管理業務主任者試験に一発合格したKiryuです。
今回は私が受講したフォーサイト マンション管理士・管理業務主任者講座の教材のひとつである「過去問題集」をレビューします。
はじめにマン管講座・管業講座それぞれの過去問題集の概要について説明します。次に実際に使ってわかったメリットを指摘し、最後に無料サンプル過去問題集の入手方法を解説します。
私の手元にある過去問題集の画像を織り交ぜながらお伝えします。ぜひ最後までお読みいただき参考にしてください。
※2021年11月追記:2022年度版の過去問題集を確認し、加筆修正と画像の更新を行いました。
フォーサイト マン管・管業講座 過去問題集の概要
フォーサイト マン管・管業講座ではマンション管理士講座の過去問題集と管理業務主任者講座の過去問題集がそれぞれ提供されています。
以下で概要を見ていきましょう。
マンション管理士講座の過去問
フォーサイト マンション管理士講座の過去問題集は5冊で、概要は次の通りです。
- 第1巻A(131問)
- ①マンションの管理の適正化に関する事項(マンション管理適正化法、マンション管理適正化指針)
②マンションの法令及び実務に関する事項(区分所有法) - 第1巻B(108問)
- マンションの法令及び実務に関する事項(区分所有法、マンション標準管理規約)
- 第2巻(57問)
- マンションの法令及び実務に関する事項(マンション標準管理委託契約書、民法)
- 第3巻(75問)
- マンションの法令及び実務に関する事項(民法以外の権利関係法令、マンションの維持管理に関する法律、マンションの増改築等に関する法律)
- 第4巻(129問)
- ①マンションの建物及び附属施設の形質及び構造に関する事項(マンションの構造・設備、長期修繕計画、建物・設備の診断、大規模修繕工事)
②管理組合の出納業務・会計業務(管理組合の出納業務、管理組合の会計業務)
フォーサイト マンション管理士講座の過去問題集は約500問(10年分)の過去問を収録しています(※2021年度版のデータです。2022年度版の問題数については確認でき次第記載します)。
ちなみに同講座には1年分の過去問を収録した再現問題集も含まれていますので、そちらも合わせると約550問(11年分)の過去問対策ができることになります。
この問題数は市販の過去問題集と比べると圧倒的です。書店やAmazonで手に入るマンション管理士試験の過去問題集に収録されている問題数と比較してみましょう。
上記3つはマンション管理士試験対策大手の住宅新報社・TAC・LECが出版した過去問ですが、いずれも収録過去問は約400問(8年分)にとどまっています。
フォーサイト マンション管理士講座の過去問は再現問題集まで含めると550問(11年分)ですので、市販の過去問よりも150問(3年分)多く収録しているのです。
管理業務主任者講座の過去問
フォーサイト管理業務主任者講座の過去問題集は4冊で、概要は次の通りです。
- 第1巻(183問)
- ①マンションの管理の適正化に関する事項(マンション管理適正化法、マンション管理適正化指針)
②マンションの法令及び実務に関する事項(区分所有法、マンション標準管理規約) - 第2巻(105問)
- マンションの法令及び実務に関する事項(マンション標準管理委託契約書、民法)
- 第3巻(96問)
- マンションの法令及び実務に関する事項(民法以外の権利関係法令、マンションの維持管理に関する法律、マンションの増改築等に関する法律)
- 第4巻(114問)
- マンションの建物及び附属施設の形質及び構造に関する事項(マンションの構造・設備、長期修繕計画、建物・設備の診断、大規模修繕工事)
②管理組合の出納業務・会計業務(管理組合の出納業務、管理組合の会計業務)
フォーサイト管理業務主任者講座の過去問題集は約500問(約10年分)の過去問を収録しています(※2021年度版のデータです。2022年度版の問題数については確認でき次第記載します)。
ちなみに同講座には1年分の過去問を収録した再現問題集も含まれていますので、そちらも合わせると約550問(11年分)の過去問対策ができることになります。
この問題数は市販の過去問題集と比べると圧倒的です。書店やAmazonで手に入るマンション管理士試験の過去問題集に収録されている問題数と比較してみましょう。
上記3つは管理業務主任者試験対策大手の住宅新報社・TAC・LECが出版した過去問ですが、いずれも収録過去問は約400問(8年分)にとどまっています。
フォーサイト管理業務主任者講座の過去問は再現問題集まで含めると550問(11年分)ですので、市販の過去問よりも150問(3年分)多く収録しているのです。
フォーサイト マン管・管業講座 過去問題集のメリット
次にフォーサイト マン管・管業講座の過去問題集を使用するメリットをお伝えします。次の4つです。
- 充実した過去問対策で合格を狙いやすい
- 捨て肢が簡単にわかる
- テキストに戻って復習しやすい
- アプリで学習できる
以下で1つずつ解説します。
充実した過去問対策で合格を狙いやすい
フォーサイト マン管・管業講座の過去問題集を使うメリットの1つめは「他の一般的な過去問題集に比べて充実した試験対策が可能であり、合格を狙いやすい」ことです。
私は「マンション管理士・管理業務主任者の試験対策において最も重要な教材は過去問である」と考えています。なぜ過去問が重要なのかと言うと、本試験では過去問とよく似た問題が多数出題されるからです。
過去問の焼き直しが多いとすれば、他の受験生よりも多くの過去問を繰り返し解くことで合格しやすくなると言えます。
この観点でフォーサイト マン管・管業講座の過去問を見ると、先に指摘したように市販の過去問題集に比べて100問以上も多くの過去問を収録しています。
あなたはフォーサイト マン管・管業講座を受講することにより、市販の過去問題集では達成できない物量をこなすことができ、ライバルより一歩も二歩も抜きんでた高度な解答力を身に付けられるのです。
捨て肢が簡単にわかる
フォーサイト マン管・管業講座の過去問題集を使うメリットの2つめは「捨て肢がわかりやすい構成になっている」ことです。
そもそも捨て肢とは何かというと今後出題される可能性が非常に低い選択肢のことです。
過去の本試験問題を肢ごとに見ていくと、これまでに何度も問われており今後も出題されそうな選択肢がある一方、過去に1回だけ問われて今後はほぼ出題されそうにない選択肢もあります。
いくら過去問対策が重要だと言っても、今後試験に出ないような肢なら学習する意味がありません。むしろ取り組めば取り組むほど時間対効果が悪くなるわけで、それなら他の肢の解説を読むなど別の作業に時間を使ったほうが効率が良いと言えます。
つまり「今後出題される可能性が非常に低い選択肢」は学習せずに捨てるべき肢、すなわち捨て肢であり、試験対策上は積極的に無視するべき存在です。
とはいえ、受験経験の浅い人が過去問の選択肢を1つずつチェックして「捨て肢かそうでないか」を判断するのは現実的ではありません。
そこでフォーサイトは長年の教材開発の知見を活かし、捨てるべき肢には捨て肢マークを付しています。例として私の手元にある「マンション管理士講座 過去問題集 第2巻」の平成23年第16問の解説部分を見てみましょう。
拡大するとこんなマークです。
捨て肢にはこのようなしるしがついています。受講生は捨て肢をガンガンすっ飛ばして、最大限の効率で過去問対策を進められるようになっているのです。
テキストに戻って復習しやすい
フォーサイト マン管・管業講座の過去問題集を使うメリットの3つめは「テキストに戻って復習しやすい」ことです。
資格試験の勉強をしたことがある人は分かると思いますが、過去問を解いていると必ず「こんなのやったっけ?」「解説を読んでもいまひとつ分からない」という場面に出くわします。
そんなときはテキストに戻って復習をしなければならないのですが、テキストの該当箇所を探すのに意外と時間がかかったりします。それに、もし時間がそれほどかからなかったとしても、そもそも「探す行為」自体が面倒くさいですよね。
フォーサイトの過去問題集を使えば、そういう労力を最小化できます。というのも各肢に「テキストの該当ページの番号」が記してあるからです。
例として私の手元にある『管理業務主任者講座 過去問題集第3巻』平成25年第17問の解説部分の例を見てみましょう。
このように、多くの肢においてテキストで見るべきページが付記してあります。そのおかげで、復習の必要があるときにも一瞬でテキストの該当ページにたどり着けるんです。
復習は一度勉強したはずのテキストを見返す作業です。だからこそ心理的にも「面倒だなぁ」と感じてしまいやすいと思います。でもページ番号が書かれていればすぐに目的の情報が得られるので、抵抗感無く復習に取り組めます。
フォーサイト マン管・管業講座のテキストについては次の記事で詳しくレビューしました。合わせてチェックしてみてください。

