宅建試験・管理業務主任者試験に一発合格した宅建士Kiryuです。
今回は私が受講したスタディング マンション管理士/管理業務主任者講座の主要3教材をレビューします。具体的には次の3点をお伝えします。
- 講座に含まれている3つの主要な教材を画像で示しつつ解説
- 教材の特徴として「統一化された目次構成」があることを指摘し、そのメリットを指摘
- 実際の目次を示すことでスタディング マン管/管業講座で学べる内容を提示
この記事を一読するとスタディング マン管/管業講座の教材の構成や雰囲気が具体的にイメージできるようになるはずです。試験対策としてスタディングの受講を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
スタディング マン管/管業講座の3つの主要な教材
スタディング マンション管理士/管理業務主任者講座の教材は3種類あり、マンション管理士試験講座のものと管理業務主任者講座のものがそれぞれ提供されています。
- 基本講座(講義動画+テキスト)
- スマート問題集
- セレクト過去問集
- 基本講座(講義動画+テキスト)
- スマート問題集
- セレクト過去問集
いずれもオンラインで提供されておりスマホ・タブレット・PCで利用できます。以下で各教材の概要を見ていきましょう。
基本講座
スタディング マンション管理士/管理業務主任者講座の基本講座はマンション管理士試験・管理業務主任者試験の基礎知識を身に付けるためのインプット講座です。
基本講座は「ビデオ講座」と「WEBテキスト」の2つで構成されています。
ビデオ講座は動画で視聴できる試験対策講義です。専任講師を務める竹原健氏がわかりやすい解説講義を行います。
- マンション管理士講座
- 講義は全75回、合計約27時間
- 管理業務主任者講座
- 講義は全54回、合計約22時間
各回の講義の長さは20~30分程度。サクッと視聴できる長さなので日々のスキマ時間を利用して視聴すればドンドン消化できます。
WEBテキストはスタディングが提供するオンラインの教科書です。ビデオ講座の内容を補足し発展させた内容となっています。
WEBテキストでは図解を交えつつ、試験で問われやすい知識を順序良く学んでいきます。
以上見たように基本講座では講義の視聴とWEBテキストの読み込みによって試験対策の基盤となる知識を習得します。
スタディング マン管/管業講座の基本講座は無料で体験できます。講義動画とWEBテキストの両方を試し自分に合っているかどうかを確認してみるのがお勧めです。
スマート問題集
スタディング マン管/管業講座のスマート問題集はインプット学習で得た知識を試すためのアウトプット教材です。
一問一答形式の問題を解いて知識の定着を図ります。出題画面はこんな感じです。
- マンション管理士講座
- 全75回。各回の問題数は7問前後
- 管理業務主任者講座
- 全54回。各回の問題数は7問前後
問題文を読んで○または×のいずれかを選択して回答します。出題内容は基本講座で一度学んだ論点ですので難しくはありません。あくまで知識の確認・定着が目的になっています。
各回の問題数もそれほど多くはなく、通勤時間などの日々のスキマ時間を利用すればサクサクと終えることができる分量です。
スタディング マン管/管業講座のスマート問題集は無料で体験できます。一問一答形式の問題を実際に問題を解いて自分に合っているかどうかを確認してみるのがお勧めです。
セレクト過去問集
セレクト過去問集はマン管試験・管業試験の過去問を解き、実戦力を高めていくためのアウトプット教材です。
本試験と同様、四肢択一の形式で過去問を解きます。出題画面はこんな感じです。
ところでマンション管理士試験と管理業務主任者試験はどちらも資格創設後20年近く経過しています。したがって過去問とひとことで言ってもその数は膨大で、全部を解いていたらいくら時間があっても足りません。
そこでスタディングは試験合格に必要な問題を厳選しています。問題数が絞られているので、やはりスキマ時間を利用するだけでも十分に解き終えることができます。
スタディング マン管/管業講座のセレクト過去問集は無料で体験できます。より試験本番に近い形式で問題を解いて自分に合っているかどうかを確認してみるのがお勧めです。
統一化された目次構成
スタディング マン管/管業講座の基本講座・スマート問題集・セレクト過去問集は一部の例外を除いて目次構成が統一化されているのが最大の特徴です。
マンション管理士講座では次の目次構成となっています。
- レッスン01:入門
