宅建試験一発合格済みの宅建士Kiryuです(*^o^*)
今回はスタディング宅建士講座のWEBテキストをレビューしていきます。
WEBテキストのメリット・デメリットなどを忖度(そんたく)無しで書きますので、きっとあなたの講座選びの役に立つはずです。
なお、この記事は「個人でスタディング宅建士講座を購入して、WEBテキストを実際に読んだ上で」書いています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
スタディング宅建士のWEBテキストとは?概要と特徴
そもそも「WEBテキスト」とは何かと言うと、スタディング宅建士講座を購入すると標準で読めるようになるウェブ上のテキストのことです。
スマホで見ると、雰囲気はこんな感じ。
PCで見ると、こんな感じです。
スタディングは「スマートフォンやタブレット1台で学習が完結する資格対策講座」ですので、原則として紙のテキストがありません。
その代わり、ウェブ(インターネット)上にテキストが用意されており、それを読みつつ学習を進めていきます。
ホームページを読むのと同じ感覚で、いつでもどこでも宅建試験対策のテキストにアクセスできますので、とても便利です。
読みやすさや内容面、分量(ボリューム)について、以下でもう少し解説します。
読みやすさについて
スタディング宅建士講座のWEBテキストは、とても分かりやすい文体で書かれています。
実際に読んでもらうのが早いと思います。
ベテラン講師が語り掛けるような口語体になっていて、頭に入ってきやすいですよね。
図解やイラストも適宜添えられています。
図解・イラストは、フルカラーです。パッと見でも理解しやすく、記憶に残りやすいものになっています。
内容面の特徴
内容面についていうと、「学習者が求めているもの」を十分に考慮した構成になっていると感じます。
たとえば、次の画像は「重要事項説明」の暗記事項について書いてある箇所の冒頭部分です。
宅建試験で点を取るためには、「重要事項説明」で説明しなければならない事項は全て頭に入れておかなければなりません。
とはいえ、項目数が多いので、1つ1つばらばらに記憶していくと消耗してしまいます。
そこで、スタディング宅建士講座のWEBテキストでは、効率よく覚えるための2つのポイントを提示しているんです。
ポイントに沿って学んでいけば、たくさんある説明事項を互いに関連付けて、効率よく記憶できます。
学習者としては、こういう配慮はありがたい限りです。
* * *
もう1点、内容面の特徴を挙げると、このテキストでは「実際の試験では何がどのように問われるか」を重視しています。
その特徴が最もよく出ているレッスン「法令上の制限の全体像、都市計画法」から6か所を抜粋すると、次の通り。
※「試験」という文字を意図的にハイライトしています。
「実際の宅建試験では」「試験に出題される」と何度も出てきていますよね。一貫して「本試験の出題」という視点に立って書かれているんです。
宅建試験で何より重要なのは、本番で正解にたどり着くこと。その準備として、このテキストでは「試験での問われ方」をイメージしながら学習を進めることができます。
分量(ボリューム)
WEBテキストの分量は、書店で売られている一般的な宅建士テキストと同等、あるいはそれ以上です。
このことは別の記事で検証していますので、気になる方は一度目を通してみてくださいね。

