フォーサイトの宅建士講座やマン管・管業講座を実際に購入・受講した杉山貴隆です。
通信講座フォーサイトの受講料は一般的な通学講座に比べれば安いとされていますが、それでも数万円程度の支払いは必要です。資格によっては税込10万円を超えることもあります。
資格が取れたらきっと将来の選択肢が増えて生きるのが楽になる。だからぜひ受講したい。とはいえ一度に万単位の出費はちょっと厳しい…。そう思う人は少なくないでしょう。
そんなとき活用できるのが分割払いです。フォーサイトはクレカ分割払いとローン分割払いに対応しています。分割払いで1か月あたりの支払い額を少なくすれば、講座の料金が多少高くても問題なく支払うことができますよね。
とはいえ、分割払いの手順や注意点について先に知ってから検討したい人もいると思います。そこで今回はフォーサイトでクレジットカードを使って分割払いをする方法を解説します(クレカを使わない「ローン分割払い」の解説記事は近日公開)。
具体的にお伝えするのは次の3点です。
- クレカ分割払いの具体的な手順
- クレカ分割払いの注意点
- 総支払い額を節約する方法
フォーサイト公式のお申し込みガイドと合わせて参考にしてみてください。
分割払いの手順
フォーサイトでクレカ分割払いをするときは講座申し込みの際に決済方法として「クレジットカード」を選択し、希望の支払い回数を指定するようにします。
以下では例として「宅建士講座 バリューセット3」を購入する際の手順を見ていきましょう。
具体例:宅建士講座をクレカ分割払いで購入する場合
購入する講座(この例では宅建士講座)の「受講料・お申し込み」ページにアクセスします。各講座の該当ページへのリンクは後述しています。
画面を下にスクロールすると、バリューセット1~3などの選択可能なプランが順番に出てきます。希望するプランの「お申し込み」ボタンをタップします。
「講座お申し込み カートのご確認」の画面が表示されます。セット割引後の価格が表示されていることを確認して「お客様情報の入力へ」をタップします。
(注)購入する際にちょうど送料無料キャンペーン中だったため送料無料と表示されています。通常は若干の送料がかかります。情報入力画面が表示されます。氏名・住所・メールアドレス・電話番号など、教材発送に必要な情報を入力します。
画面を下にスクロールすると決済方法の選択欄があります。「クレジットカード決済」を選択します。
さらに画面を下にスクロールします。表示されている注意事項等に目を通して「同意の上、確認画面へ」をタップします。
確認画面が表示されます。画面を下にスクロールして入力した内容を確認します。
入力内容に問題がなければ「決済情報の入力へ」をタップします。
カード番号などの決済情報を入力し「支払回数」のプルダウンをタップします。
支払い回数を選択します。支払い回数は2回・3回・5回・6回・10回・12回・15回・18回・20回・24回・リボ払いの中から選べます。
全ての入力が完了したら「申し込む」をタップします。
申し込みを受け付けた旨と注文IDが表示されたら申し込み完了です。
入力したメールアドレスに通知が届きます。確認しておきましょう。
受講料・お申し込みページ一覧
最初にアクセスする「受講料・お申し込み」ページは講座ごとに用意されています。以下の通りです。
- 行政書士講座 受講料・お申し込み
- 社労士講座 受講料・お申し込み
- 宅建士講座 受講料・お申し込み
- FP講座 受講料・お申し込み
- 簿記講座 受講料・お申し込み
- マンション管理士・管理業務主任者講座 受講料・お申し込み
- ITパスポート講座 受講料・お申し込み
- 通関士講座 受講料・お申し込み
- 旅行業務取扱管理者講座 受講料・お申し込み
- 中小企業診断士講座 受講料・お申し込み
- 年金アドバイザー講座 受講料・お申し込み
- 危険物取扱者乙種4類講座 受講料・お申し込み
- 公務員試験対策講座 受講料・お申し込み
- 保育士講座 受講料・お申し込み
- 司法書士講座 受講料・お申し込み
- 基本情報技術者講座 受講料・お申し込み
- 証券外務員講座 受講料・お申し込み
クレカ分割払いの注意点
クレカ分割払いで講座購入を申し込む際はいくつか気を付けたい点があります。
分割払いに対応していないカードもある
クレカ分割払いで購入する際の注意点の1つめは分割払いに対応していないクレジットカードもあることです。
たとえば「Amexブランドのセゾンカード」は原則として一括払いとなっています。分割払いにするためには別途電話で申し込まなければなりません。
また「VISA・Master・JCBブランドのセゾンカード」では3回以上の分割払いは不可です。
自分が持っているクレジットカードで分割払いをしたことが無い人は、分割払いに対応しているのかどうかを前もって調べておくと良いでしょう。カード申し込み時の書類をチェックしたり、クレカの裏面に書いてある電話番号に問い合わせたりしてみてください。
カード会社が分割払いを承認しないことがある
クレカ分割払いで購入する際の注意点の2つめはカード会社が分割払いを承認しない場合があることです。
分割払い可能なクレジットカードを使って購入手続きをしようとしても、カード会社が分割払いを承認しないことがあります。不承認になるのは「分割払いに使える限度額」を超えているケースが多いです。
カード会社が承認しない場合は購入手続きが完了しませんので、一括払いに変更する、または他の決済手段(銀行振込・コンビニ払い・代金引換)に変更する等の対応が必要になります。
