スタディング行政書士講座を実際に受講してレビューしている杉山貴隆です。

スタディングで行政書士試験の合格を目指そうと考えたとき、ふと頭をよぎる不安は学習スケジュールではないでしょうか。試験本番は毎年11月。「今の時期から始めて間に合うのか」「どんな順番で進めればいいのか」と疑問が浮かんできますよね。
ところが、公式サイトを見ても行政書士講座には学習期間の目安や具体的なプランが示されていません。結局、計画づくりは自分次第になるところがあり、ここでつまずく人は少なくないはずです。
そこで今回は、スタディングで実際に合格した受講生たちの体験記をもとに、学習開始時期別の「合格者の最大公約数的スケジュール」を整理しました。
前年11月に始めた人から直前1か月で駆け抜けた人まで、進め方の型は時期ごとにはっきり分かれます。あなたが今いる地点に最も近い合格者の歩みをたどれば、迷いはぐっと小さくなるはずです。自分に合った計画の立て方が見えてくるので、ぜひ最後までお付き合いください。
※本記事は2026年5月時点で入手できる情報を基に作成しています。ただし、引用している受講生の評価は受講当時のものであり、現在とは状況が異なる場合があります。
学習開始時期別スケジュール

ここからは、学習を始めた時期を6つに分けて、それぞれの合格者がどんなスケジュールで本番までたどり着いたのかを見ていきます。
あなたが学習を始める時期(あるいはすでに始めている時期)に最も近いところを読んでみてください。
前年11月・12月開始(11~12か月)
最も時間に余裕がある、前年の11月・12月スタートのグループです。学習期間はおよそ11~12か月。合格者9名の声から、共通する進め方を抜き出してみました。
- 序盤(11~12月から春先)は1日30~40分・1講義ずつといった低負荷でインプット。学習習慣の定着を最優先する
- 中盤(春から夏)に講義から問題演習へとサイクルを移し、アウトプット中心に切り替える
- 直前期(10月)は1日3時間程度まで学習量を増やし、過去問・記述・模試を反復する
- 「12月末からスタートして平日2時間、土日は調整で時間が取れるだけ行うといった感じでインプット中心を5月末まて、アウトプット中心の問題演習を6月から9月で行なっていきました。」 【引用元】
- 「試験から1年前の12月から受講開始。……毎日1講義ずつ視聴しつつ、最初の半年でじっくり全範囲のインプットができた。……本番一カ月前はスマホでひたすら問題演習を繰り返していた。」 【引用元】
- 「勉強時間は500時間ですが期間は12カ月でした。早い時期に勉強をスタートすることで、一日の勉強時間を少なくするよう最初にスケジュールを組みました。開始初期は1日40分、中期は1日1.5時間、直前期は1日3時間を目安に学習をしていました。」 【引用元】
- 「約11カ月前からスタディングで学習を開始し……学習初期は講義→テキスト→過去問演習のサイクルで学習を進め、直前期はテキストの読み込みと過去問をひたすらに回していました。」 【引用元】
- 「試験開始1年前から行政書士の取得をしようと思い勉強を始めました。……始めは1日に1講座のみ勉強という超スローペースで1日に30分くらいしか勉強していませんでしたが、それでも継続しました。講義ー練習問題ー講義を繰り返し、講義全体が終わる頃からは、AI問題復習を約半年間重点的に繰り返しました。」 【引用元】
- 「2021年の11月に受験を決意し、同時にスタディングの講座を申し込みました。それから1年間の学習にて、択一式のみで合格点(180点)を越えることができ……フローに沿って2周、3周と学習を繰り返していくうちに……一発合格できた一番大きな理由は「学習の時間帯をルーティン化して、ただただ愚直に行った」ことだと感じています。」 【引用元】
- 「スタディングの講座を買ったのは11月で、会社のお昼休みに講座を1つ聞いて、帰りの電車の中で問題演習するリズムで、復習はAI復習に頼りきりでした。……直前期の10月からは毎日3時間くらい勉強したかな?」 【引用元】
- 「受験勉強は2024年の11月から実施開始して丸1年しました。……勉強時間は朝5時30分から7時は確保して習慣化出来たのが良かったと思います。また通勤時に動画、問題集と合計で約3時間くらいは出来てたと思います。……会場模試や直前期は勉強等に割く時間も増えていました」 【引用元】
- 「2024年の11月ごろから1年かけて少しずつ勉強しました……毎日50問繰り返し解くことで前提知識をインプットでき、意欲を維持できました。そこから市販の差別問題集をひたすら繰り返し、試験3ヶ月前からインターネット動画などで試験対策用の知識を増やしていきました。」 【引用元】
