2018年から資格対策通信講座の研究を続けている杉山貴隆です。
スタディング行政書士講座を受講した体験談はネットを探してもあまり見つかりません。でも「受講申し込みをする前に受講した人の意見を聞いておきたい」という人は多いでしょう。
そこで今回はスタディング行政書士講座を実際に受講してレビューします。この記事を読んでわかることは主に次の3つです。
- スタディング行政書士講座を受講した感想
- 受講経験者を対象とした独自アンケートの結果
- スタディングの受講に関するよくある質問とその答え
- 最安値で購入し受講する方法
実体験に基づく良質な情報をお伝えできるよう努めました。ぜひ参考にしてみてください。
※今回受講したのは「行政書士合格コース(コンプリート)2022+2023年度合格目標」です。
スタディング行政書士講座を受講してレビュー
スタディング行政書士講座を受講してレビューします。
「基本講座」のレビュー
スタディング行政書士講座の基本講座をひとことで言い換えるとわかりやすさの3拍子が揃った基礎知識習得講座です。
基本講座は基礎法学に始まり、憲法・民法・行政法・商法を経て一般知識まで、行政書士の全範囲を竹原講師とともに学んでいきます。
最初の話題は上の画像に出ているように「法って何?」です。そもそも法とは何ぞやという初歩的な疑問からスタートしますので、たとえ知識ゼロからのスタートでも1段ずつ階段を上るように学習できます。
この講座で学んでいて私が感じたのは「とてもわかりやすい」ということ。なぜこんなにわかりやすいんだろう?と思ってよく観察したところ、次の3つの特徴が揃っているからだとわかりました。
第一の特徴は、基本講座の各レッスンのはじめに必ず「今日学ぶこと」という導入が設けられていて、さらに各レッスンの終わりに必ず「今日のまとめ」が設けられていることです。
最初の「今日学ぶこと」でレッスンの全体像が見えるようになるので、レッスン内の各論を理解しやすくなります。また最後の「まとめ」で復習できるのでレッスンの内容が記憶に定着し、それによって次回のレッスンの理解も促進されます。
第二の特徴はスライドで図表を提示し解説を加えていく講義スタイルです。次のようなスライドが画面に示され、竹原講師が身振り手振りを交えつつその内容を説明します。
法律は条文を読んだだけではなかなか理解が進みません。だからこそ竹原講師はスライドで図表等の視覚要素を多用しています。そうすることで複雑な概念が整理され、受講生は抽象的な法律を「目に見える何か」としてインプットできます。
第三の特徴は法律用語の巧みな言い換えです。竹原講師は私たちが耳慣れないと感じる法律用語を言葉を尽くして言い換えてくれます。たとえば行政庁による強制執行の1つ「代執行」の対象について、竹原講師は次のように述べています。
強制執行の1つめは何かというと代執行。代執行は代替的作為義務だけを対象とします。代替的というのは「他の人が代わってできること」です。作為義務っていうのは「何々しなさい」という意味。
たとえば違反建築物があって、その違反建築物を(除去せよと所有者に命令しても)除去してくれないから、解体業者に頼んで壊してもらう。
これは他の人が代わりに建物を壊せるでしょう、だから代替的です。作為義務はここでは建物を取り壊すという義務のことです。だから代替的作為義務。
「代替的作為義務」をはじめとするおどろおどろしい法律用語も、竹原講師にかかれば日常的な言葉に変わってしまいます。受講生としては「そういうことなんだ、なるほど!」と思えるので、変に身構えることなく講義を聴き続けられます。
基本講座はこのように「各レッスンの最初に前置きがあり最後にまとめがある」「図表を盛り込んだスライドが提示される」「法律用語を日常語で説明してもらえる」という三拍子がそろっています。だからわかりやすいんです。
民法・行政法・憲法などを今まで一度も勉強したことがないという人も、この基本講義なら全く難しさを感じることなく、スムーズに各科目の基礎基本をおさえることができるでしょう。
「過去問解法講座」のレビュー
スタディング行政書士講座の過去問解法講座をひとことで言い換えると隙間時間でコツコツ進める過去問対策です。
