スタディング司法試験・予備試験講座 合格者8人の勉強法まとめ

スタディング司法試験・予備試験

スタディングの司法試験・予備試験講座を検討していると、価格の安さや講義の短さには納得できても、もうひとつ引っかかることがありませんか。

「実際に合格した人は、この教材を1日のどこで、どんな順番で使ったのか」。教材の一覧を眺めているだけでは、そこがどうしても見えてきません。

使い方の見当がつかないまま申し込むと、受講を始めた初日に手が止まります。内容がどれだけ良くても、生活のどこに差し込むかが決まっていない教材は真価を発揮しません。

そこで今回は、公式サイトに掲載されている合格体験記から8人を選び、1人ずつの学習スケジュールを時系列で追いかけました。この記事を読み終える頃には、あなたの持ち時間に近い合格者が見つかっているはずです。

※本記事は2026年8月時点で入手できる情報を基に作成しています。ただし、引用している受講生の評価は受講当時のものであり、現在とは状況が異なる場合があります。

予備試験対策の勉強法

予備試験対策の勉強法

まずは予備試験に合格した4人です。学習開始から短答式試験まで9か月だった人、2年あまりで合格した人、約3年の人、4年の人、という順で見ていきましょう。

初学者のAさん:ゼロから一発合格

工学部を出て地方で働く社会人が、六法という言葉すら知らない状態から短答式・論文式・口述試験を一度で通過しました。残り期間から逆算して、使う教材を極限まで削った人です。

Aさんの勉強法
  • 学習開始の時点で短答式試験まで約9か月。逆算して、教材をスタディングと六法だけに絞る
  • 1周目から倍速で視聴し、講義を聴く期間を短く圧縮する
  • 学習の軸は講義ではなく問題演習。間違えた問題がゼロになるまで過去問を回す
  • 論文は書き方を教える講座と過去問演習が柱。直前期の答練と模試だけ他社を使う
学習開始から一発合格まで
  • 「私は、工学部卒、地方在住の社会人です。学習を開始した時点では、法律については完全なる素人、「六法」が何なのかも知りませんでした。」 【引用元】
  • 「わずか3.6%という合格率の低さ、平均数年かかるという学習量、地方在住者には不利な試験構造、一般的な予備校にかかる100万円越えの費用を目の当たりにして、受験自体、諦めかけていました。」 【引用元】
  • 「スタディングに出会ったのは、そんな頃。とにかく価格が安く、そして総講義時間が短かったことから、「試しにやってみて、無理そうなら諦めよう」という気楽な精神状態で学習を開始しました。この時点ですでに、短答式試験までは9ヶ月ほど。一発合格までは期待していませんでした。」 【引用元】
  • 「ここで一番大きかったのは、3倍速視聴ができた点です。私は1周目の学習時から、全ての講義を3倍速視聴しました。「簡単」だったからこそ、超速で学習を進めることができたのです。」 【引用元】
  • 「またスタディングでは、学習の軸は動画視聴ではなく、問題演習に置かれていました。私は、間違えた問題がゼロになるまで、とにかく過去問を回しました。これがアプリで手軽にできたのが大きい。解説が丁寧なので、手元に六法がなくとも、学習が進められたのです。」 【引用元】
  • 「また、私は論文受験までの間に、六法以外に参考書類を使いませんでした。はい、判例百選すら見ていません。これは大変危険なので真似したほしくはありませんが、当時の私は、最短・最速の合格のため、「スタディングの講義・テキストに必要な判例知識は網羅されている」と信じて、可能な限り、学習内容を厳選しました。」 【引用元】
  • 「そして確かに、論文対策としては、スタディング単体での学習ではやや不十分なことは否定できません。しかしポイントは、スタディングによって基礎部分の学習を圧縮することで、全体の費用・学習負担を大幅に削減できることだと思います。」 【引用元】
  • 「論文対策については、小倉匡洋先生の「書き方講座」+過去問演習(独学)+他塾等の直前答練・模試(数万円程度です)で十分対応でき、すべての学習を一般的な予備校で行うより圧倒的に効率的だと感じました。」 【引用元】
  • 学習開始から9ヶ月で短答上位合格、そのまま論文・口述も一発合格することができました。」 【引用元】

私が最初に驚いたのは、Aさんが「9か月しかない」と知ったうえで始めている点でした。

ふつうは逆算して間に合わないと分かった時点で、来年から本気を出そうと考えます。Aさんはそこで着手した。しかも「試しにやってみて、無理そうなら諦めよう」という、力の抜けた入り方です。

この気軽さを可能にしたのは、価格の低さと講義の総量の少なさでした。始めるハードルが低いことは、教材の中身とはまったく別の次元で合否を左右します。ここは見落とされやすいところではないでしょうか。

教材を絞る判断についても考えてみましょう。Aさんは判例百選すら開いていません。これができたのは「スタディングの講義・テキストに必要な判例知識は網羅されている」と信じられたからです。