これらの合格体験記から私がまず感じたのは「焦りの匂いがしない」ということでした。1日30分や40分から始める、最初の半年でじっくり全範囲を一巡する。どの声にも、時間という最大の味方を活かしてゆったり助走している余裕が漂っています。
前年の11月・12月から始められる人は、いきなり飛ばす必要がありません。むしろ大事なのは、毎日机に向かう習慣そのものを身体に染み込ませることです。
ある受講生が一発合格の最大の理由を「学習の時間帯をルーティン化して、ただただ愚直に行った」と振り返っていますが、これはこのグループの本質を見事に言い当てています。
一方で、時間に余裕があるからこその落とし穴も見えてきます。それは中だるみです。半年も先に本番がある状態だと、どうしても緊張感が薄れ、ペースが乱れがちになります。
これを防いでいるのが、スタディングの学習フロー(基本講座から問題演習へと進む順番のガイド)と、AI問題復習でした。「復習はAI復習に頼りきり」という声が示すように、次に何をやるかを自分で考えずに済む仕組みが、長丁場のモチベーションを支えてくれます。
これから前年の11月・12月にスタートできるあなたへの推奨スケジュールは、こうなります。
まず最初の半年(11月から4月頃)は、1日30分から1時間でかまわないので、基本講座を1日1講義ずつ視聴し、そのつどスマート問題集で確認するサイクルを淡々と回してください。ここで全範囲を一巡することが目標です。
次の春から夏(5月から8月)は、過去問解法講座と過去問演習へと軸足を移し、アウトプット中心に切り替えます。そして9月以降の直前期に1日2~3時間へと量を引き上げ、記述対策と模試の反復で仕上げる。
この三段ロケットが、最も再現性の高い王道です。せっかくの時間を「のんびり」ではなく「積み重ね」に変えられれば、合格はぐっと近づきます。
1月・2月開始(9~10か月)
年明けスタートのグループです。学習期間はおよそ9~10か月。1年弱という、行政書士試験では最もオーソドックスな準備期間にあたります。合格者9名の声を見ていきましょう。
- 序盤(開始から春)はすきま時間で講義を細切れに視聴し、基礎を一通りインプットする
- 夏(6~8月)にアウトプットへ移行。過去問・AI問題復習を本格化し、記述対策にも着手する
- 直前期(9月以降)は答練・模試を本番形式で実施し、市販の予想模試を1か月前から併用する人が多い
- 「最初の2ヶ月はインプット期間。ひたすら動画を見て、要点を大きめの単語帳にまとめていきます。……3ヶ月目からはずっとアウトプットなわけですが、特に6ヶ月目からは記述式問題、8ヶ月目から予想模試をやると決めました。」 【引用元】
- 「スタディングの学習開始が1月末として少しずつ学習していき調整。4月くらいから夏場まで毎日3時間を目安として学習。9月末頃から答練と模擬試験、10月から少しずつ気合を入れる。直前期は毎日特選過去問、過去問、答練、模試をすべて1週した。」 【引用元】
- 「1月の終わりに勉強を始めました。……7月初めには記述以外の講義を聞き終え、記述と過去問に取り組みました。……模試でも散々だったので、9月からひたすら基本を固めるため条文を読み込みました。」 【引用元】
- 「学習開始時期(1月後半)〜中期(夏前)はインプット中心。後期はAIを徹底。特に試験直前は、全問題を解きました。記述式対策として、B6のノートに模範解答を全てを書き写した。」 【引用元】
- 「2月ごろから勉強を再開して夏ごろまでは基本週末に集中学習……竹原先生の講義で復習しつつ、肢別過去問をまわすのみの学習をしていました。夏ごろからは……記述対策も始めて9月くらいからは平日の夜も、一日5問くらいずつ記述をやるようにしました。」 【引用元】
- 「2月からスタディングで勉強を始め、通勤時間や寝る前などの「隙間時間」を使って毎日少しずつ勉強をつづけました。……動画授業でインプットし、アプリの復習問題を毎日こなす……7、8月あたりからは試験形式の問題を解くことができ」 【引用元】
- 「25年1月ごろから本格的に勉強を始め、帰宅後、就寝前、会社の始業前などに毎日4時間を確保。「きょうは仕事が大変だったから」と言い訳をする「特別な日」を作らず、こつこつと続けました。」 【引用元】
