フォーサイトのダブルライセンス割引制度とは?利用条件や申し込み手順を解説

フォーサイト宅建士

宅建士・管理業務主任者・簿記2級・ITパスポートいずれも一発合格済みの杉山貴隆です。

今回はフォーサイトのダブルライセンス割引制度について解説します。

本制度は一種の割引制度であり、2020年10月末に新しく始まりました。適用条件に少しややこしいところもあったりしますが、できるだけわかりやすくお伝えしたいと思います。

申し込み方法についても画像を交えて説明します。ぜひ参考にしてみてください。

フォーサイトのダブルライセンス制度とは

フォーサイトのダブルライセンス割引制度は複数資格の取得を応援する割引制度です。フォーサイトで新たに受講を始める人のうち過去5年以内に特定の講座を個人で申し込んだ履歴がある人は一定の範囲で割引の適用を受けられます。

簡単に言うと「以前受講したことがある人は次の受講で値引きのチャンス有り」ということです。フォーサイトを過去に受講した人にとっては次の受講開始に前向きになれますよね。

まだフォーサイトを受講したことがない人であっても、これから複数資格の取得を目指そうという場合にはぜひ知っておきたい制度です。詳しい利用条件などを以下で解説していきます。

ダブルライセンス割引制度の利用条件

フォーサイトのダブルライセンス割引制度を利用するには次の3つの条件を全て満たす必要があります。

  • 過去5年以内にフォーサイトの講座を受講した履歴がある
  • そのとき受講した講座が「本制度の指定講座のいずれか」に該当している
  • そのとき法人ではなく個人で申し込んで受講した

1つずつ見ていきましょう。

過去5年以内にフォーサイトを受講した履歴がある

ダブルライセンス割引制度の条件の1つめは「過去5年以内にフォーサイトを受講した履歴がある」ことです。去年とか2~3年前の受講であればOK。一方、5年よりも昔だと適用対象外となります。

何年か前に受講したけど、5年以内かどうかはちょっとわからないなぁ…ということもあるかもしれません。その場合は当時のメールが残っていないかどうか探してみるといいでしょう。

「フォーサイト」というキーワードで受信ボックスを検索して、見つかったメールの日付を確認します。5年以内にフォーサイトを受講していたことがわかれば、ダブルライセンス割引制度の1つめの適用条件を満たせます。

INFO

過去5年以内の受講と書きましたが、より正確には「eラーニングのアカウント発行日から5年以内」かどうかが基準となります。

5年以内といえるかどうか微妙なときは、eラーニング「道場破り」または「ManaBun」のアカウント発行通知メールの日付をチェックしていただければと思います。

そのとき受講した講座が「本制度の指定講座のいずれか」に該当している

ダブルライセンス割引制度の条件の2つめは「そのとき受講した講座が、本制度が指定する講座のいずれかに該当している」ことです。

つまり5年以内に受講していればどの講座でも良いというわけではなく、いくつかの講座のうちのひとつである必要があります。2023年5月現在、指定講座は以下の通りです。

  • フォーサイト行政書士講座の「バリューセット」
  • フォーサイト社労士講座の「バリューセット」
  • フォーサイト宅建士講座の「バリューセット」
  • フォーサイトFP講座の「バリューセット」
  • フォーサイト簿記講座の「バリューセット」
  • フォーサイトマン管・管業講座の「バリューセット」
  • フォーサイト中小企業診断士講座の「バリューセット」
  • フォーサイト インテリアコーディネーター講座の「バリューセット」
  • フォーサイト保育士講座の「バリューセット」
  • フォーサイト司法書士講座の「バリューセット」

※バリューセットに1・2・3などの種別がある場合は、いずれも対象
※各講座の「単科講座」はいずれも対象

  • フォーサイト診療報酬事務講座の「スピード合格講座」
  • フォーサイトITパスポート講座の「スピード合格講座」
  • フォーサイト通関士講座の「スピード合格講座」
  • フォーサイト旅行業務取扱管理者講座の「スピード合格講座」
  • フォーサイト年金アドバイザー3級講座の「スピード合格講座」
  • フォーサイト裁判所事務官講座の「スピード合格講座」
  • フォーサイト基本情報技術者講座の「スピード合格講座」

※危険物取扱者講座・公務員試験講座・証券外務員講座は対象

過去5年以内に受講した講座が上記のいずれかであれば、ダブルライセンス割引制度の2つめの適用条件を満たします。

講座名をいまひとつはっきり覚えていないな…という場合は、やはり当時のメールを検索してみましょう。申し込み時の確認メールに講座名が記載されているはずです。

そのとき法人ではなく個人で申し込んで受講した

ダブルライセンス割引制度の条件の3つめは「そのとき法人ではなく個人で申し込んで受講した」ことです。5年以内に受講した際に個人申し込みだったのか法人申し込みだったのかによって可否が変わります。

ちなみに「法人申し込み」というのは「会社による申し込み」を指します。もしあなたが受講した講座が会社から支給されたものだった場合は法人申し込みの可能性が高いです。

一方、多くの人は自分でフォーサイトの公式サイトにアクセスし、自分の名義で購入していると思います。その場合は個人申し込みなので、ダブルライセンス割引制度の3つめの適用条件を満たします。

* * *

以上、ダブルライセンス割引制度を利用するための3つの条件を確認しました。フォーサイトで新たに受講を開始する際、上記3条件をすべて満たしていれば本割引制度の適用を受けられます。

