宅建試験一発合格済のKiryuです(*^o^*)
今回はフォーサイト宅建士講座の受講生が利用できる全額返金保証制度について解説します。
全額返金保証制度は、宅建試験に合格できなかった場合に、受講した講座の料金の返金を受けられるという、受講生からすると非常にありがたい制度です。
でも、制度を利用するには複数の適用条件を満たす必要がありますので、制度をよく理解し、念入りに準備しなければなりません。
そこで、この記事ではフォーサイト宅建士講座の受講生が全額返金保証制度を利用する際の手続きや注意点を、分かりやすくまとめていきます。
参考にしてみてください。
本記事の記載内容は、フォーサイト宅建士講座(2020年度試験対策・2021年度試験対策)に関する「概要」であり、かつ「執筆時点の情報」です。
制度の詳細まで細かく記しているわけではない点、および制度そのものが変更される可能性がある点に留意いただき、最新情報をフォーサイト公式サイトで必ず確認してくださいね。
全額返金保証制度の概要
フォーサイト宅建士講座の全額返金保証制度は、ざっくりいうと次のような制度です。
下記3つの要件を全て満たすと、フォーサイト宅建士講座の受講料を全額返金してもらうことができる。
- 対象講座を受講した
- 適用条件(学力テスト等)を全て満たした
- 宅建試験を受験し不合格の結果となった
これらの要件を順番に見ていきましょう。
全額返金保証制度の「対象講座」とは?
全額返金保証制度の対象講座は、購入する講座が「2020年度試験対策」か、それとも「2021年度試験対策」かで異なります。
順番に見ていきましょう。
2020年度試験対策の場合
フォーサイト宅建士講座(2020年度試験対策)で提供されている講座のうち、全額返金対象講座は「バリューセット2」のみです。
講座の種類 | 全額返金保証制度 |
---|---|
基礎講座 | × |
過去問講座 | × |
直前対策講座 | × |
バリューセット1 (基礎講座+過去問講座) | × |
バリューセット2 (基礎講座+過去問講座+直前対策講座) | ○ |
バリューセット2以外の講座を受講しても、返金を受けることはできませんので注意してください。
そもそも、宅建試験に合格したいのであればバリューセット2を選ぶべきであり、他の選択肢は無いのと同じです。
なぜそう言えるのか。理由は2つあります。
理由の1つめは、「バリューセット2」はフォーサイト宅建士講座の中では最も充実したコースとなっており、とても高い学習効果が期待できることです。
バリューセット2のレビュー記事をぜひ参考にしてください。

理由の2つめは、フォーサイト宅建士講座を受講して合格した人のほとんどが、バリューセット2を使っていることです。
この事実については、フォーサイト宅建士講座のおすすめプランを解説した記事で触れました。

以上のことから、合格したい人はバリューセット2を利用するのがほぼ必須だと言えます。
2021年度試験対策の場合
フォーサイト宅建士講座(2021年度試験対策)で提供されている講座のうち、全額返金対象講座は「バリューセット3」のみです。
講座の種類 | 全額返金保証制度 |
---|---|
基礎講座 | × |
過去問講座 | × |
直前対策講座 | × |
バリューセット1 (基礎講座+過去問講座) | × |
バリューセット2 (基礎講座+過去問講座+直前対策講座) | × |
バリューセット3 (基礎講座+過去問講座+直前対策講座 +科目別答練講座+過去問演習システム) | ○ |
バリューセット3以外の講座を受講しても、返金を受けることはできませんので注意してください。
バリューセット3のレビュー記事を書きました。

こちらもぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
全額返金保証制度の「適用条件」とは?
フォーサイト宅建士講座の全額返金の適用条件は、割と細かいです。
あえてざっくり言うと次の3つになります。
- テストで一定水準以上の成績をとることが必要
- 本試験前の提出物を全て出す
- 本試験後の提出物を全て出す
以下で詳しく見ていきましょう。
一定水準以上の成績
フォーサイトの全額返金保証制度は、「一生懸命勉強したけど、残念ながら不合格になってしまった人」を救う制度設計になっています。
「一生懸命勉強した」ことを示すために、次の2種類のテストで一定以上の成績をおさめる必要があります。
- 確認テスト
- 学力テスト
満たすべき水準は次の通りです。
- 確認テスト
- 全ての回で100点を取得
- 学力テスト(2020年度試験対策の場合)
- 全2回。2回とも25点満点中20点以上取得
- 学力テスト(2021年度試験対策の場合)
- 全2回。2回の平均で22点以上取得
2種類のテストのうち、「確認テスト」はeラーニングで実施される一問一答形式の練習問題です。
実は「確認テスト」は何度でも解くことができます。なので、全ての回で100点を取ることはそんなに難しいことではありません。
問題は「学力テスト」ですね。
こちらもeラーニング上で実施されますが、本試験1~2ヶ月前の限られた期間で実施されます。
制限時間は40分。本試験に似せた試験形式(模試形式)で、1回目と2回目で出題される問題は異なります。
そして、どちらの回も1回しか受験できないという厳しい制限があります。
全額返金保証制度を利用したい人は、2回の「学力テスト」でそれぞれ25点満点中20点以上取れるよう、しっかりと勉強に取り組んでおきましょう。
本試験前の提出物
全額返金保証制度を利用するには、宅建試験本番の5日前までに次の書類をフォーサイトに提出する必要があります。
- 受験票のコピー
- 本人確認書類のコピー
- 返金申請書
本人確認書類としては、運転免許証・マイナンバーカードが有効です。その他の書類を利用したい場合は問い合わせをしてみると良いでしょう。
なお、「返金申請書」はeラーニング上でダウンロードできます。
本試験後の提出物
全額返金保証制度を利用するには、宅建試験の合格発表から14日以内の消印で、次のものを提出する必要があります。
- 「返金希望」と記入したメモ用紙
- 返金先口座情報(本人名義)
- 教材一式
「教材一式を提出する」というのがポイントです。
つまり、使った教材を返さないといけないんですね。
教材は、書き込みがあったり折れがあったりしても構いませんが、とにかく一式揃っている必要があります。
全額返金保証制度を利用したい人は、教材を人にあげたり、無くしたりしないよう気を付けてください。
「えっ!? 不合格だったら来年も使おうと思っていたのに、返さないといけないの?」
そうなんです。返金を受けるためには、教材返却は必須です。
次の年も受験する場合は、返金されたお金を使って、新たに翌年度の最新版を購入するのが良いでしょう。
そのほうが最新の法令に基づいた勉強ができますので、合格する可能性も上がりますよ(*^o^*)
全額返金のタイムスケジュール
あまり考えたくないことですが、万が一不合格だった場合に、どのようなタイムスケジュールで返金に至るのかを把握しておきましょう。
合格発表当日、不合格だと確定したら、「試験後に提出が必要なもの」を用意して発送します(先に述べたように、宅建試験の合格発表から14日以内の消印有効)。
全ての条件を満たしていれば、「試験後の提出物」の到着から1週間前後で、指定した講座に返金が行われる予定です。
全額返金保証制度があることで、万が一合格できなかったとしても「損はしない」わけなので、ホントにありがたいですよね。
不合格だったときは、気持ちを切り替えて手続きを進め、返金を待ちましょう。
細かい注意点(Q&A)
以下、全額返金保証制度を利用する場合の注意点をリストアップしておきます。
購入時に別途手続きが要るの?
講座購入時に、全額返金保証制度を利用するための手続きや申込みは要りません。
制度の対象講座を購入するだけでOKです。
フォーサイト宅建士講座の返金保証対象講座は、繰り返しになりますが「バリューセット2(2020年度試験対策)」「バリューセット3(2021年度試験対策)」となっています。
返送する教材の状態は問われる?
教材に書き込みや折れがある場合でも、返金保証は受けられます。
なので、思いっきりメモを書いたり、線を引いたりして大丈夫です。
ただし、教材一式を「もれなく」返送する必要はあります。
勤務先や図書館等、外出先で勉強する人は、自宅外のどこかに教材を置き忘れることがないよう、特に気を付けてくださいね。
教材の返送先は?
教材は、東京都にあるフォーサイトのオフィスに送ります。
詳細な住所は変わる可能性もあるので、公式サイトで確認しましょう。
⇒ 【フォーサイト公式】「全額返金保証制度」の詳細を確認する
eラーニングって何?
eラーニングは、簡単に言うと「フォーサイトの受講生専用のアプリ」のことです。
※ほぼ同じ機能を持ったウェブサイト版もあります。
2020年度試験対策講座では、フォーサイト宅建士講座のeラーニングは「道場破り」という名称です。
2021年度試験対策講座では、フォーサイト宅建士講座のeラーニングは新しいシステムである「ManaBun」に変わります。
「確認テスト」「学力テスト」いずれも、eラーニング上での提供となる予定です。
なお、eラーニングが具体的にどんなものかは、受講が始まればすぐに分かります。
なので心配は無用なのですが、先に知っておきたい人は次の記事を読んでみて下さい。


対象外の人はどんな人?
対象講座の「バリューセット2(2020年度試験対策講座)」「バリューセット3(2021年度試験対策講座)」を購入した人でも、次のような人は返金保証の対象外となります。
- 宅建試験を受験しなかった人(試験中止の場合を含む)
- 法人契約
の人
- 既にフォーサイト宅建士講座で返金保証制度を利用し、返金を受けたことがある人(例えば2020年に返金を受けた人が、2021年度も返金を受けることはできない)
特に1は要注意です。
受験そのものをサボると、それだけで返金資格を失ってしまいます。
「試験に合格する見込みがない」というような理由だけで受験を諦めないでくださいね。
安心してフォーサイトの受講を開始しよう
今回はフォーサイト宅建士講座で2020年度版から始まった「全額返金保証制度」についてご紹介しました。
もう1回ざっくりと概要を確認すると、次の通りです。
下記3つの要件を全て満たすと、フォーサイト宅建士講座の受講料を全額返金してもらうことができる。
- 対象講座を受講した
- 適用条件(学力テスト等)を全て満たした
- 宅建試験を受験し不合格の結果となった
全額返金保証制度は、「しっかり勉強しておけば、万が一不合格になっても受講料がムダにならない」という仕組みです。
受講料が返還されるので、来年度も受験をする人は、来年度の教材購入費に充てることもできます。
「フォーサイトを使ってみたいけど、受講料がどうしても気になっちゃう…」
そう考えている人は、全額返金保証制度の活用を前提に、ぜひ一歩を踏み出してください。
(家計を奥様が管理している人の場合、奥様を説得する材料にも使えますね!)
ちなみに、私がフォーサイトの教材を購入した年度は、この制度はありませんでした。
利用できるあなたは、実は「超ラッキー!」なのです。
万が一のときも安心の「フォーサイト宅建士講座」で学習を開始しましょう。
⇒ 【フォーサイト公式】「全額返金保証制度」の詳細を確認する
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