裏を返せば、教材を信じられない人には絞れない。スタディングは学習内容を試験で問われる範囲まで削り込む方針を掲げていますが、その方針が力を発揮するかどうかは、受講生がその削り込みを受け入れられるかにかかっています。

もっとも、Aさん自身が「大変危険なので真似したほしくはありません」と釘を刺していることも、そのまま受け取っておきたいところです。

「学習の軸は動画視聴ではなく、問題演習に置かれていました」という一文には、私は強くうなずきました。講義を視聴している時間は、勉強しているつもりになりやすい時間でもあります。

スタディングの学習フローは、講義の直後にスマート問題集やセレクト過去問集の演習へ進む順番で組まれていて、Aさんはその設計を素直に読み取りました。真似すべきは視聴速度そのものではなく、講義を早く抜けて演習に取り組むという配分の考え方のほうでしょう。

子育て中のBさん:暗記をやり直して合格

法科大学院を出たものの司法試験に届かず、企業の法務担当として5年ほど働いてから予備試験に挑んだ人です。就学前の子供を育てながら、2年数か月で合格しました。

Bさんの勉強法
  • 平日は通勤時間と秒単位のスキマを拾い、帰宅後は机に向かう時間を別に確保する
  • 1年目の敗因を「暗記を疎かにしたこと」と特定し、2年目は覚える作業に時間を割く
  • 覚えたい部分は紙に書き出して付箋を貼り、何度も向き合う
  • 類似制度の違いは、自分で表を作って視覚的に整理する
  • 短答式はスタディングで完結させ、論文式だけ市販教材で補う
再挑戦から2年目の合格まで
  • 「私は、ロースクールを卒業したものの司法試験に合格できず、企業で5年ほど法務担当として働いていましたが、やはり司法試験に未練があり、予備試験を受けることにしました。」 【引用元】
  • 「私自身はフルタイムで働きつつ(当然残業あり)、就学前の子供がおり、時間の捻出が最大の課題でした。」 【引用元】
  • 「期間としては、2年数カ月です。2021年の11月ごろに勉強を始めて、2022年は不合格。2回目に受験した2023年に合格しました。」 【引用元】
  • 「1日あたりの勉強時間は平日は3時間程度でした。通勤中は必ず学習時間とし、あとはエレベーターの待ち時間などスキマ時間が20〜30秒でもあれば勉強していました。」 【引用元】
  • 「私は、通勤時間やトイレ、食事等、あらゆるスキマ時間を勉強に投入するよう努めました。これは、例えば電車の扉が開くまでの10秒を活用するというレベルの話です。」 【引用元】
  • 「帰宅後は必ず2〜3時間机に向かいました。以前の司法試験受験では暗記を疎かにしたことが反省点なので、今回の挑戦では意識的に時間を取りました。」 【引用元】
  • 「予備試験は2年目に合格したのですが、正直、1年目は勉強中も本番もずっとヒヤヒヤしている感覚があり、手応えはありませんでした。その結果、予備試験は論文試験まで進んだものの、点数がわずかに足りず不合格。その原因は、先にも述べたとおり暗記を疎かにしていたことです。」 【引用元】
  • 「短答式試験に絞ると、私は問題演習に偏重しすぎていて、肝心のテキストを理解して記憶するというステップが抜けていました。これにより、全体像の記憶があやふやで、過去問からずらされると一気に自信がなくなる、という弱点がありました。」 【引用元】
  • 「自分でも表を作ってみることにしたところ、類似制度の相違点が視覚的に分かるようになり、記憶が定着しました。」 【引用元】
  • 「そこで、スタディングの講義動画やテキストのうち、覚えたい部分は紙に書いて付箋を貼ったりして、何回も向き合うようにしました。そうすると、2年目の試験の2〜3週間前に以前とは違った手応えを得られました。」 【引用元】
  • 「学習内容のボリュームも、短答については必要十分でした。もしスタディングの講義やテキストの内容で足りないと感じるなら、勉強のやり方を間違えているような気がします。一方、論文式試験については、判例の事例分析など「コテコテの論文知識」まで求めたかったので市販の教材で補足しましたが、そこまでやるかは勉強の仕方にもよると思います。」 【引用元】

私が最も感心したのは、Bさんの敗因の突き止め方です。法科大学院まで進んだ人がたどり着いた結論が「暗記を疎かにしていた」でした。字面だけ見れば、初歩的すぎる反省に映るかもしれません。

ところが、問題演習に偏りすぎてテキストを理解して記憶する工程が抜けていた、という自己分析まで読むと印象が変わります。過去問は解けるのに、少し角度を変えられると崩れる。この状態を演習不足だと誤って診断し、さらに問題を解いてしまう人は少なくないはずです。

