フォーサイト・アガルート行政書士講座を実際に受講して比較した結果
フォーサイトとアガルートの行政書士講座を実際に受講してレビューしている杉山貴隆です。


「行政書士試験の対策講座はフォーサイトとアガルートが良さそう。でもどちらがより自分に合っているんだろう?」
そう悩んでいませんか。公式サイトだけを見ても、横並びで比較することは難しいですよね。
そこで今回は、フォーサイト行政書士講座 バリューセット3とアガルート行政書士講座 入門カリキュラム/フルを10個の観点で徹底比較します。最初に結論をお伝えすると次の通りです。
- 費用を抑えて合格したい人
- 短期間で効率的に合格を目指す人
- 不合格時の金銭的ダメージを避けたい人
- 法律をゼロから網羅的に学びたい人
- 講師を選んで自分に合う講義を受けたい人
- オンラインで仲間と励まし合いたい人
以下では比較表を交えつつ詳細をお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。
※本記事は2026年5月時点で入手できる情報を基に作成しています。
【比較表あり】2講座の違いを10項目で検証
まずは10項目の比較結果を一覧表で明示します。
| 比較項目 | フォーサイト | アガルート |
|---|---|---|
| 受講料 | ○ 約9万円 | △ 約33万円 |
| 合格実績 | ◎ 合格率+推移公表 | ◎ 合格率公表 |
| 講義動画 | ○ ライブ配信あり | ◎ 豊富な講義+ライブ |
| テキスト | ◎ フルカラー紙 +デジタル | ◎ 高い出題カバー率 |
| 問題集 | ○ 標準的な分量 | ○ 標準的な構成 |
| 模試 | ○ 本試験形式2回 | △ 模試1回のみ |
| 学習アプリ | ◎ アプリで完結 | ○ 演習は別サービス |
| 受講中のサポート | ◎ 質問無制限 | ◎ バーチャル校舎あり |
| 合格特典 | ◎ 受講料50%報奨金 | ◎ 全額返金or5万円 |
| 不合格時のフォロー | ◎ 全額返金保証あり | ○ 再受講30%OFF |
| 総合評価 | 96点/100点 | 93点/100点 |
| 公式サイト | フォーサイト 公式サイト | アガルート 公式サイト |
- ◎:特に優れている(10点)
- ○:十分な水準(9点)
- △:やや課題がある(8点)
- 評価は7社比較記事に基づく
より多くの講座を比較した7社比較記事もぜひチェックしてみてください。

それでは上記の表で示した各項目について、順番に深掘りしていきましょう。
受講料
- フォーサイトのバリューセット3は約9万円、アガルートの入門カリキュラム/フルは約33万円
- 価格差は3倍以上。両社の設計思想がそのまま反映された金額になっている
私が最初に「これは大きな違いだ」と感じたのが、この受講料の差でした。フォーサイトのバリューセット3は約9万円。一方、アガルートの入門カリキュラム/フルは約33万円です。
差額は20万円を優に超えており、同じ「初学者向け最上位プラン」という枠の中でこれほど開きが出る例は珍しいと言えます。
ただし、この差は単純な値段の高低ではなく、講座が目指すゴールの違いから生まれているように感じます。
フォーサイトは「必要十分な内容に絞り、短時間で合格点を取らせる」という発想。アガルートは「法律科目を体系的にしっかり積み上げる」という発想。この方向性の違いが、価格にそのまま表れているのです。
なお、アガルートには他校乗換割引・再受講割引・他資格試験合格者割引といった最大20~30%OFFの制度が複数用意されており、条件に該当する人なら定価よりも大幅に費用を抑えられます。
フォーサイト側にはこの種の割引制度はありません。その代わりにもともとの価格が抑えられている、という見方もできるでしょう。
合格実績
- フォーサイトは2025年度合格率58.5%、12年分の推移データを公開
- アガルートは2025年度合格率52.59%、合格者368名と発表
合格実績の開示姿勢は、どちらも業界トップクラスです。とはいえ、よく見ると性質は微妙に異なります。
フォーサイトは2025年度の合格率を58.5%と公表しているだけでなく、2013年から2025年までの13年分の実績を公開しています。

さらに2025年度についてはかがやき監査法人による合意された手続業務(AUP)を実施。第三者の目を通した数値であることが明示されており、高い信頼性が保たれています。
一方、アガルートは2025年度合格率52.59%と合格者数368名を公表し、令和3〜7年の累計では1,492名の合格者を輩出したと述べています。

