スタディング行政書士講座を実際に受講してレビューしている杉山貴隆です。
スタディング行政書士講座の受講を検討するにあたり、この講座の合格実績を知っておきたいという人は多いと思います。
合格実績は「この講座を受講して本当に合格できるのかどうか」を見積もるための重要な判断材料になるからです。
そこで今回はスタディング行政書士講座の合格率・合格者数について解説します。ぜひ参考にしてみてください。
スタディング行政書士講座の合格率は「不明」
結論からお伝えすると、スタディング行政書士講座の合格率は残念ながら不明です。
というのも、実はスタディングは合格率を公表していません。なぜ公表しないのかというと「受講生全員の合否を追跡することは不可能であり、正確な調査結果を出せないから」とのこと。
したがってスタディング行政書士講座の合格率は「知るための手段が無い」というのが現状です。
スタディング行政書士講座の合格者数は「ある程度わかる」
では合格者数についてはどうでしょうか。こちらも結論からお伝えすると、スタディング行政書士講座の正確な合格者数は不明です。スタディングは合格率だけでなく合格者の数も公表していないからです。
その一方、スタディングは「合格者の声」を多数公開しています。「合格者の声」はスタディングを受講して合格した人が自身の受験経緯や勉強方法をつづった合格体験記です。
それぞれの「合格者の声」には合格年度が記されています。そこで合格年度別に「合格者の声」の数をカウントすれば「各年度で最低限これだけの人数は合格している」ということを把握できます。
ここでは「合格者の声」の数を合格者数の代わりの指標として活用しましょう。各年度の「合格者の声」の数は次の通り。
年度 | 合格者の声の数 | 備考 |
---|---|---|
2016年度 | 4名 | 2023年2月5日確認 |
2017年度 | 23名 | 2023年2月5日確認 |
2018年度 | 44名 | 2023年2月5日確認 |
2019年度 | 49名 | 2023年2月5日確認 |
2020年度 | 59名 | 2023年2月5日確認 |
2021年度 | 90名 | 2023年2月5日確認 |
2022年度 | 160名 | 2023年4月29日確認 |
上のグラフ・表から、例えば「2021年度は少なくとも90人の受講生が合格している」「2022年度は少なくとも160人の受講生が合格している」ということがわかります。
これらの数字は合格者数そのものではないものの「この講座を受講すれば自分の頑張り次第で合格できそうだ」と判断するには十分ではないでしょうか。
まとめと「スタディングだけで合格できる?」という疑問について
今回はスタディング行政書士の合格実績について解説しました。この記事の要点は次の通りです。
- スタディング行政書士講座の合格率は不明
- スタディング行政書士講座の合格者数も不明。しかし「合格者の声」をカウントすると「少なくとも何人合格したか」はわかる(例えば2022年度は少なくとも160人が合格)
ところで、ここまでの内容を踏まえて次のような疑問を持つ方もいるでしょう。
「スタディング行政書士講座の受講生に合格者がたくさんいることはわかった。でも、スタディングだけで行政書士試験に合格することはできるの?」
この疑問に対しては「スタディングだけで行政書士試験に合格できる?」という記事で答えています。ぜひチェックしてみてください。
以上、参考になれば嬉しいです。