WEBテキストのデメリット
スタディング宅建士講座のWEBテキストには、デメリットもあります。それは「自分で書き込みをしたり下線を引いたりできない」という点です。
紙の本なら、気づいたことを余白に書き込んだり、重要だと思った語句に下線やマーカーを引いたりと、自分なりにカスタマイズできますよね。
WEBテキストはウェブ上のテキストなので、当然と言えば当然ですが「カスタマイズを重ねた自分専用のテキストを作る」というのは不可能です。
なお、そういうデメリットを補うために、2つの機能が用意されています。
* * *
1つめは、「メモ機能」です。
メモ機能を使うと、青や黄色の「ふせん」に自分が気になった点を適宜書き留めておくことができます。
2つめは、「マイノート」です。
マイノートを使うと、自分専用のテキストを作り込めるようになっています。
スタディングにはこういった補助機能が一応用意されており、一種のカスタマイズ性を残してくれています。
* * *
それでも、紙のテキストに慣れ親しんでいる(私のような)人にとっては、「本文の余白に書き込めない」というのが、わずかですがストレスに感じてしまいます(^^;)
とはいえ、このWEBテキストには上記のようなデメリットを上回るだけの十分なメリットがあるんです。
以下でお伝えしていきます。
WEBテキストのメリット
WEBテキストはウェブ上のコンテンツなので、紙の本では実現できない機能をもっており、それらを利用できることがWEBテキストのメリットになっています。
具体的には…
キーワード検索で必要な情報に瞬時にアクセス
任意のキーワードでWEBテキストを検索できます。
たとえば、過去問を解いていて「減歩」(げんぶ)という語句を見たとします。
「減歩」って何だっけ? テキストで読んだような気もするけど意味を忘れてしまった、どうしても思い出せない…となったら、WEBテキストを「減歩」で検索すればOK。
検索結果を見ると、WEBテキストの「法令上の制限8 土地区画整理法」がヒットしていることが分かります。
ヒットしたWEBテキストを開いてみると、ちゃんと「減歩」が解説されていました。
このように、WEBテキストを自由に検索できます。
紙のテキストでも、検索用に「索引」(さくいん)がついていることはありますが、重要度の低い語句だと載っていないこともありますよね。
それに、索引で調べるのって少し時間がかかりますし、面倒です。
WEBテキストならどんな語句でもキーワード検索ができますし、その語句が含まれているレッスンに瞬時にたどり着けます。
「一瞬でたどり着ける」に関連して言うと、各レッスンのWEBテキストの冒頭には目次がついており、目次内の各見出しがリンクになっています。
見出しをタップすると、一瞬で該当箇所へ移動できます。
たとえば、上の画像に出ている「免許の有効期間」という見出しをタップすると、次の画面ところまで自動スクロールしてくれます。
これが紙の場合だと、「まず目次を見て、ページ番号をチェックして、そのページ番号のページを開いて…」という面倒な作業が必要になってしまいますよね。
WEBテキストなら、タップで済みますので一瞬です。
文字サイズをお好みで変えて読みやすく
WEBテキストは、文字の大きさをカンタンに変えられます。
宅建試験を受験しようという人の中には、「老眼が始まってきたので小さい文字はつらい…」という人も多いと思います。
スタディング宅建士講座なら、こんな感じでWEBテキストの文字の大きさを変えられますので安心してください。
100%~200%まで、20%刻みで調整可能です。
必要な場合は文字を小さくすることもできます。
60%~100%の範囲で、20%刻みで調整可能です。
文字サイズを変えるというのは、紙のテキストではできません。WEBテキストだからこそ。
テキストは最も長く付き合っていく教材でもあるので、文字サイズを好みのものに変えられるというのは見逃せないメリットかなと思います。
関連コンテンツへの移動が簡単
WEBテキストの周囲に「ビデオ講座」や「問題集へのリンク」が配置されており、学習に便利です。
次の画像を見ていただくと、どういうことか分かりやすいと思います。
中段のピンク色の枠で囲った部分が、WEBテキストです(タップするとWEBテキストが表示されます)。
そのすぐ上に「ビデオ講座」が配置されていますよね。
WEBテキストの内容を動画でも振り返っておきたい場合に、すぐにアクセスできるというわけです。
また、WEBテキストの下部には「スマート問題集」へのリンクが用意されていることが分かると思います。
WEBテキストで得た知識を問題演習で試したいと思ったとき、すぐに問題集にアクセスできるというわけです。
このように関連するコンテンツにアクセスしやすく、効率的に学習が進められるという点も、WEBテキストならではの素晴らしいメリットだと思います。
よくある質問
最後に、スタディング宅建士講座のWEBテキストに関する「よくある質問」に答えておきます。
体験利用はできる?
スタディング宅建士講座のWEBテキストは、体験利用が可能です。
「無料お試し講座」を開始すると、約80あるレッスンのうち1レッスン分のWEBテキストを試し読みできますよ。
そればかりでなく、ビデオ講座やスマート問題集・セレクト問題集の体験利用も可能です。
スタディング宅建士講座が気になっている人は、ぜひ試してみましょう。
対応ブラウザは?アプリはある?
一般的なブラウザを、それほど古くない端末で利用していれば、WEBテキストは問題なく見れると思います。
厳密な情報が必要な場合は、スタディング公式の次のページを参照してみてください。
一応、スマホの対応ブラウザはSafariとChromeということになっているようです。
PCであればEdge、Safari、Chromeが推奨されていますが、私自身はFirefoxを使っており、問題無く閲覧できています。
iOS(iPhone・iPad)版アプリやAndroid版アプリも利用可能です。
アプリの詳細は次の記事を確認してみてください。

⇒ 【スタディング公式】「STUDYingアプリ(iOS版)」 リリース!いつでもどこでも快適学習!
⇒ 【スタディング公式】STUDYingアプリ(Android版)リリース!
⇒ 【スタディング公式】STUDYingアプリの特長・導入方法・機能詳細
どうしても紙で読みたいんだけど…
スタディング宅建士講座のテキストをどうしても紙で読みたい場合は、2つの方法があります。
1つ目の方法は、自分で印刷するというやり方です。
スマホの場合、ブラウザの印刷機能を使えば印刷できます。
そもそもスマホで印刷したことが無いよ~という人は、印刷方法をググってみてください。
PCの場合は、WEBテキストに「印刷」ボタンがありますので、そこを押して印刷してください。
* * *
紙で読む方法の2つ目は、冊子版オプションを利用するというやり方です。
スタディング宅建士講座では、WEBテキストをきれいに製本した「冊子版オプション」を販売しています。
こちらを講座購入と同時に注文するか、または講座購入後に注文すれば、紙のテキストが自宅に届きます。
冊子版オプションの内容は、WEBテキストと同じです。
先に「WEBテキストは書き込みができない」というデメリットがあると言いましたが、冊子版オプションが手元にあれば、そちらに書き込みたいだけ書き込めるので、幸せになれますよ(^^)
冊子版オプションのレビュー記事も書いています。

こちらもぜひ参考にしてください。
この記事のまとめ
今回はスタディング宅建士講座のWEBテキストをレビューしてきました。
内容をおさらいすると、以下の通りです。
- WEBテキストはインターネット上のテキストであり、スマホやタブレットやPCを使っていつでもどこでも読める
- 理解しやすい文体で、学習者に配慮した構成になっている
- 紙のテキストのように書き込みができないデメリットがあるが、どうしても紙が必要な場合は印刷したり、冊子版オプションを利用するという方法もある
- ウェブ上のテキストだからこそ実現可能な3つのメリットがある(検索機能、文字の拡大縮小、関連コンテンツへの簡単アクセス)
先にも触れましたが、WEBテキストは体験利用が可能なので、一度使ってみていただくのが一番良いと思います。
そうすると、WEBテキストの良い面も悪い面もリアルにつかめてくるはずです。
何度も同じことを言っている気がしますが、やはり実体験してみるのが一番ですよ~(*^o^*)
今回は以上になります。
このブログでは、スタディング宅建士講座のレビュー記事を他にも書いていますので、気になる記事があったらぜひ読んでみてくださいね。
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