スタディング行政書士講座を実際に受講してレビューしている杉山貴隆です。

行政書士試験に一度挑戦して、惜しくも不合格。それでも諦めきれず、もう一度合格を目指そうと決めた。そんな思いで2年目の学習方法を探しているのではないでしょうか。
しかしながら、2年目には独自の難しさがあります。1年目と同じ勉強を漫然と続けても結果は変わりにくく、何をどう変えるべきかは自分では判断がつきません。
そこで今回は、スタディング行政書士講座で実際に2年目に合格した人たちが、どんな学習方法をとったのかを徹底的に調べました。1年目に何を使っていたかを軸に、リアルな声を整理します。
次の一年ですべきことの輪郭が、きっと見えてくるはずです。ぜひ最後まで読んでみてください。
※本記事は2026年5月時点で入手できる情報を基に作成しています。ただし、引用している受講生の評価は受講当時のものであり、現在とは状況が異なる場合があります。
2年目で合格した人の学習方法

本記事では、2年目で合格した人の声を「1年目に何を使って勉強したか」で分類します。具体的には、次の3つに分けています。
- 独学から移った人
- 他社から移った人
- スタディングを継続した人
1年目の学習法によって変えるべき点は違うので、あなたに近いグループから読むと参考になるはずです。
独学からスタディングへ移行した人の場合
このグループは、1年目を市販のテキストや問題集を使った独学で戦い、不合格を経て2年目にスタディングへ切り替えた人たちです。まずは共通する学習方法から見てみましょう。
- 独学で崩れがちだった学習習慣を、スキマ時間を使って毎日立て直す
- 講義で理解し直し、問題演習を繰り返して知識を定着させる
- 1年目に手薄だった科目(行政法・記述式など)へ学習時間を厚く配分する
- 「1年目は、市販のテキストと問題集を繰り返す勉強法で全体を覚えようとして、行政法があやふやになってしまったので、全然違う勉強法に変えようと思い、いろいろ見た中で面白そうだったスタディングに決めました。」「講義と問題集をひと通り学習した後は、行政法と民法に学習時間の9割を当てて、できるだけ毎日短時間でも勉強するようにしました。」 【引用元】
- 「昨年度の試験を市販の過去問題集を購入し、直前1ヶ月勉強するも150点で不合格でした。今年度は7月よりスタディングにて勉強を再開しました。」「一問一答形式で解きやすいスマート問題集を完璧にして試験会場へゆこうと割り切りました。」 【引用元】
- 「1回目は独学かつ市販の参考書を複数利用。課題として自身の勉強範囲及び復習の管理ができておらず、独学での限界を感じ、学習習慣を整えるためにアプリ(参考書とのセット)を導入しました。」「ジャンルと問題数に制限を付けずに試験1か月前までは毎日完了するまで継続することで効率的復習が出来ました。」 【引用元】
- 「最初は独学でテキストと問題集を購入して試験に挑んだものの半分くらいしか得点出来ず、叔父からの薦めでスタディングで学ぶことになりました。」「通勤時間に休憩時間や待ち時間とスキマ時間を活用して平日は3時間、休日は6時間ぐらい講義とAIが出す問題を解きました。」 【引用元】
- 「前回は独学で挑戦し、あと1問足りずに不合格。」「AI問題復習を毎日欠かさず行い、苦手分野での得点力を向上させられたのが、合格に繋がったと思います。」 【引用元】
- 「簿記等に合格していたこともあり、1年目は独学で受験も不合格に終わりとても悔しかったのを覚えています。2年目からは、確実な知識をつけて試験に挑むためにもスタディングでの受講を決めました。」「スタディング+行政書士六法を常にもち、時間があれば勉強していました。」 【引用元】
- 「令和4年度に独学で初受験しましたが不合格、令和5年度はスタディングを令和5年4月から受講し、2回目の受験で無事合格することが出来ました。」「この機能をフル活用して、毎日何度も何度も、アウトプット過去問演習を繰り返した結果、色々な市販模試を全て合格点以上をクリアできるようになりました」 【引用元】
- 「1年目は独学で勉強しましたが、140点台で合格までもう一息の結果でした。2年目はスタディングを選び、とにかく効率よく勉強出来ました。勉強時間も1年目の半分ほどを確保すれば十分問題をこなす事ができました。」「AI機能で苦手な問題を忘れた頃に出題されることで繰り返し解き直し出来たことが良かったです。」 【引用元】