両社とも全国平均14.54%を大幅に上回る数字ですから、講座の力が反映されているのは間違いないでしょう。ただし、母集団の取り方は両社で違います。
フォーサイトは全額返金保証制度の条件を満たし受験番号を提出した受講生、アガルートは合格発表後のノベルティ付きアンケート回答者がそれぞれ対象。両社とも一定の条件を満たした受講生に絞った数値だという点は、頭に入れておいてください。
講義動画
- 総講義時間はフォーサイト約70時間、アガルート約365〜387時間
- フォーサイトはライブ配信、アガルートは月1のライブイベントを併設
総講義時間を並べると、両社の違いは一目瞭然です。フォーサイトのバリューセット3は基礎講座と過去問講座、直前対策講座などを合わせて約70時間。これに対し、アガルートの入門カリキュラム/フルは約365〜387時間と5倍以上のボリュームがあります。
決してアガルートが冗長というわけではありません。アガルートでは、逐条ローラーインプット講座や他資格民法パーフェクト80など、合格に必要な周辺知識を厚めに重ねていく構成になっているからです。
法律をはじめて学ぶ人が、用語のニュアンスから判例の流れまで腰を据えて吸収したい場合には、この時間量はむしろ強みになるでしょう。
逆にフォーサイトは「合格点主義」を徹底しており、出題頻度が低い論点を意識的にカットしています。仕事や家事で学習時間を確保しにくい人、短期間で一気に駆け抜けたい人にとっては、この潔さが救いになるはずです。
なお両社とも倍速再生に対応しています。また、フォーサイトは「eライブスタディ」、アガルートは「豊村講師のAWESOMEコンサルティング」というライブ系コンテンツを用意している点も共通しています。
テキスト
- フォーサイトはフルカラーB5の紙テキストとデジタル版の両方を提供
- アガルートは出題カバー率97.83%を公称し、紙+デジタルブック対応
テキストはどちらも◎評価ですが、設計思想の違いが面白いほど見えてきます。
フォーサイトのテキストはフルカラーのB5サイズ。

紙の冊子に加えてManaBun上のデジタル版も使えます。特徴的なのは「テキスト分析・改訂システム」で、毎年の本試験終了後に過去問を分析し、出題傾向に合わせて中身を改訂しているとのこと。
図表やフローチャート、イラストを多用し、合格者の96%が「非常に満足・満足」と回答したというデータも公表されています。

アガルートのテキストは出題カバー率97.83%という数字を前面に押し出しています。

これは過去の本試験出題内容のうち97.83%をテキストでカバーしているという意味で、網羅性を重視する受講生には心強い指標でしょう。
テキストは紙で郵送され、デジタルブックライブラリーでオンライン閲覧も可能。最新の法改正・判例も毎年反映されています。
つまり「合格点に必要な要素を見やすく整理した」のがフォーサイト、「出題されうる範囲を広くカバーした」のがアガルート。どちらが優れているというより、自分の学習スタイルに合うのはどちらか、という観点で選ぶのが良さそうです。
問題集
- フォーサイトは過去問講座10冊と再現問題集、バリューセット3限定の一問一答演習を収録
- アガルートは短答過去問約530問・記述過去問約50問に加え、スマホ演習サービス「TOKERUKUN」を提供
両社の問題集は、いずれも標準的なボリュームを確保している印象です。
フォーサイトは過去問講座の問題集10冊と再現問題集、演習ノートを軸とし、バリューセット3には限定で「過去問一問一答演習」も付属します。
「過去問一問一答演習」はバリューセット1・2にはない演習機能で、ManaBun上でテンポ良く知識を確認できるようになっているのが嬉しい点ですね。
アガルートは林裕太講師が担当する短答過去問解説講座(平成28年〜令和7年の択一全問題、約530問・全肢解説)と、記述過去問解説講座(約50問)が中心。これに加えて、スマートフォンで択一過去問を反復演習できる「TOKERUKUN」という別サービスも用意されています。
電車内など細切れの時間に、スマホでサッと演習に取り組めるのは現代の学習スタイルにマッチしているでしょう。
ただ私が気になったのは、アガルートの場合、紙の問題集と動画講義は「AGAROOT Learning」アプリ、過去問演習は「TOKERUKUN」とプラットフォームが分かれている点。
慣れれば気にならないかもしれませんが、ひとつのアプリで完結したい人には少し煩わしく感じる可能性があります。
模試
- フォーサイトは過去問講座に本試験形式の模擬試験を2回分収録
- アガルートは講師作成のオリジナル模試を1回提供
ここはフォーサイトに軍配が上がります。
フォーサイトの過去問講座には、本試験と同形式の模擬試験が2回分含まれています。問題冊子と解答用紙が提供され、本番のリハーサルとして十分機能する内容。直前対策編にも問題演習があり、知識の確認手段は手厚いと言えるでしょう。
一方、アガルートの入門カリキュラム/フルに含まれる模擬試験は1回のみ。豊村講師・林講師作成のオリジナル問題で、問題冊子・解説冊子・答案用紙が郵送される仕組みです。
1回でも本試験の感覚を体験できるのは大きいですが、本番までに複数回のリハーサルを積みたい人には物足りないかもしれません。
もし模試を重視するなら、フォーサイトを選ぶか、もしくはアガルート受講に外部の模試(市販模試など)を併用するという選択肢になるでしょう。
本試験形式の模試は「時間配分の練習」「解く順番の最適化」「ケアレスミスの自覚」といった、知識とは別軸の経験値を積む場でもあります。
私自身、別資格の受験で模試の数によって本番の落ち着き具合が変わると痛感した経験があり、ここは軽視しないほうが良いポイントだと思っています。
学習アプリ
- フォーサイトのManaBunは動画・テキスト・演習までアプリ内で完結
- アガルートは映像講義アプリと演習サービスが別々の入り口に分かれる
学習アプリの使い勝手も、両社で結構違いが出ます。
フォーサイトのeラーニング「ManaBun」は、講義動画・音声・デジタルテキスト・過去問演習・確認テストといった機能が一カ所に集約されています。
動画とテキストはダウンロード可能でオフライン視聴OK、倍速再生対応、講義は最大15分以内に区切られているのでスキマ時間学習に向いています。合格者の98%がManaBunに「非常に満足・満足」と回答したというのも納得です。