対策がアナログである点も見逃せません。覚えたい部分は紙に書き出して付箋を貼る。類似制度の違いは、自分で表を作って整理する。スマートフォンだけで完結する講座を使いながら、記憶を定着させる工程では手を動かしています

スタディングの講義は図解を多用したスライド形式ですが、Bさんはその整理の仕方を自分の手作業にも持ち込んだように見えました。オンライン教材だから何もかも画面の中で済ませなければならない、という思い込みを外してくれる事例だと思います。

スキマ時間の刻み方は、この記事の8人の中で一番細かい。エレベーターの待ち時間が20~30秒でもあれば使い、電車の扉が開くまでの10秒すら勘定に入れています。ここまで刻めるのは、スマートフォンで一問一答をすぐ開けるからです。

ただし、この粒度で拾えるのは短答式の演習までで、腰を据えて覚え込む作業までは入りません。だからBさんは帰宅後に机に向かう時間を別に確保し、そこを暗記に充てました。

スキマ時間だけで予備試験に受かったわけではない。ここを取り違えると、通勤時間だけを当てにした計画を立ててしまいます。

もうひとつ、短答式と論文式で評価がきれいに分かれている点にも注目してください。

短答式については「必要十分でした」と言い切り、足りないと感じるなら勉強のやり方のほうが疑わしい、とまで書いています。一方で論文式には市販教材を足した。同じ講座でも、段階によって守備範囲が違うということでしょう。

40代のCさん:週15時間で3年かけて合格

旧司法試験を受けた経験を持つ40代の法務責任者が、十数年ぶりに戻ってきました。平日3時間、週にすると15時間ほど。限られた持ち時間をどう配分したのかが、はっきり語られているケースです。

Cさんの勉強法
  • 平日は1日3時間を確保。週末は仕事で埋まる日が多く、週あたり15時間ほど
  • 直前期だけは早朝に時間を積み増して追い込む
  • 講義はスキマ時間に聴き、章末の肢別問題と短答式の過去問を何周も解く
  • 子供を寝かしつけた後、布団の中で1問だけ解く
  • 論文は、書き方を教える講座で扱われた旧司法試験の問題を中心に答案構成をする
  • 苦手な行政法は講義の再視聴と問題の反復で底上げし、市販書籍も足す
  • 学習計画を立てて、残り時間の少なさをあえて可視化する
受講開始から3年目の合格まで
  • 「実は、旧司法試験の受験経験があり、十数年ぶりの挑戦でした。」 【引用元】
  • 「平日フルタイム勤務で法務責任者をしていた事と、子供が沢山いる事、土曜日も仕事がある事から、通勤時間と業務中の隙間時間をどれだけ使えるかがカギでした。」 【引用元】
  • 「改めて予備試験への挑戦を決めてからの勉強期間は約3年です。2021年の2月にスタディングの受講をスタートして、2021年から毎年受験し、2023年の試験に合格しました」 【引用元】
  • 「仕事が忙しかったので、勉強時間はかなり限られていました。平日は1日3時間をなんとか確保。週末も仕事で勉強できない日が多かったので、週15時間くらいでしょうか。」 【引用元】
  • 「講義を隙間時間に聞いた上で、章末の肢別問題、短答の過去問は、何週もしました。スマートフォン上で演習できるので、子供を寝付かせた後、そのまま布団の中で1問だけ解く、と言ったストレスの無い使い方ができました。」 【引用元】
  • 「論文は、書き方講座で挙げられた旧試験の問題を中心に答案構成をしました。まず形を押さられたのが良かったです。」 【引用元】
  • 1年目はお試し受験、2年目は受かるかなと思ったのですが、短答試験の一般教養で撃沈。たとえ突破できても次に控える論文試験の対策がほとんどできていない状態でした。3年目にようやく、満を持して試験に臨み、合格できました。」 【引用元】
  • 「行政法が大の苦手でした。最終合格できた2023年ですら30点中の17〜18点で、他の科目の足を引っ張っていました。」 【引用元】
  • 「スケジュールを立てることですね。思ったより時間がないことがわかるので、「今頑張らなきゃだめだ」と健全な形で自分を不安にすることができます。」 【引用元】
  • 「私は基本書や判例集はほとんど使わず、スタディング中心の学習でちゃんと合格できたので、基礎を固めることはすごく大事だと思います。」 【引用元】

週15時間という数字を、まず受け止めてください。平日に3時間ずつ積み上げると、ちょうどこの分量になります。

予備試験の最終合格率は、出願した人を分母にすると3%前後、短答式を受けた人を分母にしても4%には届きません。その試験を、平時は週15時間という持ち時間で通過した人がいる。

もちろんこれは1人の記録であって、誰にでも再現できる保証はどこにもありません。それでも「まとまった時間が取れないから無理だ」と決めつける前に、この事実は知っておく価値があると私は思います。

