宅建試験一発合格済みの宅建士杉山貴隆です。
今回はスタディング宅建士講座の「教材の量(ボリューム)」を調査したので結果を報告します。具体的にはビデオ講座(講義動画)の長さ・WEBテキストの量・3つの問題集の問題数を調べました。
スタディング宅建士講座を購入し、スタディング公式サイトに明記されていない部分まで徹底的にチェックしています。ぜひ参考にしてみてください。
本記事ではスタディング宅建士講座の3つのコース(ミニマム・スタンダード・コンプリート)のうちスタンダードを分析しています。
したがって以下の「スタディング宅建士講座」の表記は「スタディング宅建士講座 スタンダード」を指すものとします。
※ミニマムにはスマート問題集を始めとする各種問題集が含まれていませんのでご注意ください。
- キャンペーン情報
- 2024年12月12日現在、スタディング宅建士講座で実施中のキャンペーンはありません。キャンペーンが開始した場合、次のページに掲載されます。
⇒ 【スタディング公式】キャンペーン一覧 - 割引クーポン情報(10%OFF)
- 2024年12月12日現在、スタディング宅建士講座では新規登録した方に10%OFF割引クーポンを配布しています。キャンペーンとクーポンの併用も可能です。
⇒ 【スタディング公式】宅建士講座 無料お試し・新規登録 - 学割クーポン情報(20~30%OFF)
- スタディング宅建士講座はスタディング学割(20%OFFクーポン)およびガクチカ応援割引(30%OFFクーポン)の対象講座です。
⇒ 【スタディング公式】スタディング学割
⇒ 【スタディング公式】ガクチカ応援割引 - クーポンの獲得方法や使用時の注意点
- その他のクーポンの獲得方法や持っているクーポンの確認方法・使用方法は次の記事で解説しています。
⇒ 【キリュログ】スタディングのクーポンを獲得する5つの方法と3つの注意点 - 安い時期
- スタディング宅建士講座が安くなりやすいのは次の時期です。
①新年を記念した割引クーポンが配布される「12月・1月」
②夏季の割引クーポンが配布される「7月・8月」
③合格応援キャンペーンが実施される「3月・5月・7月・9月・11月・12月」
④スタートダッシュ応援キャンペーンが実施される「10月または11月」
※上記はこれまでの傾向から独自に予想したものです。今後この通りになるとは限りません。 - 過去のキャンペーン等 実施時期
時期(2021年) キャンペーン等の名称 内容 2021年4月 新年度スタートダッシュ
キャンペーン10%OFF
クーポン提供2021年5月 春のスタート応援
キャンペーン対象講座
2,200円OFF2021年7月開始
2021年8月終了夏の合格応援10%OFF
キャンペーン10%OFF
クーポン提供2021年8月 夏の合格応援キャンペーン 対象講座
1,100円OFF2021年10月 合格応援キャンペーン 対象講座
1,100円OFF2021年10月 秋の感謝祭10%OFFクーポン 全商品10%OFF
クーポン提供2021年11月開始
2021年12月終了冬の応援キャンペーン 対象講座
2,200円OFF2021年12月17日開始
2022年1月31日終了年末&お年玉クーポン 全商品10%OFF
クーポン提供時期(2022年) キャンペーン等の名称 内容 2022年3月10日開始
2022年3月31日終了春の合格応援キャンペーン 対象講座
2,200円OFF2022年4月16日開始
2022年4月30日終了新年度スタート応援
10%OFFクーポンプレゼント対象講座
10%OFFクーポン提供2022年5月16日開始
2022年5月31日終了不動産関連資格
取得応援キャンペーン対象講座
2,200円OFF2022年7月5日開始
2022年7月31日終了夏の合格応援キャンペーン 対象講座
2,200円OFF2022年7月19日開始
2022年8月31日終了夏の合格応援
10%OFFクーポン対象講座
10%OFFクーポン提供2022年10月14日開始
2022年10月31日終了早期スタート応援キャンペーン 対象講座
2,200円OFF2022年10月17日開始
2022年10月31日終了秋の感謝祭10%OFFクーポン
プレゼント全商品10%OFF
クーポン提供2022年11月22日開始
2022年11月30日終了スタートダッシュ
応援キャンペーン対象講座
2,200円OFF2022年12月16日開始
2023年1月31日終了冬のスタート応援キャンペーン 対象講座
2,200円OFF2022年12月17日開始
2022年12月31日終了年末感謝&新年応援
15%OFFクーポン15%OFFクーポン