アガルートには公式アプリ「AGAROOT Learning」があり、こちらも映像講義のダウンロード・テキスト同時表示・ダークモード・お気に入り機能などが利用可能。
ただ前述のとおり、択一の過去問演習は「TOKERUKUN」という別サービスが入り口になっています。さらに質問機能も別システムとなっており、機能ごとに「学習の場」が分かれている印象です。
スマホ1つで完結したい人や、起動するアプリを増やしたくない人には、ManaBunの一体感はかなり魅力的でしょう。逆にアガルート派の人は「演習は専用、講義は別」という割り切りを楽しめるなら問題ありません。
受講中のサポート
- フォーサイトは質問無制限、eライブスタディ、個別カウンセリングが揃う
- アガルートはKIKERUKUN(フルは100回)とバーチャル校舎、AWESOMEコンサルなど双方向性が特徴
サポートはどちらも◎評価で、両社とも力を入れている分野です。ただアプローチは対照的でした。
フォーサイトのバリューセット3は質問が無制限で、ManaBunから24時間受付可能。回答するのは行政書士事務所の開業者など、専任合格者スタッフです。
さらに「eライブスタディ」というライブ配信講義ではチャット機能で質問・コメントができ、参加者全員の正解率がリアルタイムで共有される仕組みも備わっています。
他にも個別カウンセリングや講師ブログ、YouTubeチャンネル、フォローメルマガと、サポートの「面」が広いのが特徴です。