- 「平日は朝自宅で出勤前に15分ほど。通勤往路で20分、昼休み20分、通勤復路で20分、帰宅して30分ぐらい。土日休日はまとめても同じく2時間くらいなので、1日2時間ペースを2月から9ヶ月間続けました。直前期は資格学校の予想模試問題集……本試験の1ヶ月前から使用しました」 【引用元】
- 「大学に行くまでの電車の時間で肢別過去問集スマホ版を回し、家に帰りSTUDYingの動画を2動画をスキマ時間でコツコツ視聴しました。……2025年1月からの10か月間の勉強で、無事行政書士試験に合格することができました。」 【引用元】
このグループの声を読むと、学習の流れが実にきれいな三幕構成に分かれていることに気づきます。「最初の2ヶ月はインプット、3ヶ月目からアウトプット、6ヶ月目から記述、8ヶ月目から予想模試」という宣言は、まるで教科書のようなお手本です。
年明けに始める人は本番まで約10か月。これは全範囲のインプットにじっくり時間をかけつつ、アウトプットにも十分な期間を確保できる、ちょうどよいバランスの取れた準備期間だと私は感じます。
注目したいのは、多くの人が「毎日少しずつ」を貫いている点です。1日4時間を確保した人もいれば、朝・通勤・昼休み・帰宅後の細切れを足して1日2時間にした人もいます。共通しているのは、量の多寡よりも「途切れさせないこと」への強いこだわりでした。
「『特別な日』を作らず、こつこつと続けました」という一言には、行政書士試験という長期戦を制するうえで最も大切な姿勢が凝縮されています。スタディングがスキマ時間学習に最適化されている強みが、この時期のライフスタイルと見事にかみ合うわけです。
そして、このグループから学ぶべき最大の教訓は記述対策の着手時期です。「6ヶ月目から記述式」「夏ごろから記述対策も始めて」という声が示すように、合格者は夏の段階で記述に手をつけています。
記述式は3問で60点、全体の5分の1を占める配点の重い分野です。択一が固まってから、と後回しにすると間に合いません。
これから1月・2月に始めるあなたには、次のように進めるのがおすすめです。1月から5月頃まではインプット期と位置づけ、すきま時間に基本講座を視聴してスマート問題集で固めます。
6月から8月はアウトプット期。過去問解法講座と過去問演習をAI問題復習で回しつつ、記述式解法講座にもこの夏のうちに着手してください。
9月以降は仕上げ期として、合格答練・合格模試を本番と同じ時間帯(午後1時から)で解く練習を重ね、1か月前からは市販の予想模試も加えるのが良いでしょう。
インプットとアウトプットの黄金比を、無理なく実現できるのがこの時期の特権です。
3月・4月開始(7~8か月)
新年度の節目に学習を始めるグループです。学習期間はおよそ7~8か月。社会人が「今年こそ」と一念発起しやすい時期でもあります。合格者9名の進め方を見てみましょう。
- 前半(3・4月から夏)は講義を1~3周して全範囲を一巡。8~9月までに講義を一巡し終えるのが目安
- 試験日から逆算した進捗管理が共通。残り日数・コマ数から1日の消化量を割り出す
- 後半(9・10月以降)はアウトプット中心。過去問・記述・模試を反復し、記述は早めに着手する
- 「4月 竹原先生のインプット講義を3周回す……5月 セレクト問題集を1周……6月 セレクト問題集を3周……7月~10月 過去問および記述式対策を回す 過去問は20周、記述式は10周を少なくてもまわしました。……11月 AIが選定してくれる択一の問題で総仕上げ」 【引用元】
- 「4月から本格的に勉強を始めて、平日は通勤の往復2時間は動画を見て、帰宅後に復習で問題を解く、土日はステップ毎に動画を観ながら問題を解いていくというやり方で、無事に合格できました。……後半は弱い部分集中で、理解を深めていくことに集中して」 【引用元】
- 「私は3月くらいから勉強を始め、主に通勤時間を利用して学習を進めました。スタディングの講義を一つ見たら、該当する練習問題を解き、憲法・民法・行政法が一巡した8月くらいから過去問演習と記述に入りましたが、歯が立たずもっと早い段階から、特に記述問題に取り掛かっていればよかったと焦りました。」 【引用元】
- 「そのまま、3月中旬に行政書士講座(スタンダード)を申し込みました。……(7か月で一発合格するために)1500時間を目標に学習をしよう……9月以降に3つ模擬テストを受講しました。……13年分テーマ別過去問集をさらに繰り返し解く……毎週土曜日と日曜日に……過去問を本番同様に13:00から3時間時間を計って取り組みました。」 【引用元】
