ユーキャン宅建士講座『完成テキスト』のメリット・デメリット

ユーキャン宅建士講座『完成テキスト』のメリット・デメリット

宅建試験に独学で一発合格した宅建士Kiryuです。

今回はユーキャン宅建士講座の『完成テキスト』をレビューします。

『完成テキスト』の実物の写真・画像を交えつつ、実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを率直にお伝えしていきます。

ぜひ参考にしてみてください。

ユーキャン宅建士講座『完成テキスト』とは

ユーキャン宅建士講座 完成テキスト

ユーキャン宅建士講座の『完成テキスト』は、ユーキャンの合格戦略を習得するための特別な教材です。

合格戦略って、なんのこと?と思われたかもしれません。

簡単に言うと、「合格点をとるための具体的なテクニック・ノウハウ」のことです。

もう少し詳しく言うと、ユーキャン宅建士講座は30年以上の歴史があるのですが、その歴史の中で蓄積された「正解するコツ」を集約したものが「合格戦略」です。

以下で、『完成テキスト』の位置づけと内容について見ていきます。

『完成テキスト』の位置づけ

『完成テキスト』は、ユーキャン宅建士講座のカリキュラムの終盤で使います。

そもそもユーキャン宅建士講座はどういうカリキュラムなのかというと、ざっと次の3段構成です。

1.『基礎テキスト』
はじめに「宅建試験の問題を解くための基本的な知識」を習得する
2.『実戦テキスト』
次に過去問を使って「試験問題を解くトレーニング」をする
3.『完成テキスト』
仕上げとして「得点力をアップさせるための技術」を学ぶ

このカリキュラムを一戸建ての建築に例えてみると、『基礎テキスト』はまさに住宅の基礎、土台の部分にあたります。

基礎ができあがったら、その上に柱を立てて、梁(はり)をかけて、屋根・床・壁を作って…という具合に家を組み立てていくわけですが、そうやって建物としての最低限の構造が出来上がるまでを『実戦テキスト』が担当します。

さて、最低限の構造が出来上がった建物は、一応雨や風をしのげる場所にはなりますよね。

でも、内部はクロスも貼っていなければ流し台も無いので、まともな暮らしはできそうにありません。

家として「合格点」はあげられないわけです。

そこで、きちんとした内装を取り入れて、立派な住まいに変えていこう、ということになります。

この「内装」部分を担当するのが『完成テキスト』の役割です。

『完成テキスト』の構成

『完成テキスト』はLESSON-1からLESSON-3までの3つのレッスンで構成されています。

目次だけ引用すると、次の通りです。

ユーキャン宅建士講座 完成テキスト 目次

  • LESSON-1 解法ナビゲーション
  • LESSON-2 解法マニュアル
  • LESSON-3 解法エクササイズ

上記のうち、LESSON-1は導入部分なのでそんなに深い内容ではありません。

メインはLESSON-2の「解法マニュアル」です。

ユーキャン宅建士講座 完成テキスト 解法マニュアル

「解法マニュアル」では、各科目の出題をいくつかのパターンに分類して、パターンごとの解き方を具体的に提示しています。

たとえば権利関係科目だと、「事例型問題」「消去法」「非事例型+長文問題」…という具合に分けて、それぞれに対する具体例と解法を記しています。

ユーキャン宅建士講座 完成テキスト 解法マニュアル 事例型問題

パターン別の解法を一通り学んだら、「LESSON-3 解法エクササイズ」に進み、で用意されている50問の問題を実際に解いていきます。

ユーキャン宅建士講座 完成テキスト 解法エクササイズ

LESSON-2のインプットとLESSON-3のアウトプットを通じて、ユーキャン宅建士講座の合格戦略を身に付けていくという構成です。

INFO

要所要所で動画による解説も用意されています。

ユーキャン宅建士講座 完成テキスト 動画解説

動画の解説を視聴すると、さらに理解が深まりますよ。

ユーキャン宅建士講座『完成テキスト』のメリット

ユーキャン宅建士講座の『完成テキスト』には、次の3つのメリットがあります。

  • パターン別の対応力がつき、得点力が上がる
  • テクニック面で中級者に追いつける
  • 模試1つ分の問題演習ができる

以下で詳しくみていきましょう。

パターン別の対応力がつき、得点力が上がる

『完成テキスト』のメリットの1つめは、パターン別の対応力がつき、得点力が上がることです。

* * *

比較のために、独学で宅建試験の対策をした人のことを考えてみましょう。

独学した場合でも、過去問演習をしっかりやっていれば、宅建試験の問題がある程度パターン化していることには何となく気づくものです。

しかしながら、独学なので「パターンごとの解き方」を誰かに教えてもらえるわけではありません。

自分なりのやり方を見つけていくことはできるものの、時間もかかりますし、正しいやり方を見つけられるとも限りません。

* * *

これに対し、ユーキャン宅建士講座を受講する人は、「パターンごとの解き方」を『完成テキスト』から学べます。

時間をかけずに、最適な作業手順を知ることができるのです。

宅建試験の本番では50問の問題を制限時間内に解く必要がありますが、「このパターンならこうやって解く」ということが把握できていれば、効率よく正解にたどり着けるでしょう。