- 「1回目は仕事の忙しさと疲労を言い訳にまとまった学習時間を取らずに仕事に関わりがある民法ばかりをつまみ食いでインプット学習しました。行政法や記述式の学習がおそろかになって168点で不合格。」「2回目の受験はスタディングを活用して学習を再開し、結果的に合格することができました。」 【引用元】
- 「1年目は完全独学で挑みましたが、勉強を継続することができず不合格でした。2年目はスタディングで勉強を再開し、合格することができました。」「わたしは起床〜出勤までの準備時間と、夕飯の支度時間を動画学習にあて、通勤時間を問題を解く時間にあてていました。」 【引用元】
- 「一年目は独学でかつ三ヶ月ほどしか勉強しておらず、受けるのも迷うぐらいだったのですが、いざ受けるとあと2問ぐらいの点で落ちてしまった」「特に実力がついたのは記述式の講習と問題を何度か繰り返して解く事によって、択一の方でもかなり伸びはじめたと実感しました。」 【引用元】
- 「私は2019年に市販テキストと問題集で250時間ほど学習しましたが結果は116点の足切りでした。」「基本講座は全て3周、苦手な単元は4周、問題集については九割型は間違いなく正当出来るようにしておりました。」 【引用元】
これらの声を読んでいて、私がまず感じたのは「1年目の独学でつまずいた原因は、知識量そのものよりも勉強の進め方にあった」という点です。
行政法があやふやになった、勉強の範囲や復習を管理できなかった、そもそも継続できなかった。挙げられている失敗の中身を見ると、学習の枠組みが整っていなかったことに起因するものが目立ちます。
到達度はさまざまで、「あと1問」「あと2問」というところまで迫っていた人もいれば、150点や116点で大きく届かなかった人もいました。それでも全員に共通していたのは、独学のやり方を根本から見直したことが2年目の合格につながった、という事実です。
だからこそ、これから独学を卒業してスタディングで2年目に臨むあなたにまず勧めたいのは、独学時代に手薄だった科目を正直に洗い出すことです。
体験記の中でも、行政法と民法に学習時間の9割を当てた人や、つまみ食い学習で行政法と記述を後回しにして失敗を悔やんだ人がいました。行政書士試験は行政法と民法という2つの主要科目で大きく配点が動きますから、それを2年目の軸に据えるのは理にかなっています。
このように、「1年目の不合格は、あなたの弱点をはっきり教えてくれた貴重なデータである」と考えてみてください。
もうひとつ、独学組の声で繰り返し語られていたのが、学習を毎日続ける仕組みづくりです。
独学時代を「継続できなかった」「復習の管理ができなかった」と振り返る人が多く、その反省から、通勤や家事の合間といったスキマ時間に学習を組み込み、少しずつでも毎日問題に触れる形へ切り替えていました。
講義でインプットをやり直し、問題を何度も解いて知識を定着させる。この地道な反復こそが、独学組の2年目を支えた土台だったように思います。
中には、解いた成績に応じて復習のタイミングを自動で調整してくれるAI問題復習を活用し、苦手な問題を忘れた頃に解き直したという人もいました。何を復習するかを自分で抱え込まなくてよくなるこうした機能は、独学で復習につまずいた人ほど助けになるでしょう。
なお、市販模試など他の教材を併用したと述べている人もいます。スタディング1本ですべてが完結すると断言はできませんが、土台となる学習サイクルをスタディングで作ったうえで、必要に応じて演習を補ったというのが実態に近いはずです。
他社からスタディングへ移行した人の場合
次は、1年目に他社の通信講座を受講して不合格となり、2年目にスタディングへ乗り換えた人たちです。共通する学習方法を見てみましょう。
- スタディングの講義で、基礎と理解を固め直す
- 教材や問題演習を繰り返し周回し、知識の深さを補う
- スキマ時間を活用して、毎日学習を積み重ねる
- 「前回は別の通信教育を受講していましたが、4点足りずに不合格でした。2度目の今回の受験ではリベンジを果たすべく、気持ちも新たにスタディングを受講して、毎日3時間勉強し続けました。」「昼休みと帰りの電車の中でもAI問題を当日分は必ず解き終わるようにがんばりました。」 【引用元】