2枚提供時期(2023年) キャンペーン等の名称 内容 2023年3月10日開始
2023年3月31日終了春のスタート応援キャンペーン 対象講座
2,200円OFF2023年5月15日開始
2023年5月31日終了合格応援キャンペーン 対象講座
2,200円OFF2023年7月3日開始
2023年7月31日終了夏の合格応援キャンペーン 対象講座
2,200円OFF2023年7月19日開始
2023年7月31日終了夏の合格応援!15%OFFクーポン 15%OFFクーポン
2枚提供2023年8月1日開始
2023年8月31日終了夏の合格応援!15%OFFクーポン 15%OFFクーポン
1枚提供2023年10月13日開始
2023年10月31日終了スタートダッシュキャンペーン 対象講座
3,300円OFF2023年11月20日開始
2023年11月30日終了秋の合格応援キャンペーン 対象講座
3,300円OFF2023年12月11日開始
2023年12月31日終了冬の学習応援キャンペーン 対象講座
3,300円OFF時期(2024年) キャンペーン等の名称 内容 2024年1月1日開始
2024年1月31日終了新年応援キャンペーン
15%OFFクーポン対象講座
15%OFFクーポン提供2024年1月15日開始
2024年1月31日終了新年応援キャンペーン 対象講座
Q&Aチケット20枚増量2024年3月8日開始
2024年3月31日終了春のスタート応援キャンペーン 対象講座
3,300円OFF2024年5月15日開始
2024年5月31日終了合格応援キャンペーン 対象講座
3,300円OFF2024年6月25日開始
2024年7月31日終了夏の合格応援キャンペーン 対象講座
3,300円OFF2024年7月5日開始
2024年7月22日終了新規登録者向け
特別割引クーポン配布対象講座
15%OFFクーポン提供2024年8月1日開始
2024年8月13日終了新規登録者向け
特別割引クーポン配布対象講座
15%OFFクーポン提供2024年8月16日開始
2024年8月31日終了新規登録者向け
特別割引クーポン配布対象講座
15%OFFクーポン提供2024年10月18日開始
2024年10月31日終了早期スタート応援キャンペーン 対象講座
3,300円OFF2024年10月18日開始
2024年10月31日終了新規登録者向け15%OFFクーポン 対象講座15%OFF
クーポン提供2024年11月21日開始
2024年11月30日終了スタートダッシュキャンペーン 対象講座
3,300円OFF- 合格お祝い制度
- 2024年12月12日現在、スタディング宅建士講座ではAmazonギフト券3,000円がもらえる合格お祝い制度を実施中です。詳細ページはこちら。
⇒ 【スタディング公式】宅建士講座 合格お祝い制度 - 再受講割引
- 2024年12月12日現在、スタディング宅建士講座では再受講割引コース「更新版」が提供されています。
⇒ 【スタディング公式】宅建士講座 コース一覧・購入 - Wライセンス応援割
- スタディング宅建士講座を受講後、他資格の講座を割引価格で受講できる場合があります。
⇒ 【スタディング公式】Wライセンス応援割
スタディング宅建士講座の教材の量まとめ
はじめに結論をお伝えすると、スタディング宅建士講座の教材の量は次の通りです。
- ビデオ講座
- 約32時間(2022年度版)
- WEBテキスト
- A5版冊子換算で、1095ページ(2022年度版)
- スマート問題集
- 619問(2022年度版)
- セレクト過去問集
- 296問(2022年度版)
- 13年分テーマ別過去問集
- 637問(2020年度版)
以下では各教材についてもう少し詳しく述べつつ、ボリューム感を伝えるため「他講座との比較」や「市販の独学用教材」との簡単な比較を行います。
ビデオ講座の長さ
スタディング宅建士講座のビデオ講座(講義動画)の長さは以下の通りです。
科目 | 時間 |
---|---|
短期合格セミナー | 計35分 |
権利関係(全37回) | 計920分 |
宅建業法(全18回) | 計362分 |
法令上の制限(全14回) | 計386分 |
税その他(全8回) | 計177分 |
合計 | 約32時間 |
合計で約32時間。1日1時間分の視聴を続ければ、およそ1ヶ月で全ての講義を見終えることができる程度の分量です。決して短いわけではなく、かといって長すぎるわけでもなく、ちょうど良い長さだと感じます。
ところでスタディング宅建士講座(スタンダード)の講義時間は他の通信講座と比べて短いのでしょうか? 長いのでしょうか?
