2018年から資格対策通信講座の研究を続けているKiryuです。
今回はスタディング行政書士講座の概要を解説し、実際に購入・受講してレビューします。さらに他社の行政書士講座との比較やスタディングを受講するメリット・デメリット、私以外の受講生の口コミやTwitterでの評判に触れます。
終盤では最安値で購入し受講する方法にも言及します。時間が無い人はそこだけでもチェックしていただくと費用を節約して受講できるはずです。
先にこの記事の結論をお伝えします。スタディング行政書士講座は「コスパ重視で試験合格を目指している方」や「オンライン特化の学習が初めての方」におすすめです。
以下では行政書士試験の対策講座をスタディングにするべきかどうか悩んでいる方に向けて、実体験に基づく良質な情報をお伝えできるよう努めました。ぜひ参考にしてみてください。
※今回受講したのは「行政書士合格コース 2022+2023年度合格目標」です。
スタディング行政書士講座の概要
はじめにスタディング行政書士講座の概要を解説します。
合格実績(合格者の声が年々増加中)
スタディングは合格率や合格者数を公開していませんが、代わりに行政書士試験に合格した受講生からのメッセージ「合格者の声」を多数公表しています。
そこで「合格者の声」がいくつあるかを数えて「少なくとも何人合格しているか」を探ってみましょう。各年度の合格者の数は図・表にすると次の通りです。
年度 | 合格者の声の数 | 備考 |
---|---|---|
2016年度 | 4名 | 2023年2月5日確認 |
2017年度 | 23名 | 2023年2月5日確認 |
2018年度 | 44名 | 2023年2月5日確認 |
2019年度 | 49名 | 2023年2月5日確認 |
2020年度 | 59名 | 2023年2月5日確認 |
2021年度 | 90名 | 2023年2月5日確認 |
少なく見積もっても2018年~2020年度の各年は50名前後、2021年には90名の合格者がいることがわかります。「この講座を受講すれば自分の頑張り次第で合格できる」と判断するのに十分な量のデータです。
また2016年以降「合格者の声」の数は右肩上がりであり、合格した受講生の数もおそらく増加していると推測できます。
「合格者の声」を読むと、多くの受講生が会社員であり、仕事や生活に時間を取られる中でどのように受講を継続したのか知ることができます。勉強法の参考になりますので、一度目を通してみることをお勧めします。
指導歴20年以上のベテラン講師
スタディング行政書士講座ではその道20年以上のベテラン講師である竹原健氏が教鞭をとっています。
- 竹原健講師
- 1963年生まれ、早稲田大学社会科学部卒。ヒューマンアカデミーやクレアールでの受験指導(宅建試験・行政書士試験)を経て、2015年からスタディングでの活動を開始。当初は宅建士講座を担当していたが、その講義のわかりやすさから人気に火がつき、担当講座を拡大。現在スタディングでは宅建士講座・行政書士講座など5つの講座で講師を務めている。
竹原健講師は長年の指導経験から「多くの受験生が間違った勉強方法のまま勉強を進めている」「正しい勉強法とは多くの試験合格者に共通しているやり方であり、具体的にはインプットとアウトプットを交互に繰り返し学習することである」と言い切っています。
スタディング行政書士講座は「インプット学習用の講義動画・WEBテキスト」と「アウトプット学習用の問題演習システム」が備わっており、まさに竹原講師の合格メソッドを体現した構成です。試験合格に最適な学習ができるでしょう。
竹原講師の経歴や竹原講師に対する受講生からの評価についてはスタディング講師の竹原健先生とは?学歴・講師経験・保有資格・評判などまとめでお伝えしています。ぜひ読んでみてください。