ただし新しく受講を開始するのがどの講座であっても割引で安くなるのかというと、そうではありません。以下で、割引で安く買える講座について詳しくみていきます。

ダブルライセンス割引制度で安く購入できる講座

ダブルライセンス割引制度で安く購入できる講座は以下の通りです(2023年5月現在)。

フォーサイト行政書士講座
バリューセット1・2・3が割引購入可
フォーサイト社労士講座
バリューセット1・2・3が割引購入可
フォーサイト宅建士講座
バリューセット1・2・3が割引購入可
フォーサイトFP講座
バリューセット1・2が割引購入可
フォーサイト簿記講座
バリューセット1・2が割引購入可
フォーサイトマン管・管業講座
バリューセット1・2が割引購入可
フォーサイト通関士講座
スピード合格講座が割引購入可
フォーサイト中小企業診断士講座
バリューセット1・2が割引購入可
フォーサイト司法書士講座
スピード合格講座が割引購入可

新たに受講を開始する講座が上記の講座であれば割引価格で購入できます。

ところで具体的には一体いくらくらい割引になるのかが気になりますよね。おおよそですが、もとの額から10~15%程度安く購入できます。

(ダブルライセンス割引制度は「最大60%OFF」と謳われています。それも確かに間違いではないのですが…数字のマジックみたいなものです)

10~15%程度というのはあくまで目安ですので、具体的な金額は申し込みの際にご自身で確認してください。なお申し込み画面で金額だけ確認して実際には申し込まなくても問題ありません。

よくある質問

ダブルライセンス割引制度の公式ページに「よくある質問」コーナーがありますので、まずはそちらを参照しましょう。

上記以外で私が疑問に思った点を問い合わせしたところ、フォーサイトから回答をもらいましたので、共有します(2020年10月末時点の回答であり、今後方針が変わる可能性もあります)。

割引クーポンとの併用はできる?

ダブルライセンス割引制度と割引クーポンの併用は不可です。残念。

同一の講座でも割引対象になる?

「5年以内に受講した講座」と同じ講座を受講する場合でもダブルライセンス割引の対象になります。

たとえば数年前に宅建士講座のバリューセットを受講した人が、今年ふたたび宅建士講座のバリューセットを受講したいと考えたとき、ダブルライセンス割引制度を利用可能です。

INFO

なお、過去に受講した講座や時期によってはフォーサイトから「再受講キャンペーン」の案内メールを受け取っている場合があります。

例年通りだと「再受講キャンペーン」は「ダブルライセンス割引」よりも安い価格になるようです。「再受講キャンペーン」と「ダブルライセンス割引」のどちらも利用できるときは、それぞれの価格を調べて安いほうを受講すると良いでしょう。

申し込み方法

ダブルライセンス割引制度を利用して新規講座に申し込む際の手順を紹介します。といってもダブルライセンス割引制度のページから購入手続きを進めるだけなのですが、以下の画像を見ていただくとより具体的にイメージできると思います。

  1. フォーサイト ダブルライセンス割引制度 申し込みページ

    フォーサイトのダブルライセンス割引制度のページにアクセスします。

  2. フォーサイト ダブルライセンス割引制度 お申し込みはこちらボタン

    「お申し込みはこちらから」ボタンをタップします。

  3. フォーサイト ダブルライセンス割引制度 ログインフォーム

    自動的に下方向にスクロールし「お申し込みページへログイン」の見出しが現れます。eラーニングのアカウントでログインします。
    [eラーニングのアカウントが不明の場合はこちら]

  4. フォーサイト ダブルライセンス割引制度 受講お申し込みフォーム

    ログインが完了すると、受講お申し込みフォーム画面が現れます。

  5. フォーサイト ダブルライセンス割引制度 講座選択

    新しく申し込む講座を選択し、価格を確認した上で「申し込み情報の入力に進む」をタップします。

  6. フォーサイト ダブルライセンス割引制度 氏名等入力

    氏名など、必要項目の入力を行います(通常はeラーニングに登録されている情報が入力済みになっています)。

  7. フォーサイト ダブルライセンス割引制度 個人情報の取り扱いについて

    「個人情報の取り扱いについて」を一読します。

  8. フォーサイト ダブルライセンス割引制度 教育訓練給付制度の利用有無

    教育訓練給付制度を利用する場合は「希望する」にチェックを入れます。※教育訓練給付制度を利用できない講座ではこの項目は現れません。

  9. フォーサイト ダブルライセンス割引制度 教育訓練給付制度の案内事項

    「希望する」をチェックした場合はさらに次の案内事項が現れるので、一読して「同意する」にチェックを入れます。

  10. フォーサイト ダブルライセンス割引制度 全額返金保証制度について

    「全額返金保証制度について」を一読します。※全額返金保証制度を利用できない講座ではこの項目は現れません。

  11. フォーサイト ダブルライセンス割引制度 同意ボタン

    以上の内容に問題が無ければ「同意の上、確認画面へ進む→」をタップします。

  12. フォーサイト ダブルライセンス割引制度 確認画面

    「お申し込み内容の確認」画面が現れます。

  13. フォーサイト ダブルライセンス割引制度 申し込み画面

    内容の確認が終わったら「申し込む」ボタンをタップします。

以上で完了です。

(クレジットカード払いの場合はさらにクレカ番号等を決済情報として入力します。)

この記事のまとめ

step up

今回はフォーサイトのダブルライセンス割引制度をご紹介しました。制度の要点を復習すると次の通りです。

  • フォーサイトのダブルライセンス割引制度は複数資格の取得を応援する割引制度である
  • 「過去5年以内に指定講座を個人で申し込んだ履歴がある人」を対象としている
  • 対象者が新規に講座を申し込む際、一定の範囲で割引が受けられる

ダブルライセンス割引講座を活用して、より多くの資格をより経済的にゲットしましょう。

以上、参考になれば嬉しいです。

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