あなたがスタディングで司法試験・予備試験に受からない理由と対策

スタディング司法試験・予備試験

「スタディングは安いけれど、司法試験や予備試験には受からないのではないか」。そんな不安が拭えず、申し込みをためらっていませんか

受講料が大手と桁違いなだけに、どこかに落とし穴があるのではと疑いたくなる気持ちは、私にもよくわかります。

その不安は、放置してよいものではありません。司法試験・予備試験は数年単位の挑戦になりやすく、入口の教材選びを誤ると、失うのはお金より時間だからです。かといって、漠然とした噂だけを理由に候補から外すのも早計でしょう。

そこで今回は、スタディングで受からないと言われる理由を3つに整理したうえで、それでも選ぶ価値がある根拠と、理由を回避して合格に至る方法を、合格者の体験談から読み解きます。

この記事を読み終える頃には、あなた自身の基準で答えを出せるはずです。

※本記事は2026年8月時点で入手できる情報を基に作成しています。ただし、引用している受講生の評価は受講当時のものであり、現在とは状況が異なる場合があります。

スタディングで受からないと言われる理由

スタディングで受からないと言われる理由

「受からない」という評判は、根も葉もない悪口ではなく、講座の構造に根差したものです。私が典型的だと考える理由を、試験データにも触れながら3つ挙げます。

論文の答案を人に見てもらえない

最大の理由はこれだ、というのが私の見立てです。まず、スタディングの論文対策のサポートに関する事実を見ていきましょう。

  • 学習Q&Aサービスは学習内容を質問する仕組みで、論文答案の添削は行っていない
  • 論文対策講座の問題練習にも、人による添削サービスは付いていない
  • 本試験形式の模試もない
  • 答案へのフィードバックは、生成AIによる添削が担う

予備試験の最大の関門が論文式試験であることは、数字がはっきり示しています。令和7年は、短答式を突破して論文式を受けた人のうち、通過できたのが2割に満たない水準でした。

参考【法務省】令和7年司法試験予備試験論文式試験の結果

採点対象者の平均点が193.80点だったのに対し、合格点は240点。短答式を勝ち抜いた集団の平均をもってしても、合格ラインに40点以上届かないのです。

この関門があるからこそ、受験指導の世界では答案添削が指導の柱とされてきました。

スタディング自身も添削の必要性は認めていて、次に示すプレスリリースでは「自分が書いた答案について添削指導を受けることは不可欠です」と明言しています。一方で、同社が選んだのは、人手による添削ではなく、生成AIに添削させる道でした。

参考【スタディング公式】司法試験・予備試験講座 生成AIを活用し最難関試験の論文で本格的な答案添削を開始

つまり、スタディングは司法試験・予備試験講座の主力プラン「予備試験合格コース(総合)」に、人の手による添削サービスを含めていません。

実際、スタディングの学習Q&Aページでは、『スタディングの論文講座には添削がないため、自分が書いた答案を客観視できずにいます』という受講生の質問が「参考になった順」の上位に表示されています。同じ不安を抱えながら学んできた人が現にいるわけです。

参考【スタディング公式】司法試験・予備試験 学習Q&Aサービス

合格者たちも、この点については率直でした。

  • 「そして確かに、論文対策としては、スタディング単体での学習ではやや不十分なことは否定できません。」 【引用元】
  • 「ただし、正直なところ、スタディングの講座を受講するだけでは合格は難しいといえ、講師も説明されているように、自身で過去問と解くか、他社の答練を利用するなどして、答案を書く必要があります。」 【引用元】

以上のことから、「書いた答案を人に見てもらう」ことを講座に期待するなら、スタディングはその期待に応えない設計だと知っておくべきでしょう。

選択科目は労働法と倒産法だけ

見落とされやすい2つ目の穴が選択科目です。現状を整理します。

  • 司法試験・予備試験の論文式試験では、8科目から1つを選ぶ「選択科目」が課される
  • スタディングが用意する選択科目講座は労働法と倒産法の2科目のみ
  • 2講座とも予備試験合格コース(総合)には含まれない、別売の単科講座
  • 予備試験の短答式にある一般教養科目も、講座の守備範囲外