過去問解法講座は全50回の講座で、毎回、重要度の高い過去問が2問ずつピックアップされます。はじめに受講生自身で問題を解き、そのあとで竹原講師の解説講義を聞きます。視聴を続けているうちに自然と過去問の解き方のコツが身につく仕組みです。
竹原講師の解説は基本講座と同様に「今日学ぶこと」ではじまり「今日のまとめ」で終わります。図表を含んだスライドの提示もありますし、筋道の通った解説も聞きやすい。
ちなみに講義内で出題される過去問のPDFを次のようにスマホ等の画面に表示できます(一部ボカシを入れています)。
同じPDFをダウンロードすることもできるので、印刷して解くといった使い方も可能です。
この過去問解法講座の良いところは「選択肢1つ1つを解説してくれること」、そして「選択肢ごとに動画が分かれていること」です。
この種の過去問講座では講師が選択肢に対する解説をまともにしないことがあります。たとえば「これはそのままなので読んでおいて」程度の解説で済ませたり、一切触れない選択肢があったりするんです。
しかしスタディング行政書士講座の過去問解法講座では私が確認する限りそのようなことがありません。どの肢も省略することなく、ワンポイント解説を入れてくれています。各肢が丁寧に解説されるので、不明点を残すことなく過去問の学習を進められます。
過去問解法講座において1問あたりの解説は10~15分程度です。その中で選択肢1つの解説が終わるごとに動画の区切りが入ります。このことの良さは使ってみるとわかるのですが、スキマ時間を使った視聴に適しています。
たとえば通勤中の電車内で過去問解法講座を聞いていた場合、必ずしも1問に対する解説を最後まで聞けるわけではありません。下車時などにはどうしても解説の途中で視聴をやめないといけないタイミングが出てきます。
でも過去問解説講座では肢ごとに動画が分かれているため視聴の切れ目を設けやすいです。つまり「下車までの間にこの肢に対する解説までは聴ける」「次回は次の肢の解説からスタートしよう」といったキリの良い学習がしやすいと感じます。
もちろん時には1つの選択肢に対する解説の途中で学習を停めなければならないこともあるでしょう。その場合も、次にブラウザやアプリでスタディングを開けば停止したところから再開することが可能です。
このように学習の中断・再開がしやすいので、日常生活の細切れの時間を使ってコツコツと過去問を解き・講義を聞き、正解肢にたどり着く力を伸ばしていくことができます。
「記述式解法講座(+記述式対策問題集)」のレビュー
スタディング行政書士講座の記述式解法講座をひとことで言い換えると得点源を育てる記述式対策講座です。
行政書士試験は資格試験でよくある多肢選択式の出題ばかりではありません。民法と行政法に関しては文章で答える形式の出題があります。記述式対策講座はそのような記述式問題の解き方を学ぶ全39回の講座です。
各回ともまずは短い講義を聞きます。その講義の中で講師とともに問題を読み合わせ、解答の方向性を確認します。次に受講生は自分なりに記述式問題を解いてみて、最後に答え合わせの講義を聞く、という流れです。
これまで法律に関して4択問題や5択問題を解いた経験はあっても、自分で文章を書いて問題に答える経験をしたことはない、という人は多いでしょう。だから行政書士試験の記述式問題に不安しか感じないとしても、それは自然なことだと思います。
記述式解法講座では実際に問題を解くことを繰り返します。与えられた設問に対して下手でも何か書く、ということを何度もやっているうちに、少しずつ適切な答えを書けるようになります。ですからあまり心配することはありません。
というのも1回の講義あたり2問解き、講座が終わるまでに80問近くの問題を解くんです。それだけの量の記述式問題に取り組めば、最初は難しいな、イヤだなと思っていたとしても確実に慣れていきます。慣れてしまえばしめたもの。
重要キーワードをおさえて制限文字数の中で何か書くことができれば、満点とはいかないまでも部分点は十分とれるでしょう。記述式を最初から捨ててしまう人もいますが、諦めずに記述式解法講座に取り組むだけで一定の得点源を確保できると言えます。
記述式解法講座で記述式の解き方に慣れてきたら、スタディング行政書士講座の「記述式対策問題集」を使って自主トレーニングを実施できます。