選べる3つのコースと受講料
スタディング行政書士講座を受講するには「合格コース」に申し込む必要がありますが、その際は次の3つのサブコースから1つを選ぶ必要があります。サブコースの名称・受講料と主な違いは次の通りです(2023年2月現在)。
- ミニマム(34,980円)
- 最小構成の合格コース。基本講座(WEBテキスト付)のみ提供
- スタンダード(44,000円)
- 標準構成の合格コース。3つの講義動画を提供
①基本講座(WEBテキスト付)
②過去問解法講座
③記述式解法講座
加えて4つの問題集を提供
①スマート問題集
②セレクト過去問集
③13年分テーマ別問題集
④記述式対策問題集
- コンプリート(59,400円)
- 最大構成の合格コース。5つの講義動画を提供
①基本講座(WEBテキスト付)
②過去問解法講座
③記述式解法講座
④合格のための論点200
⑤合格模試の解説
加えて6つの問題集を提供
①スマート問題集
②セレクト過去問集
③13年分テーマ別問題集
④記述式対策問題集
⑤合格答練
⑥合格模試
3つのうちどのサブコースを選ぶべきでしょうか?
行政書士試験の受験が初めてか2回目以降かを問わず、原則として「合格コース コンプリート」を選ぶようにしましょう。合格に必要なインプット学習とアウトプット学習が達成できる120%の構成になっているからです。
特に「コンプリート」に合格模試が付属していることは見逃せません。試験の直前期には模試を解き、本試験の予行演習をするのが望ましいです。「スタンダード」を選んだ場合は自分で模試を用意しなければなりませんので注意してください。
なお「ミニマム」で提供されるのは「基本講座(+WEBテキスト)」のみとなっています。問題集が含まれていないためアウトプット学習ができません。特殊な事情がない限り、このサブコースを選ぶ理由はないと言えます。
スタディング行政書士講座を受講してレビュー
スタディング行政書士講座「合格コース コンプリート」を受講してレビューします。
基本講座
スタディング行政書士講座の基本講座をひとことで言い換えるとわかりやすさの3拍子が揃った基礎知識習得講座です。
基本講座は基礎法学に始まり、憲法・民法・行政法・商法を経て一般知識まで、行政書士の全範囲を竹原講師とともに学んでいきます。
最初の話題は上の画像に出ているように「法って何?」です。そもそも法とは何ぞやという初歩的な疑問からスタートしますので、たとえ知識ゼロからのスタートでも1段ずつ階段を上るように学習できます。
この講座で学んでいて私が感じたのは「とてもわかりやすい」ということ。なぜこんなにわかりやすいんだろう?と思ってよく観察したところ、次の3つの特徴が揃っているからだとわかりました。
第一の特徴は、基本講座の各レッスンのはじめに必ず「今日学ぶこと」という導入が設けられていて、さらに各レッスンの終わりに必ず「今日のまとめ」が設けられていることです。
最初の「今日学ぶこと」でレッスンの全体像が見えるようになるので、レッスン内の各論を理解しやすくなります。また最後の「まとめ」で復習できるのでレッスンの内容が記憶に定着し、それによって次回のレッスンの理解も促進されます。
第二の特徴はスライドで図表を提示し解説を加えていく講義スタイルです。次のようなスライドが画面に示され、竹原講師が身振り手振りを交えつつその内容を説明します。
法律は条文を読んだだけではなかなか理解が進みません。だからこそ竹原講師はスライドで図表等の視覚要素を多用しています。そうすることで複雑な概念が整理され、受講生は抽象的な法律を「目に見える何か」としてインプットできます。
第三の特徴は法律用語の巧みな言い換えです。竹原講師は私たちが耳慣れないと感じる法律用語を言葉を尽くして言い換えてくれます。たとえば行政庁による強制執行の1つ「代執行」の対象について、竹原講師は次のように述べています。
強制執行の1つめは何かというと代執行。代執行は代替的作為義務だけを対象とします。代替的というのは「他の人が代わってできること」です。作為義務っていうのは「何々しなさい」という意味。
たとえば違反建築物があって、その違反建築物を(除去せよと所有者に命令しても)除去してくれないから、解体業者に頼んで壊してもらう。
これは他の人が代わりに建物を壊せるでしょう、だから代替的です。作為義務はここでは建物を取り壊すという義務のことです。だから代替的作為義務。
「代替的作為義務」をはじめとするおどろおどろしい法律用語も、竹原講師にかかれば日常的な言葉に変わってしまいます。受講生としては「そういうことなんだ、なるほど!」と思えるので、変に身構えることなく講義を聴き続けられます。
基本講座はこのように「各レッスンの最初に前置きがあり最後にまとめがある」「図表を盛り込んだスライドが提示される」「法律用語を日常語で説明してもらえる」という三拍子がそろっています。だからわかりやすいんです。
民法・行政法・憲法などを今まで一度も勉強したことがないという人も、この基本講義なら全く難しさを感じることなく、スムーズに各科目の基礎基本をおさえることができるでしょう。
過去問解法講座
スタディング行政書士講座の過去問解法講座をひとことで言い換えると隙間時間でコツコツ進める過去問対策です。
過去問解法講座は全50回の講座で、毎回、重要度の高い過去問が2問ずつピックアップされます。はじめに受講生自身で問題を解き、そのあとで竹原講師の解説講義を聞きます。視聴を続けているうちに自然と過去問の解き方のコツが身につく仕組みです。
竹原講師の解説は基本講座と同様に「今日学ぶこと」ではじまり「今日のまとめ」で終わります。図表を含んだスライドの提示もありますし、筋道の通った解説も聞きやすい。
ちなみに講義内で出題される過去問のPDFを次のようにスマホ等の画面に表示できます(一部ボカシを入れています)。
同じPDFをダウンロードすることもできるので、印刷して解くといった使い方も可能です。
この過去問解法講座の良いところは「選択肢1つ1つを解説してくれること」、そして「選択肢ごとに動画が分かれていること」です。
この種の過去問講座では講師が選択肢に対する解説をまともにしないことがあります。たとえば「これはそのままなので読んでおいて」程度の解説で済ませたり、一切触れない選択肢があったりするんです。
しかしスタディング行政書士講座の過去問解法講座では私が確認する限りそのようなことがありません。どの肢も省略することなく、ワンポイント解説を入れてくれています。各肢が丁寧に解説されるので、不明点を残すことなく過去問の学習を進められます。
過去問解法講座において1問あたりの解説は10~15分程度です。その中で選択肢1つの解説が終わるごとに動画の区切りが入ります。このことの良さは使ってみるとわかるのですが、スキマ時間を使った視聴に適しています。
たとえば通勤中の電車内で過去問解法講座を聞いていた場合、必ずしも1問に対する解説を最後まで聞けるわけではありません。下車時などにはどうしても解説の途中で視聴をやめないといけないタイミングが出てきます。
でも過去問解説講座では肢ごとに動画が分かれているため視聴の切れ目を設けやすいです。つまり「下車までの間にこの肢に対する解説までは聴ける」「次回は次の肢の解説からスタートしよう」といったキリの良い学習がしやすいと感じます。
もちろん時には1つの選択肢に対する解説の途中で学習を停めなければならないこともあるでしょう。その場合も、次にブラウザやアプリでスタディングを開けば停止したところから再開することが可能です。
このように学習の中断・再開がしやすいので、日常生活の細切れの時間を使ってコツコツと過去問を解き・講義を聞き、正解肢にたどり着く力を伸ばしていくことができます。
記述式解法講座(+記述式対策問題集)
スタディング行政書士講座の記述式解法講座をひとことで言い換えると得点源を育てる記述式対策講座です。
行政書士試験は資格試験でよくある多肢選択式の出題ばかりではありません。民法と行政法に関しては文章で答える形式の出題があります。記述式対策講座はそのような記述式問題の解き方を学ぶ全39回の講座です。
各回ともまずは短い講義を聞きます。その講義の中で講師とともに問題を読み合わせ、解答の方向性を確認します。次に受講生は自分なりに記述式問題を解いてみて、最後に答え合わせの講義を聞く、という流れです。
これまで法律に関して4択問題や5択問題を解いた経験はあっても、自分で文章を書いて問題に答える経験をしたことはない、という人は多いでしょう。だから行政書士試験の記述式問題に不安しか感じないとしても、それは自然なことだと思います。
記述式解法講座では実際に問題を解くことを繰り返します。与えられた設問に対して下手でも何か書く、ということを何度もやっているうちに、少しずつ適切な答えを書けるようになります。ですからあまり心配することはありません。
というのも1回の講義あたり2問解き、講座が終わるまでに80問近くの問題を解くんです。それだけの量の記述式問題に取り組めば、最初は難しいな、イヤだなと思っていたとしても確実に慣れていきます。慣れてしまえばしめたもの。
重要キーワードをおさえて制限文字数の中で何か書くことができれば、満点とはいかないまでも部分点は十分とれるでしょう。記述式を最初から捨ててしまう人もいますが、諦めずに記述式解法講座に取り組むだけで一定の得点源を確保できると言えます。
記述式解法講座で記述式の解き方に慣れてきたら、スタディング行政書士講座の「記述式対策問題集」を使って自主トレーニングを実施できます。