3年という期間を、Cさんは段階として設計していました。1年目はお試し受験、2年目は短答式の一般教養で撃沈、3年目に満を持して臨む。ここで大事なのは、1年目の受験が失敗ではなく、試験そのものを知るための投資として位置づけられていることです。

予備試験は短答式・論文式・口述試験と段階が分かれ、それぞれ時期も緊張感も違います。早いうちにその空気を体感しておくのは、遠回りに見えて筋の通った判断でした。

「スケジュールを立てること」の効用を「健全な形で自分を不安にすることができます」と表現しているくだりには、深く納得させられました。

計画とは普通、安心を得るために立てるものです。でもCさんは逆で、残り時間の少なさを直視し、危機感を作り出すために立てている。忙しい人ほど計画を立てる余裕がないと言われますが、余裕がない人こそ、この使い方が向いているのかもしれません。

そしてCさんは、苦手を残したまま受かっています。行政法は合格した年でも30点満点で17~18点。

予備試験の短答式は、法律7科目と一般教養科目の合計点で合否が決まる仕組みなので、1科目の穴は他の科目で埋められます。全科目を平らに仕上げなくてよいのは精神論ではなく、制度がそうできているという話です。

もうひとつ興味深いのは、旧司法試験のときは専門書中心の独学で届かず、今回は基本書も判例集もほとんど使わずに合格していること。教材を増やす道と減らす道、Cさんにとっての答えは後者でした。

会社員のDさん:通勤時間を4年間使い切った

片道1時間の通勤を4年間まるごと学習時間に変え、休日の分も合わせて総勉強時間およそ4,000時間を積み上げた会社員です。短答式は1年目で通り、論文式に4年かかりました。

Dさんの勉強法
  • 往復2時間の通勤を毎日そのまま講義に充てる。家を出てから会社に着くまで聴き続ける
  • 講義は2倍速。音声だけのバックグラウンド再生で、乗り換えの時間も使う
  • どの講義も3回は聴き、成績の悪い刑事系は5回、10回と繰り返す
  • 1科目に固執せず、2~3科目を並行して進め、詰まったら別の科目に移る
  • 分からない問題は、分からないという状態のまま置いておく
  • 答案練習と模擬試験は他社を利用する
受講開始から4年後の合格まで
  • 「自分は現在会社員として働いているのですが、年齢を重ねるうちに、現職でのキャリアに行き詰まりを感じるようになってきました。」 【引用元】
  • 1回の講義が約30分とコンパクトで、それを2倍速で聴いていましたので、通勤中に中途半端に終わることなく勉強できるのはいいと思いました。」 【引用元】
  • 「主に通勤時間帯(1日往復2時間)に利用していましたが、そのコンセプト通り、1コマが30分程度と使い勝手が良く、また、他社の通信講座と比較しても操作性に優れていたことから、それから4年間、通勤中は常に講座を聴いていました。」 【引用元】
  • 「勉強を始めてから合格まで4年間勉強しましたが、トータルの勉強時間は4000時間くらいだと思います。」 【引用元】
  • 「長い日であれば、平日は出勤前や往復の通勤時間も合わせて1日6時間、休日は1日8時間ほど勉強していました。実際には、平日は残業があったり、休日も家族と出かけたりしていましたので、平均すると、その半分くらい勉強していればよいほうだったと思いますが、必ず毎日少しでもよいので勉強するようにはしていました。」 【引用元】
  • 「スタディングの講義は細切れで全体としても短いので、どの講義も3回は聴いたと思います。刑事系については成績が悪いという自覚がありましたので、試験当日まで5回、10回と繰り返し聴いていました。」 【引用元】
  • 「短答式試験は1年目から受かったのですが、論文式試験はクリアするのに4年かかりました。」 【引用元】
  • 「自分が勉強する際は、1科目をずっとやるということはせずに、2科目か3科目を並行してやるようにしています。」 【引用元】
  • 「分からない問題はとりあえず分からないというステータスにしておくようにしていました。」 【引用元】
  • 「ただし、正直なところ、スタディングの講座を受講するだけでは合格は難しいといえ、講師も説明されているように、自身で過去問と解くか、他社の答練を利用するなどして、答案を書く必要があります。」 【引用元】

4年で4,000時間。1年あたりに直せば1,000時間前後という計算になり、数字だけ見ると気が遠くなります。ところが内訳をたどると、印象がずいぶん変わってきました。

柱になっているのは通勤の往復2時間で、これはDさんが新しく捻出した時間ではなく、もともとそこにあった時間です。学習時間を意志の力で生み出したのではなく、毎日必ず訪れる移動時間に学習を紐づけた。だから4年ももったのだと私は考えています。

短答式は1年目で通過し、論文式に4年。これはDさん個人の話であると同時に、予備試験という試験の形そのものでもあります。予備試験は短答式・論文式・口述試験の3段階で構成されていて、論文式に進めるのは短答式を突破した人だけです。