- 「2回目の受験での合格だったが、1回目の時はスタディングではない通信講座を取っていた。そちらは基礎を固めるには良かったが、試験合格となると知識の深さが足りないと1回目の試験不合格後に感じ、竹原先生の存在を知りスタディングで学習を始めた。」 【引用元】
- 「昨年は他社の通信講座を受験していましたが、再受験に際し、オンラインで完結できること、低価格であることから、今年はスタディングを選びました。」「民法、行政法、商法を中心に学習フローを3〜4回ほど繰り返しました。」 【引用元】
- 「昨年は社労士と同年度の受験をしましたが、10点足りず不合格。その時行政書士試験については他社の通信教育を受講していました。」「一通り講義を聞き終わったあとはスタディングのAI演習をひたすら繰り返し、他社の昨年の過去問を併用しながら勉強しました。」 【引用元】
- 「実は以前、他学校の通信講座を利用していましたが、授業がなく、ただ過去問を解くだけのもので、なかなか結果が出ませんでした。」「スタディングの講座は項目ごとに授業があり、条文に沿った内容で、またコンパクトにまとまっていたので、隙間時間に学習することができました。」 【引用元】
- 「全くの初学者で他社通信講座で勉強した令和元年度は140点でした。正直心が折れましたが、諦めきれずもう一年勉強することにし、スタディングに出会いました。」「勉強方法としては皆さんが言っている通り、講義やテキストで基礎を覚え、問題を解く。これの繰り返しがやはり知識になると思います。」 【引用元】
このグループの声を読むと、独学組とは少し違う事情が見えてきます。
他社の講座で1年目を過ごした人たちは、講義や教材を通じて学習の型をすでに一度経験しているぶん、ゼロからのスタートではありません。「基礎を固めるには良かったが、知識の深さが足りなかった」という率直な振り返りが象徴的でしょう。
4点差、10点差という惜しい不合格もあれば、点数が伸び悩んで心が折れかけたという声もあり、置かれた状況は一様ではありませんでした。では、なぜ彼らはスタディングへ移ったのでしょうか。
理由として語られていたのは、オンラインで完結すること、低価格であること、そして講義を通じて学びやすいことです。前の講座が「授業がなく過去問を解くだけ」だったという声もありました。
スタディングは項目ごとに講義動画があり、条文に沿ってコンパクトにまとまっているため、スキマ時間でも繰り返し学びやすい。基礎をなぞったのに点が伸びなかった人にとって、この学びやすさは乗り換えの大きな動機になったのだと思います。
これから他社からの移行を考えているあなたへ、私からの提案はこうです。1年目に触れた基礎をリセットする必要はありません。むしろ、スタディングの講義で理解をもう一度固め直しながら、足りなかった「知識の深さ」を演習の反復で補うイメージで臨んでみましょう。
体験記の中では、民法・行政法・商法を中心に学習フローを3~4回繰り返した人がいました。同じ教材を何周も回して知識を血肉にする。この繰り返しこそが、他社組の合格を支えた共通の手応えだったように感じます。
スタディングのAI問題復習を解き続けたという人もいて、復習の反復を後押しする機能をうまく取り入れるのも一案でしょう。
ひとつ補足すると、このグループには他社の過去問を併用したと述べている人もいます。前の講座の教材が手元に残っているなら、それを演習の補強に使うのも合理的な選択でしょう。
ただし行政書士試験で問われる法令は毎年改正を含みますので、古い年度の教材だけに頼らず、最新のカリキュラムを軸にすることは忘れないでください。
スタディングを継続した人の場合
最後は、1年目からスタディングを使い、不合格を経て2年目も同じスタディングで合格をつかんだ人たちです。同じ講座を続けたからこそ見えてくる、学習方法の変化に注目してください。
- 1年目に不足しがちだった過去問演習を、2年目の学習の中心に据える
- 記述式対策に本腰を入れ、重要な論点を繰り返し書けるようにする
- 講義の再視聴やテキストの読み直しで、理解の弱い部分を補強する
- 「私は2回目の受験にて合格することができました。昨年に引き続き、スタディングを受講しております。」「今回はスマート問題集や過去問集に取り組みつつ、理解の弱い部分により注力してテキストを読み直す、といった学習を進めてきました。」 【引用元】