記述式対策問題集は記述式解法講座で扱った記述式問題に加えて記述式の過去問を収録したものです。模範解答も付属しています。ここまでやり込めば記述式の実力は合格レベルにかなり近づくはずです。
合格のための論点200
スタディング行政書士講座の「合格のための論点200」をひとことで言い換えると一石二鳥の復習講座です。
この講座の目的は「合格に必要な知識の欠落を発見し、それを復習によって穴埋めすること」とされています。この目的を達成するため竹原講師が追加の講義を行います。
といっても基本講座で学習したことを単純になぞるのではありません。この講座で竹原講師がとっているのは一問一答のような独特の講義スタイルです。
講義では過去問から抽出された行政書士試験の重要論点がQuestionとして提示されます。受講生は自分なりに答えを出し、さらに講師の模範解答であるAnswerと解説講義を視聴します。以上が合格のための論点200の概略です。
やってみるとわかるのですが、Questionに答えようとすると意外にも難しいです。「頭の中に入っている知識を言葉にしてアウトプットするのがこんなに大変なのか」と実感します。
だからこそ、この「合格のための論点200」を繰り返してスラスラと答えが言えるようになれば、行政書士試験の知識が真に定着した状態になるでしょう。その段階を目指して可能な限り反復視聴するのが良さそうです。
なお「合格のための論点200」では設問に対する答えを導き出す作業を繰り返しますので、多肢選択式の対策になるだけでなく記述式問題に答える訓練にもなります。一挙両得のお得な講座ですのでぜひ受講しましょう。
なお「合格のための論点200」が含まれているのは合格コース コンプリートのみです。ミニマムはもちろんスタンダードを選んだ場合も受講できません。200個の論点をおさえておきたい方は申し込み時にコンプリートを選択するようにしてください。
「合格のための論点200」のレッスン1回分を無料お試し講座で視聴できます。スタンダード・コンプリートで迷っている方は必ず無料分を受講しましょう。
問題演習システム(セレクト過去問集など)
スタディング行政書士講座の問題演習システムをひとことで言い換えるとIT技術を駆使したバーチャル問題集です。
スタディング行政書士講座のスマート問題集・セレクト過去問集・13年分テーマ別過去問集・合格答練ではスタディングの問題演習システムが共通して使われています。このシステムで問題を解いてみて良いと思った3つのポイントを紹介します。
良いと思った点の1つめは3つの演習モードが便利なことです。練習モード・本番モード・復習モードの3つのモードから選べます。
どの問題を選んでも表示される問題は同じなのですが、練習モードは「問題と解説が交互に表示」、本番モードは「問題だけが続けて表示され、解説は最後に必要に応じて」、復習モードは「間違えた問題や要復習問題だけを表示」という違いがあります。
学習段階に応じて選ぶと良いでしょう。たとえば最初のうちは練習モードで解説を読み込みながら何度か解き、解説が頭に入ったら本番モードに切り替えて解き、模試や本試験の直前には復習モードで自分の弱点となりうる問題を中心に解く、という具合です。
従来の紙の問題集では「解説を読むタイミングを調整する」「前回間違えた問題だけを解く」といったことは全て手作業で行わなければなりませんでした。スタディングの問題演習システムならチェック1つで変更可能なので、非常に効率的です。
良いと思った点の2つめは基本講座の該当箇所に簡単に移動できることです。
問題演習をしていると不正解の問題が必ず出てきます。間違ってしまったとき、その問題に関係する講義動画やテキストの該当ページを確認したくなるものです。そんな時もスタディング行政書士講座ならタップ1つで移動できます。
一般的な紙の教材を使っているとこうはいきません。問題集に「テキストの該当箇所は82ページ」と書いてあったとしても、テキストを開く作業は面倒です。もし該当ページが書かれていなければテキストを何度もめくって読みたい箇所を探さなくてはなりません。
アウトプット学習をしていてもう1度インプット学習に立ち戻りたいと思ったとき、全く時間をかけずに適切な箇所に戻れる問題演習システムは受講生からすると最高に使えます。
良いと思った点の3つめは解説が充実していることです。
一般的な紙の問題集の場合、解説を読んでもよくわからない、物足りないと感じることがあります。紙幅の制約があるため下手に長く説明できず、たとえ中途半端な状態でも解説を終えざるを得ないからでしょう。
しかしオンライン特化のスタディング行政書士講座に紙幅の制約はありません。そのため、常に十分な量の解説があります。たとえば次の画像はある過去問の解説ですが、通常の解説の後に判例要旨が3つも掲載されていました。
これがもし紙の問題集なら多少なりとも省略されていたに違いありません。物理的なスペースから解放された結果、教材を開発する側も気兼ねなく必要な情報を掲載できる。結果として私たち受講生の学びの質が向上し、合格に結びついていくと考えられます。
スマート問題集・セレクト過去問集の使い勝手を無料お試し講座で確認できます。先に紹介した3つの演習モード(練習モード・本番モード・復習モード)は本当に便利なので、ぜひ体験していただければと思います。
スタディング行政書士講座と他講座の比較
「スタディング行政書士講座」と「行政書士試験の対策講座を提供している競合6社」とを比較し、その特徴を明確にしていきます。比較の対象となる講座の名称は次の通りです。
※各社に複数あるコースのうち「初学者向け」で「インプット学習からアウトプット学習までできる全部盛りコース」を選んでいます。
受講料の比較
はじめにスタディング行政書士講座の受講料を他社の行政書士講座の受講料と比較します。スタディングを含めた7講座の税込通常価格は次の表の通りです。
講座 | 受講料 |
---|---|
スタディング | 59,400円 |
ユーキャン | 63,000円 |
東京法経学院 | 94,100円 |
フォーサイト | 94,800円 |
講座 | 受講料 |
---|---|
伊藤塾 | 228,000円 |
アガルート | 238,000円 |
LEC | 255,000円 |
行政書士講座の受講料は各社間でばらつきがあります。上の表では10万円未満の低価格帯と20万円以上の高価格帯に分類しました。スタディングは低価格帯に属しており、その中でも最も安いです。
したがってスタディング行政書士講座は7社の中で最も購入しやすい講座であることは間違いないでしょう。何といっても価格は正義ですから。
ただ「安い分、教材の質が悪いのでは?」と不安になる方もいるかもしれません。確かに、一般的には受講料が高ければ高いほど講座の質が高まります。
その一方、ここに挙げた低価格帯の講座はほどよく良質な講義やテキストを備えており、受講生の努力次第で合格は十分に達成可能です。その証拠に、上に挙げたどの低価格帯の講座も毎年合格者を輩出しています。
スタディングに関して言えば、教材の質は先のレビューで見てきた通り質・量ともに十分です。そして何人もの合格者がいるだけでなく年々合格者の声が増加中であることも確認しました。
基本的にスタディングは「安かろう悪かろう」の原則に当てはまらない「安かろう良かろう」のオンライン講座だと考えるのが妥当です。
アプリ評価の比較
次に各社が行政書士講座の受講生が使えるスマホアプリを提供しているか否か、提供している場合はユーザーによる評価(星の数の平均)がどの程度かを確認したいと思います。スタディングを含む7講座のアプリ実績は次の表の通りです。
iOSアプリ | Androidアプリ | |
---|---|---|
スタディング | アプリあり 評価 4.6 | アプリあり 評価 4.3 |
ユーキャン | アプリなし 評価 – | アプリなし 評価 – |
東京法経学院 | アプリなし 評価 – | アプリなし 評価 – |
フォーサイト | アプリあり 評価 1.7 | アプリあり 評価 2.3 |
iOSアプリ | Androidアプリ | |
---|---|---|
伊藤塾 | アプリなし 評価 – | アプリなし 評価 – |
アガルート | アプリなし 評価 – | アプリなし 評価 – |
LEC | アプリなし 評価 – | アプリなし 評価 – |
まずiOSアプリとAndroidアプリの両方を提供しているのがスタディング・フォーサイトであることに注目しましょう。通信講座業界ではアプリが少しずつ増えてきているとはいえ、本腰を入れている企業はまだ少ないと言えそうです。
スタディングとフォーサイトはどちらもアプリ提供に力を入れています。アプリ上で問題演習ができるのはもちろん、講義動画の視聴やテキストの閲覧、学習進捗の管理といったことも可能です。
しかし使用者の評価には差があります。スタディングのアプリの評価が4.5前後と高評価であるのに対し、フォーサイトのアプリは2.0前後です。スタディングがフォーサイトに大きく差をつけています。
私自身、どちらのアプリも何度も使ったことがあるのですが、使い勝手はやはりスタディングのほうが上だと感じています。備えている機能は共通点が多いものの、操作性・見やすさなど細かい点の総合評価でスタディングが勝る印象です。
まとめると、スタディングはオンライン特化の通信講座として他社を圧倒する優れたアプリを提供していると言えます。
スタディングのアプリに関してはスタディングアプリとは?できること・口コミ・導入方法を解説の記事で解説しています。

