スタディング宅建士 WEBテキストをレビュー【画像19枚】

スタディング宅建士

宅建試験一発合格済みの宅建士杉山貴隆です。

今回はスタディング宅建士講座のWEBテキストをレビューしていきます。WEBテキストのメリット・デメリットなどを忖度そんたく無しで書きますので、きっとあなたの講座選びの役に立つはずです。

なおこの記事は個人でスタディング宅建士講座を購入し、WEBテキストを実際に読んだ上で書いています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

スタディング宅建士のWEBテキストとは?概要と特徴

そもそもWEBテキストとは何かと言うとスタディング宅建士講座を購入すると標準で読めるようになるウェブ上のテキストのことです。

スマホで見るとこんな感じです。

スタディング宅建士講座 WEBテキスト スマホで見るとこんな感じ

PCで見るとこんな感じです。

スタディング宅建士講座 WEBテキスト PCで見るとこんな感じ

スタディングはスマートフォンやタブレット1台で学習が完結する資格対策講座ですので、原則として紙のテキストがありません。その代わりウェブ(インターネット)上にテキストが用意されており、それを読みつつ学習を進めていきます。

ウェブページを読むのと同じ感覚でいつでもどこでも宅建試験対策のテキストにアクセスできますので、とても便利です。

読みやすさや内容・分量(ボリューム)について以下でもう少し解説します。

読みやすさについて

スタディング宅建士講座のWEBテキストはとても分かりやすい文体で書かれています。実際に読んでみるとわかりやすいでしょう。

スタディング宅建士講座 WEBテキスト 口語体で分かりやすい

ベテラン講師が語り掛けるような口語体になっていて、頭に入ってきやすいですよね。読み進めていくと図解イラストも適宜添えられています。

スタディング宅建士講座 WEBテキスト イラスト

図解・イラストはフルカラーです。パッと見でも理解しやすく記憶に残りやすいものになっています。

内容面の特徴

内容面についていうと学習者が求めているものを十分に考慮した構成になっていると感じます。たとえば次の画像は重要事項説明の暗記事項について書いてある箇所の冒頭部分です。

スタディング宅建士講座 WEBテキスト 重要事項説明の学習のポイント

宅建試験で点を取るためには重説で説明する事項は全て頭に入れておかなければなりません。とはいえ項目数が多いので1つ1つばらばらに記憶していくと消耗してしまいます。

そこでスタディング宅建士講座のWEBテキストでは効率よく覚えるための2つのポイントを提示しています(上の画像)。ポイントに沿って学んでいくことで数多くの説明事項を互いに関連付け、効率よく記憶できるようになっています。

学習者としてはこういう配慮はありがたい限りです。

* * *

もう1つ内容面の特徴を挙げると、スタディング宅建士講座のWEBテキストでは実際の試験において何がどのように問われるかを重視しています。

その特徴が最もよく出ている「法令上の制限の全体像、都市計画法」です。6か所を抜粋します。

スタディング宅建士講座 WEBテキスト 「試験」と出ている例1

スタディング宅建士講座 WEBテキスト 「試験」と出ている例2

スタディング宅建士講座 WEBテキスト 「試験」と出ている例3

スタディング宅建士講座 WEBテキスト 「試験」と出ている例4

スタディング宅建士講座 WEBテキスト 「試験」と出ている例5

スタディング宅建士講座 WEBテキスト 「試験」と出ている例6

※「試験」という文字を意図的にハイライトしています。

「実際の宅建試験では」「試験に出題される」というフレーズが何度も出てきていますよね。スタディングのWEBテキストは一貫して本試験で何がどう出るという視点に立って書かれているんです。

宅建試験で何より重要なのは正解にたどり着くこと。その準備としてこのテキストでは実際の試験での問われ方をイメージしながら学習を進めることができます。

分量(ボリューム)

WEBテキストの分量は書店で売られている一般的な宅建士テキストと同等あるいはそれ以上です。

このことはスタディング宅建士講座の教材の量を調査した記事で検証しています。気になる方はぜひ一度目を通してみてください。

スタディング宅建士(通勤講座)の教材の量はどのくらい?ビデオ講座・WEBテキスト・問題集のボリューム感を調査
【宅建士合格ブログ】スタディング宅建士講座の教材の量を徹底調査。ビデオ講座の長さ、WEBテキストの分量、3つの問題集の問題数を公開。分かりやすく表形式でまとめています。