かつての予備試験に選択科目はありませんでした。法改正によって予備試験の論文式試験にも選択科目が導入され、代わりに論文式の一般教養科目が廃止されています。

参考【法務省】司法試験法の一部改正等について

予備試験ルートで司法試験を目指すなら、選択科目は予備試験と司法試験の2度にわたって答案を書く、避けて通れない科目になりました。

ところが、スタディングで学べる選択科目は労働法と倒産法の2つだけです。経済法や知的財産法など残りの6科目を選ぶ場合、講座内に対応する教材がありません。しかもこの2講座は、基礎から論文対策までを1つにまとめた予備試験合格コース(総合)に含まれない別売品です。

「総合」という名前から選択科目まで入っていると思い込むと、申し込んだ後で認識のずれに気づくことになります。8科目すべての対策講座をそろえるアガルートのような会社と比べれば、カバー範囲の狭さは否めません。

参考【アガルート公式】司法試験・予備試験講座 選択科目対策講座一覧/価格表

では、労働法と倒産法という品ぞろえは的を外しているのでしょうか。令和7年司法試験の合格者を見ると、労働法を選んだ人が約3割と最も多く、倒産法と合わせるとほぼ半数に達します。主要な2科目を押さえた選択と評価してよいでしょう。

参考【法務省】令和7年司法試験の採点結果

ただし裏を返せば、合格者の半数ほどは、スタディングに講座のない科目で合格しているわけです。その科目を選びたい人にとって、この穴は最初から存在が確定している追加負担になります。

一般教養科目の扱いも見ておきましょう。予備試験の短答式には一般教養科目がありますが、スタディングは対策講座を設けていません。法律科目で8割以上得点できれば一般教養科目が0点でも短答式の合格点を超えられる、という考え方を示して自己学習に委ねています。

過去の合格点に照らすと成り立つ説明ではあるものの、法律科目だけで得点を積み上げる前提は、決して余裕のあるものではありません。割り切った設計だと理解しておきたいところです。

学習計画も軌道修正も自分次第

3つ目は教材の中身ではなく、学び方の問題です。サポート体制を整理します。

  • 人に相談できる仕組みは、チケット制の学習Q&Aサービス(テキストで質問し、講師から回答を得る)が中心
  • 学習フロー・AI問題復習・AI実力スコアなど、システムによる支援は充実している
  • 学習計画の作成や定期面談のような、人が伴走するサービスは予備試験合格コース(総合)にない
  • 論文の実力を受験生全体の中で測れる模試や成績表もない

司法試験・予備試験は、長丁場の試験です。スタディング自身、コラムの中で合格までに必要な勉強時間の目安を4,500時間から1万時間という幅で示しています。この長さを誰の管理も受けずに走り切ることが、スタディング受講の前提です。

参考【スタディング公式】司法試験の勉強時間目安は8,000時間。その半分で合格する短期合格者の特徴とは

高価格帯の講座には、定期的な面談やコーチングで人がペースを作ってくれる仕組みを持つものがあります。スタディングにそのような「外圧」はありません

確かに学習フローが標準の順番を示し、AIが復習問題を出題し、学習レポートが勉強時間を可視化してくれますが、それらを使うかどうかは本人に委ねられています。結局、試験日から逆算して今週何をするかを決めるのは「あなた自身」です。

もう1つ見逃せない「立ち位置の見えにくさ」にも触れておきます。短答式の演習には受講者全体の平均点が表示される一方、論文には模試も答練の順位表もなく、受験生全体の中で自分がどのあたりにいるのかを測る物差しが講座内にありません。

勉強が計画どおりに進まないとき、伸び悩みの原因を特定して軌道修正する判断は、最後は自分に返ってきます。この自己管理の負荷こそ、他社との価格差の正体の一部だろう、というのが私の見方です。