記述式対策問題集は記述式解法講座で扱った記述式問題に加えて記述式の過去問を収録したものです。模範解答も付属しています。ここまでやり込めば記述式の実力は合格レベルにかなり近づくはずです。
「合格のための論点200」のレビュー
スタディング行政書士講座の「合格のための論点200」をひとことで言い換えると一石二鳥の復習講座です。
この講座の目的は「合格に必要な知識の欠落を発見し、それを復習によって穴埋めすること」とされています。この目的を達成するため竹原講師が追加の講義を行います。
といっても基本講座で学習したことを単純になぞるのではありません。この講座で竹原講師がとっているのは一問一答のような独特の講義スタイルです。
講義では過去問から抽出された行政書士試験の重要論点がQuestionとして提示されます。受講生は自分なりに答えを出し、さらに講師の模範解答であるAnswerと解説講義を視聴します。以上が合格のための論点200の概略です。
やってみるとわかるのですが、Questionに答えようとすると意外にも難しいです。「頭の中に入っている知識を言葉にしてアウトプットするのがこんなに大変なのか」と実感します。
だからこそ、この「合格のための論点200」を繰り返してスラスラと答えが言えるようになれば、行政書士試験の知識が真に定着した状態になるでしょう。その段階を目指して可能な限り反復視聴するのが良さそうです。
なお「合格のための論点200」では設問に対する答えを導き出す作業を繰り返しますので、多肢選択式の対策になるだけでなく記述式問題に答える訓練にもなります。一挙両得のお得な講座ですのでぜひ受講しましょう。
なお「合格のための論点200」が含まれているのは合格コース コンプリートのみです。ミニマムはもちろんスタンダードを選んだ場合も受講できません。200個の論点をおさえておきたい方は申し込み時にコンプリートを選択するようにしてください。
「合格のための論点200」のレッスン1回分を無料お試し講座で視聴できます。スタンダード・コンプリートで迷っている方は必ず無料分を受講しましょう。
「問題演習システム(セレクト過去問集など)」のレビュー
スタディング行政書士講座の問題演習システムをひとことで言い換えるとIT技術を駆使したバーチャル問題集です。
スタディング行政書士講座のスマート問題集・セレクト過去問集・13年分テーマ別過去問集・合格答練ではスタディングの問題演習システムが共通して使われています。このシステムで問題を解いてみて良いと思った3つのポイントを紹介します。
良いと思った点の1つめは3つの演習モードが便利なことです。練習モード・本番モード・復習モードの3つのモードから選べます。
どの問題を選んでも表示される問題は同じなのですが、練習モードは「問題と解説が交互に表示」、本番モードは「問題だけが続けて表示され、解説は最後に必要に応じて」、復習モードは「間違えた問題や要復習問題だけを表示」という違いがあります。
学習段階に応じて選ぶと良いでしょう。たとえば最初のうちは練習モードで解説を読み込みながら何度か解き、解説が頭に入ったら本番モードに切り替えて解き、模試や本試験の直前には復習モードで自分の弱点となりうる問題を中心に解く、という具合です。
従来の紙の問題集では「解説を読むタイミングを調整する」「前回間違えた問題だけを解く」といったことは全て手作業で行わなければなりませんでした。スタディングの問題演習システムならチェック1つで変更可能なので、非常に効率的です。
良いと思った点の2つめは基本講座の該当箇所に簡単に移動できることです。
問題演習をしていると不正解の問題が必ず出てきます。間違ってしまったとき、その問題に関係する講義動画やテキストの該当ページを確認したくなるものです。そんな時もスタディング行政書士講座ならタップ1つで移動できます。
一般的な紙の教材を使っているとこうはいきません。問題集に「テキストの該当箇所は82ページ」と書いてあったとしても、テキストを開く作業は面倒です。もし該当ページが書かれていなければテキストを何度もめくって読みたい箇所を探さなくてはなりません。