公式のアプリ解説は次のページで読むことができます。
講義時間の比較
最後にスタディング行政書士講座の講義時間を他社の行政書士講座の講義時間と比較します。7講座の講座内容は次の表の通りです。
講座 | 講義時間 |
---|---|
スタディング | 約83時間 |
ユーキャン | 約38時間 |
東京法経学院 | 約88時間 |
フォーサイト | 約69時間 |
講座 | 講義時間 |
---|---|
伊藤塾 | 約231時間 |
アガルート | 約335時間 |
LEC | 約210時間 |
スタディングに関して多くの人が不安に思うのは「講座内容がいい加減なのではないか?」というところだと思います。価格がかなり抑えられているため、雑な教材になっていそうだと疑ってしまいますよね。
しかし上の表を見てみると、講義時間に関してスタディングは83時間となっており、低価格帯の講座の平均程度はあることがわかります。さすがに高価格帯の講義時間にはかないませんが、そこは低価格帯の講座ならどれも同じです。
もちろん講義時間は長ければ長いほど良いというものではありません。とはいえ、講座内容の充実度を推し量る定量的指標の1つにはなるでしょう。
数字を見る限りスタディングの講義時間はユーキャン・フォーサイトにも勝っています。しかも講義の質は(私は実際に受講したので自信を持って言いますが)非常に高いです。
以上のことから、スタディングの講座内容はいい加減どころか、むしろ低価格帯の平均かそれを上回るものになっていると期待していただいて構いません。
スタディング行政書士講座の教材の詳細(講義時間や収録問題数など)を確認するには次のページで「行政書士合格コース」をタップしてください。コースの詳細な案内が表示されます。
スタディング行政書士講座を選ぶ6つのメリット
行政書士試験の対策としてスタディング行政書士講座を選ぶと次の6つのメリットが得られます。
オンラインで学習が完結する
スタディング行政書士講座を選ぶメリットの1つめはオンラインで学習が完結することです。
スタディングは従来型の通信講座でよく使われている紙のテキスト・問題集を原則として提供していません。オンラインの教材だけで行政書士試験に合格するためのすべての学習ができます。このことにより受講生の私たちには次の利点があります。
- 勉強する時間や場所を問わない(スマホ1台あれば通勤・通学中でもお昼休み中でも勉強できる
- 外出先で勉強したいときも荷物が増えない(たとえば旅行先で勉強したいときに荷物を増やさずに済む)
- 申し込み後に素早く学習を開始できる(教材の到着を待たなくて良い)
- 受講料が安く済む(印刷代・製本代・配送料が価格に上乗せされないため)
- 文字の拡大が簡単にできる(老眼で悩んでいる方に最適)
- WEBテキストの訂正があったとしても自動的に反映される(自分で直す必要がない)
まさにいいことづくめです。「オンライン特化で構わない」「むしろスマホで学習したい」という方は積極的にスタディングを選びましょう。
冊子版オプションがある
スタディング行政書士講座を選ぶメリットの2つめは冊子版オプションがあることです。
スタディングはオンライン特化の通信講座ですが「テキストだけは印刷されたものを持っておきたい」という方も多いでしょう。そんな方のためにスタディング行政書士講座は冊子版オプションを追加できるようになっています。
冊子版オプションはWEBテキストを印刷・製本した6冊の冊子です。私も実際に購入してみたのですが、手元にテキストがあると「スマホは調べものや問題演習に使う。テキストの読み込みは冊子で行う」という分業・効率化ができ、便利でした。
また、冊子を読み進めていく場合、物理的な厚みがあるため「今日までに全体の60%くらい勉強した。残りは40%くらいだ」とった感覚をつかみやすいです。インプット学習に限られますが、実感をともなった進捗管理ができると言えます。
スタディング行政書士講座の冊子版オプションの詳細を確認するには次のページで「冊子版オプション」をタップしてください。詳細な案内が表示されます。
スマホに動画・音声をダウンロードできる
スタディング行政書士講座を選ぶメリットの3つめはスマホに動画・音声をダウンロードできることです。
近年の行政書士講座は講義をオンラインで提供することがほとんどですが、動画や音声を手元のスマートフォン端末にダウンロードできない行政書士講座はそれほど珍しくありません。
私が調べた限り、各社のスマートフォンへの動画・音声ダウンロード対応状況は次の通りです。×が意外と目立つことがわかると思います。
動画DL | 音声DL | |
---|---|---|
スタディング | ○ | ○ |
ユーキャン | × | × |
東京法経学院 | △ | △ |
フォーサイト | ○ | ○ |
伊藤塾 | × | × |
アガルート | × | ○ |
LEC | △ | △ |
○はダウンロード可、△はコース種別による、×はダウンロード不可
ダウンロードしないタイプの再生(いわゆるストリーミング再生)しかできない場合、動画・音声を再生するたびにたくさんの通信が発生するため、ギガをあっという間に消費してしまいます。通信環境が悪ければ再生自体ができないこともあるでしょう。
他方、スタディング行政書士講座では動画も音声もスマホにダウンロードできます。1度ダウンロードして端末に保存してしまえば、たとえ繰り返し視聴するとしても通信は最初の1回で済むわけです。むやみにギガを使いませんし、オフライン環境下でも再生できます。
外出先での受講が多い想定の方はスタディング行政書士講座を選んでおくと動画・音声を使った学習が快適になるでしょう。
スタディングでスマホに動画・音声をダウンロードする方法はスタディングで講義動画のダウンロード保存が可能になった件の記事内で解説しています(動画ダウンロードを例に解説していますが、音声ダウンロード方法もほぼ同じです)。