- 「インプットの講義は、定期的に試験日から逆算して全講義受講できる状況にあるか、確認しながら学習を進めました。……1ヶ月前までにインプットの講義を一通り終え、直前期に「合格のための論点200」の行政法の2回し目を視聴することにし、それにあわせて……問題演習に本格的に取り掛かりました。」 【引用元】
- 「3月末から7か月半、通勤講座で勉強し、1回目で合格することができました。……往復で毎日3時間、土日は一日7~8時間勉強し、7ヶ月半の間に5回繰り返して講座を学習しました。……3回目までで一通り覚えて、残り2回で定着を図るというイメージ……最後の1ヶ月半は、市販のテキストや過去問を集中的に勉強しました。」 【引用元】
- 「勉強を開始したのが2023年4月なので……平日は通勤電車の往復1時間、会社の休憩時間30分、仕事終わりに30分~1時間、1日計2時間~3時間程度をアプリの基礎講座・過去問演習に充て、約7か月で500時間程度は確保……基礎講座と過去問演習のコマ数と試験日までの残り日数から、1か月・1週間・1日の消化コマ数を逆算して」 【引用元】
- 「令和5年度はスタディングを令和5年4月から受講し……月毎、週毎、日毎の勉強時間が累積表示される……AI復習機能は、自分のペースで問題演習を毎日継続できる……毎日何度も何度も、アウトプット過去問演習を繰り返した結果、色々な市販模試を全て合格点以上をクリアできるように」 【引用元】
- 「勉強方法はいきなり動画視聴を始めるのではなく、最初に学習計画を立て、9月中旬には動画視聴やスマート問題集が完了するよう進めました。……1番活用したのはAI復習問題。1日100問回答を目標として直前まで行いました。……記述式はとにかく数をこなしました。」 【引用元】
このグループの声を読んでいて、私が強く印象づけられたのは「逆算」という言葉の頻出ぶりでした。
「試験日から逆算して全講義受講できる状況か確認」「残り日数からコマ数を逆算」「9月中旬には動画視聴が完了するよう進めた」など。7~8か月という期間は、だらだら進めれば足りなくなり、計画的に進めれば十分間に合う、ちょうど境目にあたります。
だからこそ合格者は、ゴールから逆向きに「いつまでに何を終えるか」を設計していたのです。ここではスタディングの学習レポート(学習時間・進捗をグラフで可視化する機能)が、ペース管理の心強い相棒になります。
もうひとつ、このグループには見逃せない反省の声が複数ありました。「8月くらいから過去問演習と記述に入りましたが、歯が立たず、もっと早い段階から、特に記述問題に取り掛かっていればよかったと焦りました」という告白です。
これは前のグループでも触れた記述対策の問題が、期間が短くなるほど切実になることを物語っています。期間が7か月になると、インプットに時間を取られて記述が後ろに押し出されやすい。合格者の反省は、これから始めるあなたへの貴重な助言だと受け止めてください。
これから3月・4月に始めるあなたへの推奨スケジュールは次のとおりです。まず最初に試験日(11月の第2日曜日)から逆算し、「8月末までに基本講座を一巡する」というマイルストーンを置いてください。
3月から8月は、講義1コマごとにスマート問題集を解くサイクルでインプットを進めます。ただし記述式は択一の完成を待たず、夏の早い段階で記述式解法講座に触れておくこと。これが合格者の反省を踏まえた最大のポイントです。
9月から10月はアウトプット全開で、過去問・記述・模試を反復し、配点の重い行政法と民法に重点を置きます。逆算の地図さえ持っていれば、7~8か月は決して短くありません。
5月・6月開始(5~6か月)
初夏スタートのグループです。学習期間はおよそ5~6か月。「半年で行政書士に挑む」という、やや引き締まったチャレンジになります。合格者9名がどう乗り切ったかを見ていきましょう。
- 序盤(5~7月)は講義を倍速・聞き流しで1~2周し、暗記より全体像・出題傾向の把握を優先する
- 中盤以降(8月頃から)はアウトプット中心へ。間違えた問題は講義・テキストに戻って復習する
- 平日はスキマ時間でスマホ学習を積み上げ、直前期に学習時間を増やす。効率最優先が共通項
- 「2025年6月から学習を開始し……半年ほどで合格……講義を一通り受講した後は、市販の問題集を使って演習を行っていました。私の場合、「インプットは動画、アウトプットは紙」という学習スタイルが最も効率的でした。……まず動画講義で全体像を素早く把握し、いわば“山の頂上”まで一気に登った上で、過去問題集に取り組む」 【引用元】
