スタディング行政書士講座を実際に受講してレビューしている杉山貴隆です。
行政書士試験の合格に必要な勉強時間には目安があります。例えば予備知識のない人が独学で勉強した場合、800時間から1000時間程度であると言われています。
ではスタディング行政書士講座を受講する場合は何時間くらい勉強すれば良いのでしょうか。もし800時間を超えるようであれば独学するのとあまりかわらないため、受講したいと思う人は少ないでしょう。
逆に、もし800時間以内で合格できるなら、忙しい人にとってはぜひ受講したいですよね。時間に余裕のある人にとっても、辛い学習時間を短縮して浮いた時間を他のことに使えることはありがたいはずです。
そこで今回はスタディング行政書士講座の合格者の声（2023年8月22日現在、全430件）を全件調査し、スタディングで学習を開始してから受験するまでにかけた勉強時間（以下「累計学習時間」）に言及しているものをピックアップしました。
この記事ではそれらの声を紹介しつつ、データからどんなことが言えるのかを解説します。参考にしてみてください。
累計学習時間に言及している合格者の声
累計学習時間に言及している合格者の声は全部で14件見つかりました。これらの声を「800時間以内」と「800時間超え」で分類すると次の通りです。
- 800時間以内は12件（86％）
- 800時間超えは2件（14％）
以下でこれらの声を順番に紹介します。
800時間以内は12件（86％）
まず累計学習時間を800時間以内に抑えて合格を勝ち取った受講生の声を見ていきましょう。
受講生
今回一発合格できたのはStudyingのおかげです。（中略）今振り返りましたら170時間ほどをこの教材学習に使った他はほとんど別の勉強はやっていません。［出典］
受講生
勉強時間は200時間弱ですがこの短時間で合格できたことは全て竹原先生のおかげです。［出典］
受講生
期間は1年間で学習時間は330時間程度（スタディング305時間＋市販テキスト25時間）と短時間で済んだのは驚きです。［出典］
受講生
合計でスタディング上では、334時間の勉強で合格できました。［出典］
受講生
勉強期間7ヶ月半、勉強時間352時間、受験回数1回で合格することができました。［出典］
受講生
結果、約400時間の勉強で、一回で合格することが出来ました。［出典］
受講生
1回目の試験で合格する事ができました。（中略）合格までの勉強時間は450時間でした。［出典］
受講生
現職の性格上、勉強時間の確保は特に難しくなく、勉強時間は10ヶ月で約480時間でした。［出典］
受講生
試験に挑むことができ家族に感謝しています（スタディングに記録された学習時間は約570時間でした）。［出典］
受講生
講義内容もわかりやすく、テキストも読むのにストレスを感じさせない分量で作っていただいているので、理解に要する時間も少なく、結果として総勉強時間が約600時間程度となり、浮いた分を家族サービス等に使えました。受講して本当に良かったです。［出典］
受講生
結果として当初定めた「勉強時間800時間」という目標を、本番前日に達成することができました。［出典］
受講生
学習期間は約六ヶ月、800時間を目標で勉強していました。［出典］
800時間超えは2件（14％）
次に累計学習時間が800時間超えの受講生の声を見ていきましょう。
受講生
時間には恵まれていた。学習期間は9か月だが900時間近く勉強時間は確保できた。［出典］
受講生
年齢的な問題もあり、隙間時間を利用するのではなく、一年間、一日7、8時間の勉強時間を確保することを目標とし結果として2200時間以上確保できました。［出典］
データから言えること
累計学習時間に言及している合格者の声から次の2つのことを指摘できます。
- スタディング行政書士講座を受講するほうが独学するよりも効率が良い
- 法律初学者は800時間以内でできるだけ多くの時間を確保するのが望ましい
以下でもう少し詳しく解説します。
スタディング行政書士講座を受講するほうが独学よりも効率が良い
最初にお伝えしたように、予備知識のない人が独学で行政書士試験の合格を目指すなら800時間から1000時間程度の勉強時間が必要であると言われています。
これに対して、スタディング行政書士講座を受講するなら、800時間以内で合格する可能性は十分に見込めそうです。というのも累計学習時間に言及している人の約8割が800時間以内で合格しているからです。
800時間以内で合格する人が多数派ですので、独学せずにスタディング行政書士講座の受講を選択する価値は十分にあると言って良いでしょう。
法律初学者は800時間以内でできるだけ多くの時間を確保するのが望ましい
今回の調査結果では「800時間以内の累計学習時間で合格した受講生」のそれぞれの合格時間にはばらつきがあります。たとえば400時間台の人は3人いますが、800時間めいっぱいかかっている人も2人います。
つまりスタディング行政書士講座を受講することで「400時間前後の勉強時間で合格する」という嬉しい可能性もある一方で「800時間かけなければ合格しない」という可能性もあるわけです。
一般的に、勉強時間を長くとるほど「知識が増える・理解が深まる」といった合格にとってプラスの効果が期待できます。したがって法律初学者の方は800時間以内で可能な限り多くの時間を勉強時間として確保するのが望ましいでしょう。
この記事のまとめ
今回はスタディング行政書士講座の合格者の声を調査し、勉強時間に触れているものを取り上げて紹介しました。この記事の要点を復習しましょう。
- 累計学習時間に言及している合格者の声のうち8割以上が800時間以内で合格している
- 独学で勉強する場合は800時間～1000時間必要と言われていることから、スタディング行政書士講座を受講するほうが独学するよりも効率が良い
- 法律初学者は800時間以内でできるだけ多くの時間を確保するのが望ましい
以上、参考になれば嬉しいです。