- 「不合格ではありましたが、スタディングで合格出来ると思い2025年は更新版を受講しました。ひたすら過去問を繰り返して基本知識を固め、苦手意識のある記述式も過去問中心に繰り返し学習し知識の定着に努めました。」 【引用元】
- 「記述はあまり勉強することはできずに1回目の試験を迎え、結果として8点足りずに不合格でした。2年目はスタディングのテキストをもとに基礎知識の定着を図ることと、また記述の解説動画と問題を活用して記述の問題の対策にも力を入れました。あと1年目は受けなかった模試も受け、自分の実力のチェックを1か月ごとに行いました。」 【引用元】
- 「初年度は念願かなわず不合格でしたが、受講者割引制度を活用し次年度の令和7年行政書士試験に合格できました。フルタイムで働いているため、一日1~1.5時間の学習と隙間時間でAIによる復習問題を活用し本試験対策ができました。」 【引用元】
- 「スタディングの行政書士講座は2年間受講して令和6年度の行政書士試験に合格しました。1年目はお金をけちってスタンダードコースを受講し、本試験では170点で撃沈でした。2年目は合格答練や合格模試などがあるのでコンプリートコースで受講し、214点で合格することができました。」 【引用元】
- 「1年目はスタディングを利用しましたが、過去問等の演習が不足し、不合格となりました。2年目もスタディングを利用しましたが、過去問演習を中心とする学習に変更しました。」「6月までに一通り動画学習を終了した後は、問題演習⇒間違った箇所の動画復習を繰り返し行いました。」 【引用元】
- 「結果的に2回試験を受け(1年目は不合格、2年目で合格)た中で分かったのは、私は勉強の計画を立てるのは苦手だったので、講義の視聴や問題集など量をこなすようにしていました。」「一年目の試験では択一で170点以上取れたのにも関わらず、記述問題がほぼ0点で不合格になってしまったので、2年目には記述に苦手意識を持たないようにしようと思い、特に重要な論点を言葉で書けるようにしました。」 【引用元】
- 「令和3年から学習を開始し、約半年で合格を目指しましたが、結果は178点で不合格となりましたが、令和4年は前年度の反省を踏まえ学習を続けることでリベンジを達成し、合格をすることができました。」「特に民法はより理解を深めるため、竹原先生の講義を何度も視聴し、テキストの読み込み、過去問を解くこれを何回も繰り返して理解を深めるといった学習に取り組んでいました。」 【引用元】
- 「令和3年度は178点とあとわずかとのところで不合格となりましたが、続けて受講することで、令和4年度に合格することができました。」「他の教材は一切利用せず、スタディングの講座のみで合格することができました。」 【引用元】
- 「1度目は178点で不合格となってしまいました。復習に時間をとらず、どんどん先に進んでいって演習を繰り返すのみでした。記述が16点しか取れず、原因は記述対策不足だと感じました。2度目は、記述は50点取ることができました。2度目は1.5倍速にして3周は講義を聞くようにして、特に行政法に力を入れて取り組みました。」 【引用元】
- 「ただ受験一回目は時間と気持ちが足りずに、民法と行政法の途中まで基本講座を学習したところで受験となりました。そして合格まであと2点と非常に悔しい思いをしたので、翌年は必ず最後までやりきると決意して再チャレンジしました。」「受験2回目は1月から学習を始め、まずはスタディングの「基本講座+スマート問題集」を1周しました。次に7月頃から「過去問解法講座」を「基本講座」の2周目にあわせて勉強しました。」 【引用元】
- 「スタディングのAI復習を中心に知識を定着させていただきました。また、記述については、記述の論点等を何度も復習し、受験しました。令和6年は記述なしで162点でしたが、残念なことに記述では8点しか取れず、不合格となりました。」「改めてAI復習を中心にしつつ、肢別と合わせて、以前間違った問題に絞って何度も繰り返しました。」 【引用元】
このグループの声には、私の背筋を正す学びが詰まっていました。
同じスタディングを使い続けたのに、1年目は落ち、2年目は受かった。教材が同じなのですから、合否を分けたのは「使い方」にほかなりません。そして語られている変化には、驚くほどはっきりした共通点があります。それは「演習」と「記述」です。