それでも令和7年の試験では、論文式を受けた2,600人あまりのうち通過できたのは460人ほどでした。すでに絞り込まれた集団の中で、さらに5人か6人に1人しか残りません。Dさんの4年は遅かったのではなく、そういう試験だったというだけの話でしょう。

反復の回数を科目ごとに変えているところも、真似する価値があります。どの講義も3回、成績の悪い刑事系だけは5回、10回。この戦略は、教材が細かく切られていて初めて成り立ちます。1回30分の講義を2倍速で聴けば15分ですから、10回でも2時間半です。

これが1コマ2時間の講義だったら、物理的に不可能でした。講義が短いことの意味は、スキマ時間に収まることだけではありません。同じ範囲を何度も往復できること。そちらのほうが実は大きいのではないでしょうか。

2~3科目を並行させる工夫と、分からない問題を分からないまま置いておくという判断。この2つは一組で読むべきでしょう。どちらも止まらないための技術だからです。

1科目を完璧に仕上げてから次へ進む方式は、詰まった瞬間に全体が停止します。4年を走り切るには、完璧主義を先に解除しておく必要があった。そう考えると、この2つの工夫は性格ではなく設計だったことが分かります。

司法試験対策の勉強法

司法試験対策の勉強法

ここからは司法試験に合格した4人です。予備試験を通って到達した人、法科大学院に通いながら使った人、修了後に働きながら受け続けた人、受験回数を重ねた人。立場が変われば、同じ講座に与える役割も変わります

社会人のEさん:机では論文、移動中は短答

フルタイムで働きながら予備試験に合格し、その翌年に司法試験も通った人です。机に向かうのが昔から苦手だったと本人が書いています。

Eさんの勉強法
  • 予備試験の学習は、寝転びながら、通勤電車で、昼休みにと、場所を選ばずに進める
  • 論文は書き方の考え方から入り、足りない演習量は市販の問題集で補う
  • 司法試験に向けては、身につけた型を守って過去問を数年分起案するにとどめる
  • 短答式はアプリで、苦手分野と短答式に特有の分野に絞って演習する
  • 机に向かえる時間は論文の起案、移動中は短答式と、時間の性質で作業を振り分ける
予備試験の学習から司法試験合格まで
  • 「学生時代は経済学専攻でしたが、法学の知識・考え方も勉強してみたい、せっかく勉強するなら、何らかの形に残したい、という思いから、予備試験を目指しました。」 【引用元】
  • 「このようにフワッとした動機でしたので、自分でもいつ撤退するかわからず、100万以上するような予備校の講座を買うのはリスキーと考えました。そこで、他社の1/10程度の費用で、基礎講座から論文対策までカバーできる、スタディングの講座から始めることとしました。」 【引用元】
  • 「私は机に座って何時間も勉強するということが、昔から苦手でした(直前期はアドレナリンが出るので例外です)。その点、ベッドで寝転びながら・通勤電車やお昼休みに などなど、いつでもどこでも学習できるスタディングは、私にピッタリでした。」 【引用元】
  • 「また、論文講座については、単なる問題の解説だけでなく、一般的に使える考え方(必要性と許容性、規範の「作り方」等)を伝えていただき、論文対策を正しい方向で開始できました。」 【引用元】
  • 「なお、もう少し問題の量をこなしたかったので、受講後に市販の問題集等で補完をしました。しかし、その際も、小倉先生の教えが常に頭の中にあり、論点抽出、規範定立、当てはめ、結論という3段論法を意識できたため、効果的に吸収できました。」 【引用元】
  • 「まず、予備試験合格時点で、(スタディングで学んだ)基礎知識や論文の書き方は身についていたので、論文については特別なことをしませんでした。スタディングで身につけた「型」を守りながら、数年分の過去問を起案したくらいです。」 【引用元】
  • 「次に、短答については、スタディングのアプリをフルに活用し、苦手分野や短答プロパー分野(親族法等)に絞って演習を重ねました。」 【引用元】
  • 「「机に座って勉強する時間は論文過去問の起案に充て、電車移動等のスキマ時間に短答を対策する」と工夫することで、限られた時間を有効に使えたと思います。」 【引用元】
  • 「これは小倉先生の受け売りですが、司法試験はスポーツに近いと思います。判例等の知識(筋力・基礎体力)と書き方のスキル(野球で言えばバッティングフォーム)について、どちらもバランスよく伸ばしていくのが近道だと思います。」 【引用元】

このケースで価値があるのは、何をやったかよりも、何をやらなかったかがはっきりしている点です。予備試験に合格した時点で基礎知識も書き方も仕上がっていたから、論文については特別なことをしなかった。新しい教材を足したという話も出てきません。