WEBテキストのデメリット

スタディング宅建士講座のWEBテキストにはデメリットもあります。それは自分で書き込みをしたり下線を引いたりできないことです。

紙の本なら気づいたことを余白に書き込んだり、重要だと思った語句に下線やマーカーを引いたりと自分なりにカスタマイズできますよね。

WEBテキストはオンラインのテキストなので、当然と言えば当然ですがカスタマイズを重ねた自分専用のテキストを作ることは不可能です。

そのようなデメリットを補うためにスタディングには2つの機能が用意されています。1つめはメモ機能です。

スタディング宅建士講座 WEBテキスト メモ機能

メモ機能を使うと青や黄色の付箋ふせんに自分が気になった点を適宜書き留めておくことができます。

2つめの機能はマイノートです。

スタディング宅建士講座 WEBテキスト マイノート

マイノート機能を使うと自分だけのまとめノートを作り込めるようになっています。

スタディングにはこういった補助機能が用意されており、受講生が教材をカスタマイズする余地を残してくれています。

WEBテキストのメリット

WEBテキストのメリットは紙の本では実現できない3つの機能を利用できることです。

  • キーワード検索
  • 文字サイズ変更
  • 関連コンテンツへの即時アクセス

以下で詳しく見ていきます。

キーワード検索で必要な情報を見つけだす

紙の本では実現できないWEBテキストならではの機能の1つめはキーワード検索です。

スタディング宅建士講座のテキストは任意のキーワードで検索できます。たとえば過去問を解いていて減歩げんぶという語句を見たとしましょう。

「減歩」って何だっけ? テキストで読んだような気もするけど意味を忘れてしまった、どうしても思い出せない…という状況に陥ったときはWEBテキストを「減歩」で検索すればOK。

スタディング宅建士講座 WEBテキスト キーワード検索

検索結果を見るとWEBテキストの「法令上の制限13 土地区画整理法」がヒットしていることが分かります。ヒットした箇所を開いてみると、ちゃんと「減歩」が解説されていました。

スタディング宅建士講座 WEBテキスト 「減歩」の解説箇所

このようにスタディングのWEBテキストは復習したいキーワードで自由に検索することが可能です。

紙のテキストでも検索用に「索引」(さくいん)がついていることはありますが、重要度の低い語句だと載っていないこともありますよね。それに索引で調べるのって少し時間と手間がかかります。

これに対しWEBテキストならどんな語句でもキーワード検索ができますし、その語句が含まれているレッスンに瞬時にたどり着けるのでとても便利です。

INFO

瞬時にたどり着けるに関連して言うと、各レッスンのWEBテキストの冒頭には目次がついており、目次内の各見出しがリンクになっています。

スタディング宅建士講座 WEBテキスト 目次の見出し

見出しをタップすると一瞬で該当箇所へ移動できます。たとえば上の画像に出ている免許の有効期間の見出しをタップすると、次の画面ところまで自動スクロールしてくれます。

スタディング宅建士講座 WEBテキスト 免許制度

これが紙の場合だと「まず目次を見て、ページ番号をチェックして、そのページ番号のページを開いて…」という面倒な作業が必要になってしまいますよね。WEBテキストならタップで済みますので一瞬です。

文字サイズをお好みで変えて読みやすく

紙の本では実現できないWEBテキストならではの機能の2つめは文字サイズ変更です。

宅建試験を受験しようという人の中には「老眼が始まってきたので小さい文字はつらい…」という人も多いと思います。でもスタディング宅建士講座なら次の画像のようにWEBテキストの文字の大きさを自由に変えられます。

スタディング宅建士講座 WEBテキスト 文字サイズ100%

スタディング宅建士講座 WEBテキスト 文字サイズ160%

スタディング宅建士講座 WEBテキスト 文字サイズ200%

100%から200%まで、20%刻みで調整可能です。逆に文字を小さくすることもできます。

スタディング宅建士講座 WEBテキスト 文字サイズ60%

60%から100%までの範囲で20%刻みで調整可能です。

テキストは最も長く付き合っていく教材です。そのことから考えても文字サイズを好みのものに変更できることは見逃せないメリットだと思います。

関連コンテンツへのアクセスが簡単

紙の本では実現できないWEBテキストならではの機能の3つめは関連コンテンツへの即時アクセスです。

具体的に言うとWEBテキストの周囲に「ビデオ講座」や「問題集へのリンク」が配置されています。次の画像を見ていただくとどういうことか分かりやすいと思います。

スタディング宅建士講座 WEBテキスト 上下に関連コンテンツ

中段のピンク色の枠で囲った部分がWEBテキストです(タップするとWEBテキストが表示されます)。そのすぐ上にビデオ講座が配置されていますよね。WEBテキストの内容を動画でも振り返っておきたい場合にすぐにアクセスできるというわけです。