つまり、『完成テキスト』の解法マニュアルに習熟することで、得点力の大幅アップが見込めるということになります。

テクニック面で中級者に追いつける

『完成テキスト』のメリットの2つめは、テクニック面で中級者に追いつけることです。

宅建試験はたくさんの人が受験します。

その中には宅建試験の受験が2度目・3度目の人や、既に他の国家試験で合格した経験のある人もいます。

こういった人々は、宅建試験が初の国家試験の受験だという人に比べて、有利です。

なぜそう言えるのか。

国家試験の多くは四肢択一式や五肢択一式など、宅建試験と似た形式で出題されます。

そういった多肢選択式の試験を受けたことがある人は、多肢選択式問題に共通の「こうすれば正解が見つかりやすい」「こうすればミスを減らしやすい」といった経験則を持っているわけです。

受験経験者とは対照的に、宅建試験が初の国家試験の受験になる人は上記のような経験則を持っていませんので、そのぶん試験本番においては不利だと考えられます。

* * *

しかし、『完成テキスト』を使えばこの問題がある程度解消します。

というのも、『完成テキスト』のLESSON-2で、この「経験則」にあたる部分を解説してくれているからです。

ユーキャン宅建士講座 完成テキスト 4肢択一式問題の一般的な解き方等

「4肢択一式問題の一般的な解き方等」と題して、どの科目でも(あるいはどの多肢選択式試験でも)共通して使えるテクニックを紹介しているんです。

「4肢択一式問題の一般的な解き方等」に書かれている内容を吸収することで、テクニック面での不利さは、大部分を帳消しにすることができるでしょう。

模試1つ分の問題演習ができる

『完成テキスト』のメリットの3つめは、模試1つ分の問題演習ができることです。

『完成テキスト』のLESSON-3「解法エクササイズ」では、それまでに学んだ解法を使って50個の問題を解いていきます。

この50問はただの50問ではなく、宅建試験によく似せた「模擬試験」です。

ユーキャン宅建士講座 完成テキスト 解法エクササイズ 模擬試験形式になっている

マークシートもついていますし、解いた後は解答・解説をチェックして自己採点したり、復習したりもできます。

『完成テキスト』には模試が1つ付属していると言っても良いでしょう。

ユーキャンが関係している宅建の模試といえば「The Open MOGI(ジ・オープンモギ)」という公開模試が有名ですが、こちらを受験するには5,000円前後の料金が必要です。

『完成テキスト』を模試代わりに使えば、追加の料金は不要ですし、受験手続の手間も要りませんし、そのうえ解法マニュアルに対する理解も深まります。

このように、『完成テキスト』には一石二鳥、三鳥の効果があるのです。

ユーキャン宅建士講座『完成テキスト』のデメリット

『完成テキスト』のデメリットは、テクニックだけ学んで満足してしまう危険性があることです。

先にも見たように『完成テキスト』を読んでいくと、宅建試験の得点力をアップするための技術を学べます。

そして、この冊子の学習が終わるとつい「これでもう大丈夫」と安心してしまいそうになります。

しかしながら、宅建試験は合格率15%前後の国家試験であり、「小手先の点取り術」だけで合格点が取れるような試験ではありません。

『完成テキスト』を一通り終えた後も、過去問演習等の学習を続けることが必要不可欠です。

事実、『完成テキスト』の冒頭部分では、『完成テキスト』を終えた後に『実戦テキスト』を「徹底的に繰り返す」ことを推奨しています。

ユーキャン宅建士講座 完成テキストが終わったらどうする

先ほどの一戸建ての建築のたとえに戻って考えてみましょう。

もし基礎部分や柱・床・壁がガタガタの状態なら、どんなに内装が美しく洗練されていても、家として成立しませんよね。

『完成テキスト』で学習するにあたっては、テクニック論で満足してはダメだということを肝に銘じる必要があると思います。

この記事のまとめ

今回はユーキャン宅建士講座の『完成テキスト』をレビューしました。

『完成テキスト』はユーキャンの合格戦略を習得するための教材であり、そのメリットは次の3点です。

  • パターン別の対応力がつき、得点力が上がる
  • テクニック面で中級者に追いつける
  • 模試1つ分の問題演習ができる

『完成テキストのデメリットとしては次の点を指摘しました。

  • テクニックだけ学んで満足してしまう危険性がある

以上、参考になれば嬉しいです。

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