AIを用いた学習ができる
スタディング行政書士講座を選ぶメリットの4つめはAIを用いた学習ができることです。
AI・人工知能といった言葉を聞く機会が増えてきました。スマートスピーカーやお掃除ロボット・チャットボットなど、私たちの日常生活のさまざまな場面にAIが取り入れられています。
スタディングは2022年7月に「AI問題復習」をリリースしました。AIが割り出した最適なタイミングで復習問題が出題され、私たちはそれを解くことで最大の学習効果を得られるという仕組みです。
最適なタイミングをどのように求めているのでしょうか。秘密はこれまでの受講生の膨大な学習履歴データにあります。「同じ問題をどの程度時間をおいて解いたか」「正解か不正解か」といったデータをもとに、機械学習で復習タイミングが計算されています。
AI問題復習機能はまだリリースされたばかりで、その評価・評判は未知数です。とはいえAIが私たちの生活を豊かで快適なものにすることを私たちは知っています。資格試験の学習においても相当な威力を発揮してくれるはずです。
通信講座業界でここまで本格的にAI学習を導入したのは私が知る限りスタディングが初めてです。最先端技術の力を借りて行政書士試験の合格を目指しましょう。
合格お祝い金制度がある
スタディング行政書士講座を選ぶメリットの5つめは合格お祝い金制度があることです。
スタディング行政書士講座を受講し、所定の年度の行政書士試験に合格した上で一定の条件を満たすと合格お祝い金を受け取ることができます。その額は2023年2月現在、1万円です。
1万円もらえると思えば、それだけで「必死に頑張って合格を勝ち取る!」「絶対にお祝い金をもらって、そのお金で自分へのご褒美を買う!」とやる気が湧いてきます。モチベーション維持にテキメンの効果がありそうです。
また「合格お祝い金を受け取ることで資格関連の費用を削減できる」と考えても良いでしょう。特に合格後に行政書士会に登録する場合は多額の諸費用がかかります。家計の負担を小さくする方法は1つでも多いほうが良いですよね。
再受講割引がある
スタディング行政書士講座を選ぶメリットの6つめは再受講割引があることです。
「試験に落ちたときのことなんて考えたくない!」という人もいるかもしれません。しかし行政書士試験は合格率が10%前後の難関資格です。力及ばず不合格になる可能性は全ての受験生にあると考えてください。
そして翌年もう1度勉強して受験することを見越した場合、今のうちからスタディング行政書士講座を受講するのが得策です。というのもスタディングは再受講割引を提供しているからです。
スタディングの再受講割引は更新版と呼ばれています。更新版を購入すると、もとの講座を最新年度版にアップデートできます。たとえば2023年版を購入していた人が2024年に更新版を購入した場合、最新の2024年度版に更新して受講できるんです。
最新版の価格は年によって変わるのですが、おおむね通常価格の半額程度となっています。ただでさえ安いスタディング行政書士講座を通常価格の半分の費用負担で受講できるのですから、圧倒的に財布にやさしいと言っても過言ではありません。
初回受験で失敗しても諦めず勉強を続ける予定の方はスタディング行政書士講座の更新版をぜひ利用してください。
スタディングの更新版についてはスタディングの再受講割引「更新版」とは?で解説しています。