またWEBテキストのすぐ下にはスマート問題集へのリンクが用意されていることも分かると思います。WEBテキストで得た知識を問題演習で試したいと思ったとき、すぐに問題集にアクセスできるというわけです。

このように関連するコンテンツにアクセスしやすく効率的に学習が進められるという点もWEBテキストならではの素晴らしいメリットだと思います。

よくある質問

最後にスタディング宅建士講座のWEBテキストに関するよくある質問に答えておきます。

体験利用はできる?

スタディング宅建士講座のWEBテキストは無料で体験利用が可能です。「無料お試し講座」を開始すると約80あるレッスンのうち1レッスン分のWEBテキストを試し読みできます。

無料お試し講座ではWEBテキストばかりでなくビデオ講座スマート問題集・セレクト問題集の体験利用も可能です。スタディング宅建士講座が気になっている人はぜひ試してみましょう。

対応ブラウザは?

一般的なブラウザをそれほど古くない端末で利用していれば、WEBテキストは問題なく見れると思います。

厳密な情報が必要な場合はスタディング公式の次のページを参照してみてください。スマホの対応ブラウザはSafariChromeということになっているようです。

なおPCであればEdge・Safari・Chromeが推奨されていますが、私自身はFirefoxを使っており問題無く閲覧できています。

アプリはある?

iOS(iPhone・iPad)版アプリAndroid版アプリを利用可能です。アプリの詳細は次の記事を確認してみてください。

スタディングで講義動画のダウンロード保存が可能になった件【アプリ利用】
スタディングアプリがリリースされ、講義動画のダウンロード保存が可能になりました。ダウンロードの手順やオフライン環境下での再生・視聴方法について解説します。

どうしてもテキストは紙で読みたい

スタディング宅建士講座のテキストをどうしても紙で読みたい場合は2つの方法があります。

1つめの方法は自分で印刷するというやり方です。スマホの場合ブラウザの印刷機能を使えば印刷できます。そもそもスマホで印刷したことがない人は先に印刷方法をググってみてください。

PCの場合はWEBテキストに印刷ボタンがありますのでそこを押して印刷できます。

スタディング宅建士講座 WEBテキスト 印刷ボタン

紙で読む方法の2つ目は冊子版オプションを利用するというやり方です。スタディング宅建士講座ではWEBテキストをきれいに製本した冊子版オプションを販売しています。

こちらを講座購入時に同時注文するか、または講座購入後に別途注文すれば、紙のテキストが自宅に届きます。冊子版オプションの内容はWEBテキストと同じです。

先にWEBテキストは書き込みができないデメリットがあると言いましたが、冊子版オプションが手元にあればそちらに書き込みたいだけ書き込めるので幸せになれますよ。

この記事のまとめ

今回はスタディング宅建士講座のWEBテキストをレビューしてきました。記事の内容をおさらいすると次の通りです。

  • WEBテキストはインターネット上のテキストであり、スマホやタブレットやPCを使っていつでもどこでも読める
  • 理解しやすい文体で、学習者に配慮した構成になっている
  • 紙のテキストのように書き込みができないデメリットがあるが、どうしても紙が必要な場合は印刷したり、冊子版オプションを利用するという方法もある
  • ウェブ上のテキストだからこそ実現可能な3つのメリットがある(検索機能、文字の拡大縮小、関連コンテンツへの即時アクセス)

先にも触れましたがWEBテキストはお試し利用が可能なので一度読んでみることを勧めます。そうすることで初めてWEBテキストの良い面も悪い面もリアルにつかめるからです。

百聞は一見に如かずというように何事も自分で体験してみるのが一番。軽いフットワークでトライしましょう。

以上、参考になれば嬉しいです。

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