アガルートのサポートは、双方向性とコミュニティ性が際立ちます。質問サービス「KIKERUKUN」は入門カリキュラム/フルなら100回まで利用可能で、講師や有資格者が回答してくれます。
さらに「バーチャル校舎」では、自習室で他の受講生と一緒に学習したり、雑談ルームで交流したり、学習サポーター(合格者スタッフ)に毎月15分相談したりできます。月1回の「AWESOMEコンサルティング」では、勉強方法やメンタル面のサポートを直接受けられる仕組みです。
ひとりで黙々と進めたい人にはフォーサイトの仕組みが、誰かと関わりながら走り抜けたい人にはアガルートの仕組みが向いていると感じました。
合格特典
- フォーサイトはバリューセット3で受講料50%の報奨金
- アガルートは全額返金または5万円のお祝い金から選択可能
合格時のご褒美としては、両社とも特に手厚い部類に入ります。
フォーサイトのバリューセット3には、合格時に受講料の50%が報奨金として支払われる特典があります。条件はアンケート提出と合格者インタビューへの出演許諾などです。
バリューセット3は不合格時の全額返金保証制度(後述)と合わせて二段構えにもなっています。満たすべき各種条件はあるものの、合格・不合格どちらであっても実質的な負担を大きく軽減することが可能な設計です。
アガルートは合格時の選択肢が用意されており、具体的には「全額返金」または「お祝い金5万円(Amazonギフト券)」のどちらかを選べます。
全額返金は購入価格(税抜)相当が戻ってくる仕組みです。ただし合格通知書のデータ提出、再現記述の提出、合格体験記の提出、合格者インタビュー(Zoom)への出演といった条件を満たす必要があり、フォーサイトより少し手間がかかります。
なお、これらの特典は合格してはじめて受け取れるものなので、申込み時点では「目指せるご褒美」として捉えるのが正確でしょう。
とはいえ、報奨金や返金が学習のモチベーションになるのは間違いありません。私の経験でも、ゴール後に楽しみがあると分かっているだけで踏ん張りが効くものですから、こういう制度は素直に歓迎したいところです。
不合格時のフォロー
- フォーサイトのバリューセット3は全額返金保証制度の対象
- アガルートには再受講割引30%OFFとステップアップ割引最大30%OFF
ここはフォーサイトが手厚い一方、アガルートも実用的な制度を備えており、性格の違いが出る項目です。
フォーサイトのバリューセット3は「全額返金保証制度」の対象になっています。満たすべき条件は、確認テストの全回で100点を取得、学力テストで上位の成績、本試験で規定以上の点数を取得、といった内容です。
適用条件はかなり厳しい部類で、誰もが必ず返金を受けられるわけではありません。それでも「最悪の場合に費用を取り戻せる可能性が残されている」という事実は、フォーサイトを選ぶうえで大きな安心材料になるでしょう。
アガルートには合格保証や全額返金保証といった専用制度はありません。代わりに、再受講割引30%OFFと、より上位カリキュラムへの乗り換えに使えるステップアップ割引(最大30%OFF)が用意されています。
翌年も挑戦することになった場合、再購入価格を抑えながら同じ環境で学び直せるのは現実的な選択肢でしょう。
「合格できなかったときに費用負担がどう動くか」を重視するなら、フォーサイトの仕組みのほうが分かりやすい。一方、再挑戦時の柔軟さで考えるとアガルートの割引制度も悪くありません。
自分が「どうしてもダメだったとき」の心理や対応をどう思い描くかで、向き不向きが分かれそうです。
フォーサイトはこんな人におすすめ

ここまでの内容を踏まえると、フォーサイトの受講をおすすめできるのは次のような方です。
費用を抑えて合格したい人
行政書士試験合格には決して安くないお金がかかるもの。受験手数料、参考書、模試、登録料…。だからこそ、講座にかける費用は可能な限り絞りたいというのは自然な感覚でしょう。
フォーサイトのバリューセット3は約9万円。アガルートの入門カリキュラム/フルは約33万円ですから、その差は20万円を超えます。教育訓練給付制度を使えばさらに2割程度が国から支給されるため、実質的な負担はもっと小さくなります。
「予算が限られているけれど合格には妥協したくない」という方には、フォーサイトが最有力候補になるはずです。私自身、お金の不安を抱えながらの学習は集中力を削ぐと感じており、まず初期投資を抑えるのは賢い選択だと思っています。
短期間で効率的に合格を目指す人
働きながら、子育てしながら、別の勉強と並行しながら。社会人の方や学生の方は、学習時間を潤沢に確保するのはどうしても難しいですよね。
フォーサイトはこの点に配慮し、総講義動画は約70時間で、合格点主義により出題頻度の低い論点をあえて削っています。1単元は最大15分で区切られているため、通勤や昼休みの細切れ時間にも学習を組み込みやすい設計です。
総学習時間の目安は500〜600時間とされており、フォーサイトの公称では最短4か月での合格事例も紹介されています。
「やり切れる量に絞ってくれている」と感じられるかどうかが、社会人学習者にとっては大きな分かれ目です。腰を据えて何百時間も動画を見続ける覚悟がない人ほど、この潔さに救われるでしょう。
不合格時の金銭的ダメージを避けたい人
行政書士試験の合格率は例年10〜15%台。決して少なくない学習費用を投じて勉強を始めるるのですから、「もし落ちたら、このお金が無駄になってしまうのでは」という不安が頭をよぎるのは当然です。
フォーサイトのバリューセット3には、不合格時に受講料が全額返金される制度があり、こうした金銭的リスクへの不安を大きく和らげてくれます。
ただし繰り返しになってしまいますが、返金にはハードルがあります。具体的には、確認テスト全回100点、学力テストでの上位成績、本試験で規定以上の得点など。誰でも自動的に取り戻せるわけではない点に注意してください。
それでも私は、この制度の存在自体に大きな価値があると考えます。「うまくいかなかった場合でも費用面のダメージを最小限に抑えられる仕組みがある」。そう思えるだけで、勉強を始める一歩を踏み出しやすくなる。そう思う方は少なくないでしょう。
アガルートはこんな人におすすめ