アウトプット学習をしていてもう1度インプット学習に立ち戻りたいと思ったとき、全く時間をかけずに適切な箇所に戻れる問題演習システムは受講生からすると最高に使えます。
良いと思った点の3つめは解説が充実していることです。
一般的な紙の問題集の場合、解説を読んでもよくわからない、物足りないと感じることがあります。紙幅の制約があるため下手に長く説明できず、たとえ中途半端な状態でも解説を終えざるを得ないからでしょう。
しかしオンライン特化のスタディング行政書士講座に紙幅の制約はありません。そのため、常に十分な量の解説があります。たとえば次の画像はある過去問の解説ですが、通常の解説の後に判例要旨が3つも掲載されていました。
これがもし紙の問題集なら多少なりとも省略されていたに違いありません。物理的なスペースから解放された結果、教材を開発する側も気兼ねなく必要な情報を掲載できる。結果として私たち受講生の学びの質が向上し、合格に結びついていくと考えられます。
スマート問題集・セレクト過去問集の使い勝手を無料お試し講座で確認できます。先に紹介した3つの演習モード(練習モード・本番モード・復習モード)は本当に便利なので、ぜひ体験していただければと思います。
「合格答練」のレビュー
スタディング行政書士講座の合格答練をひとことで言い換えると試験範囲全体を復習できる予想問題集です。
合格答練では科目ごとにスタディング行政書士講座オリジナルの予想問題を解いていきます。たとえば次の画像は行政法(行政組織法・行政作用法)の出題画面の例です。
試験本番と同等の形式・難易度の問題を数多く解くことにより、各科目の重要知識をおさらいしつつ、全体自分の弱点となっている分野の知識を強化します。
実際に問題を解いてみると、やはり初見の問題は知識をフル活用しても意外と解けません。自分の能力の低さに本当に苛立ちますし、気分も落ち込んでしまいます。
その一方で「力不足に気づけて良かった!」とも思います。合格答練が無ければ現時点のレベルにすら気づけなかったわけですから。
合格答練はスマート問題集やセレクト問題集と同様「復習モード」が使えます。
正解できなかった問題や自分で「要復習」としてマークした問題をまとめて解く機能です。知識が不十分なところを集中的に解き直すことができるので「これ以上効率的な勉強方法はないよな…」と感じました。
最後に答練の問題数に触れておきます(公式サイトには情報がなく、気になっている人もいると思うので)。私が受講した年度では次の通りでした。
科目 | 問題数 |
---|---|
基礎法学、憲法 | 20問 (多肢択一式18問、多肢選択式2問) |
民法1 総則・物権 | 20問 (多肢択一式18問、記述式2問) |
民法2 担保物権・債権総論 | 20問 (多肢択一式18問、記述式2問) |
民法3 債権各論・家族法 | 20問 (多肢択一式18問、記述式2問) |
行政法1 行政組織法・行政作用法 | 20問 (多肢択一式18問、多肢選択式1問、記述式1問) |
行政法2 行政手続法行政不服審査法 | 20問 (多肢択一式18問、多肢選択式1問、記述式1問) |
行政法3 行政事件訴訟法 | 20問 (多肢択一式18問、多肢選択式1問、記述式1問) |
行政法4 国家補償・地方自治法 | 20問 (多肢択一式18問、多肢選択式1問、記述式1問) |
商法・会社法 | 10問 (全て多肢択一式) |
一般知識等 | 30問 (全て多肢択一式) |
合計 | 200問 |
参考にしていただければと思います。
「合格模試」のレビュー
スタディング行政書士講座の合格模試をひとことで言うと「行政書士試験の本試験と同等の数の問題を解き、それによって現時点の実力を確認する」ものです。
以下、合格模試の受講の流れを示します。
合格模試は最初の1回目は模試モードで開始します。制限時間のカウントが進んでいく中で次々と問題を解いていく演習モードです。
出題画面の上部に経過時間が表示されています。限られた時間で全問解く必要があるので少し焦ってしまいますが、試験本番と同じ制限時間なので良い予行演習になると感じました。
最後まで解いたら採点ボタンを押します。
自動で採点され、自分の得点や全受講者の正解率などがわかります。