最新の更新版の価格については次の公式ページをご覧ください。
スタディング行政書士講座のデメリット
どんな講座にもデメリットがあります。しかしデメリットを把握した上で受講すれば「こんなはずじゃなかった!」と後悔しなくて済みます。スタディング行政書士講座のデメリットを把握しておきましょう。
質問するのに料金がかかる
スタディング行政書士講座のデメリットの1つめは質問するのに料金がかかることです。
学習を続けていく中で不明点が出てくることは避けられません。しかしスタディング行政書士講座では質問はチケット制となっており、1回あたり1,000~2,000円ほどかかります。つまり無料で何度でも質問できるわけではないんです。
「ダメじゃん」と思ったのではないでしょうか。でも実際には良い面もあります。実はスタディングは無料の質問機能を削ぎ落とすことで講座の運営に要する人件費等の経費を減らしているんです。
そうすることで安価な受講料が実現し、私たちは多額の金銭的負担をすることなく受講ができます。なので無料質問ができないことが100%悪なわけではありません。
でも受講開始後、費用を節約するためどうしても無料で質問したいときもあるかもしれません。そのときはどうすれば良いでしょうか? 3つの代替手段があります。
- スタディング行政書士講座内を検索機能
で検索する
- ウェブをGoogleで検索する
- Yahoo!知恵袋の資格カテゴリで質問する
まずはスタディングの検索機能を活用しましょう。疑問に思っていることに関するキーワードを検索窓に打ち込んでください。WEBテキストや問題集が一度に検索されます。ヒットした項目を読むだけでも疑問が解消するかもしれません。
講座の検索機能で不明点を解消できなかった場合はGoogleで検索してみましょう。おそらくあなたが抱いている疑問は他の誰かも疑問に思って調べています。時には行政書士試験の講師のブログに欲しかった情報が書かれていることも。
ウェブ検索で問題が解決しなければ賢い人に助けてもらいましょう。Yahoo!知恵袋で相談してみてください。礼儀正しくしていればきっと知恵袋ユーザーの方が助けてくれます。実際の質問例もたくさんあります。無料サービスですのでありがたく使いましょう。
上記3つの代替手段を活用すれば、スタディング行政書士講座で質問するのに料金がかかるとしても大きな問題にはならないはずです。
製本テキストが意外と高い
スタディング行政書士講座のデメリットの2つめは製本テキストが意外と高いことです。
前述の通り、スタディング行政書士講座では冊子版オプションという名称の製本テキストを購入できます。価格は13,200円です(2023年2月現在)。
講座本体の受講料が安いと喜んでいたら、欲しかったテキストが1万円超えであるとわかり「テキストは欲しいけど購入を迷ってしまう」という方、いるんじゃないでしょうか。その気持ち、よくわかります(私がそうだったので)。
でもよくよく考えてみましょう。仮にスタディング行政書士講座で半年間、180日にわたって勉強したとします。そうすると13,200円のテキストの1日あたりのコストはたったの「73円」です。実は缶コーヒー1本よりも安い。
これからあなたは行政書士試験の合格という高い目標を掲げて、毎日勉強することになります。そうする中でもし手元に製本テキストがあれば快適に勉強できることでしょう。自然と目標を達成できる可能性も少し高まります。
合格をお金で買うことはできません。でも合格する可能性を少し引き上げることならお金で実現できます。その費用は毎日の缶コーヒー1本に満たない程度。それくらいの額なら自分への投資と思って使ったほうが早く幸せに近づくのではないでしょうか。
「それでもやっぱり1万円以上のコストは痛い…」と思われるかもしれません。確かにそうですよね。では視点を少し変えて、講座本体が安くなるタイミングを狙ってみると良いのではないでしょうか。
後述しますが、実はスタディング行政書士講座は期間限定キャンペーンで5千円~1万円程度安くなることがあります。そのときに講座本体を安く購入すれば、冊子版オプションにかかる出費をかなりの程度相殺できますよね。
スタディングのキャンペーン情報は割引情報まとめ記事で随時発信していますのでチェックしてみてください。