調べてみると、フォーサイト・アガルートの講義時間が判明しましたので、スタディングと合わせて下記の表にまとめました(短い順)。
通信講座名 | 受講料 |
---|---|
フォーサイト バリューセット2 | 約18.7時間 |
STUDYing スタディング宅建士講座 | 約32時間 |
アガルート ゼロから合格カリキュラム | 約70時間 |
結果から分かるのは、スタディングは短いほうでも長いほうでもなく中間くらいの長さであるということです。
講義の時間は短いと必要な知識が十分に得られない場合がありますし、長すぎると飽きてしまって集中力が保てません。スタディング宅建士講座の約32時間という長さは他の講座との比較でもほど良い長さに調整されていると言えます。
⇒ 【スタディング公式】宅建士講座 ビデオ講座の最新情報を確認する
WEBテキストの量
次にスタディング宅建士講座の標準のテキストであるWEBテキストの分量についてお伝えします。
ただしWEBテキストそのものではなく、WEBテキストと同じ内容のものを印刷・製本した冊子版オプションの分量でお伝えします(そのほうが伝わりやすいと思うので)。
結果は次の通りです。
科目 | ページ数 |
---|---|
権利関係 | 445ページ |
宅建業法 | 256ページ |
法令上の制限 | 264ページ |
税その他 | 130ページ |
合計 | 1095ページ |
表からわかるようにスタディング宅建士講座のテキストは合計で1095ページ分あります。このページ数は市販の宅建士テキスト1冊よりもやや多めのページ数です。
たとえば宅建士テキストの定番のひとつ『わかって合格(うか)る宅建士』シリーズの基本テキストは700ページほどのボリュームになっています。
スタディングのテキストのほうが400ページくらい多い計算です。
余談ですが、私は「スタディング宅建士講座のWEBテキストは市販のテキストよりもかなり短いのではないか…」と感じていました。というのもスマートフォンであまりにもスラスラと読めるので、紙のテキストよりも分量が少なく感じられるのです。
でも少ないというのは誤解だったようです。一般的なテキストと比べても充分な長さがあります。それでいて量を感じさせずスラスラと読めるのですから、かなり良質なテキストだと言ってよいでしょう。
WEBテキストについてはWEBテキストのレビュー記事で掘り下げています。
冊子版テキストについては冊子版テキストのレビュー記事で掘り下げています。
これらの記事も読んでいただけると嬉しいです。
⇒ 【スタディング公式】宅建士講座 WEBテキストの最新情報を確認する
問題集の問題数
最後にスタディング宅建士講座に含まれている3つの問題集の問題数を確認していきます。
スマート問題集
スタディング宅建士講座のスマート問題集(一問一答形式の○×問題集)の問題数は以下の通りです。
科目 | 問題数 |
---|---|
権利関係 | 230問 |
宅建業法 | 145問 |
法令上の制限 | 165問 |
税その他 | 79問 |
合計 | 619問 |
合計で619問となりました。市販の問題集で近いものを挙げるとすれば『わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600』になるかと思います。
『わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600』は一問一答形式で収録問題数は600問。スタディング宅建士講座のスマート問題集は『セレクト600』と同程度のボリューム感です。
セレクト過去問集