それでもスタディングを選ぶ理由

それでもスタディングを選ぶ理由

ここまで見たように、「スタディングでは受からない」という意見には一定の根拠がありそうです。その一方、スタディングには他の講座が持っていない強みや、注目に値する事実・特徴があります。それらを確認しましょう。

撤退できる金額で始められる

まず何と言っても価格です。競合他社の中での位置づけを整理します。

  • 予備試験合格コース(総合)の受講料は約15万円
  • アガルート・資格スクエア・伊藤塾の初学者向け主力プランは約88万~150万円

約15万円という受講料は、司法試験・予備試験の対策講座として桁外れの水準です。ここで、この試験の難易度を考慮すると、スタディングの価格帯がいかに魅力的かがいっそうわかります。

というのも、令和5年から令和7年の予備試験では、最終合格率が対出願者で3%に届いていないのです。どこかの段階で撤退を決断することも十分にあり得ます。その際に負うべきダメージが100万円を超えるのか、それとも約15万円で済むのか。違いは明白です。

合格者にも、この身軽さを入口として語る人がいました。

  • 「特に、安価なことから、万一自分に合わなくても失うものは小さいと思い講座を購入しましたが、今振り返ると、最善の選択だったと思います。」 【引用元】

撤退を織り込んで始めるというと、後ろ向きに聞こえるかもしれません。しかし、自分が法律の学習に向いているかどうかを実際に学んでから低リスクで判断できるのは、健全な設計だと私は思います。

合格者の声が毎年更新される

数字の実績が見えない講座で、どこを見るべきか。私の答えは公式サイトの合格者の声です。

  • スタディングは司法試験・予備試験講座の合格率・合格者数を公表していない
  • 一方、公式サイトには2018年合格から2025年合格まで、毎年の合格体験談が掲載されている
  • 書き手の環境は、社会人・学生・子育て中・リタイア後など幅広い

先に正直に書いておくと、合格実績の数字で他社と比較することはできません。スタディングは司法試験・予備試験講座について、合格率も合格者数も公表していないからです。実績を数字で確かめたい人にとって、ここは物足りない部分でしょう。

それでも私が注目しているのは、公式サイトの合格者の声が毎年更新され続けている事実です。2018年合格から2025年合格まで、体験談が途切れた年はありません。少なくとも「この講座を使って受かった人が毎年いる」ことは確認できます。

参考【スタディング公式】司法試験・予備試験講座 合格者の声一覧

顔ぶれの幅にも注目してください。工学部卒や経済学専攻出身の社会人、体育会に所属する学生、就学前の子を育てる親、仕事をリタイアして再挑戦した人。

境遇の近い合格者の体験談は、勉強法のヒントであると同時に「自分にもやれるかもしれない」と思える根拠にもなります。

スキマ時間を効率よく勉強時間に変えられる

3つ目の強みは、時間のない人ほど活きます。スタディングの仕組みを整理しましょう。

  • 講義は短い動画に区切られており、1本5分程度から視聴できる
  • 講義視聴・短答演習・テキスト確認・ノート作成がスマートフォンだけで完結する
  • アプリに動画をダウンロードしておけば、オフラインでも再生できる
  • 音声のみの受講や倍速再生にも対応している

先に触れたとおり、この試験で求められる学習量は1万時間とも言われる規模です。机に向かえる時間だけで戦おうとすると、どうしても不利になります。

通勤・昼休み・家事の合間といった細切れの時間をどれだけ勉強に変換できるか。社会人や子育て中の受験生にとっては、その効率が合否を左右します。

スタディングの教材は、まさにこの変換のために設計されたものです。講義動画は短く区切られ、問題演習はスマートフォンで1問から解けて、続きは別の空き時間に再開できます。移動中は音声で聴き、家では倍速で復習する、といった使い分けも自在です。

スタディングで受かるための方法

スタディングで受かるための方法

スタディングには潜在的な「受からない理由」がある。その一方で、捨てるには惜しい「強みや魅力」がある。であれば、「受からない理由」を排除しながらスタディングを活用し合格を目指す手は無いのだろうか? そう思いますよね。