合格者の口コミ・評判
スタディング行政書士講座はこれまでの受講生からどのように評価されているのでしょうか。「講師や講義」「テキスト・問題集」「論点200・合格答練・合格模試」のそれぞれについて口コミ・評判を調査しました。
講師や講義に関する口コミ・評判
はじめに講師や講義に関する口コミ・評判を確認していきましょう。

竹原先生の動画講義を視聴してからテキストを読んだところ、これまでイメージできなかった全体像をスッと理解することができました。[出典]

竹原先生は伝え方・教え方が抜群に素晴らしいため、誰が聞いてもとてもわかり易いと思いますし、私は全く飽きることなく勉強を続けることができました。[出典]

予備校の授業の動画ではなく、通信講座に特化した動画で、無駄がなく集中力を切らすことなく、効率的に勉強することができました。
竹原講師の解説は明瞭で分かりやすく、また一コマが短く設定されているので、時間ができたときにいつでも受講できるのが助かりました。[出典]
竹原講師の講義動画はかなりの好評ぶりです。私自身、受講してみて「確かにわかりやすい」と感じています。スタディングを受講した場合「講義のわかりやすさ」は期待して良いと思います。
テキストや問題集に関する口コミ・評判
次にテキストや問題集に関する口コミ・評判を確認していきましょう。

講義内容もわかりやすく、テキストも読むのにストレスを感じさせない分量で作っていただいているので、理解に要する時間も少なく、結果として総勉強時間が約600時間程度となり、浮いた分を家族サービス等に使えました。受講して本当に良かったです。[出典]

スタディングの講座で、1番良かったのはスマート問題集と過去問の1問ごとに、解説に参照条文がしっかり掲載されていたのがよかったです。[出典]

基本講座で学んだ後に、すぐにスマート問題集で1問1答形式で復習できる為、短い時間で記憶を定着させることができました。[出典]
スタディング行政書士講座では、できる限り学習時間を短くできるようテキスト・問題集に工夫が凝らされています。この点を評価する声が多いです。
論点200・答練・模試に関する口コミ・評判
最後に合格のための論点200・合格答練・合格模試に関する口コミ・評判を確認していきましょう。

直前期の合格答練や模試は非常に役に立ちました。スキマ時間を効率良く活用するにはスタディングのシステムは最適だと思います。[出典]

スタディングの合格答練や合格模試、本屋に売ってる予想模試など活用して過去問にない論点を吸収するために模試漬けになるのが良いと思います。私の場合は試験前の1ヶ月間が模試漬け期間でした。[出典]

直前期も、「合格のための論点200」で頻出論点の総ざらい、「合格模試」で時間配分を含めた検討を行うことができたため、本試験で十分に戦えるという自信をもって、本番に臨むことができました。[出典]
スタディング行政書士講座の「合格コース コンプリート」を受講した場合、本試験前1~2か月の間に取り組めるアウトプット学習用教材がそろっています。それらを活用して本試験に挑み、合格を勝ち取る受講生が多いようです。
Twitterの口コミ・評判
Twitterでもスタディング行政書士講座の口コミ・評判を読むことができます。特に参考になるものをピックアップしておきました。詳しくはリンク先で確認してみてください。
良い口コミ・評判
全体的に「スタディングの行政書士講座を受講して良かった!」と評価する声が多いです。「スタディングを受講して行政書士試験に合格できたので他の資格試験の対策もスタディングでやる予定」というツイートもいくつか見かけました。
悪い口コミ・評判
「スタディング行政書士講座が合わなかった」という声も見受けられます。自分に合うかどうかを見極めるために無料お試し講座を受講し良く検討するようにしましょう。
スタディング行政書士講座はこんな人におすすめ
以上見てきたスタディング行政書士講座の特徴と口コミを踏まえて、この講座がどんな人にあっているのかを述べていきます。
コスパ重視の人
スタディング行政書士講座はコスパ重視の人にお勧めできます。
受講料の比較でも示したように、スタディング行政書士講座は価格が安い講座です。それでいて毎年合格者を出しており、合格者の声の数も年々増えてきています。
良心的な受講料で合格レベルの実力が身につく。そう考えるとスタディング行政書士講座のコスパはかなり魅力的に思えます。
仮に1回で合格することができなかった場合も「更新版」を使って格安で再受講できます。2年目以降を考慮してもやはりコスパは良好です。
受講料を安く抑えつつ合格する可能性を最大限に高めたい方はスタディング行政書士講座を第一候補にしていただければと思います。
オンライン特化の学習が初めての人
スタディング行政書士講座はオンライン特化の学習が初めての人にお勧めできます。
学校や塾・予備校ではまだまだ紙の教科書や問題集で勉強する人が多いでしょう。「スタディング行政書士講座はスマホ1つで勉強できる」と言われても「自分にできるだろうか?」と戸惑ってしまうは多いと思います。
でも安心してください。先にスタディングのアプリの評価が非常に高いことを確認しましたよね。もし多くの人に「勉強しづらい」と思われていたら、このような高い評価にはならないはずです。つまり皆「これは良い!」と思っているんです。
私自身、スマホのみで勉強するタイプの通信講座として初めて使ったのがスタディングで、最初は不安がありました。でも今では「この講座ってホント使いやすい」「学校の勉強もこういうシステムで良いんじゃない?」といつも感じています。
もちろんオンラインに絞った学習が全く初めてであれば「最初から完全に違和感がない」ということはないでしょう。でも使いやすいアプリなので最速で慣れます。心配は要りません。
お伝えした通り、オンライン学習に慣れたらいいことづくめなので、ぜひこの機会にスタディングを受講してみましょう。
竹原講師の雰囲気が自分に合う人
スタディング行政書士講座は竹原講師の雰囲気が自分に合う人にお勧めできます。
スタディング行政書士講座は竹原講師が基本講座から模試の解説まで一貫して担当しています。したがって無料お試し講座で「竹原講師の話はわかりやすい」「講義が聞きやすい」と感じた方はぜひ受講すると良いと思います。
通信講座は講師との相性が重要です。何十時間もの講義を聴き続けるのですから、自分に合う講師であればサクサクと勉強が進む一方、合わない講師の場合は勉強するのがイヤになってしまいます。
竹原講師は基本的には人気の講師で、受講生からの感謝のメッセージもとても多いです。その一方、好ましくないと評価している人もいます。自分はどちらなのかを確認し「この先生を信じて取り組んでみよう」と思えたらぜひ受講してください。
よくある質問
スタディング行政書士講座に関するよくある質問に答えます。
クレジットカードで分割払いできる?
スタディング行政書士講座はクレジットカードを使った分割払いに対応しています。VISA、Master、JCB、Amexのカードが利用可能です。
分割回数・分割手数料の詳細はカードを発行した会社との契約によりますので、必要に応じてカード会社に問い合わせましょう(手元のカードの裏面に問い合わせ先が載っています)。
クレカで分割払いをする際の手順・注意点はカード支払い(一括・分割)の手順・注意点の記事で解説しました。実際に分割払いを申し込んだ際のスクリーンショットも掲載しています。ぜご覧ください。