採点後は問題ごとに付属している解説に目を通し、自分の理解が間違っていないかどうかチェックします。
担当講師による合格模試の解説講義も視聴可能です。
以上が合格模試の大まかな流れとなっています。
ちなみに合格模試の解説講義は模試の内容を踏まえて本試験用にこれこれの対策をしておこうといった一歩踏み込んだ内容です。真に受講生のためになることを話してくれるので「直前期にこれを話してくれるのはとても助かる!」と感じました。
模試を繰り返し解くことも可能です。合格コースで「スマート問題集」「過去問セレクト講座」に取り組んだ方にはおなじみの練習モード・本番モード・復習モードがここでも登場します。
使い慣れた問題演習システムで反復練習できるのはありがたいです。特に復習モードは間違った問題や要復習としてチェックしておいた問題だけに絞り込んで解けるのでかなり便利。復習が効率よく進みます。
独自アンケートで評判を調査した結果
私のレビューだけでは偏ってしまいますので、スタディング行政書士講座の受講経験者を対象に独自にアンケート調査を実施してみました。
「良かった点」「悪かった点」「受講を検討している方へのアドバイス」を中心に回答してもらっています。2人の方のコメントを以下に掲載しますので参考にしてください。
とにかく受講料が安かったです!合格すればキャッシュバックもあって実質負担額が更に減ります。
安かろう悪かろうではないかと危惧しましたが、予想よりはるかにクオリティが高く、行政書士初学であっても1年で合格出来ました。
講座内容は単元ごとに細かく分かれており、子どもを幼稚園に送った帰り道や通勤時間等のスキマ時間に視聴するのにピッタリでした。
私が受講開始した時は紙媒体のテキストがなかったのですが、ちょうどその年の途中から紙媒体テキストをオプションで購入出来るようになりました。スタディングは、より良いサービス提供をするために改善を重ねて行く意欲の高い資格予備校であると感じます。
あえて言えば、低価格での提供という命題のため、徹底的に過去問を解かせるスタンスで、いわゆる予想問題や模試等がなかったことが不満と言えば不満ですが、これに関しては市販の予想問題集が沢山販売されており、それら外部教材で強化すれば良いことなので、受講価格が上がるくらいなら不要であるとも思います。
追加買い増し資料なしで合格できるか?と言われると演習面では正直ちょっと厳しい気もしますが、インプットの内容的にはまったく問題ありません。
私は、試験直前期に予想問題集を3社分(金銭的事情により昨年版の中古)と記述式問題集を買い増し、他社模試を受け、初見の問題への対応力を意識した学習をしました。
本試験形式に慣れるためにも良く、予想が当たればラッキーなのでオススメです。
良かった点は、受講料が安くて2年間長期で利用できる。資格登録があるので一緒に勉強している人達にどんな勉強しているかわかる。お友達登録で励まし合いやお問い合わせができる。
期待以上だったのは、サイトや交流を真面目に利用してる人が多くてよかった。
複数資格狙う人には利用しやすいと思います。試験日などのお知らせもあり、他の資格の案内もしている。
悪かった点はあんまり感じなかった。強いて言えば一年後登録削除申請したら「2年間利用できます。」と返事が来てそのまんまになったことぐらい。
受講を検討している方には、いろんな講座があるし、難易度も資格によってちがうので資格にかける時間、金額、生活との兼ね合い等考える時点で取り敢えず取り掛かろうと受講するのにいいと思います。
世の中にはうん十万円とかかかる講座もありますが、受講料がリーズナブルですから、とにかく勉強はじめて動きながら力をつけていけるのにお勧めです。いろんな資格保持者もおられるので質問等できてよいてす。
私が利用したときは、4度目合格者がおられて3回目不合格だったときに皆さん方から励まされて4度目合格に至ったお話を伺いました。モチベーション落とさないのが一番難しいということです。
私は目的が資格ではなく実務でパートナーが法律疎くて困ってたために受講しました。法律は変わりますから、資格のためだけでなく自分や家族、縁者のために学んでおくことは大事です。
よくある質問
スタディング行政書士講座に関するよくある質問に答えます。
受講料はいくら?