- レッスン02:管理法令A(民法)
- レッスン03:管理法令B(その他)
- レッスン04:管理法令C(区分所有法・マンション標準管理規約等)
- レッスン05:管理適正化
- レッスン06:管理組合の運営
- レッスン07:計画・建築に関連する法令
- レッスン08:建築設備等
- レッスン09:マンションに関するその他の法令
- レッスン10:構造と維持保全
管理業務主任者講座では次の目次構成となっています。
- レッスン01:契約に関する法律知識
- レッスン02:区分所有法
- レッスン03:マンション標準管理規約
- レッスン04:マンション管理適正化法
- レッスン05:マンション標準管理委託契約書
- レッスン06:管理組合の会計・税務
- レッスン07:建物の維持・保全
基本講座・スマート問題集・セレクト過去問集のいずれも上記の目次に沿って作り込まれています。とはいえ教材間で目次が同じだとどんな良いことがあるのだろう?と疑問に思われるかもしれません。以下でお答えします。
目次構成統一化のメリット
目次が統一化されていることのメリットはインプット教材(基本講座)とアウトプット教材(スマート問題集・セレクト過去問集)を対応付けて学習できることです。
たとえば基本講座で「レッスン05:管理適正化」を学んだ直後にスマート問題集・セレクト過去問集の「レッスン05:管理適正化」の部分を使って腕試しができます。
インプットとアウトプットを行き来することは資格学習の基本です。これをどれだけ繰り返せるかが資格試験の合格・不合格を分けると言っても過言ではありません。
スタディング マン管/管業講座は目次構成が統一化されているので、インプットの直後にアウトプットするという資格試験対策の基本を効率よく実践できるようになっています。
また目次構成が統一化されていることにより復習にも便利です。
たとえばスマート問題集やセレクト過去問集の「レッスン08:建築設備等」を解いて不明点が残ったとしましょう。そんな時すぐに基本講座の「レッスン08:建築設備等」の部分に戻るだけで復習を実施できます。
教材間の移動は簡単
「でもスマートフォンを操作して基本講座と問題集を行ったり来たりするのは面倒なのでは?」
そう思った人もいるかもしれません。スタディングはこの点にもきちんと配慮しており、基本講座の各レッスンの最後にスマート問題集へ移動するための案内が表示されます。
たとえば基本講座の「マンション管理適正化法(1)」の学習が終わると、スマート問題集の「マンション管理適正化法(1)」へ移動するリンクが出てくるのです。
このようにインプット学習をした後、その内容に対応するアウトプット学習がすぐにできるように導線が設計されています。リンクがあればタップ1回で移動できるので、スマートフォンの操作が面倒だということはありません。
またスマート問題集・セレクト過去問集の設問を解いた後には基本講座に移動するリンクが表示されます。
復習が要らなければ次の問題に進めばOK、復習が必要なときには該当する内容のインプット教材にすぐ移動できるという導線です。スタディングがいかに学習効率を重視した講座になっているかおわかりいただけたのではないでしょうか。
さらに詳しい目次(各レッスンで学ぶ内容)
スタディング マン管・管業講座はマン管試験・管業試験の試験範囲を網羅的に取り上げており十分な試験対策が可能となっています。とはいえ学習できる項目について事前に詳しく知りたい人もいるでしょう。
ここではより詳細な目次を示します(※一部簡略化して表記)。各レッスンで学ぶ内容の参考にしてください。
マンション管理士講座
マンション管理士講座の学習内容は次の通りです。
- マンション管理士・管理業務主任者科目横断入門
- 契約の有効要件
- 物権と物権変動
- 担保物権
- 多数当事者の債権・債務
- 債務不履行・解除
- 債権の譲渡・債権の消滅
- 売買
- 賃貸借・借地借家法
- その他の典型契約
- 不法行為
- 時効
- 相続
- 宅地建物取引業法
- 住宅品質確保法・住宅瑕疵担保履行法
- 不動産登記法
- 消費者契約法、個人情報保護法
- 区分所有建物に関する法と規約
- 専有部分
- 共用部分
- 敷地
- 管理組合・管理組合法人
- 管理組合・管理組合法人の役員
- 集会(総会)
- 規約・使用細則
- 管理組合・管理組合法人の事務の執行
- 義務違反者に対する措置
- 復旧
- 建替え
- 団地
- 罰則
- 団地型・複合用途型の標準管理規約
- マンション建替円滑化法
- 被災マンション法・耐震改修促進法
