かつて人生に絶望したけれど歯を食いしばって這い上がったKiryuです。
今回は人生の先が見えないときでも前を向くための具体的行動3選をお伝えします。今まさに次のような思いを抱いている方には参考になると思います。
- どうしようもないほどつらく悲しい出来事が起きてしまった
- この先どう生きていけばいいのか検討もつかない
- 自分の将来がどうなるのか見通せず苦しい
私自身これまでに何度も上記のような状況に陥りました。でも私はそのつどスムーズに暗闇から脱出することができました。なぜそれが可能だったのかというと立ち直るのに有効ないくつかのアクションを起こしていたからです。
この記事ではそれらを整理し、前を向くための具体的行動として紹介します。ぜひ最後まで読んでみてください。
人生の先が見えないときに前を向くための具体的行動3選
人生の先が見えないときに前を向くための具体的行動は次の3つです。
- 現実から逃げて休む
- 仕事や趣味に熱中する
- 個人でお金を稼ぐ方法を模索する
以下で順番に説明していきます。
【行動1】現実から逃げて休む
人生の先が見えないときに前を向くための行動の1つめは現実から逃げて休むことです。
あなたは少し疲れているのではないでしょうか。 疲れが溜まると人間の思考はどんどんネガティブになっていきます。蓄積した疲労により脳が正常に働かなくなるためです。
脳が機能しなくなると、気分が落ち込んだまま戻らず漠然と絶望感を抱くようになります。これが行き過ぎると鬱状態になり「死にたい」と思うようになって、最悪の場合は本当に命を絶ってしまう人もいます。
「もしかして自分は疲れているのかもしれない」と少しでも感じるならすぐに休養を取りましょう。会社があるとか学校があるとか思うかもしれませんが、そういう現実からは逃げて距離を置くのです。
1日から数日かけて思いっきり眠って、食べたいと思うものを食べて、散歩等の軽い運動をしてください。気分がリフレッシュしたら脳が正常に戻って考え方も変化してきます。
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最近私はフリーランスとして活動しているのですが、自分の事業がこの先うまくいくのかどうかわからず、不安で何も手につかなくなることがあります。そんなときはこうやって解決しています。
- 全ての作業を中断して布団に入って眠り心身を休ませる
- 目が覚めたらマクドナルドに行って好物のフィレオフィッシュを食べる
- 行きと帰りは徒歩なのでちょっとした運動にもなる
まさに「現実から逃げて休む」です。そうしているうちに次のように気持ちが変わって再び前進できるようになります。
- 「自分は何をあんなに悲観していたんだろう」
- 「人生はなるようにしかならないんだし、やれることをやるだけだ」
先が見えないと絶望的に感じるときは疲れが溜まって脳が機能不全に陥っているだけということも多いです。回復するために休息をとりましょう。
【行動2】仕事や趣味に熱中する
人生の先が見えないときに前を向くための行動の2つめは仕事や趣味に熱中することです。
人間は暇になると余計なことをあれこれと考えるようになります。自分には才能がないからダメなんだとか裕福な家に生まれなかったからダメなんだといった無いものねだりをするのが典型例です。
また、上司が悪いとか社会が悪いとか政治が悪いといった他責思考に陥る人もいます。そういったネガティブ思考がごちゃごちゃに混ざり合って「人生の先が見えない」という感情に変わるのです。
でも無いものねだりや他責思考をしたところで何一つ良い方向には変わっていきません。人間ができることは自分が持っている才能と環境をうまく使って不条理な世の中を渡り歩いていくことのみですから。
あなたが「人生の先が見えない」と感じるのは暇だからではないでしょうか。熱中できることが無いために考えても意味の無いことを考え続ける癖がついてしまったのではないでしょうか。
ぜひ仕事や趣味に熱中してください。あるいは何か熱中できることを探してそのことに時間を使ってください。
そうしているうち「人生の先なんてどうせ誰にもわからない。それならば今やるべきことに全力を尽くすのがベストな方策だ」と思えるようになるはずです。
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私の場合、これまで最も「人生の先が見えない」と感じていたのは初就職で入社した会社をわずか半年で退職したときでした。会社に行く必要がなくなり「これからどうやって生きていけばいいのか…」と自宅で悶々と悩んでいました。
でも振り返って考えてみるとそれはまさに「暇だったから」こその悩みでした。というのも私はどこか別の会社に再就職する方法を真剣に考えなければなならず、次第にそのことに時間を使わざるを得なくなったんです。
それはたとえば資格の勉強や履歴書の書き方の勉強や面接の一人練習といったことですが、それらに熱中していると先に抱いていた悩みは(完全に消えたわけではないものの)かなり軽いものに変わっていきました。
暇な時間は人間の思考を蝕んでいきます。日々何かに打ち込むことで暇を遠ざけ、心を健やかに保ちましょう。
【行動3】個人でお金を稼ぐ方法を模索する
人生の先が見えないときに前を向くための行動の3つめは個人でお金を稼ぐ方法を模索することです。
人間の悩みや不安を突き詰めていくと根っこにお金の問題が絡んでいることがよくあります。もし仮に120歳まで生活していくのに十分なお金が手元にあったら「人生の先が見えない」なんて思い悩むこともないでしょう。
ほとんどの人はそんなお金を持っていないので会社員になって働くのですが、それは自分の経済状況を会社に支配されてしまうことを意味しています。会社を辞めるとただちに収入が途絶えてしまうため、身動きがとれなくなってしまうのです。
この問題の解決方法は1つしかありません。それは会社に雇われなくても自分の力でお金を稼げるようになること。
最近はインターネットが普及したことにより、せどり・ハンドメイド販売・アプリ開発請負・Uber Eatsなど、個人で稼ぐためのさまざまな方法にアクセスしやすくなりました。
それらのいずれかを自ら実行してお金を得る能力を身に付けてしまえば、たとえ会社をクビになっても生きていけます。
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私に関して言うと、サラリーマン時代にはやはり「先が見えない」と暗鬱たる思いを抱えていました。一方でコツコツと副業をして稼ぐ能力を育てて、最終的にその副業で食べていける目途が立ったので会社員をやめて独立しました。
その気になれば自分の力で稼いでいける。そう思えるようになったので「この先の人生も、たぶん大丈夫だろう」という気持ちに変わっています。
自分で稼ぐ能力はそう簡単に身につくものではありません。センスのある人はあっという間に稼いだりもしますが、 私は凡人なので5年くらいかかけて少しずつ力をつけました。
あなたも今日から「個人でお金を稼ぐ方法」を探してみてください。時間はかかるかもしれませんが、きっと心のモヤモヤが少しずつ晴れて人生の少し向こうまで見通せるようになるはずです。
この記事のまとめ
今回は「人生の先が見えない。それでも前を向くための具体的行動3選」というテーマでお伝えしました。具体的行動3選を復習すると次の通りです。
- 現実から逃げて休む
- 疲れが溜まって脳が異常をきたしているかもしれないので、寝て、食べて、運動しよう
- 仕事や趣味に熱中する
- 人間は暇になると余計なことを考えてしまうので、何か打ち込めることを見つけてそのことに時間を使おう
- 個人でお金を稼ぐ方法を模索する
- 根本的な問題はお金かもしれないので、自分の力でお金を稼げるようになろう
先が見えないときの立ち回り方が少しでも見えてきたでしょうか。最後にアメリカ合衆国建国の父として知られる政治学者・物理学者ベンジャミン・フランクリンの言葉をあなたに贈ります。
難を予期するな。決して起こらないかも知れぬことに心を悩ますな。常に心に太陽を持て。
以上、参考になれば嬉しいです。