ローンで分割払いできる?
スタディング行政書士講座は信販会社(JACCS)のローンによる分割払いに対応しています(決済額が4万円以上の場合のみ利用可)。
ローンで分割払いをする際の手順・注意点はローン分割払いの手順・注意点と支払額節約法の記事で解説しました。実際に分割払いを申し込んだ際のスクリーンショットも掲載しています。ぜご覧ください。

iPadで受講できる?
スタディング行政書士講座はiPadでも受講できます。詳しくはスタディングをiPadで受講する2つの方法と注意点の記事をチェックしてみてください。

オフラインで受講できる?
オフラインで受講できるかどうかは私自身で検証して調べました。結論だけお伝えすると次の通りです。
- あらかじめダウンロードしておいた講義動画はオフラインでも再生できる
- それ以外の機能はオフラインでは使えない
詳しくはスタディングはオフラインで使える?検証してみたの記事をチェックしてみてください。

オフライン環境下での利用が多くなると想定される場合、冊子版オプションの利用も検討すると良いと思います。冊子が手元にあれば、端末のオンライン・オフラインに関係なく学習できますので。
最安値で購入・受講する方法
2018年からほぼ毎年スタディングを受講している私がスタディング行政書士講座を安く購入する方法について解説します。
キャンペーンを利用する
スタディング行政書士講座では年に5~6回キャンペーンが実施されています。キャンペーン期間中は対象講座が5,500円~11,000円ほど安くなりますので、ぜひ利用しましょう。
キャンペーンの最新情報とキャンペーンが実施されやすい時期についてはスタディングの割引情報まとめ記事で発信しています。随時更新していますのでブックマークしていただき、時々チェックしてください。

割引クーポンを利用する
スタディングでは割引クーポンを使用して5~10%OFFの価格で講座を申し込むことができます。クーポンを獲得する方法はいくつかありますが、ひとまず次の2つのクーポンのいずれかを狙っていただくのが良いと思います。
- スタディングに新規登録する際にもらえる5%OFFまたは10%OFFクーポン
- スタディングに登録済みの方の場合は毎年1月・4月・7月に配布されている10%OFFクーポン
クーポンの獲得方法について詳しく知りたい方はスタディングのクーポンを獲得する方法と注意点の記事をご覧ください。

スタディングのキャンペーンとクーポンは併用可能です。つまり2つの割引を同時に使うことにより通常価格よりもかなり安く受講申し込みができます。
ただし、あまりにも併用することを狙い過ぎると十分に講座を検討できないまま申し込みをすることになったり、逆になかなか申し込みができず学習機会を逃がす結果になってしまうかもしれません。
併用は「たまたまキャンペーン期間中にクーポンをゲットできた」ときに実行するのがお勧めです。
更新版やスキルアップ割引を利用する
スタディングを受講するのが2回目以降の方はキャンペーンやクーポン以外の割引制度も活用できます。
スタディング行政書士講座の受講履歴がある場合は更新版を利用できるかもしれません。料金は通常価格の半額ほどになることが多いです。更新版の利用可否を次のページでチェックしましょう(ページ下部に更新版の情報があります)。
スタディングで行政書士講座以外の講座を受講したことがある場合はスキルアップ割引制度を使って行政書士講座を受講できるかもしれません。更新版ほどではないものの、割引価格で申し込めます。スキルアップ割引の利用可否を次のページでチェックしましょう。
更新版の解説記事とスキルアップ割引制度の解説記事も用意しています。詳しく知りたいときにご覧ください。


この記事のまとめ
スタディング行政書士講座はオンライン特化の試験対策講座です。スマートフォン1つでインプット学習からアウトプット学習まで、合格に必要なすべてのことに取り組めます。
本編で触れませんでしたが、スタディングを運営するKIYOラーニングは東証マザーズ上場企業です。上場企業が運営する数少ない通信講座としてスタディングは今後も業界をリードし、信頼と実績を積み重ねていくことでしょう。
そんなスタディングが提供する最先端のオンライン学習システムを最大限に活用すれば、行政書士試験の合格はきっとつかみ取れます。転職・独立・スキルアップにつなげるために、スタディング行政書士講座の受講をスタートしましょう。
以上、参考になれば嬉しいです。