次の試験までの間、不安になって教材を買い足したくなる気持ちは誰にでも起こり得ます。しかしEさんはそこで手を広げませんでした。

そして、机に座れる時間は論文過去問の起案に充て、電車移動などのスキマ時間は短答式に充てる。これは作業の性質と時間の性質を対応させる考え方でした。

論文の起案はまとまった時間と手が要り、中断すると思考の流れが切れてしまう。一方、短答式の一問一答は1問で完結し、途中で止めても損失がありません。だから、切れやすい時間には切れても平気な作業を置く。この対応づけはほかの試験にも応用が利くでしょう。

短答式の絞り込み方も理にかなっていました。司法試験の短答式は憲法・民法・刑法の3科目で、なかでも民法の配点が最も大きく設定されています。予備試験の短答式が法律7科目と一般教養科目の8科目だったのと比べると、範囲は狭まる一方で民法の比重は上がるわけです。

Eさんが親族法のような、短答式でしか問われにくい分野に狙いを定めたのは、配点の重心に合わせた動きだったと読めます。

出発点が「机に座って何時間も勉強するということが、昔から苦手でした」という自己認識だったことにも注目するべきでしょう。苦手を根性で克服するのではなく、苦手なままでも回る仕組みを選んだ。教材の選び方そのものにも、その一貫性が出ています。

法科大学院生のFさん:授業と講座を両輪に

学部では法律の知識が身につかず、希望した法科大学院にも進めなかった人が、そこから立て直して司法試験に合格しました。法科大学院の授業とスタディングを並行させた事例です。

Fさんの勉強法
  • 法科大学院の初年度の春から、授業と並行してスタディングの講座を使い始める
  • 授業では制度の理由を理解し、講座では同じ範囲を何度も聴き直す
  • 試験前に参照するための自分用ノートを作り、厚みで進み具合を確かめる
  • 試験100日前に1日の最低ラインを決め、友人に伝えて守る
  • 直前期は意識的に気持ちのピークを作る
法科大学院での学び直しから合格まで
  • 「法律の学習は無味乾燥にも思え、また「今しかできないこと」を口実に外に出かけることも多く、学部ではあまり知識を習得することはできませんでした。」 【引用元】
  • 「希望していたロースクールに進学できなかったことで一念発起し、初年度の春にスタディングの受講を始めるなど本腰を入れて勉強を始めました。」 【引用元】
  • 「論証を意味も解らずに断片的に覚えている状態(似非既修者)からのスタートでしたが、制度が「なぜこうなっているのか」という深い理解を助けてくれるロースクールの授業と、どこでも何度でも聞けるスタディングの講義の両輪で脳内のマップが出来上がっていきました。」 【引用元】
  • 「試験前に参照できるように自分なりのノートを作り、徐々にそれが分厚くなることで学習の進捗を感じていました。」 【引用元】
  • 「試験100日前には、テキストを決めて一日に最低これだけはやるという自分との約束を設定して(友人にも伝え)、おおむねそれを守ることができました。やり切ったという事実が実力以上に自信につながったと思います。」 【引用元】
  • 「本番が近づいたころにはスタディングを始め予備校の激励の動画を視聴して気分を盛り上げるとともに、「ここで受かればあと1年かかった場合と比べて収入がこれくらい変わるから実質時給N万円だ」という自己暗示をかけて受験に向けて感情のピークを作ることに成功し、各科目で自己ベストを大幅に更新する枚数(行政法のみ7枚、他は8枚)の答案を書くことができました。」 【引用元】

「論証を意味も解らずに断片的に覚えている状態(似非既修者)」。この自己診断の言葉に、思い当たる人は少なくないでしょう

論証パターンは頭に入っているのに、なぜその規範を立てるのかが分かっていない。この状態は、覚えている量が増えるほど脆くなります。似たような論点が並んだ瞬間、どれを引き出せばいいのか判断できなくなるからです。

そこからの立て直し方が、この事例の見どころでした。法科大学院の授業は制度が「なぜこうなっているのか」を掘る場、スタディングの講座は「どこでも何度でも」触れ直す場。同じ範囲を、性質の違う2つの経路から入れています

その結果できあがったものを、Fさんは「脳内のマップ」と呼びました。法科大学院に通いながら講座を併用する意味は、知識を増やすことではなく、反復の回数を確保することにある。私はそう読み解いています。

試験100日前のノルマ設定についても触れておきます。注目すべきは、目標を高く掲げるのではなく、1日の最低ラインを決めているところです。しかも、それを友人に伝えている。守れる約束を作り、外から見える状態にして、守り切る。

「やり切ったという事実が実力以上に自信につながった」という結論は示唆的です。直前期の自信は知識の量だけで決まるわけではない。積み上げた行動の記録が、そのまま自信の材料になります。