- マンション管理適正化法
- 適正化指針
- マンション標準管理委託契約書
- マンションの会計
- 都市計画法
- 建築基準法
- 消防法
- 水道法
- マンションの設備
- 警備業法
- 自動車保管法
- マンションの構造と材料等
- 大規模修繕と調査診断
管理業務主任者講座
マンション管理士講座の学習内容は次の通りです。
- 制限行為能力者制度
- 意思表示
- 代理
- 時効
- 物権と物権変動
- 共有
- 担保物権
- 債務不履行・解除
- 債権の消滅・債権者代位権
- 連帯債務・保証債務
- 売買
- 賃貸借
- 借地借家法
- 委任・請負・贈与
- 不法行為
- 相続
- 不動産登記法
- 宅地建物取引業法・アフターサービス
- 住宅品質確保法・住宅瑕疵担保履行法・消費者契約法
- 個人情報保護法・住宅宿泊事業法
- 専有部分・共用部分
- 敷地利用権
- 管理組合
- 規約
- 集会
- 管理組合法人
- 義務違反者に対する措置
- 復旧及び建替え
- 団地・罰則
- 専有部分・共用部分
- 規約・使用細則
- 管理組合の組織
- 管理組合の業務・その他
- 団地型・複合用途型の標準管理規約
- 用語の定義
- マンション管理業
- 管理業務主任者
- 監督・罰則・マンション管理適正化推進基本方針
- マンション建替え円滑化法
- 委託契約書
- 管理費等の滞納処理・管理組合の税務
- 仕訳
- 長期修繕計画ガイドライン
- 建築基準法
- 消防法・消防設備
- 水道法・給水設備
- 排水設備
- エレベーター設備・電気設備
- 維持・保全に関する各種の法令
- 防音・防水・防犯
- 建築構造・建築材料
この記事のまとめ
今回はスタディング マンション管理士/管理業務主任者講座の主要3教材をレビューしました。この記事の要点を復習しましょう。
スタディングのマンション管理士講座と管理業務主任者講座には3種類の教材がそれぞれ用意されています。次の通りです。
- 基本講座(講義動画+テキスト)
- スマート問題集
- セレクト過去問集
- 基本講座(講義動画+テキスト)
- スマート問題集
- セレクト過去問集
上記3教材の特徴として目次構成が共通していることを指摘しました。この特徴によりインプット直後にアウトプットするという試験対策の基本を効率よく実践できるようになっています。
要点の復習は以上です。最後に2つのことを追加でお伝えします。
* * *
1点目。スタディング マン管/管業講座は「毎日机に向かって勉強する時間なんて作れない」と悩んでいる人のための講座です。
残業の多い会社に勤めている人や家事・育児・パートに奔走している主婦の方はまとまった勉強の時間なんてとれませんよね。とはいえそんな人でもスマホは常に持ち歩いているのではないでしょうか。
そしてちょっとした息抜きの時間にLINEを見たりゲームアプリを楽しんでいたりするはずです。そのスキマ時間をスタディングの受講に振り分けていくことでどこにも無いと思って諦めていた学習時間を捻出できます。
あなたはこれまで「時間さえあれば資格が取れるのに…」という悔しい思いを何度もしてきたことと思います。その気持ちは抑えておく必要が無いんです。
スタディング マン管/管業講座なら学習時間は作れます。合格者の声を読むとわかるように、実際に多忙な日々の合間を縫って勉強し合格した先駆者たちが何人もいます。
あなたもスタディング マン管/管業講座という最強のツールを活用して資格取得を目指しましょう。
* * *
2点目。スタディング マン管/管業講座を選ぶのであればぜひ1日も早く受講を開始してください。
というのもマンション管理士試験の合格率は毎年約8%、管理業務主任者試験の合格率は毎年約20%です。合格するのは10人に1人か2人だけ。ライバルに打ち勝たなければ合格は望めません。
ではあなたがライバルに勝つにはどうすれば良いのでしょうか。それは1日でも早く受講をスタートして学習に取り掛かることに尽きます。
早い段階で始めればその分だけスキマ時間も多く確保でき後に始める人より有利です。必然的に合格可能性が高まります。
逆に言うと、もしあなたの受講開始時期が遅れれば、それはライバルを有利にする行為にほかなりません。せっかく合格を目指すのですからそんなことは絶対に避けたいですよね。
ですので、受験することを決めたならぜひその日のうちにスタディングの受講を開始することを勧めます。マン管試験・管業試験の合格に向けて今日から少しずつ積み上げていきましょう。
以上、参考になれば嬉しいです。