アプリで学習できる
フォーサイト マン管・管業講座の過去問題集を使うメリットの4つめは「アプリで学習できる」ことです。
先に見たようにフォーサイトの紙の過去問題集はマン管が5冊、管業が4冊の構成となっています。そのため「持ち歩くのが大変そう…」と警戒している人もいるでしょう。
しかしフォーサイト マン管・管業講座のテキストは持ち歩く必要がありません。なぜならeラーニングアプリが提供されており、アプリで過去問演習ができるからです。
eラーニングアプリについては次の記事でレビューしましたので合わせてご覧ください。

アプリを導入したスマホさえ持っておけば、過去問演習機能を使っていつでもどこでも過去問を解くことができます。何冊もの冊子をカバンに入れておく必要は無いんです。
加えてeラーニングアプリには解答履歴の自動記録機能や制限時間の計測機能などもついています。これらをうまく活用すれば紙の問題集よりもずっと効率よく実力アップを図ることができるでしょう。
* * *
以上、フォーサイト マン管・管業講座の過去問題集を使うメリット4つを確認しました。
無料サンプル過去問題集の入手方法
フォーサイト マン管・管業講座の資料請求を申し込むと、資料の中にサンプル過去問題集が入っています。資料請求は次のページで申し込みできます。
ちなみに私自身も講座を購入する前に資料請求をやってみました。その際の様子を次の記事でまとめています。

どんなものが届くのか気になる人は上の記事を合わせてチェックしてみてください。
この記事のまとめ
今回は「フォーサイト マン管・管業講座の過去問題集を徹底レビュー」というテーマでお伝えしました。
ここまでの内容を復習しましょう。過去問題集の概要をひとことで言うと、次の通りです。
- フォーサイト マンション管理士講座の過去問題集
- 10年分のマンション管理士試験の過去問を収録した5冊の問題集
- フォーサイト管理業務主任者講座の過去問題集
- 10年分の管理業務主任者試験の過去問を収録した4冊の問題集
フォーサイトの過去問題集を利用するメリットは4つあります。
- 充実した過去問対策で合格を狙いやすい
- 捨て肢が簡単に分かる
- テキストに戻って復習しやすい
- アプリで学習できる
最後に無料サンプル過去問題集の閲覧方法・入手方法を解説しました。
フォーサイト マン管・管業講座のサンプル過去問題集がどのようなものか、ある程度雰囲気がつかめたと思います。さらに情報を得たい方は、繰り返しになりますがサンプル過去問題集を確認してみるのがオススメです。
⇒ 【フォーサイト公式】マンション管理士・管理業務主任者講座