いよいよ本題です。先に挙げた3つの理由に1つずつ対応させる形で、合格者たちが実際に取った回避策を、体験談の引用から読み解いていきます。

型を身につけてから量を積む

論文添削の不在という最大の弱点を、合格者たちはどう乗り越えたのでしょうか。体験談を読み込むと、共通の戦略が浮かび上がります。

書き方の型は講座で、演習量は講座の外で
  • 「論文対策については、小倉匡洋先生の『書き方講座』+過去問演習(独学)+他塾等の直前答練・模試(数万円程度です)で十分対応でき、すべての学習を一般的な予備校で行うより圧倒的に効率的だと感じました。」 【引用元】
  • 「論文試験はそれぞれの科目ごとに有名な演習教材を購入し、それを何周も繰り返して論点を総ざらいしました。その際、論文の書き方についてはスタディングの論文書き方講座が役に立ちました。」 【引用元】
  • 「なお、もう少し問題の量をこなしたかったので、受講後に市販の問題集等で補完をしました。しかし、その際も、小倉先生の教えが常に頭の中にあり、論点抽出、規範定立、当てはめ、結論という3段論法を意識できたため、効果的に吸収できました。」 【引用元】
  • 「最終的には過去問を解き、答練を受けて創意工夫を重ね、答案の速度と精度を高めていったのですが、そこに至るまでの基本的な考え方は全てスタディングさんから学びました。」 【引用元】
  • 「論文講座を一通り終わらせた後、予備校の答案練習を多数受講して答案を沢山書き、基礎知識が書けるかどうかを確認し、書けなかった場合は復習に努めました。」 【引用元】
  • 「論文の追込み時期については、論文を集中して毎日書く習慣のため、家の近くのファミレスに行き、最低2通は論文は書いていました。」 【引用元】
自分の答案を評価する目を育てる
  • 「添削を受けることについて、質や費用対効果の面から抵抗感があったため、採点実感を読んで自分の文章を推敲し、粗を潰しました。」 【引用元】
  • 「アウトプット対策では、本試験過去問を素材に、優秀答案とボーダー付近の答案を見比べたり、出題趣旨や採点実感を考察したり、第三者に答案も見てもらったりして、『法律論を組み上げる力』を徹底的に磨いてください。」 【引用元】
  • 「特に有益だったのは、合格答案の省略されている部分を意識させて下さった点でした。」 【引用元】

まず目を引くのは、順序の一致です。答案の書き方という「型」をスタディングの講座で身につけたうえで、過去問・市販の演習教材・他校の答練といった外部の素材で「量」を積む。ここに挙げた引用の多くが、この流れを語っています。

市販の問題集を回すときも『小倉先生の教えが常に頭の中にあり』と語られているように、型が先に入っているからこそ、外で積んだ量が我流の繰り返しではなく訓練として機能したのでしょう。順番が逆だったら、同じだけ書いても手応えは違っていたかもしれません。

費用にも注目してください。最初の合格者は、外部で確保した直前答練・模試の出費を数万円程度と明かしています。講座本体が約15万円ですから、合わせても他社の主力プラン1つよりずっと安い。演習量を講座の外で補うとしても、スタディングの金銭的魅力は保たれます。

そして、添削されない不安に正面から答える声もありました。

採点実感を読み込んで自分の答案を推敲した人がいれば、優秀答案とボーダー付近の答案を見比べて出題趣旨や採点実感を考察するよう説く人もいます。プロに赤を入れてもらう代わりに、採点者の視点を自分の中に取り込むという方向です。

スタディングには、参考答案と残念答案を採点基準シートで見比べながら自己採点の技術を学ぶ「採点ワーク」や、答案を提出すると数分で分析が返る生成AIの添削が組み込まれています。合格者が自力で組み立てていたのと同じ方向の仕組みを、教材の中で使えるわけです。

とはいえ、第三者に答案を見てもらうことを併せて勧める合格者もいるとおり、人の目を完全に不要と考えるのは早計でしょう。他校の答練や模試を数万円で組み合わせる選択肢は、常に残しておいてよいと思います。