スタディング行政書士講座の料金は次の表の通りです(2024年10月2日現在)。
コース | 価格(税込) |
---|---|
ミニマム [2024+2025年度合格目標] | 34,980円 |
スタンダード [2024+2025年度合格目標] | 44,000円 |
コンプリート [20242025年度合格目標] | 59,400円 |
答練・模試セット | 22,000円 |
答練のみ | 19,800円 |
模試のみ(模試 記述式AI添削チケット30枚付) | 4,290円 |
冊子版オプション (2024年度版 行政書士 基本講座テキスト) | - |
スタディング行政書士講座の更新版(再受講割引版)の料金は次の表の通りです。
コース | 価格(税込) |
---|---|
【更新版】行政書士合格コース コンプリート [2024年度合格目標] | 26,950円 |
【更新版】行政書士合格コース スタンダード [2024年度合格目標] | 19,800円 |
【更新版】行政書士合格コース ミニマム [2024年度合格目標] | 14,960円 |
受講料はときどき変わるので公式サイトの情報もチェックしてください。後述の最安値で購入・受講する方法も要チェックです。
合格率・合格者数は?
スタディング行政書士講座の合格率は不明ですが、合格者数は右肩上がりに伸びているものと推察されます。詳しくは合格実績のまとめ記事をチェックしてみてください。
スタディングだけで合格できる?
スタディングだけで行政書士試験に合格した受講生は多数います。したがってあなたがスタディングだけを受講して合格する可能性も十分にあると言って良いでしょう。
詳しくはスタディングだけで行政書士試験に合格した実例の解説記事をチェックしてみてください。
3か月で合格できる?
スタディング行政書士講座を3か月程度受講して行政書士試験に合格した人は実際に過去に複数名います。3か月で合格したいくつもの実例の記事で詳しく取り上げました。
勉強時間はどのくらい?
スタディング行政書士講座を受講して合格した方の勉強時間を調査したところ、800時間以内であることが多いという結論が得られています。詳しくは合格者の学習時間の調査結果をご覧ください。
講義時間は何時間?
スタディング行政書士講座の講義時間は最大89.5時間となっています(2024年版の場合)。内訳等の詳細は講義時間の解説記事でお伝えしています。
冊子版オプション(紙のテキスト)は買うべき?
スタディング行政書士講座がオプションで提供している冊子タイプのテキストは買おうかどうか迷っているなら買うべきだと考えています。なぜなら1日あたり70円程度のコストを払うだけでさまざまなメリットが手に入るからです。
冊子版オプションの購入レビューの記事で冊子版オプションの仕様・メリット・デメリット・1日あたりのコストをまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
iPadで受講できる?
スタディング行政書士講座はiPadでも受講できます。詳しくはスタディングをiPadで受講する2つの方法と注意点の記事をチェックしてみてください。
オフラインで受講できる?
オフラインで受講できるかどうかは私自身で検証して調べました。結論だけお伝えすると次の通りです。
- あらかじめダウンロードしておいた講義動画はオフラインでも再生できる
- それ以外の機能はオフラインでは使えない
詳しくはスタディングはオフラインで使える?検証してみたの記事をチェックしてみてください。
オフライン環境下での利用が多くなると想定される場合、冊子版オプションの利用も検討すると良いと思います。冊子が手元にあれば、端末のオンライン・オフラインに関係なく学習できますので。
クレジットカードで分割払いできる?
