援サービスは、そう多くはありません。
本来、講師が受講生に何かを教えるとすれば有料になるのが普通です。そこを無料で実施するというのは簡単ではない、というのは容易に想像できます。
ですが、企業努力を尽くすことにより、就活講座を無償で提供している場合があるんです。
私が知っている限り、次の2つです。
- ジェイック
- 対象は18歳~34歳。職歴無しの人OK。北は札幌から南は福岡まで、広いエリアで就職講座「就職カレッジ」を受講可能
- 東京しごと塾(正社員就職プログラム)
- 対象は30歳~44歳。都内で正社員就職したい人限定。働いた経験が無くてもOK。自己分析・ビジネスマナー・パソコン実践・プレゼンテーション・レポート作成などを幅広く学べる。東京都の事業として実施されており、条件を満たせば1日5,000円の就職支援金支給有り
たとえば1番目に挙げているジェイックであれば、自己分析、自己PR、ビジネスマナー、身だしなみ、履歴書、職務経歴書の書き方、企業研究の仕方、面接の受け方、といったことをプロの講師の方に教えてもらうことができます。
しかも、講座を修了した人は全員、書類選考なしで約20社の優良企業と面接できるというチャンスをもらえるんです。
何かしらの求人紹介してもらえるという点は、他の2つの講座も同様です。
どの講座も見逃す理由が無いほどありがたい内容になっています。
ぜひ受講して、就活に必須の知識を存分に身に着けてください。
おわりに:就活講座を受けてレベルアップしよう
今回は、職歴なしの人は就活講座を受けるべきである、と主張してきました。
その理由は、「企業の採用担当者に好印象を持ってもらうために知っておくべきことがたくさんある」というものになります。
就活をしていた当時の私は、無料の就活講座を受講できるという事実を知らなかったため、ぶっつけ本番の面接を繰り返し、何度もチャンスをムダにしてきました。
しかしながら、職歴が無くこれから就活を始めようというあなたには、私と同じような失敗をしないでほしい、と思っています。
就活講座を事前に受けておくことで、どんな企業に応募しても立派に振る舞えるようになるでしょう。
採用担当者に「この応募者はきちんとしている!」と思ってもらい、採用の可能性を少しでも高められるよう、就活講座の受講を進めてみてくださいね。
もう一度まとめると、無料で就活講座を受講できるのは下記の就職支援サービスです。
一度上記公式ページをのぞいてみて、あなたに合っていそうな場合は登録・申し込みをしてください。最初は話を聞いてみる目的でもOKです。
ドンドン行動して、自分をレベルアップさせていきましょう!
今回は以上です。
このブログでは、職歴なしのアラサー(20代後半~30代前半)の方向けに、就職ノウハウや人生を逆転していく方法について発信しています。
私の経験から記事を書いており、たとえば次の記事では私が得た教訓をもとに、これから就活をする皆さんに向けてメッセージを送っています。

興味が湧いたら、ぜひ読んでみてくださいね。
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