穴を先に見込んで予算を配る

選択科目や一般教養という2つ目の弱点に、合格者たちはどう向き合ったのでしょうか。引用を読むと、行き当たりばったりではない動き方が見えてきます。

足りない範囲は最初から別枠で確保
  • 「論文演習、選択科目、口述対策では他社のテキスト、サービスも使用していました。」 【引用元】
  • 「他の予備校等は利用しておりませんでしたので、浮いた費用を市販の書籍(学者本)の購入に当てました。」 【引用元】
  • 「一通り動画を聴いたあとは足りない部分を市販の基本書通読で補い、仕事の通勤時間とお昼休みはスマート問題集を繰り返し解いて知識の定着を測りました。」 【引用元】
絞り込まれた教材への向き合い方
  • 「なお、解説に若干端折り気味の部分がありますが、合格のために必要最小限度の知識を満足させるというスタディングのコンセプトからすると、おそらく合格のために必ずしも必要ではない部分なのだと理解し、必要に応じて自分で補充するようにしていました。」 【引用元】
  • 「スタディングのテキストは、知識量が適切に絞ってあります。そのため、テキストを記憶しても過度の勉強という事態にはなりませんでした。」 【引用元】
  • 「スタディングは分量としても司法試験に合格するという意味で可能な限り情報をそぎ落としてる工夫を感じ、今まで勉強の分量に押しつぶされていた私としてはとてもありがたかったです。」 【引用元】

最初の声に注目してください。論文演習、選択科目、口述対策。外部の教材を併用した範囲が、漠然とした不満としてではなく、3つの領域として整理されています。

なかでも選択科目は、労働法か倒産法なら単科講座を買い足し、それ以外の科目なら市販教材や他校の単科講座を予定に入れる。総合コースに含まれていないと申し込む前に知ってさえいれば、それは弱点ではなく買い物リストの1行になります

2番目の合格者が使った『浮いた費用』という言葉も聞き流せません。予備校に払わなかったお金を、市販の学者本という別の武器に付け替えているのです。

安い講座を選ぶ意味は、支出を減らすことそのものではなく、浮いた資金を自分の弱点に合わせて配分し直せる自由にある。そう捉えると、約15万円という価格は「節約」ではなく「予算配分の主導権」に見えてきませんか。

最後の3つの引用は、どれも教材の絞り込みについてのものです。スタディングのテキストは合格に必要な範囲まで意図的に削られていて、3人ともそれを方針として受け止めていました。

しかし、そこから受ける印象はそれぞれに異なっています。ある合格者には解説が『端折り気味』と映り、別の合格者には『過度の勉強という事態にはなりませんでした』というちょうどよい分量に映る。

それでも3人とも合格しているのですから、分かれ目は感じ方ではなく、その次の一手だろうと私は思います。足りないと感じた合格者は、そこで止まらず『必要に応じて自分で補充する』と決めていました。