スタディング行政書士講座はクレジットカードを使った分割払いに対応しています。VISA、Master、JCB、Amexのカードが利用可能です。
分割回数・分割手数料の詳細はカードを発行した会社との契約によりますので、必要に応じてカード会社に問い合わせましょう(手元のカードの裏面に問い合わせ先が載っています)。
クレカで分割払いをする際の手順・注意点はカード支払い(一括・分割)の手順・注意点の記事で解説しました。実際に分割払いを申し込んだ際のスクリーンショットも掲載しています。ぜご覧ください。
ローンで分割払いできる?
スタディング行政書士講座は信販会社(JACCS)のローンによる分割払いに対応しています(決済額が4万円以上の場合のみ利用可)。
ローンで分割払いをする際の手順・注意点はローン分割払いの手順・注意点と支払額節約法の記事で解説しました。実際に分割払いを申し込んだ際のスクリーンショットも掲載しています。ぜご覧ください。
最安値で購入・受講する方法
2018年からほぼ毎年スタディングを受講している私がスタディング行政書士講座を安く購入する方法について解説します。
キャンペーンを利用する
スタディング行政書士講座では年に5~6回キャンペーンが実施されています。キャンペーン期間中は対象講座が5,500円~11,000円ほど安くなりますので、ぜひ利用しましょう。
キャンペーンの最新情報とキャンペーンが実施されやすい時期についてはスタディングの割引情報まとめ記事で発信しています。随時更新していますのでブックマークしていただき、時々チェックしてください。
割引クーポンを利用する
スタディングでは割引クーポンを使用して5~10%OFFの価格で講座を申し込むことができます。クーポンを獲得する方法はいくつかありますが、ひとまず次の2つのクーポンのいずれかを狙っていただくのが良いと思います。
- スタディングに新規登録する際にもらえる5%OFFまたは10%OFFクーポン
- スタディングに登録済みの方の場合は毎年1月・4月・7月に配布されている10%OFFクーポン
クーポンの獲得方法について詳しく知りたい方はスタディングのクーポンを獲得する方法と注意点の記事をご覧ください。
スタディングのキャンペーンとクーポンは併用可能です。つまり2つの割引を同時に使うことにより通常価格よりもかなり安く受講申し込みができます。
ただし、あまりにも併用することを狙い過ぎると十分に講座を検討できないまま申し込みをすることになったり、逆になかなか申し込みができず学習機会を逃がす結果になってしまうかもしれません。
併用は「たまたまキャンペーン期間中にクーポンをゲットできた」ときに実行するのがお勧めです。
更新版やWライセンス応援割を利用する
スタディングを受講するのが2回目以降の方はキャンペーンやクーポン以外の割引制度も活用できます。
スタディング行政書士講座の受講履歴がある場合は更新版を利用できるかもしれません。料金は通常価格の半額ほどになることが多いです。更新版の利用可否を次のページでチェックしましょう(ページ下部に更新版の情報があります)。
スタディングで行政書士講座以外の講座を受講したことがある場合はWライセンス応援割を使って行政書士講座を受講できるかもしれません。更新版ほどではないものの、割引価格で申し込めます。Wライセンス応援割の利用可否を次のページでチェックしましょう。
更新版の解説記事とWライセンス応援割の解説記事も用意しています。詳しく知りたいときにご覧ください。
この記事のまとめ
スタディング行政書士講座はオンライン特化の試験対策講座です。スマートフォン1つでインプット学習からアウトプット学習まで、合格に必要なすべてのことに取り組めます。
本編で触れませんでしたが、スタディングを運営するKIYOラーニングは東証マザーズ上場企業です。上場企業が運営する数少ない通信講座としてスタディングは今後も業界をリードし、信頼と実績を積み重ねていくことでしょう。
そんなスタディングが提供する最先端のオンライン学習システムを最大限に活用すれば、行政書士試験の合格はきっとつかみ取れます。転職・独立・スキルアップにつなげるために、スタディング行政書士講座の受講をスタートしましょう。
以上、参考になれば嬉しいです。