次にスタディング宅建士講座のセレクト過去問集(重要度の高い過去問を厳選した問題集)の問題数は以下の通りです。
科目 | 問題数 |
---|---|
権利関係 | 91問 |
宅建業法 | 82問 |
法令上の制限 | 71問 |
税その他 | 52問 |
総合計 | 296問 |
合計で296問となりました。市販の問題集で近いものを挙げるとすれば『わかって合格(うか)る宅建士 分野別過去問題集』になるかと思います。
『わかって合格(うか)る宅建士 分野別過去問題集』の収録問題数は約300問。定番の重要過去問を中心に出題している問題集です。スタディング宅建士講座のセレクト問題集の方が4問ほど少ないですが、おおよそで言えば同じくらいのボリュームです。
13年分テーマ別過去問集
最後にスタディング宅建士講座の13年分テーマ別過去問集(過去13年分の過去問を一挙掲載した問題集)の問題数は下の表の通りです。
科目 | 問題数 |
---|---|
権利関係 | 181問 |
宅建業法 | 244問 |
法令上の制限 | 106問 |
税その他 | 106問 |
総合計 | 637問 |
※執筆時時点で2022年度版が未リリース。2021年度版を記録するのを忘れたため、代わりに2020年度版の実績値を掲載しています
合計で637問となりました。市販の問題集で近いものを挙げるとすれば『わかって合格(うか)る宅建士 過去問12年PLUS(プラス)』になるかと思います。
『わかって合格(うか)る宅建士 過去問12年PLUS(プラス)』は12年分の過去問を網羅的に収録した問題集です。スタディングのテーマ別過去問集は13年分なので少し問題数が多めですが、こちらもおおよそで言えば同じくらいのボリュームだとみていいでしょう。
* * *
ここまで見た通り、スタディング宅建士講座の3種類の問題集はいずれもかなりまとまった量の問題を収録しています。紙の問題集に置き換えても3冊分の分量があります。宅建試験の問題演習として十分な量です。
⇒ 【スタディング公式】宅建士講座 問題集の最新情報を確認する
この記事のまとめ
今回はスタディング宅建士講座の「教材の量」についてひとつひとつ確認してきました。この記事のポイントを復習しましょう。
- スタディング宅建士講座のビデオ講座の長さは長すぎず短すぎず、ちょうど良いと思える約32時間である
- スタディング宅建士講座のWEBテキストは市販のテキスト1冊分より少し多い1095ページである
- スタディング宅建士講座の3つの問題集はそれぞれ市販の問題集1冊分(合計3冊分)に相当している
実を言うと、私はスタディング宅建士講座の購入前にこんな疑いを持っていました。
「スタディング宅建士講座の教材は市販教材に比べて非常に少ないのでは?」
でもこの疑いは調べてみると私の完全な思い込みだったようです。
繰り返しになりますが、スタディング宅建士講座は「ちょうど良い分量のビデオ講座」「市販のテキストよりやや多いくらいのページ数のテキスト」「市販の問題集3冊分に相当する問題集」を提供しています。
これは合格レベルに到達するのに十分な量の教材です。問題集を繰り返し解くことを考慮に入れると、人によってはフル活用できず少し余ってしまうかもしれません。
私と同じように教材の少なさを疑っている人もいるかもしれませんが、以上の調査結果からスタディング宅建士講座は教材の量の面での心配は不要だと言えます。
なおスタディング宅建士講座は教材の質の面でも相当に優秀な講座となっています。評判&レビュー記事でお伝えした通りです。
あなたが利用する試験対策講座として自信をもってオススメします。ぜひ受講して、宅建試験の合格に向けて学んでいきましょう。
以上、参考になれば嬉しいです。