フォーサイト宅建士講座を購入してレビューしている宅建士Kiryuです(*^o^*)
この記事は、フォーサイト宅建士講座で教育訓練給付制度を使おうと考えている人への注意喚起です。
なぜ注意喚起が必要かと言うと、理由は次の通り。
- いくつもある講座の中で教育訓練給付金の対象講座は2つだけであり、その他は対象外だから
- 対象講座2つのうち、合格する人が選ぶべき講座は1つしかないから(もう片方は選んではいけない)
教育訓練給付制度を使う場合は、上記2点に気を付けないと失敗してしまうかもしれません。
以下で詳しくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
この記事では、「教育訓練給付制度とは何か?」「具体的な手続き方法は?」といったことは扱いません。
そういうことは、公式サイトを参照するのが最も正確ですので、そちらに目を通していただければと思います。
また、今回の記事は2020年8月現在の情報をもとにしています。
今後、制度詳細や対象講座が変更になる可能性もありますので、公式サイトの最新情報も確認するのがオススメです。
教育訓練給付制度 注意喚起の要点
最初に、注意喚起の要点だけをお伝えします。
- 教育訓練給付金の対象講座は「バリューセット1」「バリューセット2」のみ
- 過去の受講生の多くが「バリューセット2」で合格しているので、合格したいなら「バリューセット2」を選ぶべき
以上のことから、教育訓練給付制度を使うなら、バリューセット2を選んでおけば間違いがないです。
そう言われても要点だけでは納得できないと思いますので、以下でさらに詳しくお伝えします。
フォーサイト宅建士講座が提供している講座の種類とは
そもそもフォーサイト宅建士講座はいくつもの講座を提供しています。
その中には、教育訓練給付金の対象になるものと、そうでないものがあります。
単科講座の「基礎講座」
まず、フォーサイト宅建士講座は「基礎講座」を提供しています。
こちらは、宅建試験の合格に必要な基礎知識を身に付けるための講座です。
講座に含まれている教材は色々あるのですが、メインは「テキスト」と「eラーニング」です。
そして、重要なことですが、「基礎講座」は教育訓練給付金の対象講座ではありません。
単科講座の「過去問講座」
次に、フォーサイト宅建士講座は「過去問講座」を提供しています。
こちらは、過去の本試験問題13年分くらいを実際に解く(問題演習をする)ための講座です。
こちらも教材は色々ありますが、メインは「過去問題集」と「eラーニング」です。
そして、何と「過去問講座」も教育訓練給付金の対象講座ではありません。
単科講座の「直前対策講座」
次に、フォーサイト宅建士講座は「直前対策講座」も提供しています。
こちらは3つのプランに分かれていますが、いずれも試験直前期におさえておきたいポイントを習得するための講座になっています。
そして、悲しいことに3つの「直前対策講座」はどれも教育訓練給付金の対象講座ではありません。
単科講座の「科目別答練講座」
さらに、フォーサイト宅建士講座は「科目別答練講座」も提供しています。
あなたも予想した通り、この講座も教育訓練給付金の対象講座ではありません。
* * *
ここまで、教育訓練給付金の対象でない講座ばかりでした。
「じゃあ対象の講座はどれなんだ!」と叫びたくなりますよね(^^;)
次に来るものは対象講座ですので、ご安心を。
バリューセット
フォーサイト宅建士講座が提供している講座の中で教育訓練給付制度の対象になっているのは、「バリューセット1」および「バリューセット2」です。
バリューセット1は「基礎講座」と「過去問講座」のセット販売となっています。
バリューセット2は「基礎講座」と「過去問講座」と「直前対策講座」のセット販売となっています。
つまり、教育訓練給付制度の適用を受けるためには、セットタイプの講座を買う必要があるんです。
「えぇ~そうなの?セットを買うとは思っていなかったよ…」という人もいるかもしれませんね。
その気持ちも分かります。
でも、フォーサイトの受講生の大多数は、バリューセット1かバリューセット2を使用しているんですよ。
上の画像は、フォーサイトが2019年度の受講生にアンケート回答を求めたときの結果です。
基礎講座の利用者は0.4%、過去問講座の利用者も0.4%で、直前対策講座の利用者はゼロ。
一方で、バリューセット1の利用が10.9%、バリューセット2の利用が88.3%、合わせて約99%がバリューセットを利用しています。
フォーサイト宅建士講座を利用する場合は、セットタイプの講座を使うのがとても普通のことなんです。
バリューセット1と2どちらが良いの?
ところで、先のアンケート結果の画像を見て、鋭い人はこう思ったかもしれません。
「バリューセット2の利用者のほうが、バリューセット1よりもずっと多いんだなぁ…」と。
その通りです。2019年度は、バリューセット2を選んだ人は、バリューセット1を選んだ人の8~9倍くらいでした。
でも、上記のアンケートは「フォーサイト宅建士講座の受講生」に対するものですので、実際には「残念ながら不合格になってしまった人」も数に入っています。
では、「合格者だけ」だとどうでしょうか? 公表されている数字を見てみます。
こちらの画像の通りで、合格者だけに絞っても、やはりバリューセット2を使用している人が大多数(88.7%)なんです。
そして、この傾向は毎年同じです。
以上のことから、もしあなたが宅建試験を受験して合格したいなら「バリューセット2」を選んで学習を進めるべきだと言えます。
バリューセット3は給付制度対象外
補足としてもう1点お伝えします。フォーサイト宅建士講座の「バリューセット3」は教育訓練給付金制度の対象外です。
「バリューセット3」は2021年度版のフォーサイト宅建士講座で初登場しました。
「バリューセット2」をさらに拡張した内容で、より合格力を高められる講座となっています。
しかしながら、2020年8月現在、教育訓練給付金制度の対象講座には指定されていません。
できたばかりの講座なので、今後の合格実績次第で対象講座に変わる可能性もあります。
とはいえ、現時点で確たることは何も言えない、というところです。
以上のことから、教育訓練給付制度の利用を考えている方は、誤って「バリューセット3」を購入しないように気を付けてください。
おわりに:宅建合格で再就職をつかもう
今回は「注意喚起 フォーサイト宅建士講座で教育訓練給付制度を使う方へ」というテーマでお伝えしてきました。
教育訓練給付制度を検討しているあなたは、色々な事情で最近失業してしまい、再就職に向けて少しずつアクションを起こしている方だと思います。
そんなあなたが失敗してしまわないよう、特に注意してほしいことをこの記事に記しました。
注意喚起の要点は、以下の2つです。
- 教育訓練給付金の対象講座は「バリューセット1」「バリューセット2」のみ
- 過去の受講生の多くが「バリューセット2」で合格しているので、合格したいなら「バリューセット2」を選ぶべき
ところで…実は、私も宅建試験を受験したときはちょうど失業中だったんですよ。
当時、私は失意の底にいました。
でも宅建試験に合格してからは、トントン拍子に不動産管理会社への就職が決まり、再び希望の持てる人生を送れるようになりました。
宅建士という資格は、それくらいのパワーを秘めている素晴らしい資格です。
あなたにもぜひ宅建試験に合格して、今の状況を挽回してほしいと思っています。
あなたの宅建受験を心から応援しています!
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