ここまでの内容を踏まえると、アガルートの受講をおすすめできるのは次のような方です。
法律をゼロから網羅的に学びたい人
法律学習が初めてだと、用語の意味も判例の読み方も最初はチンプンカンプン。基本書をいきなり開いても、正直何が書いてあるか分からないという人は少なくないでしょう。
アガルートの入門カリキュラム/フルは講義時間が約365〜387時間あり、出題カバー率も97.83%を公称しています。
豊村講師の入門総合講義に加え、逐条ローラーインプット講座で条文を順に追ったり、他資格民法パーフェクト80で他資格試験の過去問80問を通して民法を補強したりと、知識を多角的に積み上げられる設計です。
「本気で土台から作りたい」「中途半端な理解で本試験に臨みたくない」という人には、この厚みは大きな安心材料になるはず。学習時間を確保できる前提で、深く理解したい方には特におすすめです。
講師を選んで自分に合う講義を受けたい人
長期にわたって動画を見続けるなら、講師との相性は無視できません。声のトーン、話す速さ、説明の組み立て方……ちょっとした違いが日々の学習意欲に直結します。
アガルートの入門カリキュラム/フルでは、豊村慶太講師(早稲田大学3年次にわずか2か月で合格、大手予備校で12年以上指導)と、田島圭祐講師(大学入試予備校で20年以上の指導歴を持つ日本語のプロ)のどちらかを選択可能です。
資料請求や公式サイトでサンプル動画を確認し、自分にしっくりくるほうを選べる安心感は、他社にはあまりない強みでしょう。「動画講義は誰が話すかで受け取り方が変わる」と感じる方は、この選択肢のあるアガルートを真剣に検討する価値があります。
オンラインで仲間と励まし合いたい人
通信講座の最大の弱点は「孤独」。誰とも会わずに何ヶ月も一人で勉強し続けるのは、想像以上に精神的に応えるものです。
アガルートには、フル受講生限定の「バーチャル校舎」があります。自習室で他の受講生と同じ空間で勉強したり、雑談ルームで交流したり、学習サポーター(合格者スタッフ)に毎月1回15分の相談ができたりと、オンラインの予備校に通っているような感覚を味わえる仕組みです。
さらに月1回の「豊村講師のAWESOMEコンサルティング」では、講師自ら勉強方法やメンタル面のサポートをしてくれます。「一人だと続かないかも」「同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨したい」という方にとって、こうした人と人のつながりは合格までの大きな支えになるでしょう。
この記事のまとめ
今回はフォーサイト行政書士講座とアガルート行政書士講座の違いについてお伝えしました。比較表を再掲します。
| 比較項目 | フォーサイト | アガルート |
|---|---|---|
| 受講料 | ○ 約9万円 | △ 約33万円 |
| 合格実績 | ◎ 合格率+推移公表 | ◎ 合格率公表 |
| 講義動画 | ○ ライブ配信あり | ◎ 豊富な講義+ライブ |
| テキスト | ◎ フルカラー紙 +デジタル | ◎ 高い出題カバー率 |
| 問題集 | ○ 標準的な分量 | ○ 標準的な構成 |
| 模試 | ○ 本試験形式2回 | △ 模試1回のみ |
| 学習アプリ | ◎ アプリで完結 | ○ 演習は別サービス |
| 受講中のサポート | ◎ 質問無制限 | ◎ バーチャル校舎あり |
| 合格特典 | ◎ 受講料50%報奨金 | ◎ 全額返金or5万円 |
| 不合格時のフォロー | ◎ 全額返金保証あり | ○ 再受講30%OFF |
| 総合評価 | 96点/100点 | 93点/100点 |
| 公式サイト | フォーサイト 公式サイト | アガルート 公式サイト |
ここまで10項目を見てきて、強く感じたのは「両社とも合格者を多数輩出している優良講座であり、性格の違いを理解して選べばどちらを選んでも後悔することはほぼないだろう」ということです。
フォーサイトは合格点主義に徹し、コンパクトな教材と手厚い保証で合格を強力に後押ししてくれる一方、アガルートは網羅的な講義と双方向のサポートで、法律学習の土台から伴走してくれます。
行政書士試験は合格率10〜15%台で推移する難関国家資格。だからこそ、自分の生活スタイルや性格、確保できる学習時間に合った講座を選ぶことが、最後まで走り抜くための一番の近道になります。
価格、ボリューム、サポートの形、合格時のご褒美。何を優先したいのかを整理して、ぜひ自分に合うほうを選んでみてください。
そして「この講座を受講する!」と決めたら、あとは目の前の講義・テキスト・問題集に集中するだけ。あなたの努力が来年1月の合格発表で実を結ぶことを、心から願っています。