- 「スタディングでの勉強開始は5月下旬……法律初学者の自分は講義の1周目ではほとんど内容を理解できなかったため、まずはどのようなことが問われるのかを大まかに掴めば良いと思い、聞き流す程度にしました。……2周目の学習では1.75倍……で再生……講義動画の視聴は7月いっぱいで一区切りとして、8月以降は過去問を解くことに集中しました。」 【引用元】
- 「試験6か月前からの勉強開始でしたが、前半は……スマホやタブレットでとにかく一通り叩き込むイメージで1日1時間は勉強時間を確保……後半~直前期は、択一過去問を何周も回して……記述答練で答案作成のポイントを習得……紙のテキストを何周もすることで総復習と知識の定着を図りました(1日3~5時間程度)。」 【引用元】
- 「試験日まで6カ月という時期に勉強を開始したので、まずはテキストと基本の問題を1.5か月で2週していました。それからは、記述対策もやりながら、応用問題が解けるように横断理解に努め、問題で解けなかったところをテキストに戻って復習するなどしていました。」 【引用元】
- 「6月からスタディングでの学習に切り替えました。……まず講義を2周して全体像をしっかりと掴み、その後は問題演習を繰り返しました。特に直前期は、間違えた問題を重点的に復習することで弱点を克服する」 【引用元】
- 「学習期間は約6ヶ月、1日の平均学習時間は約2時間です。通勤時間や移動時間などのスキマ時間を活用し、講義を視聴した後すぐに問題演習に取り組む「理解→演習→復習」のサイクルを徹底しました。」 【引用元】
- 「2025年5月より受講を開始……子どもが起きる前の早朝の時間をインプットにあて、その他のスキマ時間を問題演習にあてることで少しずつ知識を習得しました。記述式の勉強に着手したのが10月だったので正直心が折れそうになりました」 【引用元】
- 「2021年5月の中旬で、試験当日までちょうどあと180日というタイミングでした。……最初にしたことは、合格までの道筋の可視化とその道筋をなぞるために必要な勉強時間の算出……「勉強時間800時間」という目標を、本番前日に達成することができました。」 【引用元】
- 「約6ヶ月ほどで合格しました。……まずビデオ講座を一通りみることから始めました。……これでは時間の無駄だと思い……インプットしてからのアウトプットではなく、アウトプットしてからのインプットです。……試験まで2ヶ月を切った頃に市販の予想問題集を購入して解きました。」 【引用元】
このグループの声に共通するのは、「割り切り」のうまさです。
半年という期間では、講義を完璧に理解しながら進める余裕はありません。だからこそ「1周目はほとんど理解できなかったが、まずどんなことが問われるかを大まかに掴めばいいと思い、聞き流す程度にした」という姿勢が効いてきます。
動画講義で全体像という“山の頂上”まで一気に登り、細部の理解は後からアウトプットで埋めていく。この発想の転換ができた人が、半年で合格を勝ち取っています。
スタディングの講義が倍速再生や音声のみの聞き流しに対応していることが、この戦略を支えているのは言うまでもありません。
興味深いのは、インプットの道具とアウトプットの道具を使い分ける声が目立つことでした。「インプットは動画、アウトプットは紙」と表現した人もいます。
スタディングの講義動画で素早く全体像をつかみ、演習は紙の問題集やテキストでじっくり、という組み合わせです。短期決戦だからこそ、自分にとって最も効率のよい道具を見極める。この嗅覚の鋭さが、限られた時間を最大限に活かす鍵になっていると私は感じました。
ただし、このグループにも記述対策の落とし穴は潜んでいました。「記述式の勉強に着手したのが10月だったので正直心が折れそうになりました」という声は、半年スタートでも記述を後回しにすると苦しくなることを示しています。
これから5月・6月に始めるあなたへの推奨スケジュールはこうです。
5月から7月は、講義動画を倍速で1~2周し、理解しきれなくても止まらずに全体像をつかむことに徹してください。暗記は後回しでかまいません。8月以降はアウトプット中心に切り替え、過去問演習を反復し、間違えた問題は講義やテキストに戻って潰します。
そして記述対策は、10月ではなく遅くとも8~9月には始めること。半年は短く感じますが、「完璧を捨てて全体を回す」と腹をくくれば、十分に戦える期間です。
7月・8月開始(3~4か月)
夏スタート、いよいよ短期決戦のグループです。学習期間はおよそ3~4か月。「今からでは無理かもしれない」と不安になる時期ですが、実際に合格した受講生は確かに存在します。9名の声から、その戦い方を学びましょう。
- 講義を1.25~2倍速で一気に一巡。分からない部分は飛ばし、一周完了を最優先する