まず演習について。「過去問等の演習が不足して不合格となり、2年目は過去問演習を中心とする学習に変更した」という声が象徴的でした。
1年目は講義を消化することに精一杯で、問題を解く量が足りなかった。その反省から、2年目は問題演習と、間違えた箇所の動画復習を繰り返す形に組み替えています。インプット偏重からアウトプット中心への転換。これが継続組の合格の第一の鍵です。
そして記述式です。「記述が16点しか取れず不合格、2度目は記述で50点取れた」「択一で170点以上取れたのに記述がほぼ0点で落ちた」という声を読むと、記述の出来がそのまま合否に直結していることがよく分かります。
行政書士試験の記述式は3問で60点。ここを捨てると、択一でいくら稼いでも180点の壁を越えにくいのです。継続組の多くが、2年目に記述式解法講座や記述の問題を繰り返し、重要な論点を実際に言葉で書けるように訓練していました。
記述は早めに着手し、繰り返し書く。これが第二の鍵です。
これから2年目もスタディングを続けるあなたへ。1年目と同じ進め方をなぞるのではなく、「演習中心」「記述の前倒し」の2点を意識して学習を組み立て直してください。
そのうえで、講義の再視聴やテキストの読み直しで理解のあやふやな部分を補強すれば、限られた時間でも弱点を効率よく埋められるはずです。
なお、スタディングには更新割引が用意されており、前年度版を購入していれば翌年度版を割引価格で受講できます。ただし、更新版では学習履歴が引き継げない点だけは頭に入れておきましょう。
中上級合格コースを受講するべき?

ここまで読んで、ひとつ気になっていることがあるかもしれません。
スタディングには2026年度版から「中上級合格コース」という、学習経験者に向けたプランが登場しました。2年目のあなたは、まさにその対象です。通常の合格コースではなく、こちらを選ぶべきなのでしょうか。
中上級合格コースは、白石講師による中上級講座を中心に、横断総まとめ講座・合格答練・合格模試などで構成されています。基礎をひと通り学んだ人が、知識を整理し直して得点力を引き上げることを狙ったプランです。
1年目で基礎に一定の手応えを得た人にとっては、初学者向けの基本講座をもう一度最初から受け直すより効率的に感じられるかもしれません。その意味で、2年目の人がこのコースを選ぶことには、確かに一定の合理性があります。
ただ、ひとつだけ正直にお伝えしておきたいことがあります。この中上級合格コースは2026年度版で初めて登場したばかりのプランで、合格実績がまだ蓄積されていません。
他方、この記事で紹介してきた合格者の大半は、通常の合格コースで2年目の合格をつかんでいます。つまり「2年目でも通常の合格コースで十分に合格できる」ことは、多くの先輩たちが身をもって証明しているのです。
ではどう選べばよいか。私の考えはこうです。
- 実績を重視し、堅実にいきたいのであれば、これまで数多くの合格者を支えてきた通常の合格コースを選ぶのが安心
- スタディングという講座そのものを信頼でき、かつ経験者向けに設計されたカリキュラムの中身に魅力を感じるのであれば、中上級合格コースに挑戦する価値は十分にある
どちらが正解という話ではありません。あなたが何を重視するか、それ次第なのです。
この記事のまとめ
スタディングで2年目の合格を勝ち取った人たちを、1年目に何を使っていたかで3つのグループに分けて見てきました。
独学から移った人、他社から移った人、スタディングを使い続けた人。歩んできた道のりは違っても、合格をたぐり寄せた学習方法には、はっきりとした共通項がありました。
それは、1年目の不合格を「弱点を教えてくれたデータ」として正面から受け止めたことです。手薄だった科目を洗い出し、問題演習の量を増やし、後回しにしがちな記述式に早めに取りかかる。そして、スキマ時間を使って学習を毎日続け、間違えた問題を繰り返し解き直していく。
派手さはありませんが、こうした地に足のついた積み重ねこそが、惜しくも届かなかった数点を埋める力になっていました。
あなたが1年目に味わった悔しさは、決して無駄ではありません。むしろ、すでに一度試験を経験しているという事実は、これから始める人にはない大きな強みだと言えるでしょう。
自分の弱点を知り、それを埋める方法も分かった今のあなたなら、次の一年は1年目とはまるで違うものになるはず。次こそ合格をつかみましょう。ご健闘を!