できれば事前に「分割払いをしすぎていないかどうか」をチェックしておくと良いでしょう。ネットでクレカの管理画面にログインできる場合はそこで確認したり、クレカの裏面に書いてある電話番号に問い合わせたりしてみてください。
総支払い額は一括払いよりも増える
クレカ分割払いで購入する際の注意点の3つめは総支払い額は一括払いよりも増えることです。
分割払いは手数料(金利)がかかります。手数料自体も分割して支払うので気づきにくいのですが、実は総支払い額は一括払いをするのに比べて増えているんです。
具体的にはどのくらい増えるのでしょうか? カードによって異なりますが、例えば楽天カードで50,000円の講座を10回払いで購入したとすると、月々の支払い額(目安)は5,340円、総支払い額(目安)は53,400円となります。
分割払いは月々の支払い額を少なくできるので購入しやすいのですが、最終的には手数料の分だけ多くのお金を支払っているという意識を持っておくようにしましょう。
総支払い額を節約する方法
フォーサイトの講座をクレカ分割払いで購入するときは、以下に示している総支払い額の節約法をぜひ実践してください。
支払い回数をできるだけ少なくする
支払い額を節約する方法の1つめは支払い回数をできるだけ少なくすることです。
先にお伝えしように分割払いは所定の手数料がかかります。そして実は分割手数料は支払い回数が多いほど多額になります。
たとえば楽天カードで50,000円の講座を買った場合の支払い回数・月々の支払い額・総支払い額の関係は次の通りです。
支払い回数 | 月々の支払い額(目安) | 総支払い額(目安) |
---|---|---|
5回払い | 10,340円 | 51,700円 |
10回払い | 5,340円 | 53,400円 |
20回払い | 2,840円 | 56,800円 |
一括払いなら50,000円で買えるものが、5回払いなら51,700円、10回払いなら53,400円、20回払いなら56,800円となるのです。
このように支払い回数が増えることで手数料が加算されますので、可能な範囲で支払い回数を少なくしたほうが合計の支払い額を節約できます。毎月いくらくらいなら支払えそうかをぜひ一度検討して、その結果をもとに最適な支払い回数を選びましょう。
たとえば上の50,000円の講座を買う例で「月々5,500円くらいなら支払えそう」という結論になった場合、10回払い・20回払いのどちらでも支払いはできますが、支払い回数の少ない10回払いを選ぶようにします。
月々の支払い額を無理のない金額に抑えつつ、支払い回数は最も少ないものを選択するのがコツです。
豊富な割引制度を利用する
支払い額を節約する方法の2つめは豊富な割引制度を利用することです。
フォーサイトには割引制度がいくつもあります。
- キャンペーン
- 割引クーポン
- 全額返金保証
- 教育訓練給付制度
- 合格祝い
- ダブルライセンス割引制度
特にキャンペーンやクーポンはタイミングさえ合えば割引対象になりますので使い勝手が良いです。フォーサイトの割引情報は最新割引情報まとめ記事次の記事でお伝えしています。
上の記事は随時更新していますので、ときどきチェックしてみてください。そして購入時点で利用可能な割引があればぜひ利用するようにしましょう。
よくある質問
フォーサイトでクレカ分割支払いをすることに関するよくある質問に答えます。
使えるカードの種類(ブランド)は?
フォーサイトのクレカ分割払いで使えるカードブランドは次の通りです。
- VISA
- Master
- JCB
- Amex
クレカを持っていないけど分割払いをしたい
クレカを持っていないが分割払いをしたい場合はローン分割払いを検討しましょう。ローンの場合、信販会社にいわば「立替払い」をしてもらい、私たちは信販会社に対して月々の料金を返済していきます。
このタイプの分割払いであればクレカを持っていなくても分割払いが可能です。
もう1つの解決手段として「良い機会だからクレカを新しく作る」という方法もあります。私のおすすめは楽天カードです。
楽天のクレジットカードは楽天ポイントがたまりやすくて本当にお得です。年会費も永年無料なので気軽に作れます。よかったら検討してみてください。
ちなみに楽天カードはクレカの中では入手しやすいほうだと思います。実際私は会社員を辞めた後に申し込んだのですが、問題なく作成できました。
この記事のまとめ
今回はフォーサイトのクレカ分割払いを取り上げて、申し込み時の手順と注意点、そして総支払い額を節約する方法についてお伝えしました。記事の要点を復習しましょう。
クレカ分割払いの手順としては、申し込み時に「クレジットカード決済」を選択し、支払い回数を2回~24回の範囲で指定します。
クレカ分割払い利用時の注意点は次の3点です。
- 分割払いに対応していないカードもある
- 自分のカードが分割払いに対応しているかを一応確認しておく
- カード会社が分割払いを承認しないことがある
- 分割払いしすぎていないかをできれば事前に確認しておく
- 総支払い額は一括払いよりも増える
- 分割購入には実は手数料がかかっているという意識を持っておく
支払い額を節約する方法は次の2つです。
- 支払い回数をできるだけ少なくする
- 支払い回数が少ないほど支払う手数料は少なくなるので、月々支払える額を検討して最小の支払い回数を選ぶ
- 豊富な割引制度を利用する
- 特にキャンペーン・クーポンはタイミングさえ合えば割引の適用を受けられる
クレカ分割払いをする際はぜひこの記事に書いてあるポイントを押さえて、できるだけ自分自身の負担が小さくなるように購入しましょう。
あなたの講座購入と資格取得がうまくいきますように。
以上、参考になれば嬉しいです。