- 講義一巡後はアウトプット偏重に切り替え、スマート問題集・過去問・AI問題復習をひたすら反復する
- 記述式・基礎知識対策は後回しにし、直前2週間~1か月で集中的に詰め込むパターンが典型
- 「私は勉強することが3ヶ月しかできなかったのですが、まず最初の1ヶ月で動画講義を一気に受けて、合間合間で問題演習を繰り返し、残りの2ヶ月は過去問と一問一答をひたすらやりました。」 【引用元】
- 「行政書士の勉強を本格的に始めたのは8月の末……講義についてはとりあえず全てを一巡見終わるということに重点を置き、わからない部分は一旦置いておき……1.5~2倍速で視聴しました。その後はひたすら問題集、過去問を解きまくりました。……試験2週間前くらいから記述&一般知識対策をメインで取り組みました。」 【引用元】
- 「23年8月下旬より本格的に学習開始しました。実質75日間の短期決戦でした。期間中は、毎日WEB講義を聞き、スマート問題集とセレクト過去問を繰り返しました。……1.25倍速が好みで、家事をしながら5回は聞いてました。……一番やりこんだのはセレクト過去問です。」 【引用元】
- 「勉強期間が試験日まで3ヶ月しかなかったので……最初から1.5倍速で動画視聴を行いました。1週目はカリキュラム通りに動画視聴→問題演習を実施しました。2週目は自作ノートを作成しながら暗記を行い、3週目は問題演習と自作ノートへの新しい知識の追加を行いました。」 【引用元】
- 「試験まで3か月と少し……朝は出勤前に1.5時間ほど新しい講義を聴き問題を解きます 通勤中と昼休憩はAI復習問題を解き、夜はまた講義を聴いていました」 【引用元】
- 「学習期間は約4か月です。最初の3か月は、通勤時間やお昼休みなどのスキマ時間を活用して、少しずつ勉強を進めました。直前の1か月は、平日も帰宅後に2時間ほど学習し、土日は4時間程度確保するようにしました。」 【引用元】
- 「会社の最終出勤日が7月12日、勉強は7月13日からスタートしました。本試験まで120日……講義を視聴して、問題をこなす。この当たり前の繰り返しを何度も行うことによって知識を定着させる事が出来たと思います。」 【引用元】
- 「2024年8月に講座を申し込みました。……毎日竹原先生の講義を聞く→AI復習問題の繰り返しでした。……ゴールが11月10日と決まっており、約80日の短期……スタディングはAI復習問題で半強制的に毎日復習できたのがよかったです。」 【引用元】
- 「勉強を始めたのが8月半ば。……平日は3時間、朝4時に起きて、通勤時間、休み時間、休日は10時間以上勉強しました。時間がなかったので、テキストは一通り聞いたら問題集をひたすら解きました。」 【引用元】
この時期の合格者の声に共通するのは、独特の緊迫感と潔さです。「実質75日間の短期決戦」「ゴールが11月10日と決まっており、約80日の短期」といった言葉からは、限られた時間を1日も無駄にしない覚悟が伝わってきます。
そして、ほぼ全員が同じ戦法を取っていました。インプットを最短化し、講義を1.5倍速や2倍速で一気に一巡させる。分からないところは立ち止まらず飛ばす。
「とりあえず全てを一巡見終わることに重点を置き、わからない部分は一旦置いておく」という割り切りが、3~4か月という時間枠では生死を分けます。
ここでスタディングの強みが際立ちます。それはAI問題復習です。「AI問題復習で半強制的に毎日復習できたのがよかった」という声が示すように、短期では復習計画を自分で組む余裕すらありません。
AIが今日復習すべき問題を自動で出してくれる仕組みは、短期決戦の受講生にとって文字どおりの救命具になります。スマホひとつで通勤・昼休み・夜のすべてを学習時間に変える、スタディングのスキマ時間設計とも相性は抜群です。
一方で、私が率直にお伝えしておきたいのは、この時期は「捨てる戦略」が前提になるという点です。記述式や基礎知識まで完璧に仕上げる時間はなく、合格者の多くは記述・一般知識対策を直前の2週間から1か月に圧縮しています。
配点の重い行政法・民法の択一で確実に得点し、記述は部分点を狙う。完璧主義を捨て、取れるところで取り切る現実的な割り切りが、短期合格者の共通項でした。
これから7月・8月に始めるあなたへの推奨スケジュールは、こうなります。
最初の1か月で講義を倍速で一気に一巡し、全体像を強引にでもつかみきってください。残りの2~3か月はアウトプットに全振りし、スマート問題集・セレクト過去問・AI問題復習をひたすら反復します。