法科大学院卒のGさん:聴く時間と書く時間

法科大学院を出ても司法試験に届かず、短答式で落ちた年もあった。半ば諦めて一般企業に就職してから、働きながら合格をつかんだ人です

Gさんの勉強法
  • 片道1時間の通勤時間は、基礎知識を入れる講義の視聴に充てる
  • 仕事を終えた後と休日は、論文対策の講義に充てる
  • 参考答案を書き写し、声に出して読み上げる
  • 短答式は間違えた問題の記録から弱点の位置を割り出し、そこを集中的に潰す
法科大学院修了後から合格まで
  • 「私は法科大学院を卒業後、司法試験の受験を継続していましたが、なかなか合格できずにいました。」 【引用元】
  • 「法科大学院の授業は法律学の学術的な水準としてはレベルの高いものであったものの、それゆえに知識を自分で頭の中で咀嚼し、自分のものとしてアウトプット(答案に書く)ということができずにいました。」 【引用元】
  • 「短答式で不合格になった年もあり、司法試験合格自体を半ば諦めるような心理状態で、一般企業に就職しました。」 【引用元】
  • 「通勤が電車で片道1時間程度であったので、その区間を利用して小村講師のインプット講義を視聴しました。」 【引用元】
  • 「法科大学院時代に勉強した断片的で凝り固まった知識が氷解して有機的に結びついていき、「伸縮自在の、答案できちんと使える知識」に変化していくことが実感できました。」 【引用元】
  • 「アウトプット講義は、仕事を終えた後や、休みの日に視聴していました。講義を聴きながら参考答案を写経したり、声に出して読み上げることによって、法的三段論法の流れが身につき、実際の本試験で他の受験生に勝てるとまでは言わずとも、書き負けないくらいのペンの速さが身についたと思います。」 【引用元】
  • 「短答の対策に関していえば、自分がどの問題を間違えたかをきちんと記録に残してくれるので、教材を1周回したあとで、法体系全体の中で自分が法体系のどの部分に弱点を抱えているかが明確になりました。」 【引用元】
  • 「最終合格した年には短答の得点も全体で8割近くまで伸び、スタディングのカリキュラムが短答に強いことが実証できたかと思います。」 【引用元】

出発点の自己診断が、とにかく鋭い。法科大学院の授業は学術的な水準が高く、それゆえに知識を自分の中で噛み砕いて答案に書くことができなかった、とGさんは振り返っています。理解していることと書けることは別物だという指摘です。

この落差は法科大学院に限った話ではありません。基本書を読み込んでいる独学者にも、同じことが起こります。断片的で凝り固まった知識が「伸縮自在の、答案できちんと使える知識」に変わったという表現は、その落差が埋まった瞬間をよく言い当てていました。

時間帯で教材を振り分ける発想は、Eさんと共通しています。ただし切り口が違う。Eさんが論文と短答式で分けたのに対し、Gさんはインプットとアウトプットで分けました。移動中は受け身で入れられるもの、腰を据えられる時間は手を動かすもの、という配分です。

切り口は違っても、根っこの発想は同じでしょう。自分の1日にどんな種類の時間があるかを先に棚卸しし、そこへ作業を割り当てています。

参考答案を書き写し、声に出して読む。地味な作業ですが、Gさんはこれで「書き負けないくらいのペンの速さ」まで身体に入れることを狙っていました。

論文式試験がパソコン入力に変わった今、ペンの速さそのものは問われません。それでも、答案の型を身体に染み込ませるという目的まで古びたわけではないはずです。写経の道具が鉛筆からキーボードに変わるだけ。私はそう考えています。

短答式の弱点潰しについても、制度と照らして読むと納得がいく話です。司法試験の短答式には、1科目でも満点の40%に届かなければそれだけで不合格になるという基準があり、穴を残せません。

だからこそ、間違えた問題の記録から弱点の地図を作るという作業が意味を持ちます。最終合格した年に8割近くまで伸びたという結果が、その効果を裏づけているのではないでしょうか。