絞り込みを欠陥と見て立ち止まるか、前提と見て自分で足しにかかるか。スタディングで受かる人と受からない人の境目は、案外ここにあるのかもしれません。

自分の弱点を特定してカバーする

伴走者の不在という3つ目の弱点への答えは、時間と弱点を自分で管理し切った合格者たちの言葉の中にあります。

時間の使い方を先に決めておく
  • 「私自身はフルタイムで働きつつ(当然残業あり)、就学前の子供がおり、時間の捻出が最大の課題でした。私は、通勤時間やトイレ、食事等、あらゆるスキマ時間を勉強に投入するよう努めました。これは、例えば電車の扉が開くまでの10秒を活用するというレベルの話です。」 【引用元】
  • 「『机に座って勉強する時間は論文過去問の起案に充て、電車移動等のスキマ時間に短答を対策する』と工夫することで、限られた時間を有効に使えたと思います。」 【引用元】
  • 「スタディングは1つ1つの講義が短いのと、スライドが分かりやすいので、隙間時間を使うのに効果的でした。隙間時間を使うには、勉強素材を小さなunitに分ける事が有益です。」 【引用元】
  • 「特に育児では想定外のことが起こりがちであっため、少しでもいいから『できるときにできるだけ』学習しようと意識し、可能な限り学習を継続できるように心掛けました。」 【引用元】
自分の弱点を見つけ、教材の使い方を変える
  • 「ベテランの方は、自身の不合格の原因がなんなのかを自己分析することが、まず大事です。その弱点克服のためにはどのような勉強の仕方が有効かという視点で勉強していきました。」 【引用元】
  • 「私の場合は3度目の受験ということもあり、どの科目も基礎的なところはそれなりに知っていました。そのため、基礎講座の内容についてすべて聞き直すのではなく、苦手な科目や苦手な分野をピックアップして確認用として利用しつつ、過去問の演習などにおいて分からなかったり誤った部分、不正確な理解をしているであろう部分を聞き直すために利用していました。」 【引用元】
  • 「常に今何をすれば、合格に一番効率的なのかを考えながら勉強をしていました。」 【引用元】

スキマ時間の活用というと、空いた時間になんとなく講義を流すことを想像しがちです。しかし引用を読み返すと、単に空き時間を埋めたという話ばかりではありません。

机に向かえる時間は論文の起案に、移動中は短答対策にと、時間の使い道を先に割り当てた人。『勉強素材を小さなunitに分ける』という言葉のとおり、時間の側ではなく教材の側を刻んでおく発想を語る人。

育児で想定外のことが起きる前提で『できるときにできるだけ』を方針にした人もいます。使い方の方針が先に決まっているから、わずかな空白すら勉強に変わるのでしょう。

『電車の扉が開くまでの10秒』という一節は、極端に聞こえるかもしれません。ただ、この合格者はフルタイム勤務で残業もあり、就学前の子を育てながらの挑戦でした。まとまった時間が構造的に存在しない生活では、極端に見える工夫こそが現実解だったわけです。

あなたの生活に置き換えたとき、どの時間が何に割り当てられるのか。この問いから学習計画を組み立てれば、伴走者がいなくても骨格は自分で作れます。

弱点の扱い方も学びどころです。

受験を重ねてきた人は、まず自分が落ちた原因を突き止めるべきだと説く合格者がいます。3度目の受験に臨んだ合格者は、苦手な科目や分野を確認する使い方に変えました。今何をするのが一番効率的かを常に考えていた、と振り返る合格者もいます。

この3人に共通するのは、自分の状態を見てから教材の使い方を決めていることです。講座が示す順番をなぞるだけの受け身ではありません。

判断の材料はそろっています。AI問題復習が復習すべき問題を出し、AI実力スコアが得点力を予測し、学習レポートが勉強時間を集計する。材料集めはかなり自動化されました。あとは、それを読んで明日の動きを変える。そうすることで少しずつ合格に近づけるのです。

この記事のまとめ

最後に、この記事で見てきたことを振り返ります。

この記事の要点
  • スタディングで受からないと言われる典型的な理由は「論文の答案を人に見てもらえない」「選択科目は労働法と倒産法だけ」「学習計画も軌道修正も自分次第」の3つ
  • 一方で、撤退できる金額・毎年更新される合格者の声・細切れ時間の徹底活用という、弱点と表裏一体の強みがある
  • この記事で紹介した合格者たちは、書き方の型を講座で身につけて演習量を外で確保する、講座の穴を予算と計画に織り込む、自分の弱点を自分で特定して直す、といった形で乗り越えていた

受からないと言われる3つの理由は、隠された欠陥ではなく、低価格を成立させるための設計判断でしょう。設計そのものは変えられませんが、知ったうえで補うことはできます。

実際、この記事で引用した声の多くからは、講座に足りないものを見極め、見極めたからこそ的確に埋めていった様子がうかがえました。

弱点を知って講座を選ぶなら、もう落とし穴にははまりません。迷いが残るなら、無料で試せる範囲から手を付けてみてください。合格者の声の一覧に、あなたの体験談が加わる日が早く訪れますように。

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