記述と基礎知識は直前2週間から1か月で集中的に詰め込む。狙うのは満点ではなく合格点(300点満点中180点)です。
時間がないことを嘆くより、やることを絞って走り切る。それが3~4か月で結果を出した先輩たちの背中が教えてくれることです。
9月・10月開始(1~2か月)
最後は、試験までわずか1~2か月という超短期スタートのグループです。正直に言えば、これは例外的な戦い方であり、誰にでもおすすめできるものではありません。それでも実際に合格した人がいるのは事実です。合格者7名の声から、その極限の戦略を見てみましょう。
- 講義動画を1.5~2倍速で何周も視聴し、理解を高速で固める
- 教材を絞り(基本講座+テーマ別過去問など要点に集中)、アウトプット比率を上げて過去問を反復する
- スキマ時間に加え、早朝集中や1日十数時間の詰め込みで総学習時間を捻出する。完璧主義は捨てる
- 「試験直前の約1か月で395時間(1日約13時間)勉強し、合格しました。……動画は倍速で何周も回し、分からない所はAIに即質問。暗記より「なぜそうなるか」を理解。記述は模範解答を写して、理由を理解しながら反復。」 【引用元】
- 「実質1ヶ月前から学習を開始し、インプットだけでぶっつけ本番のような形で160点止まりでした。今回も学習期間は1ヶ月ちょっとしか確保できませんでしたが、動画は全て2倍速で視聴し……インプットの時間を最短にし、過去問の反復等アウトプットに重点を置いたことで190点で合格できました。」 【引用元】
- 「スタディングを受講し始めたのは9月中旬だった……やるべきことは2つです。①基本講座の動画を見る②テーマ別過去問をする、この2つです。……やるべきことをあえて絞ったことが、私の場合は合格につながったと思います。」 【引用元】
- 「10月頃から受講を始め、一発で合格できました。……必要最低限のインプットと効率的なアウトプットを提供していただいた……隙間時間を活用することができ、少しの待ち時間に、一問、二問と解いた積み重ねが合格と言う結果に繋がった」 【引用元】
- 「9月に急遽、申し込ませていただきました。竹原先生の講義、テキスト、スマート問題集など、理解しやすく……スマホで空き時間にも講義を聴け、繰り返し、短期間で理解を深めることができました。」 【引用元】
- 「約2ヶ月という短期間で合格……講義動画は1.5〜2倍速で視聴し、スマート問題集で理解度を確認するサイクルを繰り返しました。特にAI問題復習機能で弱点を効率的に潰せた点が、短期合格の鍵だったと思います。」 【引用元】
- 「試験開始期(最初の2~3週間)はインプット:アウトプットを1:1で勉強習慣をつけ、慣れてきたら(中間期)2:1でインプット重視で行いました。直前期(試験前1~2週間)は、1:3でアウトプット重視で勉強量も開始期の2~3倍の量を素早く回していきました。」 【引用元】
このグループの声を読むと、もはや「スケジュール」というより「捨てる技術」の極致だと感じます。「やるべきことは2つです。①基本講座の動画を見る②テーマ別過去問をする。やるべきことをあえて絞ったことが合格につながった」という言葉が象徴的です。
1~2か月では、教材を全部やり切ることなど物理的にできません。だからこそ合格者は、手を広げず、最も得点に直結する要素だけに資源を集中させていました。「合格に必要なものに絞り込んだ」教材設計であることが、この極限状況でかえって追い風になっているわけです。
総学習時間の捻出方法に至っては、もはや常軌を逸したものでした。「試験直前の約1か月で395時間、1日約13時間勉強した」という声は、その覚悟の凄まじさを物語ります。
すきま時間の積み重ねだけでは足りず、早朝集中や1日十数時間の缶詰めで時間を絞り出している。ここまで来ると、戦略以上に「執念」の世界です。
私としては、この時期スタートを安易におすすめすることはできません。「1か月前から始めてインプットだけでぶっつけ本番に臨んだら160点止まりだった」という声があるように、超短期は失敗のリスクも高いからです。
ただ、もしあなたが何らかの事情で1~2か月しか取れないのなら、教材を絞り、倍速で講義を回し、過去問とAI問題復習に全力を注ぐ。この一点突破しか道はありません。
そして可能であれば、来年の本番まで見据えて、今年は「お試し受験」と割り切る選択肢も視野に入れておくと、気持ちが楽になるはずです。
なお、これから学習を始める方の多くにとっては、前のグループまでで紹介した、もう少し余裕のあるスケジュールのほうが現実的であることを申し添えておきます。
AI学習プランに任せればいいのでは?