週4日勤務のHさん:講座を弱点探しに活用

週4日の勤務を続けながら、5回目の受験で司法試験に合格した人です。この人の講座の使い方は、ここまでの7人とはっきり違います。

Hさんの勉強法
  • 朝早く起きて2時間を確保し、休憩時間と通勤時間はすべて勉強に充てる
  • 仕事を終えた後は、論文を1本、2時間だけ書く
  • 基礎講座は最初から全部は視聴せず、理解できていない箇所を見つけるために使う
  • 論文式・短答式の過去問を何度も繰り返し、論証は理解したうえで覚える
  • 折れそうなときは休むと決め、罪悪感を持たない
5回目の受験に向けた1年
  • 「小学生の頃、いじめに合いました。その中で、弁護士という職業を知りました。」 【引用元】
  • 「週4で働いている中、休憩時間や通勤時間は全て勉強をするようにしました。また、朝早くに起きて、なるべく朝の2時間は勉強できるようにしました。」 【引用元】
  • 「また、仕事後に論文1本2時間だけやるようにしました。」 【引用元】
  • 「5回目受験であるため、基礎講座はすべて視聴しておりません。なぜこれまで落ちてきたか考えたときに、きっと基礎が理解できていないところがある、特に民法はそうだろうと思っていましたので、理解できていないところが探しとして活用しました。」 【引用元】
  • 「とにかく過去問を潰したおそうと考え、論文と短答の過去問を何度も何度も繰り返すことを徹底いたしました。」 【引用元】
  • 「さらに、スタディングの先生方が仰る通り、過去問を繰り返す中で、論文の型を徹底して落とし込むようにしました。」 【引用元】
  • 「また、論文は、型を固めるという観点から、知識を埋めるというよりかは上記を重視して、仕事の合間や休みの日に視聴して復習するようにして活用しました。」 【引用元】
  • 「それでも折れそうなときは、神様が休みなさいと言っていると解釈して勉強しないことも勉強だ!と割り切って気分転換をしました。サボっていると思うとストレスになって自己嫌悪に陥ってしまうと思うので、心のケアは大事だと思います。」 【引用元】

「5回目受験であるため、基礎講座はすべて視聴しておりません」。この一文が、記事全体を通して一番実用的な情報かもしれません

受験を重ねた人に、基礎講座を頭から順に消化し直す時間はないでしょう。そこでHさんは、講座を教材ではなく検査装置として使いました。

なぜ落ち続けたのかを考え、民法あたりに理解の穴があるはずだと当たりをつけ、その確認のためだけに講座を開く。順番に見ていくのではなく、狙って降りていく使い方です。

この発想が形になるのは、必要な箇所だけを取り出せる仕組みが揃っているからでしょう。

スタディングの講座は単元ごとに細かく区切られていて、WEBテキストには検索機能が付いています。今の実力を科目別・単元別に予測するAI実力スコアもある。通しで再生しなくても目的の場所に到達できる教材だからこそ、Hさんの使い方が成立しました。

1日の設計も独特です。仕事を終えた後は論文を1本、2時間だけ。ここで上限を切っているのが面白いところでした。もっと書ける日もあったはずですが、Hさんは量を増やす方向ではなく、仕事のある日は必ず1本という方向へ振っています。

5回目という状況で新しい教材に手を出さず、過去問と型に戻った判断とあわせて読むと、姿勢の一貫性が見えてきました。やることを増やして安心する道を、この人は選びませんでした

心のケアについても書き残しています。折れそうなときは「勉強しないことも勉強だ」と割り切る。長期戦では、やる気の上げ方より自己嫌悪の避け方のほうが結果を左右します。休んだ日に自分を責めると、翌日の着手がさらに重くなるからです。

Hさんは休むことを、あらかじめ自分の仕組みに組み込みました。5回受け続けた人だからこそ書ける言葉だと感じます。

この記事のまとめ

この記事のまとめ

8人の勉強法を追いかけてきました。学習開始から短答式試験まで9か月だった人もいれば、合格まで4年かかった人もいます。持ち時間も置かれた立場もばらばらでした。それでも並べて読み返すと、共通の輪郭が浮かび上がってきます

8人の記録から見えてきたこと
  • 通勤や寝かしつけの後といった、もともと生活にある時間に学習を紐づけた人は、それを何年も続けていた
  • 時間の性質で作業を振り分ける人が目立った。移動中は短答式や講義、腰を据えられる時間は論文の起案
  • 講義との距離の取り方は人により正反対。早く抜けて演習に取り組む人もいれば、同じ講義を何度も聴き直す人もいた
  • 5回目の受験だったHさんは、講座を通しで視聴せず、弱点を見つけるための道具として使っていた
  • 基礎と短答式はスタディングで完結させ、論文の演習量は外で足す。この形をとった人が何人もいた

最後の点について、Aさんは「論文対策としては、スタディング単体での学習ではやや不十分」と書き、Dさんは受講するだけでは合格は難しいと書いています。

私はこれを講座の弱点だとは考えていません。教える範囲を試験に必要なところまで絞り、インプットを早めに切り上げて演習へ移る。スタディングはそういう設計だからです。

ただし2人の評価は受講当時のもの。今の予備試験合格コース(総合)には論文の書き方を学ぶ教材と過去問演習が入り、答案を生成AIが診断する仕組みも加わりました。スタディングも、短答式から論文式までこれ1つで対策できると打ち出しています。

Aさんは「試しにやってみて、無理そうなら諦めよう」という気持ちで始めました。残り9か月と知りながら着手しています。もしあなたが今、残り時間を数えて足りないと感じているなら、その計算はたぶん正しい。

それでも、足りないと分かったうえで走り出した人が、この8人の中にいました。まずは自分の1日を棚卸しして、どこに何を差し込めるかを紙に書き出すところから始めてみてください。動き出した後の景色は、机の前で計算しているうちには見えてこないものです。

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