ここまで読んで、こう思った人もいるかもしれません。「そんなに細かくスケジュールを自分で考えなくても、スタディングのAIが計画を立ててくれるのでは?」と。
スタディングはAIを活用した学習サポートを前面に打ち出していますから、ごく自然な疑問です。実はこの点には、知っておくべき大切な事実と、もう一歩踏み込んだ考え方があります。順番に見ていきましょう。
AI学習プランは未導入

最初に事実関係を整理します。スタディングが用意しているのは、AIが一人ひとりに最適な学習計画を自動で作る機能です。その要点を次にまとめました。
- できること:学習可能時間と実力診断をもとに、いつ・何を・どれだけ学ぶかをAIが自動で作成
- 行政書士講座での提供:未導入(2026年5月時点)
AI学習プランは、受講者が「目指す試験」と「毎日の学習可能時間」を入力し、実力診断テストを受けると、AIが最も合格に近づく学習計画とスケジュールを自動で組み立ててくれる機能です。業界初・特許取得済みとされる、スタディングの目玉機能のひとつといえます。
しかしながら、2026年5月時点では、スタディング行政書士講座にAI学習プランは導入されていません。そのため、受講者は「いつ・何を・どれだけ学習するか」というスケジュール設計を、最終的には自分の手で行う必要があります。
だからこそ、本記事で紹介してきた合格者のスケジュールが、あなたにとって具体的な道しるべになるわけです。
合格者スケジュールを参考にするべき理由
ここで、もう一歩踏み込んで考えてみます。仮に将来、行政書士講座にもAI学習プランが導入されたとしたら、合格者のスケジュールはもう参考にしなくてよいのでしょうか。
私の答えは「いいえ」です。AIが計画を作ってくれるようになっても、合格者の型を知っておく価値は失われません。理由は3つあります。
- AIが立てた計画が妥当かどうかを、自分の目で判断できる
- 計画が崩れたとき、何を優先し何を削るかの判断軸になる
- 数値化しにくい経験知が、生身の合格者の体験記に詰まっている
第一に、AIが出した計画の妥当性を、自分で判断できるようになるからです。
全体像を何も知らないまま提示された計画は、たとえ精度が高くても「本当にこれで合っているのか」という不安がつきまといます。合格者の進め方という物差しを持っていれば、その計画を安心して受け入れられるはずです。
第二に、計画は必ず崩れるからです。
仕事が忙しくなる、体調を崩す、思ったより理解に時間がかかる。そんなとき、何を優先し何を削るかを判断するのは、結局あなた自身です。記述対策は夏までに着手する、短期なら教材を絞る。こうした合格者の知恵は、計画が乱れたときの立て直しの軸になります。
第三に、AIが数値だけでは最適化しにくい経験知が、体験記にこそ詰まっているからです。
「記述の着手が遅れて焦った」という反省や、「完璧主義を捨てて取れるところで取る」という割り切りは、実際に合格を勝ち取った人にしか語れません。
AIはあなたを合格させてくれる便利な道具ですが、その道具を使いこなす地図を持つのはあなた自身。だから、合格者のスケジュールを知っておく意味は、これからもずっと残り続けるのです。
この記事のまとめ
ここまで、スタディング行政書士講座の合格者の学習スケジュールを、学習開始時期別に6つのグループに分けて見てきました。
- 前年11月・12月から始める:学習習慣の定着を最優先
- 1月・2月から始める:インプットとアウトプットの黄金比
- 3月・4月から始める:試験日からの逆算管理
- 5月・6月から始める:効率を最優先
- 7月・8月から始める:捨てる勇気を持つ
- 9月・10月から始める:超短期で要点だけに集中
時期が変われば戦略は変わりますが、合格者たちが残した進め方には、確かな共通点と再現性がありました。
そして、どの時期にも共通して見えてきた教訓があります。それは、記述対策は早めに着手すること、そして完璧を目指すのではなく合格点を確実に取りにいくことです。
多くの先輩が「もっと早く記述に手をつければよかった」と振り返り、短期で合格した人ほど「やることを絞った」と語っていました。この2つは、あなたが計画を立てるうえで必ず効いてくる視点です。
スタディング行政書士講座には、今のところAIが学習計画を作る機能はありません。けれど、それは決して不利なことではないでしょう。むしろ、合格者という何百人もの先輩が歩いた道が、あなたの目の前に地図として広がっているのです。
あなたが今いる地点から、その地図をたどり始めれば大丈夫。学習フローやAI問題復習があなたの毎日を支え、可視化された学習レポートがあなたの歩みを後押ししてくれます。
一歩ずつ、自分のペースで。来年の合格発表の日に、あなたが今日の決断を誇らしく思えるよう、心から応援しています。




